議院運営委員会 閉会後第1号
- 発言数
- 29 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2023/01/20
会議録
○委員長(石井準一君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、事務総長から御挨拶がございます。
○事務総長(小林史武君) お許しをいただきまして一言御挨拶を申し上げます。 昨年十二月十日の本会議におきまして事務総長に御選任をいただきました小林でございます。大任を仰せ付かりまして、身の引き締まる思いでございます。もとより浅学非才、微力ではございますが、全力を尽くしまして誠心誠意職責を果たしてまいりたいと存じます。 議長、副議長、議院運営委員長始め議院運営委員会の諸先生方におかれましては、引き続きなお一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手) ─────────────
○委員長(石井準一君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。 委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。 割当て会派推薦のとおり、仁比聡平君を理事に選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石井準一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(石井準一君) 次に、参議院、国立国会図書館、裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会の令和五年度予定経費要求に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(小林史武君) 令和五年度予定経費要求について御説明申し上げます。 お手元の資料一枚目及び二枚目を御覧ください。 本院の要求額は四百九億一千万円余でございまして、前年度と比べ一億一千万円余の減額となっております。その理由は主に第二十六回参議院議員通常選挙の実施に伴う経費が減額となることによるものでございます。 要求事項のうち、国会の権能行使に必要な経費は、議員歳費、議員秘書手当等の議員・秘書関係経費のほか、議員会館の維持管理運営費等でございまして、要求額は二百四十四億三千九百万円余でございます。 参議院の運営に必要な経費は、職員人件費、事務費等でございまして、要求額は百五十三億四千七百万円余でございます。 参議院施設整備に必要な経費の要求額は十一億一千八百万円余でございます。 国会予備金に必要な経費の要求額は五百万円でございます。 次に、お手元の資料三枚目及び四枚目を御覧ください。 国立国会図書館の要求額は百九十八億七千四百万円余でございまして、前年度と比べ五十七億七千万円余の減額となっております。その理由は主に前年度補正予算(第2号)に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備に関する経費の増額相当分が減少したことによるものでございます。 要求事項のうち、国立国会図書館の運営に必要な経費は、人件費等でございまして、要求額は九十九億一千二百万円余でございます。 国立国会図書館業務に必要な経費は、国会サービス経費、情報システム経費等でございまして、要求額は七十六億二千九百万円余でございます。 科学技術関係資料の収集整備に必要な経費の要求額は十億九千万円余でございます。 国立国会図書館施設整備に必要な経費の要求額は十二億四千二百万円余でございます。 次に、お手元の資料五枚目及び六枚目を御覧ください。 裁判官弾劾裁判所の要求額は一億一千八百万円余、裁判官訴追委員会の要求額は一億三千五百万円余でございまして、これらは裁判官の弾劾裁判及び罷免の訴追に必要な経費であり、その主なものは人件費及び事務費でございます。 以上でございます。どうぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(石井準一君) 本件につきましては、本日の庶務関係小委員会、図書館運営小委員会及び理事会において審議をしてまいりました。 本件につき質疑のある方は御発言を願います。
○清水貴之君 日本維新の会の清水貴之です。よろしくお願いをいたします。 この議運でこの参議院の予定経費に関して質疑をさせていただくのは初めてになります。前々から気になっていたり、改善できるんじゃないかなと思っている点を幾つか質問させていただきたいと思います。 まず、公用車ですね、院車とも言ったりしますが、その公用車の民間委託についてなんですが、この車は、コスト削減のため、二〇〇六年六月の議運の理事会の合意によって、二〇〇七年度から運転手の新規採用を一旦停止しました。で、民間業者に委託をしたと、一部委託をしたということなんですが、二〇一一年度からは再び委員長等の専属車の運転手を確保するために退職者補充のためのその新規採用を再開したというふうに聞いています。 まず最初にお聞きしたいのが、現在、この参議院の職員として運転をしている方と外部委託でその運転を担っている方、何名ずつぐらいいるんでしょうか。
○事務総長(小林史武君) 現在、参議院の職員の運転手でございますが、八十二名でございまして、民間の委託の運転手につきましては十二名でございます。
○清水貴之君 前もってこの経費についてお聞きをしております。 そうしますと、基本の給与と超過勤務手当などもあります。これ大体、割りますと、参議院の職員八十二名とおっしゃいましたが、一人当たり大体年間八百二十万円ぐらいの年収になっています。民間委託の方ですと六百十六万円。大体二百万円ぐらいこの給与に差があるわけですね。 そうしますと、なぜ、コスト削減のために始めた民間委託の運転手さんの増員、これをやめてしまったのかと、逆に新規でこの参議院の職員として採用することになったのかと、この理由を教えてもらえますか。
○事務総長(小林史武君) 先ほど先生御説明いただきましたとおり、一旦、議院運営委員会理事会の合意をいただきまして、外部委託を進めるという判断をいたしました。その後、十二名まで民間の委託の人数が増加したところで再度、議院運営委員会委員長、そして理事の先生方の御了解をいただきまして、職員の方の運転手の退職者補充を再開したというところでございますが、再開いたしました理由といたしましては、まず民間の委託の運転手の方が取りあえず十二名まで来ているということと、それから様々な御指摘を頂戴いたしまして、委員長等の専属車の運転手につきましては練度が高くて信頼性の高い職員運転手を確保、育成していく必要があるということでございます。 また、あわせまして、民間の委託運転手の方につきましては、毎年度、一応予算が年度予算になっておりますので、入札等を行う関係で委員長の任期途中で請負の業者あるいは運転手が交代するような場合もございまして、秘密保持等につきましてもより徹底する必要があると考えておりまして、それらの点も併せまして様々判断したというところでございます。
○清水貴之君 今の理由は、委員長の側からそうしてくださいと、もうお願いします、途中で替わってもらったらやっぱり困りますと、もう継続してください、そういった話があったんでしょうか。それとも、参議院側の判断でそういうことをしてそういうふうに変えたんでしょうか。
○事務総長(小林史武君) むしろ様々、それを併せてということでございまして、御要望がいろんな形で頂戴しているのと、あわせて我が方の判断もございました。
○清水貴之君 練度という話が出ましたけれども、我々維新の会は、委員長もおりましてそういった車もありますが、基本的にはみんなで使おうというような、それ空いていたらどんどんほかの人にも使ってくださいということなので私も時々使わせていただくと、はっきり言って分からないですよね、どちら側の、職員の方なのか外部委託の方なのか、聞いてみて初めて、ああそうなんですかということがあったりするわけですね。だから、それはちょっと、じゃ、その練度が若しくは足りないという方を採用している民間の採用方法にももしかしたら問題があるかもしれませんし、ちょっとそれは理由としてどうかなというふうにも思います。 年間二百万円もこれ違うわけですから、この辺はちょっとまた見直す余地があるんじゃないかなと考えますが、この辺についていかがでしょうか。
○事務総長(小林史武君) 先ほど申し上げましたとおり、一度民間委託を始めて、また再度そういったことで職員採用を始めておりますので、この件につきましては、経緯等も踏まえまして、民間委託につきまして御協議を、再度議運の理事会等での御協議を頂戴すればということを考えておりますが。よろしくお願いいたします。
○清水貴之君 続いて、EVの普及、これも去年のこの同じタイミングの議運の理事会で東理事の方から、我々の会派の東理事から質問がありました。 EVの普及に向けて是非進めるべきじゃないかと、脱炭素に向けてまた参議院もそういった姿勢を見せるべきじゃないかということなんですが、様々な課題もあってこれからいろいろと検討していくと、そんなような答弁だったというふうに認識をしておりますが、その後どのように検討され、どう進めていく予定でしょうか。
○事務総長(小林史武君) EVの自動車の導入につきましては、先ほどお話のございましたとおり、二百三回国会の議院運営委員会理事会で東先生から御指摘をいただきまして、問題提起をいただきまして、その後、同理事会で御協議が続いているというところでございます。 その後、事務局といたしましても、車種でございますとか価格、院内の充電器設備の費用とか、あるいは市中を含めた充電設備の整備状況、実質的な走行距離等を含めて調査検討を続けているところでございます。 以上でございます。
○清水貴之君 是非前向きに、今それほど時間を掛ける必要もないかとも思いますので、今どんどん世の中がすごいスピードでこれ進んでいますので対応していただきたいと思います。 最後にもう一点だけ。参議院の中に入っています国会内の様々な店舗がありますね、お店ですね、飲食店もあれば物販店もあればということなんですが、これがもっと、私、もっと活性化できないものかなと、常々こう思っているところがありまして、これ幾つか質問を用意して、まあまとめてちょっとお聞きしたいなというふうに思います。 選定の基準であるとか、あとは、この議事堂出たところにあるあのおそば屋さん、一茶につながる細い通路のところに時々週替わりで店舗が出てたりしてまして、正直、まあそれほど何か活性化している感じが余りしないわけですね。大体同じような店舗さんが毎回入っていらっしゃって、これ調べると、家賃も非常に、大体五日間の使用料というのが大体一番安いちっちゃい部屋で二千三百円、一日五百円です。一番広い部屋でも、これ五日間で五千円、一日千円です。 となりますと、もっと、例えば、時々お弁当屋さんが出たりするんですけど、昼前ぐらいには完売してたり、非常に人気があったりするんですね。こういったところを、今、町中、オフィス街などでもキッチンカーとかすごく出回っていますので、もっと出たいという人もいるかもしれませんし、利用する側にとってもメリットがあることがあるかもしれません。 まあ、これはいろいろルールがあって、公募して選定して、家賃もいろんな基準があって決められているということですから、勝手になかなか触るのは難しいのかもしれませんが、何かこう、もっと前向きにと。 もう一点。これ、院の派遣でカナダに行かせていただいて、オタワの国会議事堂にお邪魔をしました。そうしたら、議事堂のそのショップというのがすごく充実をしていたんですね。我々も、皆さんもそうだと思いますが、支援者の方来ていただいてお土産物というと、なかなかあのセブンイレブンの一角に、あの場所だけで、非常にこう、何かもうさみしいといいますか、そのオタワの議事堂の中はあのセブンイレブン全体ぐらいのショップの大きさがありまして、いろんな、Tシャツからポロシャツからトレーナーからカナダ名物のメープルシロップから、いろんなグッズが並んでいて、ああ、これが国会のお土産物屋さんかという非常に華やかな部分がありました。 何かこういうふうにもっと見直せる部分があるんじゃないかと思っておりますが、ちょっとまとめて聞かせていただきますが、よろしくお願いします。
○事務総長(小林史武君) 最初に、建物使用料につきましては、こちら財務省通達に基づきまして不動産鑑定士による鑑定評価額を基に決定をしておりますので、御理解をいただければと思います。 また、店舗の選定作業につきましては、今先生から御指摘をいただきましたとおり、基本的には公募によっておりまして、それで様々な条件を勘案いたしまして選定し、そして議院運営委員会の、選定の結果を議院運営委員会の庶務小委員会に御報告をし、庶務小の御了解を得て営業という形になっております。 ただ、様々御指摘をいただきましたとおり、その上で、事務局といたしましては、先生の御指摘も踏まえまして、院内業者の充実に向け、引き続き取り組んでまいりたいと思います。 以上でございます。
○清水貴之君 是非前向きによろしくお願いします。 以上です。
○委員長(石井準一君) よろしいですか。
○清水貴之君 はい。以上で終わります。ありがとうございました。
○委員長(石井準一君) 他に御発言もないようですから、本件に対する質疑を終了いたします。 次に、本件につき御意見のある方は御発言を願います。
○清水貴之君 再び失礼いたします。日本維新の会の清水貴之です。 今回議題となっております令和五年度予定経費要求について、国立国会図書館については賛成、参議院、裁判所訴追委員会、裁判官弾劾裁判所については反対の立場から意見表明を行います。 反対の理由は、まず、我々が常に訴えている身を切る改革が進んでいないことです。 参議院、訴追委員会、弾劾裁判所の予算においては、議会雑費として委員長手当が含まれています。議長、副議長、仮議長、常任委員長、事務総長から成る各議院の役員及び特別委員長、調査会長、憲法審査会会長、情報審査会会長には国会会期中、土日祝日も含めて日当六千円が支給されています。訴追委員会の委員長と弾劾裁判所の裁判長も等しい待遇です。令和三年度の国会開会日数は百八十一日、委員長一人当たり年間に百八万六千円の支給をしていることになります。 通常、土日祝日において国会は開かれていない中、このような厚遇が本当にふさわしいと言えるのでしょうか。ウクライナ危機や為替の変動などで物価の上昇が著しい今、国会が率先して身を切る改革を行い、国民一人一人にお示しすることが大切ではないかと考えます。 また、先ほど質疑をしましたが、公用車の民間委託が進まないところにも問題があることを指摘させていただきます。 コストカットのために二〇〇七年度から運転手の新規採用を停止し、運転業務の一部を民間委託に移行したはずが、五年間で十二人民間移行したところで職員運転手の新規採用を再開し、現職員運転手は八十二人と聞いています。待機時間も多い公用車ですが、一台当たりの人件費が年間八百万円以上掛かります。公用車を全て否定するわけではありませんが、厳しい財政状況から考えると、運用方法の見直しによるコストカットをいま一度拡充すべきではないでしょうか。 我が党は、議員定数や議員報酬の削減に加え、国会の業務全般のペーパーレス化や立法事務費の一人会派への交付廃止、議会雑費、職務雑費の廃止などの国会改革を提言し、実行し、無駄な経費の削減につなげていきたいと思っています。 さらに、参議院議員の定数増により改正された歳費法の附則において、参議院全体として経費の節減に取り組むよう努めるとともに、更に検討が加えられ、その結果に基づき必要な措置が講ぜられるものとするとの記載があります。定数六増により年間約四億五千万円経費がかさんでいます。まずは国会が徹底した身を切る改革、行財政改革を実行すべきあることを指摘し、意見表明とさせていただきます。 以上です。
○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、令和五年度参議院予算案に反対の意見を申し上げます。 その理由は、第一に、国会役員を特別扱いする特権的な委員長手当は廃止すべきであることです。 第二に、調査研究広報滞在費について、これは従前の文書通信交通滞在費が改定されたものですが、特に一九九三年当時、まともな議論もなく導入された滞在費について在京議員に対しても支給することは、国民から見て合理的説明は付きません。また、日割り支給を適用した二〇二二年四月の改定に当たって合意がなされたはずの従前の文通費の使途の実態を把握し、使途を明確にすること、その公表のルール作り、返納の在り方などについて速やかに議論し、結論を得るべきであります。 第三に、情報監視審査会は、国会を政府の秘密保全体制に組み込むものであり、国民の知る権利を侵害し、国会の国政調査権や行政監視機能を制約するものです。関連経費の削除を求めます。 以上です。
○委員長(石井準一君) 他に御発言はございませんか。──他に発言がなければ、これより採決を行います。 まず、参議院の令和五年度予定経費要求につき、事務総長説明のとおり、これを了承することに賛成の諸君の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○委員長(石井準一君) 多数と認めます。よって、これを了承することに決定いたしました。 次に、国立国会図書館の令和五年度予定経費要求につき、事務総長説明のとおり、これを了承することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石井準一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 次に、裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会の令和五年度予定経費要求につき、事務総長説明のとおり、これを了承することに賛成の諸君の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○委員長(石井準一君) 多数と認めます。よって、これを了承することに決定いたしました。 本日はこれにて散会といたします。 午前十一時五十九分散会