P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
204回国会参議院2021/03/18

予算委員会 第13号

発言数
311
登壇者
25
会派数
7
開催日
2021/03/18

会議録

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  令和三年度総予算三案の審査の委嘱についてお諮りいたします。  本件につきましては、理事会において協議の結果、次のとおり決定をいたしました。  一、審査を委嘱する委員会及び各委員会の所管は、お手元に配付のとおりとする。  一、審査を委嘱する期間は、常任委員会につきましては三月二十二日の一日間、特別委員会については三月二十三日の一日間とする。  以上でございます。  ただいま御報告いたしましたとおりとすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  令和三年度総予算三案審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官奈良俊哉君、総務審議官吉田眞人君、総務省大臣官房付秋本芳徳君、総務省大臣官房付湯本博信君及び東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長小早川智明君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 令和三年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。  本日は、一般質疑を四十分行うこととし、各会派への割当て時間は、立憲民主・社民十九分、日本維新の会七分、国民民主党・新緑風会七分、日本共産党七分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。     ─────────────

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 令和三年度一般会計予算、令和三年度特別会計予算、令和三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  これより質疑を行います。白眞勲君。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 おはようございます。立憲民主・社民の白眞勲でございます。今日もよろしくお願い申し上げます。  まず、西村大臣、お聞きしたいと思います。  緊急事態解除について、西村大臣、諮問会議の結果をお知らせください。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) 今朝七時半から諮問委員会ありまして、先ほど、九時半過ぎだったと思いますが、二十一日までで首都圏について解除するということで御了承いただきました。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 総理は昨日、解除の方針を記者におっしゃっているんですけど、明らかにしたわけですけれども、私、不思議なのは、専門家の意見を伺った上で最終的に判断したいと総理おっしゃっているんですけど、昨日のニュースですと、もう既に解除へというタイトルで出てしまっている。これ、何のための諮問会議だったんだろうか。  つまり、専門家の御意見を聞いてから総理が判断すべきものであって、もちろんそういうふうになっているんだろうけれども、でも、最初に総理がぺらっとしゃべっちゃったら、そのまま独り歩きしませんか。その辺どうなんですか。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) まず、日々、様々な感染状況や病床の状況など、これ専門家の皆さんと私ども、意見交換を行ってきております。さらには、昨日午後だと思いますけれども、厚労省におきましてこの感染症の専門家の皆さんのいわゆるアドバイザリーボードが開かれ、そこで感染状況について様々検討、分析がなされたところであります。そうした中で、専門家の皆さんの御意見そこで出されておりますので、それを踏まえて最終的に総理がその方向で、解除という方向で諮問委員会に諮りたいという方向性を言われたわけでありまして、今日そのことについて諮問をし、様々御意見ありましたけれども異論はなく、特段の異論はなくですね、ただ、足下の感染が少し増加傾向にあることについての警戒感、そして大きなリバウンドにしないための対応をしっかり取るようにということ、御意見など、この後文書で出てくることになると思いますけれども、それを踏まえて最終的には今日の夕方の政府対策本部で決定をするということになります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 余りお答えになっていないんですけど、要は、総理が昨日お話ししちゃうと報道が独り歩きをしてしまうんではないんでしょうかということなんです、私が懸念しているのはね。  これ、もし逆に専門家会議で駄目って言われたらやめちゃうわけですか。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) 特措法上、諮問委員会の意見を聞いて政府は最終的に判断することになっておりますので、諮問委員会でもし駄目ということであれば、その意見を踏まえて最終的に政府対策本部でどうするかという決定をするわけですが、繰り返しになりますけれども、日々専門家の皆さんの御意見を伺っておりますし、さらには、昨日、感染症の、皆さん、専門家が集まって厚労省で、この足下の感染状況あるいは病床の状況、こういったことについて分析がなされ、評価がなされた、それを踏まえて諮問する案を、方向性を示したと、総理が示されたということであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 いや、日々、専門家の会議、専門家の御意見をいつも聞いていらっしゃる、そのとおりだと思いますよ。だけれども、それを聞いているんだったら諮問会議は形骸化してしまうんじゃないかというのを私は気にしているんですね。  特に、今回は花見の季節ですよ、さらには歓送迎会の季節で、そうでなくても人が外に出始める時期なわけですね。さらには変異株の問題もある。東京は連続して感染者数が増大しているわけですから、当然いろいろな意見が今おっしゃったように出たわけでしょうし、総理が方針を記者に発表したら諮問会議も形骸化するのではないかと思えなくないんで、その辺りを私は聞いているんですが。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) まず、どのタイミングで解除するかということにつきましては、常にこれは悩ましいところでありまして、緊急事態宣言は最も強い措置、強いカードでありますので、これを解除するときはやはり国民の皆さんの緊張感も途切れることも考えられるわけでありますので、どのタイミングで解除するにしても引き続きの基本的な感染防止対策は講じていただかなきゃいけませんし、特に今は足下少し増加傾向にありますので、引き続き、段階的にいろんな対応は緩和することとしておりますし、皆さん、国民の皆さんにも、あるいは事業者の皆さんにも一定の対策をお願いしなきゃならないというふうに思っております。  その上で、まさに専門家の皆さんの、日々聞き、また、昨日特に専門家の皆さんが集まっての評価をいただいておりますので、そうした中で総理として、これは様々、与野党からの御要請、国民の皆さんもできるだけ早く方向性を知りたいということもあるんだと思います、直前に方向がどうなるのか分からないということよりかは、今日の朝諮問するということの中で、昨日その諮問の方向性について総理が一定の方向を示されたということであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 私の質問には何か、正面から何か答えていないような気がするんですね。  今朝の新聞記事で、政府関係者の話として、新たにやれることはもうない、宣言の限界が見えたという話なんですよ。要は、もうやることないから明けようじゃないかという話ですよ、これじゃ。  これ、政府でそんなこと言っているんですか。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) 私は一言もそんなこと申し上げていませんし、また、政府内でそんな議論をしたことは、私は少なくとも承知をしておりません。  例えば、モニタリング検査を今週からもう首都圏でも始めることとしておりますし、変異株への監視の強化、これも厚労省で進めておりますし、病床の確保も更に進めているところでありますので、さらにはまん延防止等重点措置も国会で法改正を認めていただきましたので、様々な措置、我々やれることはまだあるわけでありますので、特にこれから、今日も御指摘ありましたけれども、足下微増の傾向があると、これは昨日のアドバイザリーボードでの評価でもありますし、今朝の評価でもあります。これを大きなリバウンドとしないために、医療や保健所に支障、体制に支障がないように、負荷が大きくなり過ぎないようにしっかりとした対策を講じるようにということで、今日も私も議論に加わって議論させていただきました。しっかりとそうした対策を取るという中で、ある意味警戒感を持っての解除ということであります。  対策はしっかりこれからも講じていきたいというふうに考えております。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 いや、しっかりという言葉を、今日も、今も三回おっしゃったんですけれど、具体的なものが聞こえてこないんですよ。しっかりやるのはみんな当たり前なんです。もっと具体的なものをもっと案として、やっぱり、今回、今日記者会見するならそういったことも含めて記者会見をする必要があるのではないかと私は思いますが、やはりめり張りを利かせるべきだと、この前、私、予算委員会で申し上げたとおりなんですよ。駄目駄目駄目駄目言っていっちゃったら、私本当に駄目だと思うんですね。  先日、予算委員会で私、めり張りが必要だということを私が申し上げたのを御記憶にあるかどうかは分かりませんけど、やはりこれはいいけどこれは駄目よみたいなことは、やはり言わなきゃいけないんじゃないかなと思うんですけど、大臣、いかがでしょうか。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) 御指摘のように、控えていただくこと、避けていただくことと同時に、言わば新たな日常、新しい生活様式としてこういったやり方をしてもらうのがいいという、こういった提案も専門家からもいただいておりますし、私どもも発信をしてきております。  その中には、例えば、オンラインの会議、テレワーク、あるいはデリバリー、これは事業者の皆さんも積極的に取り組んでおられますし、国民の皆さんもデリバリー、あるいは通販というんですかね、電子取引ですね、ネットでの売買、こういったことも推奨、推奨というか専門家からも御提案がされていますし、私どももそういったことをいろんな機会で申し上げているところであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 いや、今お話しされたことというのはもうみんなやられていますよ。だから、もっと新しいことをやりなさいということを私、この前予算委員会でも言ったじゃないですか。  例えば、予算余っているんだったら、テレフォンキャンペーンやんなさいと、お年寄りがもっと電話をどんどんしてください、その代わりその電話料をただにしますからとかそういうことをやって、特にお年寄りの皆さんが例えばどんどんどんどんお話をすることによってやはり気持ちを、家の中、だから、いわゆる携帯電話の料金を下げるだけじゃなくて固定電話の電話料金を下げれば、で、それが期限が、予算が、GoToと一緒ですよ、予算がなくなったらやめますからねと言うと、今まで掛けたくない人たちも、あっ、今のうちに掛けておこうという話になるんですよ。  そういったアイデアを出してくださいって私は言っているんです。どうですか、この辺は。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) まさに、私どもも、高齢者施設におけるオンライン面会あるいはオンライン帰省、これは専門家からも御指摘をいただいたことですけれども、若い人たちが田舎に帰ることによって高齢者、おじいちゃん、おばあちゃんに感染を拡大しないために、オンラインでの帰省、あるいはオンライン飲み会、こういったことも含めて御提案がなされておりますし、私どももそういったことも発信をしてきているところであります。オンライン、オンラインで、そうしたいわゆるオンラインでそういったことをやること、例えばスカイプとかフェイスタイムとかあるいはLINEで、LINEでの電話とか様々、ほとんど無料で、パッケージの中でそうした、まあ通信料とかデータ料は掛かるんだと思いますけれども、ほとんど無料でそういったソフトを使ってやることもできますので、いずれにしても、新たな日常、新しい生活様式としてそういったことも私ども発信をしているところであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 ですから、スカイプとかそういう言葉は、ハイカラな言葉は使わないで、電話代を安くするというようなことでお年寄りをメーンに考えていただきたいというのが私の考えです。  官房長官にちょっとお聞きしたいと思います。  先日の大臣規範の件についてお聞きします。ちょっといささか疑問に思ったところがあるので質問するんですけれども、官房長官、三月十五日の我が党の斎藤議員の質問で、大臣規範についてこうお答えになっています。国民の疑惑を招くような行為をしてはならない、そして、どういう行為が具体的にそれに当たるかについては、各国務大臣が具体の事案に即し、大臣規範の趣旨を踏まえて適切に判断すべきもの、これは従前から質問主意書でも明らかになっている考えです。  この質問主意書、どれですか。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) 平成二十七年の、大臣と所管法人の新聞広告掲載に関する質問主意書の答えでございますが。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 そこにはどう書いてあるんですか。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) どう書いてあるって、全文を読めという御趣旨ですか。そのどこ、ちょっとどこかと言っていただかないと私、選択できないんですけれども。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 いや、私は、この熊谷議員が聞いた質問主意書、令和元年十月三十日の質問主意書から取ったものだというふうに思ったんですが、違うんでしょうか。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) いや、私が申し上げた、私がベースとしている質問主意書は、先ほど申し上げた平成二十七年の大臣と所管法人の新聞広告掲載に関する質問主意書を踏まえて答弁させていただいております。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 そうすると、この大臣規範によると、その大臣、これ大臣規範を見ますと、何というんだろうな、どう見ても、おごってもらっても、何というんでしょう、おごってもらっても、大臣の、具体の事案に即して大臣自身が決めることができるということなんですか。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) ちょっと済みません、十分に問いを取れていないかもしれませんが、あくまでも大臣等規範では、供応接待を受けること、職務に関連して贈物や便宜供与を受けること等であって国民の疑惑を招くような行為をしてはならないと定められておるということであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 ですから、そうなんですよ。そこで、国民の疑惑を招くような行為を大臣が、ああ、これしていないですと言えばそれでいいんでしょうかということなんです、私が聞いているのは。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) これ、先ほど申し上げました大臣等規範が国務大臣等が自ら律すべき規範として定められた趣旨に照らし、個々、当の質問主意書では、の答えでは、個々の行為が国民の疑惑を招くような行為に当たるかについては、各国務大臣等が具体の事案に即し、この趣旨を踏まえ適切に判断すべきものとこの質問主意書で答弁させていただき、それを参照として記者会見あるいは国会等で答弁もさせていただいているところであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 私の質問主意書と違うので、大変恐縮なんですけど、質問はどういう質問だったんでしょうか、その。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) そこの質問は、各大臣と所管業界団体代表が並んで新聞一面広告に出演するのは国民の疑惑を招くような行為に当たるのかという質問に対し、大臣等規範が国務大臣等が自ら律すべき規範として定められた趣旨に照らし、個々の行為が国民の疑惑を招くような行為に当たるかについては、各国務大臣等が具体の事案に即し、この趣旨を踏まえ適切に判断すべきものと答弁しているところであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 そうすると、新聞広告に大臣と誰かさんが出ていたということの質問なんでしょうけれども、私が聞いているのはこの関係業者との接触等、つまり大臣規範のこの(6)のところなんですけれども、これは、供応接待を受けること、職務に関連して贈物や便宜供与を受ける等であって国民の疑惑を招くような行為をしてはならないという、これは、国民の疑惑を招く行為をしてはならないということを大臣自身が感じればこれはその規範には違反しないというふうに判断しているんですか、政府は。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) いや、ちょっと今の質問だと、大臣が感じたら、それはまさに感じているわけですから規範に違反するということになると思いますが。(発言する者あり)いや、むしろ、だから、多分御質問の趣旨は、大臣が判断するのかということでありますから、ここに書いてあります、各国務大臣が具体の事案に即し、この趣旨を踏まえ適切に判断すべきもの、で、そもそも大臣等規範が国務大臣等が自ら律すべき規範として定められた趣旨からそういう考え方を示していると、こういうことであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 つまり、これ、今の話というのは、何というのかな、この供応接待を受けることとか、接待、要するに供応接待を受けることとはまた別の話だと私は思うんですね。  昨日の森ゆうこ議員の質問で、これ上川大臣がお答えになっている内容だと、要はこの単純収賄罪について聞いているんですけど、おごってもらった、金品を受け取った、しかし、請託、何か頼まれ事をしていない、何もしていない、そういう接待等を受ければこれは収賄だというふうに森ゆうこ議員がお聞きになったところ、国務大臣の上川大臣が、今、請託のお話がございましたが、請託あるなしにかかわらず成立するという認識でございます。  つまり、接待を受けたらそれは駄目よということになるんじゃないんでしょうか。だから、この大臣規範というのは、接待を受けているからもう駄目よというふうに取るのが当たり前であって、大臣自身がどうであろうとも、この接待を受けること自体がもう大臣規範に違反するということなんじゃないんでしょうか。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) まず、法務大臣が言われた話は刑法に関する解釈をお述べになられたというふうに期待しております。その刑法上、その請託があったかないかはかかわらず、たしか賄賂をもらったらという規定になっているというふうに承知をしております。  他方、大臣等規範、先ほど申し上げましたように、供応接待を受けること、職務に関連して贈物や便宜供与を受けること等であって国民の疑惑を招くような行為をしてはならない、こういうふうに書いてあるわけでありまして、そういった意味で国民の疑惑を招くような行為については、先ほど申し上げた、大臣等規範が国務大臣が自ら律すべき規範として定められた趣旨に照らし、各大臣等が具体の事案に即し、個々に判断するという、こういう考え方に立っているわけであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 私とちょっと違うんですけれども。要は、接待を受けること自体が駄目よということなんだと私はこの規範を見て思ったんですよ。  ところが、今官房長官は、いや、国民の疑惑を招くようなことだ、招くような行為はしてはならないところに視点が置かれていて、こっちはどうでもいいんだということなんですか。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) どうでもという意味じゃなくて、この書き方がそういうふうになっておりますということを申し上げているわけであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 そうすると、大臣規範というのは刑法の上に立つものなんですか。刑法の下にあるものだと思いますけれども、どうですか。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) ちょっと法令と大臣規範とは流れが違っているというふうに思います。法令は法令で、我々、法令遵守義務が当然ございますから、その下によるのは当然であります。  そうした中で、また一方で、自ら律すべき規範として大臣等規範が別途定められているものと理解しています。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 つまり、法令遵守しているからこそ接触したり供応接待を受けることは駄目よということなんじゃないですか。そういうことを今お認めになったと一緒ですよ。  じゃ、私がですよ、仮に、私よりも、大臣がですよ、誰か、十万円でも百万円でも接待を受けておいて、それで、いや、俺はこれは国民の疑惑を招くような行為をしていないんだと言ったら、それでいいんですか。そうしたら、もうこの大臣規範に当たらないという意味だということですよ、それだったら。そんなことあり得ないと思いますけど、どうですか。

加藤勝信自由民主党・無所属の会内閣官房長官

○国務大臣(加藤勝信君) ですから、まずその刑法上どうなのかという議論、これはこれとして当然議論されるべきものだと思います。他方で、大臣等規範で律すべきものとしてどうかと。まさに具体的事案としてそれが判断すべきものでありますが、ただ、仮に今おっしゃるような形で、いや問題ないんだと判断したとすれば、その判断そのものは議論をされることには当然なるだろうというふうには思います。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 つまり、法律に、接待、単純接待ですね、つまり、おごってもらっても、刑法には違反するけれども、それは大臣が考えることですというふうになったら、これ、誰も大臣、これ接待受けてもいいという形になっちゃうんじゃないんでしょうか。私はそういうふうに思いますよ。ですから、おごってもらったら刑法に触れますよということではないんですかということですよ。それがそういうものじゃない。  坂井官房副長官にお聞きします。  先日の我が党打越議員の質問で、副長官が、御本人が総務副大臣、それも情報通信の御担当だったとき、NTTからの接待を受けたということですよね。確認です。

坂井学自由民主党・無所属の会内閣官房副長官

○内閣官房副長官(坂井学君) 副大臣のときでありました。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 法務大臣、ちょっと質問通告していませんけど、昨日の答弁の延長線でお答え願えれば有り難いと思うんですけれども。  これ、国会議員としても接待を受けても、関係業者と接待を受けたらこれはアウトということですよね、刑法上は。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) 個別案件におきまして、犯罪の成否でございますが、まさに捜査機関によりまして収集されました証拠に基づきまして個別に判断されるべき事柄でございます。お答えにつきましては、その限りにおきまして差し控えさせていただきたいと思いますが、昨日、単純収賄罪の構成要件ということで、刑法の百九十七条の一項前段ということで、その構成要件いかにということでございましたので、公務員が、その職務に関し、賄賂を収受し、又はその要件、要求若しくは約束をしたこととされているとお答えさせていただきました。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 総務大臣にお聞きいたします。  今日発売の週刊文春の記事によりますと、十一月十一日にNTT澤田社長、JR東海の葛西社長、先ほどの、あっ、先ほどでない、遠藤さんですね、遠藤さんと何か食事をされたとの記事が出ていますが、この事実関係についてお答えいただきたいと思います。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 本来であれば、個別の事案一つ一つにお答えするのは控えさせていただくところではありますけれども、今回の件に関しては、事前の事実確認の問合せが私の方には一切ございませんでした、一切事務所にもございませんでした。その問合せが一切ないままに一方的な報道がなされておりまして、私としても、大変大きな驚きを覚えるとともに、本件の事実関係を明らかにしなければならないという思いを強く持つに至りました。  その上でお答えしますけれども、十一月十一日にJR東海の葛西名誉会長主催の会食に同席したことは事実であります。御指摘の会合については、JR東海の葛西名誉会長からのお声掛けがあり、御案内があり、短時間顔を出すということで出席をしたものであります。  また、当日まで、その会におけるメンバーについては全く私の方には報告なされていませんでした。つまり、葛西名誉会長と私以外の出席者の方がおられるということは、私の方には一切報告はございませんでした。  当日は、別の予定もあったことから、中座する前提でお酒のみをいただき、食事は注文しなかったというのが実情でございます。僅かな滞在時間であったことから、ビールを少々飲んで退席したと記憶しておりますけれども、費用として一万円をお支払をしております。  またそして、その席では、とにかく遅れて行って早く帰る僅かな時間であったために、主催者である葛西会長とはいろいろと世間話はさせていただいたところですけれども、その他の出席者の方とは挨拶程度で、個別的な話は一切していないというのが事実であります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 食事は注文しなかったと言うんですけれども、召し上がったんですか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) いや、注文していないということはテーブルの上にないということですから、ええ。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 JRの葛西社長さんがお誘いになったということでいらっしゃるんですけど、まあ同席者について連絡はなかったということですが、聞かなかったんですか、誰が来るんですかということは。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) これ、一部また記事の内容とちょっと違う部分もあるんですけれども、実は、昨年の一月、恐らく六日であったと思うんですけれども、閣僚が伊勢神宮、お伊勢さんに参拝をいたしました。その際に、帰り際でしたか、わざわざ御丁寧に葛西名誉会長が名古屋駅までお見送りに来ていただいた際に、私は国家公安委員長として参拝したわけでありますけれども、葛西さん御自身も過去に国家公安委員であられたこと、そしてまた、柘植会長だったと思います、はそのとき現職の愛知県の国家公安委員長であった、そういったこともあり、そしてまた、ラグビーのワールドカップがあったときに、その前段階で、国会議員のワールドカップは、先生よく御承知と思いますが、ありました。あの外国人選手をリニアモーターカーに、先生御承知と思いますけど、視察させていただいたときに大変外国の方は喜ばれて、JR東海の皆さん方にもお世話になったので、そうしたお礼の話をしたときに、一度東京で食事でもということは葛西さんからそのとき私もう言われておったんですね。  それがコロナ禍において、そしてまた七月豪雨等々で延び延びになってその十一月になった。紛れもなく葛西会長の席であると、お誘いであるということであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 二人で、じゃ、葛西社長は食事をしようというふうにお誘いになったんですか。それとも、何か不思議なのは、その同席者、同席者は分からなかったということですよね。ですけど、じゃ、葛西社長の方はただお食事しましょうねということをお誘いしたのか。それで、そうすると、武田大臣は二人でというふうに御認識されたということなんですか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) メールにて御案内状をいただいたわけでありまして、そのメールの内容には日時と場所、そして地図、そして担当者の秘書さんのお名前と葛西会長からのお名前、それしか記されておりませんでした。そのほかのこういった方々が参加しますよという内容については、一切私の方には知らされておりません。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 そうすると、もしかしたらこれは二人じゃないかなということになると普通思いますよね。誰かいらっしゃるんですかと言わないと、途中退席するということを思っていたわけですから……(発言する者あり)あっ、途中退席するということは思っていなかったんですか。最後までいるつもりでいらっしゃった。ちょっと、その辺ちょっともう一回聞かせてください。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 当初アレンジした日程の時間どおりに本来ならば私は行かなきゃならなかったんですけれども、公務そしてその他業務がずっとだんだんだんだんと長引きましてお約束の時間には行けなかった。そのしわ寄せが後の会合にも来ますので、僅かな時間しか滞在することができなかったということですね。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 じゃ、当然、途中で退席しますよということは、ちょっとすごくこれ気になってしようがないんですけど、途中で退席しますよということは当然これ葛西社長にも申し上げているわけですよね、おっしゃっている。そうじゃないと料理出てきますからね。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 事務方から、本当に申し訳ない中で、どうしてもこれ、公務を含めて業務がだんだんと長引いた事情により時間どおりには行けませんというお断りをしたわけでありまして、(発言する者あり)ええ、遅れさせていただきますと。  それで、事務方がそれを説明しているわけですけど、どういうことを報告したかは存じ上げませんけれども、葛西さんの方には私が到着した段階で、済みません、本当に遅れて申し訳ない上に後の日程が重なっているので、もうしばらくしてもう失礼しなければなりませんけれども、中座の御無礼はお許しくださいということを報告しました。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 そうすると、料理は注文しないでねということは当然言っているわけですよね。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 注文しないでねって言っているというか、私が何を食べたいか分からないわけですね、会場は。行ってから私が好きなものを注文すると感じられたんじゃないかと思いますよ。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 この記事ですと、武田大臣を連れていったのはNTT側ですと書いてありますけど、これはうそだったということですよね。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 全く事実ではありません。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 NTT澤田社長とは面識、当然ありますよね。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 私が就任した後に御挨拶に大臣室の方にお越しになられたことを記憶をいたしております。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 では、二回目に会ったということですか、ここで。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) いや、二回、まあいろいろといろんな業界の会合とかありますので、ちょっと今はそこではっきりどうだった、その会場にもしかしたらおられたかもしれない場合もありますし、ちょっと今お答えするのは差し控えたいと思います。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 いや、お会いすることはあって当たり前だと思っているんですけれども、何かそういう対面というかな、そして、大臣としてやっぱりNTTの社長とお会いしたことはあったんですか。ちょっと御記憶にある範囲内で結構です。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) どなたといつ会ったということを一つ一つお答えさせていただくのは差し控えさせていただきたいと思います。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 NTTドコモの独立社外取締役、遠藤典子さんという方もここに同席されたと記事にありますけれども、いらっしゃったのか、それと同時に、昔から何かお知り合いだと書いてあるんですが、それそうなんですか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 複数名の中のお一人におられたのは事実であります。遠藤さんと私の関係というのは、昨年九月まで国家公安委員長と兼務して、カジノ管理委員会を、委員長ではないんですけれども、この委員会を立ち上げるお世話というか、をさせていただいておったわけでありまして、その際に、遠藤さんが就任された。そして、その段階で国家公安委員長室に御挨拶に見えられたというだけであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 それで、当日はその席みんな当然面識があったわけですよね。大臣は葛西社長と会おうと思っていたら、そこに澤田社長さんとかがいらっしゃったと、これびっくりしませんでしたか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) ほかの、私が全く存じ上げ、いいですか、白先生。いい、いいですか。私が全く存じ上げないメンバーの方もおられたんですね。驚くというか、あっ、いや、正直言って、お一人というか、要するに葛西会長と、また、例えば会社の方とかじゃなかったんだなというふうには思ったですよ。ただ、驚いたという、驚きというのまでは至らなかったと思います。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 やっぱり、大臣規範には抵触しないとお話しされていますけれども、業者とビールを飲んでもいいのかなという感じするんです。その辺はどうでしょうか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 大臣規範では、関係業者との接触に当たっては、供応接待を受けることなど国民の疑惑を招くような行為をしてはならないと。私は供応接待受けていません。御理解ください。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 まあ人情として、それはお誘いを受けて、その場が、あれっ、これ業者さんがいるよねとすぐその場を離れるというのなかなか難しいと思います、それは、それはね。それはそうだと思いますよ。でも、ここは心を鬼にして、いや、これNTTいるわな、まして関係業者がいると。やっぱりこれすぐに失礼するという気持ちにはなれなかったのかなというのは、お酒は駄目だよねという、じゃ、お茶にするとか、そういうふうなお考えというのはなかったんですか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 先生ももう政治家長くされておるんでもう御理解いただけると、よろしいですか、いいですか。長くされているのでもう十分御承知と思いますけれども、これあくまでも政務で行って、それは政治家というのは、やはり幅広い方々の、各界各層の方々と交流を重ねながら世の中の実情というものをしっかり把握した上で職務の遂行に臨まなければならないわけであって、そうしたことの機会というのの積み上げによって一つの政策というものもできていくと私は考えているんです。  何も犯罪を犯すとか国民に疑念を抱かれるような会合ではないにもかかわらず、いや、あなたたちとは飲みません、お茶にしてくださいというわけには、先生、社会上エチケットとしてやっぱりあるべきことではないんじゃないかなと私は判断しております。(発言する者あり)

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 何かいろいろやじが与党席から飛んでいて、何か予算委員会なのに何やっているんだとか何だって。これ重要なんですよ。なぜならば、NTT、十一月十一日は、NTTドコモの子会社化について、KDDI、ソフトバンクなど二十八社の連名の、公正競争上の懸念を示す意見申立書が出ているんですよ。そういうさなかにドコモとかNTTと会食したという記事が出た。だから、私は、武田大臣のことを考えると、ちゃんとそれのお話をやっぱり聞きたいわけですよ。それによって国民の疑念を晴らす必要があるから、だから私は聞いているんですよ。だから、それは御理解いただきたいというふうに、(発言する者あり)分かりましたか、はい、ということで、思います。  だから、そういう面では国民の疑念を持たれるとか、そういうことを私は聞いているわけなんで、是非それは、私は、その携帯を安くするという中でドコモの社外取締役と会っている自体が、やっぱり疑念をこうやって、いわゆる週刊誌に出ちゃうこと自体が疑念を持たれちゃうことになるのかなというふうにも思うわけなんですね。  それで、これ武田大臣が、ダイヤモンド・オンライン十二月二十一日号に、こう言っているんですよ。自身が料金値下げに取り組む中では、携帯事業者の人にむしろ会うべきではないと思いました。私は方向性を示した後、料金引下げに関することでは一切会っていません。というのは、決断が鈍るからです。人間というのは、思い切ったことをするときにはね、相手と会っちゃいかぬのですよ。情も芽生えるし、そこのところはフェアにやっています。  そのとおりなんです、これ。そのとおりなんです。だから情が芽生えちゃうんですよ、お酒の場で飲んだりするとね。それを私は言っているわけなんです。  ということで、最後にちょっと麻生大臣、この前の衆議院の財務金融委員会で、前原議員の質問に関してこう答弁されています。私は以前、武田大臣とは仲よしだと自分は思っている、あっ、じゃない、あっ、こっちだ、余り仲も良くないので黙っていたと。私はね、私は仲よしだと思っているとここで言ったんですよ。そして、私はそれと対比して、麻生大臣は仲も良くないので黙っていたというふうにおっしゃったと思うんですが、この件、これだけやっぱりテレビに取り上げられている。これはやっぱり国民の疑惑を招くことにはならないのかと。  これ、武田大臣には申し訳ないけど、麻生大臣としての、まあ仲よくないと言っていいのか分かりませんけど、副総理の御見解をお聞きしたいと思います。

麻生太郎自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

○国務大臣(麻生太郎君) 先生、質問の意味がよく分からぬのですけれども、その話は白先生の話で、言われたときの答え、あなたの思い込みと、俺が、あれは衆議院だったと思いますけどね、衆議院で言った答えと違っておるのはけしからぬという話なんですか。何がお聞きになりたいんです。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 じゃ、ちょっと読みますね、これ議事録を読みます。  何となく、あの話を聞いていて、聞いている方も聞いている方だけど答える方も答える方だなと思って黙って聞いて、何回も同じことを言っているので、こんなのをテレビで見ていたらどんな具合に取られるんだろうなと思いながら、武田にちょっと言おうかと思ったんですけれど、余り仲も良くないので黙っていたんですけれどもと。これ麻生副総理がおっしゃっている、麻生財務大臣がおっしゃっている言葉です。  ですから、やっぱり今までの議論を聞いていて、麻生大臣としての率直なお気持ちを聞かせてください。

麻生太郎自由民主党・無所属の会財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

○国務大臣(麻生太郎君) どなたの質問だったか忘れましたけど、全く同じ質問、一言片句違っていないと思ったけどな。質問、答弁も全く同じ。一言片句変わらず同じ。一回とか二回ならともかく、三回、四回、やっていたんじゃない。間違いないでしょう。あれテレビで見ている人がいっぱいいて、何やっているんだろうねここはということになりはしませんかと、と私は思って聞いていましたよ、正直なところ。だから、何か言おう、それぐらいでいいかげんにしとけやと言おうかと思いましたけれどもね、という話ですよ。  それだけど、言おうかなとは思ったけれども、まあ武田さんとは別に、いいかげんにしておいた方がいいんじゃねえかと言わなきゃいけないような人間関係でもありませんからね。あんたいいかげんにしとけやといったって、だって他省庁の答弁なんですから、俺が言う話じゃないでしょう。だから、当然のこととして、だって俺は担当が全然違うんだ、俺に質問されているわけでもないから。だから、白さん、それは俺の答えが言ったところで、またそっちは横、隣から余計なこと言うなとかなんとか言われるだけでしょう。私はそう思いましたから、まあと思って言わなかったというだけの話です。それが何が問題なんですか。そこの問題点がよく分からないんで、僕は。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 大分時間がなくなってきちゃって、せっかく大臣に来ていただいたんですが、全然聞くことが聞けなくなってしまうんですけれども、大変申し訳ない感じなんですけど。  オリンピック大臣にお聞きします。  今朝のニュースで、何かオリンピックの式典統括の方が女性タレントの容姿を侮辱するような演出を提案したというふうに報道されて、これ退任されるということで、これ御説明ちょっと願います。

丸川珠代自由民主党・国民の声内閣府特命担当大臣(男女共同参画)

○国務大臣(丸川珠代君) 開閉会式については組織委員会の中でもかなりのオープンにされない部分でございまして、私も実は佐々木さんの謝罪文を読んで初めて知ったことがたくさんありました。  いずれにしても、佐々木さんが、御自分がLINEの中でこのように表現したとおっしゃっている部分については全く不適切なものでありまして、あってはならない発言だと思います。  今日の十二時から組織委員会が会見を行うそうです。私もそれまでに何か対応をまだ聞いておりませんので、まずその会見を伺ってから、まあ一義的にはその開会式、閉会式って私たち国の方は全く触れない話ですので、どうなさるのかという説明を伺いたいと思います。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 外務大臣にお聞きいたします。  2プラス2についてお聞きいたします。  おととい開かれたわけです。拉致問題について、共同発表には即時解決を確認というふうになっていましたけど、そうすると、総理がかねてからおっしゃっている金正恩氏と条件を付けずに直接向き合う決意というのは確認されたんでしょうか。外務大臣、お答えください。

茂木敏充自由民主党・無所属の会外務大臣

○国務大臣(茂木敏充君) 一昨日の日米外相会談、そして2プラス2におきましては、地域情勢を含め様々な課題についてじっくりと意見交換を行い、日米間で基本的な方向性について一致を見たと思っております。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 いや、金正恩氏とは条件を付けずに直接向き合うということをお話しされたんですかと聞いているんですけど。

茂木敏充自由民主党・無所属の会外務大臣

○国務大臣(茂木敏充君) 菅総理は、拉致問題の解決に向けて、これは日本として拉致、核、ミサイル、こういった諸懸案を包括的に解決する、そこの中で、拉致問題については日本が主体的に取り組む必要がある、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合うと、こういう意思を表明しております。  その上で、北朝鮮問題等々についても当然議論には上りましたが、これは今後の対応の進め方等々にも関わる極めて機微な問題であります。答弁は差し控えます。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 防衛大臣にお聞きいたします。  前回の2プラス2との共同発表には入ってない文言がありましてね、日本は国家の防衛を強固なものとし、日米同盟を更に強化するために能力を向上させることを決意した、これ非常に強い文言です。これ、どういう意味なんでしょうか。

岸信夫自由民主党・無所属の会防衛大臣

○国務大臣(岸信夫君) 今、最近の特に中国海警船等の活動が活発化していることを念頭に置いて、我々はしっかりした防衛力を備えていかなければいけない、日米同盟をより確固たるものにすることによって、その防衛力を高め、そして相手に対してその意思を明確にするということでございます。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 相手に対してその意思を明確にするというのは、敵基地攻撃能力のことを意味しているということでよろしゅうございますか。

岸信夫自由民主党・無所属の会防衛大臣

○国務大臣(岸信夫君) 敵基地攻撃能力ということではなくて、我が国の領土、領海、領空をしっかり守り抜くという決意を示したということでございます。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 ちょっとワクチンについて聞きます。  田村大臣が以前、私が予算委員会で聞いたこの接種証明ですね。つまり、スポーツジムやホテルやイベントなどで接種証明をしないと入れないよというふうになっていたのに対しては好ましくないとおっしゃったんですけど、これ、どうなんでしょうかね。これは今も同じ認識ですか。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) 接種したかしないかにおいて何らかの不利益が起こるということは、厚生労働省といいますか、我々としてはそういうことは推奨しておりません。  ただ、実態として、例えば商店街なんかで、接種を推奨するために、接種された方はそれに対して何らかの割引とかいうことをやっておられる地域はあるようであります。これは私もそういう情報はお聞きはいたしておりますけれども、基本的に我々としては、そういうこと、そういうことといいますか、接種しておる、接種券、そういう証明書を基にいろんな差別というか格差といいますか、そういうものが生まれること自体は我々としては推奨はしていないということであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 ただ、推奨していないといっても、イベント会場でワクチン接種した方だけ入場できますなんて書かれちゃったらどうするんだろうなというのはあるんですが、どうですか。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) なかなか難しいところでありまして、民間がいろんな御商売される中においていろんな判断はあられると思います。  民民のことでございますので、そこに何らかの法律をもってして規制していくということはなかなか難しいということであろうと思いますが、極端にそれによって不利益を被るようなことがあるということに関しては、我々としてはなるべくお避けをいただきたいということをお願いをいたしておるということであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 いや、例えばイベント会場で、みんな乗ってるかいというのが、みんな持ってるかい、イエーイみたいな話になっちゃったり、そういうことがあり得る。  あるいは、深刻なのは高齢者施設ですよ。ワクチン接種したことを入所条件とした場合、どうするんだということなんです。その辺、どうする、どういうふうに判断しますか。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) 高齢者施設もいろいろあると思うんですよね、例えば民間の有料老人ホームであるとか特別養護老人ホームであるとか。公的な関わりの強い弱いによってそれぞれそこは一定のグラデーションというのはあるんだというふうに思いますけれども、基本的に、今言われた、例えばワクチンを打っている人たちだけで盛り上がるそういうパーティー、まあパーティー、今は余りやってもらいたくないんですが、そういうものは、それを売りにしている場合に本当にそれ自体規制ができるのかと。  つまり、そういう方を対象にした集まりなんだと言われたときにそれを規制できるのかと言われると、そこはなかなか難しいところがございます、悩ましいところがありますので。ただ、我々の思いとしては、極端な不利益が生まれるということは社会に分断が生まれますので、そういうことはなるべくお控えをいただきたいという思いがあるということであります。

白眞勲立憲民主・社民

○白眞勲君 終わります。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 関連質疑を許します。森ゆうこさん。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 田村大臣、ワクチンについて引き続きお聞きします。一問だけ。  アストラゼネカのワクチン、欧州医薬品局の結論が今日出るそうなんですけれども、その辺の事情について御説明、お考え、お聞かせください。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) 御承知のとおり、アストラゼネカ、我が国も承認申請出てきておりますが、これに関しては血栓が接種後出ているというような情報があって、その上で、欧州で、例えばフランス、ドイツ、イタリア、スペイン他、こういうところで接種を今止めておるという実態があります。  ただ一方で、今言われた欧州医薬品局、EMAでありますとか、あともちろんアストラゼネカ、それからWHOは、血栓とワクチン接種との因果関係、こういうものの証拠は出ていないので、そういう意味では接種を続けてもらいたいというようなことをおっしゃっておられまして、その上でEMAが今日の夜コメントを示すというようなことは我々も事実としてつかんでおります。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 EMAのコメントは、今後の判断に、日本政府の判断に影響を与えると思われますか。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) いずれにいたしましても、幅広にいろんな情報を、我々海外の情報も含めてしっかりと確認した上で、最終的には、PMDAが審査をしておりますので、そこでの判断ということになろうというふうに考えております。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 過去のワクチン行政のつまずきとかいろいろありまして、やはり情報をしっかりと開示していくということが何よりも重要だというふうにお願いを申し上げたいと思います。  それでは、原発問題についてお聞きします。  東京電力にお聞きします。地元への説明はいつやられるんですか。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 東京電力ホールディングス社長の小早川でございます。  本事案に関しまして、原子力規制委員会から大変厳しい暫定評価の結果を受けたことにつきまして大変重く受け止めております。  また、安全対策工事の未完了を含め、地域の皆様を始め、広く社会の皆様に御心配をお掛けしておりますことを改めて深くおわびを申し上げます。  地元の御信頼を大きく失っている状況を重く受け止めております。当社として、まず地域の皆様の御心配や御懸念を真摯にお伺いし、当社の取組の状況を丁寧に御説明していくことが重要であると考えております。  今後、現場には経営資源を最大限投入し、現場と一緒に取り組んでいくことが重要であり、私が先頭に立って進めてまいる所存でございます。その中で私もしっかりと地元に御説明をしてまいりたいと考えております。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 いまだに記者会見もされない、地元に真っ先に駆け付けて謝罪しなければいけない、まだ行われていない。  今の質問にきちんと答えてください。いつになったらきちんと記者会見を開き、いつになったら地元に御説明になられるんですか。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 御質問にお答えいたします。  まず、先ほど、午前中ですが、原子力規制委員会に対して意見陳述の要望がない旨回答させていただきました。回答を実施した旨を、本日夕方記者会見を開催し、私と原子力・立地本部長、また新潟本社代表、柏崎刈羽原子力発電所の所長が出席した会見をリモートで開催をさせていただきたいと準備を進めているところでございます。  なお、私どもは、三月十六日の当日、原子力規制委員会から暫定通知の評価を受けた後、速やかに事実関係につきましては確認の上公表させていただいております。  会見を行わなかったことにつきましては、暫定評価の通知を当社として大変重く受け止め、一昨日から今日に至るまで内容の確認を行うとともに、速やかに講じる対策の検討を行っていたためでございます。  今回の事案だけでなく、ID不正問題や工事未完了の問題などを含め、現場である発電所が自ら核セキュリティーに対する意識や組織文化を変革していかなければならないと考えております。そのためにも、先ほどからの繰り返しになりますが、現場にしっかりと経営資源を最大限投入して、現場と一緒に取り組んでまいりたいと考えております。  緊急事態宣言の中でございますので地元に対して訪問することは慎重を期しておりますが、緊急事態宣言が解除されましたら、私もしっかりと地元に、しっかりと御意見を伺い、御説明してまいりたいと考えております。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 梶山大臣、説明責任を果たさなければいけない東京電力がこんな姿勢でいいんですか。厳しく監督官庁として指導すべきではないんですか。

梶山弘志自由民主党・無所属の会経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

○国務大臣(梶山弘志君) 記者会見は今日開くということで私も先ほど伺ったところであります。  知り得る情報についてはしっかりと開示をしていく、そして、特に立地地域にもそういったものは特別な形でやっていくということは重要なことだと思っておりますので、しっかり指導してまいりたいと思っております。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 更田委員長にお伺いします。  昨日、御答弁で、核セキュリティー文化はずたずただったのに安全文化は立派とはなかなか考えにくい等々の御発言がございました。  これ、もう少しかみ砕いて御説明、教えていただくことはできないでしょうか。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) お答えをいたします。  核セキュリティー文化も安全文化も、共に現場の高い意識、それとともにやはりしっかりした管理、それからトップの責任と共通するものがございますので、核セキュリティー文化に大きな穴が空いている状態で安全文化がしっかりしているというふうに考えにくいという意味で御答弁をいたしました。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 まあ、どの要素も駄目だと、レッドカードが突き付けられたんだと改めて申し上げたいと思います。  そして、更田委員長、今回は抜き打ち検査を行ったからこそ分かったわけですけれども、これ、行わなかったらこの事態を見過ごされていたのではないか、本当に恐ろしく感じますけれども、その辺についてはいかがですか。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) 今回の事案につきまして、これが抜き打ち検査なればこそであったかどうかについてはまだ確定しているものではありません。通常の検査においても同じような結果を得ていた可能性もあると思っておりますし、これは今後の検査でしっかりと確かめていきたいと思います。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 規制庁にお聞きします。  改めて、昨年、ID不正使用の報告を規制委員会にすぐ伝えなかったのはなぜですか。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) 規制庁来ておりませんので、私がお答えするのでもよろしいでしょうか。  これはやはり当初の評価が甘かったということに尽きるだろうと思っています。もう一つは、元々核セキュリティーに関わる情報の共有に対して慎重であるべきだという考えが背景にあったと思いますけれども、基本的には、当初、入るべき資格を持った人が入ったというその結果を重く見てしまって、その背景にある、それができてしまったことを重く見なかったという当初の評価の甘さであったというふうに私は考えております。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 規制当局の規制に対する姿勢が甘かったという御指摘だと思います。  大臣、これで世界一の安全基準と胸を張っていられるんですか。二度と原発事故を起こさないと、そういうふうに国民に約束できますか。

梶山弘志自由民主党・無所属の会経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

○国務大臣(梶山弘志君) 二〇一一年の事故後に、経済産業省にあった保安院を変更して規制委員会をつくったわけであります。これ、三条委員会から八条、ああ、八条委員会から三条委員会の形にしたということであります。  世界一厳しい規制基準ということでありますけれども、守られてこそそれが厳しい規制基準だと思っておりますので、それを守る安全文化というもの、非常に重要だと思っておりますし、今のままでは再稼働ということは考えられないと思っております。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 十年前のあの大変厳しいその教訓が全く生かされていない、そう申し上げたいと思います。  参考人の皆様には御退席いただいて結構です。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 小早川さん、それから更田さん、関係の皆さんは退席されて結構でございます。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 上川大臣にお聞きします。  昨日の続きですけれども、刑法百九十七条の一、一項についてなんですが、ここで言う職務とはどのようなものなのでしょうか。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) 個別の案件におきまして、犯罪の成否につきましては捜査機関により収集された証拠に基づき個別に判断されるべき事柄でございます。  一般論として申し上げることでございますが、刑法百九十七条一項の職務とは、公務員がその地位に伴い公務として取り扱うべき一切の執務をいうとされているものと承知しております。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 高市前総務大臣がブログで、今回のことを受けて、大臣、副大臣、政務官には決裁権がないので、認可の決裁権は具体的には局長にあるので、職務権限はない、この、あっ、職務権限はないという表現は使っていませんけれども、そういう趣旨のブログを書いていて、私、のけぞったんですけれども、それ正しいんですか。今の御説明だとそうじゃないと思いますけれども。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) 一般論として、先ほど刑法についての職務ということについてのお答えをさせていただきましたが、個別の案件に関わることでございまして、重ねて申し上げるところでございますが、犯罪の成否は捜査機関により収集された証拠に基づき個別に判断されるべき事柄であるということでございますので、差し控えさせていただきたいと存じます。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 最高裁、昭和四十年十月十九日の決定、これお分かりですか。決裁権についてお答えください。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) 大変恐縮でございましたが、通告をいただいていないということでございまして、お答えにつきましては差し控えさせていただきたいと思います。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 判例についてもお聞きしますと通告してございます。  で、刑法百九十七条に言う公務員の職務とは、公務員がその地位に基づいて取り扱う全ての執務をいい、独立の決裁権があることを必要しないものと解するのが相当であると、このような判例がございますけれども、これは、決裁権、具体的な個別の狭義の決裁権、これを要しないという判断でよろしいですか。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から御紹介をいただきまして、そのとおりでございます。そのように理解いたします。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 いや、大臣の答弁が重要なんです。もう一回、大臣、今のことを御説明ください。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 官房長官、御退席ください。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) 決裁権限ということでございますが、これは職務の判断の一つの事情ということでございます。それによりまして、職務に当たりまして、そのことについては事情、一つの事情としては、ではありますが、職務権限は職務に、遂行するときの構成要素としてなっていないということであります。(発言する者あり)

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 上川法務大臣。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) 公務員が職務に伴い公務として取り扱うべき一切の執務を指称すると解されております。必ずしも独立の決裁権があるということを要しないということでございます。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 いや、判例、最高裁等の決定もと言ってあるのに、もうこの文書を持ってくればいいだけなのに。もっと探しておいてください。  それで、もう一つですけれども、供応接待と収賄についてなんですけれども、参議院、百四十二回国会の参議院予算委員会、平成十年五月七日、原田明夫法務省刑事局長の答弁ですけれども、「その接待がその公務員の職務に関する行為の対価の趣旨で行われた場合には収賄罪が成立することがあり、しかしそれは具体的には個々の事案ごとに、接待の金額のみならず、その内容、時期、経緯等の諸事情に基づいて判断されるべきものであるというふうに考えております。」と法務省は答弁されています。  つまり、この単純収賄罪成立するその職務、必ずしも個別の決裁権は必要ない、そして、やはりこの職務に照らしてその時期というのは重要なのであるという答弁がなされているんですけれども、これ法務省の答弁ですが、それでよろしいですね。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) 通告をいただいておりませんでしたので、大変失礼いたしました。  今、議事をお読みいただきましたけれども、そのとおりというふうに判断をいたします。(発言する者あり)

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 御静粛に願います。  上川法務大臣。

上川陽子自由民主党・無所属の会法務大臣

○国務大臣(上川陽子君) 今委員の方から当時の刑事局長の答弁を読み上げていただきました。その当時の刑事局長の答弁のとおりと理解いたします。そのようなとおりでございます。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 大臣がきちんとその文言を読み上げて、そういう答弁があったということを言っていただくことが重要なんですよ。だから、時期が大切なんですね。  武田大臣、先ほどの白さんの質問、NTTの社長、しかもドコモの社外取締役も共にこのような時期に会食をしたということは国民の疑念を抱く行為とは思いませんか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) まず、先ほどから経緯を私、白先生にも説明させていただいたように、わざわざNTTの方と私が恣意的にですよ、会ったというわけじゃないんですね。まずそれを御理解してください。その会合の中におられたというわけですから。  その上で、NTTドコモの完全子会社化については、法令上総務省の許認可が必要となるものではなく、NTT側の経営判断において実施することが可能であると、こういうふうにされております。

森ゆうこ立憲民主・社民

○森ゆうこ君 ドコモの完全子会社化、そして携帯料金引下げの、そのちょうどその時期に両方の当事者と会食をする。私はこれは国民が疑念を抱く行為であると断言をさせていただきたい。  質問を終わります。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 以上で白眞勲君及び森ゆうこさんの質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 次に、柳ヶ瀬裕文君の質疑を行います。柳ヶ瀬裕文君。

柳ヶ瀬裕文日本維新の会

○柳ヶ瀬裕文君 日本維新の会の柳ヶ瀬裕文でございます。  私からは、ホームドアの設置及び開かずの踏切の問題についてお伺いしたいというふうに思います。  昨年の十一月二十九日に大変痛ましい事故がございました。東京メトロの東陽町駅で白杖をついて歩いていた男性が線路に転落をして、電車にはねられてお亡くなりになったという事故でございます。  大臣もよく御存じのことだというふうに思いますけれども、この東陽町駅はホームドアの設置工事が終わったばかりということで、ホームドアそのものは付いていたんですね。しかし、稼働前だった、だからドアは開きっ放しで、そこに転落をしてお亡くなりになったという事案であります。大変申し訳ない思いでいっぱいであります。  また、昨年は、七月二十六日には、JR阿佐ケ谷駅で視覚障害者の男性が転落をしてお亡くなりになった。阿佐ケ谷駅にはこのホームドアは設置されていませんでした。  また、昨年の一月十一日には、JR日暮里駅、これホームドアはあったんですけれども、山手線側にあって、そこではないところに転落をされて視覚障害者の方がお亡くなりになるという事案がございました。  私も自治体議員の頃からずっとこのホームドアの設置ということ、このことに取り組んできたわけでありますけれども、毎回、毎年同じような事故が起こっていて、そのたびにこのホームドアの重要性、これが叫ばれてきました。  そのような中で、この野心的な目標を掲げて、二〇二五年度末までには平均利用者が一日当たり十万人以上の駅で八百番線を整備するという目標を掲げたということは存知していますけれども、私は、今心配しているのは、このコロナ禍で鉄道事業者が非常に経営的に厳しい状況に陥っているということであります。JRは四社各社とも前年同期比で四〇%以上の売上高の減収ということに至っております。その中で、こういったバリアフリーの設備に対しての設備投資に慎重な姿勢を示しているということがございます。  その中で、こういった野心的な目標を遅滞なく進めていくためにはどのような取組をしていくのか、まずこの点についてお伺いしたいと思います。

赤羽一嘉公明党国土交通大臣

○国務大臣(赤羽一嘉君) 視覚障害者の皆様がホームからの転落で命を落とされる大変痛ましい事故が頻発していることに改めまして心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、しっかりと整備を進めていこうと決意をさせていただきたいと思います。  こうした事故再発防止ということでホームドアの一層の推進ということを掲げ、今お話ございました、これまでは駅単位の目標でございましたけれども、やはり必要なホームには全て設置をすると、より詳細な目標にしようということで番線単位の目標に改めさせていただきました。整備ペースも二倍に加速をさせるということで、目標、令和七年度までに、優先度が高い一日当たり平均利用者数十万人以上の駅の八百番線を含めて、全国で三千番線を整備することといたしております。  御指摘のように、このコロナの影響で鉄道事業者、収益が悪化しているというのは事実でございますが、多くの事業者は、これ安全投資であるから、このホームドア整備は着実に進めていくという方針は変わりないということは言われております。  他方、国としても、そうした整備に合わせるためにも予算が大事でございまして、令和二年度は、令和二年度、これは補正予算も含めてでございますが、対前年度比で一・七倍、国費として五十五億円確保させていただいておりまして、百八十一駅、四百十五番線の整備を執行しているところでございます。  今後も、この財源の確保、必要な財源の確保ということにしっかりと国交省としても努めるとともに、これすぐにというわけではございませんけれども、このホームドア含めてバリアフリー化をどう進めていくかということで、利用者の皆さんの負担の在り方も含めて幅広く検討していくということも考えておるところでございます。  以上です。

柳ヶ瀬裕文日本維新の会

○柳ヶ瀬裕文君 丁寧な御答弁ありがとうございます。  私、これ思うんですけど、今のJRとか、ホームドアが極めて重厚で堅牢で、そして自動化されていて見栄えもいいというもので、こういったものを設置したいというのはよく分かるんです。ただ、この整備を促進するという意味では、工事期間を短縮しなければいけませんし、また安価でなければいけないということの中で、様々な新しい技術が出てきているんですね。  私もこれ五年ほど前に視察に行ったことがございますけれども、上からびよんと下りてくるもので、ロープですよ、まさにロープ。これ、転落防止ができればいいわけですから、安価で見栄えは悪くても、まずは転落防止をするという、こういう新しい技術を導入をすることによって整備を一層促進していくということ。こういった技術を、大きな資本を持っているJRなんかは独自でできるんでしょうけれども、中小の民鉄などはなかなか独自で開発できません。こういったものを共有していくということを是非お願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

赤羽一嘉公明党国土交通大臣

○国務大臣(赤羽一嘉君) これ、安全設備という観点ではありますが、フルスペックを求めているというわけではございません。何の費用が掛かっているかといいますと、ホーム、盛土式のホームの場合、まずはホームの補強だと、ホームドアというより、その地面を、そこにお金が掛かるということがございます。同時に、今委員御指摘のように、ですから、軽量化のホームドアというのは安くもできますし、早くもできると。コストも削減していく必要があるということで、国交省としても推進をしていくところでございますし、また、鉄道事業者も既にドア部分をフレーム構造ですとかパイプ構造にするような軽量化も図っておりまして、新型ホームドアも開発されていて、現実にJR東、JR九州、西武鉄道で既に実用化をされております。  国土交通省としても、こうした事例を新型ホームドア導入検討の手引きとしてまとめまして、フルスペックというよりも早期に設置できるような形、今の御指摘のとおりの方向で進めていきたいと、こう考えております。

柳ヶ瀬裕文日本維新の会

○柳ヶ瀬裕文君 ありがとうございます。是非お願い申し上げたいと思います。  これ、開かずの踏切対策も、自治体が大幅な減収になっているという中で計画の遅れが、これが見られます。川崎市でも、南武線の連続立体交差事業、これが大幅な税収減によって計画の遅れが公表されているということがございます。  この開かずの踏切というのは、ピーク時の遮断時間が四十分以上ということで、これが全国で五百か所以上、まだまだ残っているんですね。昨年の死亡者数は八十四名ということで、平成十七年のあの竹ノ塚駅の事故、これは記憶に新しいものだと思います。  そういう中で、このコロナ禍における厳しい経営状況、財政事情に鑑み、当初の計画どおりに十分な踏切対策を進められるように、国による負担割合、今、五割若しくは五・五割を国が見ているということでありますけれども、地方負担分を減らす、また鉄道事業者の負担分を減らす、こういった施策をお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

赤羽一嘉公明党国土交通大臣

○国務大臣(赤羽一嘉君) 連続立体交差事業で開かずの踏切の解消は、渋滞の対策ですとか安全性の向上に加えまして、あと町づくりという意味では市街地の分断を解消するという意味で大変効果が大きいと思っておりますが、他方、長い期間が必要だとか事業費も多く掛かると、今御指摘のとおりでございます。  こうしたことから、なるべく指定した事業を早く進めることができるようにということで、個別補助化をして指定したところを集中的に支援をするというふうにしております。  現在、全国三十八か所で工事が進められ、加えて十か所でその着工に向けて準備がされておりますので、まず国としても、それを進められるようにしっかりと進めてバックアップしていこうと。また、鉄道事業者の負担も一割、約一割ございますが、これ無利子貸付けの制度も用意しておりまして、周知を徹底しているところでございます。ちょっと地方との件は、即答はできませんが、こうした連続立体交差事業が進むような方向で、必要であれば適時適切に財政当局とも議論しなければいけませんが、検討していきたいと、こう考えております。

柳ヶ瀬裕文日本維新の会

○柳ヶ瀬裕文君 ありがとうございます。  これ、防災・減災、国土強靱化の中に、このホームドアの設置とか踏切対策というのは入っていないんですね。ただ、多くの方がお亡くなりになっている現状を考えると、これと同様の投資が必要だというふうに考えますけれども、いかがでしょうか。

赤羽一嘉公明党国土交通大臣

○国務大臣(赤羽一嘉君) 今申し上げましたように、この連続立体交差事業、安全面にもつながるというのは御指摘の点もあると思いますので、そうしたことを、これから、防災・減災、五か年の加速化対策でありますから、今の御意見も踏まえて検討していきたいと思います。

柳ヶ瀬裕文日本維新の会

○柳ヶ瀬裕文君 是非整備の促進をお願い申し上げまして、質問を終わります。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 関連質疑を許します。鈴木宗男君。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 最初に、山本委員長にお尋ねします。  三月十日の本委員会で、田島麻衣子議員の質疑が中断したときに、小西洋之議員が田島議員に、うそでもいいから口頭で通告したと言えばいいという発言があります。  これは問題ではないでしょうか。委員長の見解を伺います。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 私は、その動画、それから音声、確認しておりませんので、コメントをすることはできません。  委員長といたしましては、公正中立を旨として、ルールにのっとって、これからも、それからまた、これまでも含めてでありますけれども、円滑な委員会運営に努めてまいりたいというふうに思っております。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 また、三月十二日のこの本委員会で、武田大臣に森ゆうこ議員は、うそつき呼ばわりをしております。これは、青木理事とのやり取りの中でですね、あのとき、明確に言葉でも出ているし、動画にも出ておりますね。  私は、こういうことは、国会法あるいは参議院規則、国会法の百十九条、参議院規則二百七条に触れると思いますけれども、委員長の見解はいかがでしょうか。(発言する者あり)

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) よろしいですか。  先ほど鈴木委員の方からの私に対しての質問でございますけれども、一言申し上げたいと思うのでありますけれども、この委員会は、お互い品位を重んじる審議をしていきたいというふうに思っておりますので、これからもそういった形で私ども委員会運営を進めていきたいと思いますので、その点はよろしくお願い申し上げたいと思います。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 委員長、まさに私が今言わんとしたことなんですよ。国会法百十九条では、無礼の言を用いるなということを書いているんです。二百七条でもですね、きちっと品位を重んじるということを書いているんですよ。  私が言いたいのは、小西さんや森さんの発言は限度を超している、どう聞いていてもですね。だから私はそれを言っている。だから今の委員長の答弁で私は結構なんです。品位を重んじて公正公平な運営をする。これが、私は、今の委員長の判断で十分であります。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) それでは、鈴木宗男君、質問を続けてください。(発言する者あり)  時間は止まっています。  鈴木宗男君。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 先ほどの委員長の見解で私は了といたします。あくまでも国会は何を言ってもいい場所ではあるけれども礼儀はあるということ、品位を重んじるということ、この点をしっかり各委員は、私はこれは守っていく責任があるのではないかと、こう思っております。  武田大臣、武田大臣にお尋ねします。  谷脇前総務審議官、退職金が払われるんでしょうか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) お答えします。  現在の段階でありますが、谷脇氏の退職金については、本人の同意の下、当面支払は留保することとしております。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 私のところにも、不祥事を起こしたんだから退職金払うべきでないという話もありますけれども、私は、公平に考えて、四十年近く公僕として国家にお勤めしたことは事実であります。ちょっとしたミスで、ちょっとした過ちでその人の四十年間を否定するのは、私は公平ではないと思っているんです。  そういった意味で、武田大臣、是非とも公正で公平な判断をいただきたい。同時に、頑張った時間はそれなりの評価をすべきだと思いますが、いかがでしょうか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) ありがとうございます。  谷脇前総務審議官は、携帯料金を始めとして、電気通信事業分野における競争ルールの包括的検証や、公正競争確保に向けた数々の施策に貢献するなど、我が国における情報通信社会の発展に向け職務に励んでこられました。  先ほど、支払は当面留保することとしておりますが、今後の調査の結果、新たな懲戒処分に相当すると判断された場合には、その処分に相当する金額を退職金から差し引かせていただく、そのことについても御本人から同意をいただいているところであります。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 是非とも武田大臣、私は公正な判断をいただきたいと思いますし、同時に、谷脇さんだけでなくて、ほかの公務員にも影響しますから、公務員はやっぱり士気が下がるのが一番国益を損ないますので、この点、いま一度大臣に確認をしたいと、こう思います。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) いただいた御指摘も踏まえて、しっかりと対処してまいりたいと考えております。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 先ほど来質疑の中で質問通告で通告があったないの話もありますけれども、武田大臣、私のところには、小西洋之議員は深夜でも役所に電話をして迷惑している、さらには体調を崩したという情報も寄せられておりますけれども、そういう話は聞いておられますか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 詳細について現場の方からは上がってきていないわけですけれども、担当の課長が体調を崩され、休暇をいただいたという事実は私の方には報告が上がっていますが、その理由については私の段階では把握はいたしておりません。(発言する者あり)

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 ちょっと委員長、止めてくださいという話がありますから、どうぞ。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) いや、それは別ですから。理事で決めますから。  鈴木宗男君。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 武田大臣、私はやっぱりこの質問通告なんかもルールは守るべきだと思っていますし、さらに、どういう実態であるか、これは精査して国民に明らかにした方がいいと思いますけれども、いかがでしょうか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 先生御指摘のように、国家公務員の働き方については河野大臣も発言されておりますし、長時間労働により若手職員の離職や公務員志望者の減少を招いておるというのは、これは大変懸念をしているところであります。  総務省の職員についても、今般の倫理法令違反を踏まえ、国民の信頼を回復するために国会対応にも昼夜を問わず全力で取り組んでおり、その体調管理には万全を期すことが重要と考えております。職員の仕事と家庭を両立し、生き生きと働くことができるよう、私としても全力で働き方改革に取り組んでまいりたいと、このように考えております。(発言する者あり)

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 不規則発言で、後ろの方でめちゃくちゃだと言う人がいますけれども、私は、めちゃくちゃだと言う方がめちゃくちゃだというふうに思っております。(発言する者あり)  そこで、武田大臣、ここは私も信念を持って言っているんです。今不規則発言している人がいるけれども、私は職を賭してでも、じゃ、勝負してもいいぐらいの話であります。この点、私は無責任に言っている話じゃない、神聖な議場でありますから。この点、是非とも武田大臣、実態をしっかりとこの委員会に報告、あるいは国民に対して報告をしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 内閣人事局の調査では、昨年の臨時国会において最終通告時間が二十時以降となったケースが四割弱あったと承知しております。  質問通告につきましては国会で御議論いただくべきものと考えておりますけれども、職員の負担軽減、健康の維持に努めてまいりたいと考えております。(発言する者あり)

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 御静粛に願います。  続いて質問です。鈴木宗男君。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 委員長、ちょっと時間止めてください。私、これもう、委員長、委員長。(発言する者あり)

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) どうぞ。(発言する者あり)いや、質問してください。立って質問してください。(発言する者あり)質疑の妨げになりますから、質疑者以外の方は御静粛に。  鈴木宗男君。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 青木理事から、もうこの件はこのくらいにしてくれと言うから、分かりました。  そこで、じゃ、とにかく総務大臣、しっかりとここは明らかにしていただきたいと思います。  外務大臣、せっかく来ていただきましたので、お尋ねします。  ミャンマー情勢については今どうなっていますか。私は、軍事クーデター起こした国にはODAは止めるべきだ、こう思っておりますが、もっと国際世論としっかり連携して、今のミャンマーのあの実態は私は問題だと、こう思っております。  もう一つ、時間がありませんから言わせていただきますけれども……

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 鈴木君、時間が来ております。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 ラブロフ外務大臣が韓国と中国に二十二日から行かれます。日本には来る予定があるかどうか、打診があったのかどうかも併せてお答えいただきたいと思います。

茂木敏充自由民主党・無所属の会外務大臣

○国務大臣(茂木敏充君) 二月の一日以降、ミャンマー各地のデモにおいて、発砲を含むミャンマー治安部隊の実力行使によって多数の民間人が死傷し、拘束者が発生している事態へ強く懸念をしております。国軍に対して様々なルートを持っておりますので、暴力的行為の停止、さらには拘束者の解放、そして民主的体制への回復と、こういったことを日本としても強く申し入れております。  そこの中で、対ミャンマー経済協力につきましては日本は最大の供与国でありまして、今後、民政化、これに回復するにはどうしたらいいかと、こういう観点からしっかりと協議をしていきたいと思っております。  そして、ラブロフ外相との間では、前回の電話会談でも、コロナの状況はありますけれど、これを見ながらできるだけ早く対面で話し合いたいと、こういう話をしております。

鈴木宗男日本維新の会

○鈴木宗男君 終わります。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 以上で柳ヶ瀬裕文君及び鈴木宗男君の質疑は終了いたしました。     ─────────────

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 次に、礒崎哲史君の質疑を行います。礒崎哲史君。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 国民民主党・新緑風会の礒崎哲史でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  通告のちょっと順番を入れ替えまして、一番最後の河野大臣の御質問を一番最初にやらせていただきたいと思います。  四月から高齢者向けのワクチン接種が始まるという今計画になっておりますけれども、では、接種された方たちは、接種以降どんな行動をしていいのかというのは、やはり悩むところ、打った御本人たちも悩むところかもしれません。  マスクをすれば何をしてもいいのかということにもならないかと思いますので、ワクチン接種者の行動に関するガイドライン、こうしたものを作成する予定があるかどうか、お伺いしたいと思います。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) 発症予防の効果というものは、これは一定程度認められているわけですが、感染予防ですが、人にうつすことの、要するにそういうことが防げるかどうかというのはまだエビデンスがないわけでありまして、今申し上げておりますのは、接種後も以前と同じように感染対策をやっていただくようにというようなことを申し上げているわけでありまして、特段、打ったからこれやっていいとかというようなことはないので、そこは徹底してまいりたいというふうに思っております。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 そうしますと、ちょっと確認ですけれども、特段新たにガイドライン等々を作る予定はないということでしょうか。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) ガイドラインのように詳細にいろんなことをという話ではなくて、以前と同じような対応をしてくださいということでございますので、それはしっかりと広報してまいりたいというふうに考えております。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 では、接種会場で、具体的にそのようなお話というものは会場で発信される予定になりますか。

河野太郎自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革)

○国務大臣(河野太郎君) 今のお話でございますので、少し何ができるか考えてみたいと思います。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 実際の接種のタイミングも迫ってきていると思います。やろうとすると、それぞれの自治体に御対応いただくことにもなろうかと思いますので、方針決まりましたら速やかに自治体の方に御連絡をいただきたいと思いますけれども、その点もお約束いただけますでしょうか。

河野太郎自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革)

○国務大臣(河野太郎君) 自治体がやるのか、国が何か広報するのか、その辺も含め、考えていきたいと思います。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 よろしくお願いをいたします。  河野大臣の質問は以上となりますので、河野大臣、御退席いただいても結構でございます。委員長のお取り計らい……(発言する者あり)あっ、済みません、失礼しました。関連質疑の方でございました。大変失礼いたしました。申し訳ございません。申し訳ございません。  それでは、質疑の一番に戻りまして、続けさせていただきます。  前回の緊急事態宣言延長の中で、総理から無症状者へのモニタリング検査の実施が打ち出されておりました。具体的にどのような課題認識に基づいて何を解決するための施策なのか、また、検査の具体的な内容について伺いたいと思います。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) お答え申し上げます。  緊急事態宣言を解除した後に、それぞれの地域で感染の再拡大を防ぐために、その予兆をつかむために、無症状の方を対象として、繁華街であるとか人の集まる駅とか空港とかこういった場所で検査を進めていく、さらには、大学とか事業所、工場なども御協力いただけるところは、そういったところ等の協力も得て検査を進めていくということであります。  この検査と、症状ある方は多くが行政検査で病院や保健所を通じて検査を行っていますので、そういった検査のデータ、あるいは民間が駅前などで行っている民間独自の検査、こういったデータをできるだけ連携をして集めながら全体として感染の予兆をつかむということで、つかんだ上でクラスター対策なりまん延防止等重点措置などを講じることによって感染の拡大を、再拡大を防いでいく、そのための検査であります。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 予兆をつかむということでありましたけれども、これ、実際に陽性反応が出た場合の対応としては具体的にどういう対応を取られることになるんでしょうか。例えばその深掘りの積極的疫学調査等、こういったものを行うことになっていくのかどうか。いかがでしょうか。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) 陽性の場合は、また保健所と連携をして一定の対応、これ症状がない方が多いと思いますので、宿泊療養であったり、自宅でできる方は自宅でと、高齢者がいないような場合ですね、といった対応を取っていきます。  深掘りの積極的疫学調査は、言わば連携はするんですけれども、別にそれぞれの保健所単位で、特に首都圏の場合は感染が見えにくい、どこに感染源があるのか分かりにくい、これ、私どもの一般的な、無症状の方を繁華街や駅などでつかまえ、特定していくのと並行的に、感染のこれまで多かったところに、どこに感染源があるかを、これまでの感染者からその範囲を広げて調査を行うことによって、これは保健所主導で行うことによって感染源を特定していくというのが深掘りの疫学調査でありますので、言わばそれぞれ連携しながら、同時に行いながら感染源を特定していく、また再拡大の予兆をつかむ、再拡大の火種を消していくということで対応していければというふうに考えているところであります。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 ということは、いわゆる隠れ発生源も見付けるようなことに含まれていくということだというふうに思うんですけれども、駅前なんかで通行されている方に対しても協力を仰いでいくというような話も事前には聞いているんですけれども、政府としては、そうしますと、このモニタリング検査は積極的に協力してくださいと、そういうことになるんでしょうか。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) できる限り多くの方に受けていただければと思っておりますが、ただ、徐々に徐々に場所を増やしたり検査件数も増やしていきますので、これ、都道府県と連携をしながら、どういった場所で行うのがいいのか、どのぐらいの数やればいいのか、こういった調整も進めながらやっていきたいと思いますけれども、基本的には、協力、無症状の方々に協力を求めて、そうした中でどのぐらいの感染が広がっているのか、そういったことをつかんでいければというふうに考えております。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 そうしますと、感染の広がり具合を確認していくという意味で、今回全国で一日一万件をめどにというような計画を立てられていると思うんですけれども、この一万件という数字を目途として設けられた設定のこの根拠について伺いたいと思います。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) この一万件の目標についてでありますけれども、基本的に感染が、緊急事態宣言を解除した地域で今始めておりますが、陽性率が二%であったり三%であったり、あるいは一%のところ、かなり低くなっていますので、そういう意味で陽性率が低いものというふうに考えられますから、ある程度の数は要るということだと思います。十件、二十件だとほとんど出ないことになってしまいますので、ある程度の数は要ると。一方で、民間検査機関とも連携して行っていきたいと考えておりますので、検査機関の検査能力、一定の精度なども担保することも必要だと思いますので、そういったことも必要でありますし、他方で、民間検査機関もいわゆる独自に、東京でいえば新橋とか新宿とか八重洲とかいろんなところで検査も行っていますので、そういったこととの、民間側のそういった検査の調整もあると思います。そういった中でまずは目指すべきものとして一万件というのを設定をさせていただいております。  今後、感染状況も見ながら民間検査機関との連携もより広げていければと思っておりますし、他方で、保健所の負荷とかワクチンの接種状況とかあるいは変異株の動向とか、こういったものも見ながら、都道府県ともよく調整をして、再拡大、早期に探知する、兆しをつかむという観点から、適切な場所で必要な額、必要な数、量を確保して実施していきたいというふうに考えております。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 あわせて、厚労大臣にもお伺いしたいんですが、今のはモニタリング検査ということですけれども、従来から高齢者施設であったり介護施設、福祉施設など、クラスターの発生リスクの高い施設に対しての検査というのもあったかと思うんですが、こうした施設に対する積極的な検査の頻度について伺いたいと思います。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) 昨年からお願いしてきたんですが、まあ一部やっていただいたんですけれども、なかなかその広がりがないということで、特にこの緊急事態宣言出た一都十府県ですかね、ここに関しては、ああ、十都府県に関しては、これはもう計画、実施計画作ってやってくださいということで、もう三月、最大二万九千、最大でありますけれども、対象になってきますが、申請いただいたところの半分ぐらいは今日報告を聞きましたら検査やり出しているということであります。  いろいろございます。例えば一回しかやらないところもあれば二週間ごとに一回やるというところもあるんですが、これ、四月以降も継続してやっていただきたいというふうにお願いをさせていただきます。その上で、やはり継続的でございますので、もう一回やって終わりというのではなくて、多分感染の状況によって頻度変わってくると思いますけれども、ちょっと都道府県と話をさせていただきながら、継続的ということでございますので、複数回やっていただく、複数回重ねてやっていただくようにお願いをしてまいりたいというふうに考えております。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 これ、先日の中央公聴会で尾身先生の方から、定期的に何回か続けてやることが極めて重要で、一回だけだと、一回だけであったならば感染対策には意味がないと、専門家はこういうふうにおっしゃられていますので、お願いするというよりも、やらないと意味ないんですよという前提でこれやっぱり調整いただかないといけないと思いますし、ちょっと大臣にはそうした形でしっかりと御説明を自治体等ともお話をいただきたいと、そのように思います。  次なんですけれども、変異株に関してなんですが、今お名前出しました尾身先生ですけれども、早晩変異株が主流になるということを前提に構えておくべきだというふうに発言されていますけれども、政府も同様の認識ということでよろしいでしょうか。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) アドバイザリーボード、三月十七日でありますけれども、ここでも、現状より急速に拡大するリスクが高いと、変異株であります。それから、変異株に置き換わっていく可能性があるということで、更なる流行拡大につながることに留意すべきということでございまして、そういうような御評価いただいています。  我々も、変異株、これ、ヨーロッパを見ておりましてももう変異株にどんどん変わっていっておりますので、優位性があるんであろうというふうに認識しております。  でありますから、いつかは変異株にずっと変わっていくんだろうと。ただ、その速度をなるべく遅くしていく、まあワクチンの接種の問題もありますのでなるべく遅くしていく、そのためには、先ほど来話があるように、早く見付けて、見付かったものは囲い込んでいく等々の対策を組みながら、やがては変わるんですけれども、なるべくその速度を遅くしてまいりたいというふうに考えております。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 今大臣から、速度を遅くしていくという言葉、表現を使われたんですが、そうすると、政府としてのこの変異株に対する対処の方針、大前提というのは、感染の広がり具合を今は見ている段階なのか、それとも完全に抑えていく、防止をするという、どういう観点になるんでしょうか。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) 御承知のとおり、一定の範囲、もう変異株は入ってきておりますので、これを完全にゼロにするというのは専門家の方々もそう簡単ではないだろうという御評価いただいています。  でありますから、幅広にまずは検査をしていく、スクリーニング掛ける、で、掛けて見付かれば、そこを積極的疫学調査で囲い込んで、そこをまず潰していくというやり方で何とか、今私が申し上げたように、この速度を何とかちょっとでも遅くしていきたいというような思いでございます。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 幅広に調べていくという意味では、先ほど西村大臣のところでもやらせてもらいましたけれども、モニタリング検査も今一万件というお話だったんですけれども、緊急事態宣言を発せられた十都府県、十か所です。そうすると、一日当たり全部でやれば千件ということになるんですけれども、人数と対比したときに、本当に千件でいいのかどうか。本当につかまえようとすると、これもっとボリューム増やした方がいいと思うんですけれども、その点についてお考えいかがでしょうか。

西村康稔自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

○国務大臣(西村康稔君) お答え申し上げます。  先ほども申し上げたんですけど、民間検査機関とも連携をしてこれも拡大していきたいと思っておりますので、その検査能力なども、対応できる能力なども見ながら、また感染状況を見ながら、満遍なく十都府県で行うのが必要かどうか、これ、それぞれの地域の感染状況、あるいは、さらには変異株の発生の状況なども見ながら、やはり東京なり大阪なり大都市部にやや重点を置いた検査にした方がいいのかなとも考えておりますので、まずは一万件を目指して今増やしていっているところですけれども、さらに、そうした状況を見ながら、少し重点を置いた、めり張りも付けながら、必要な場所で、御指摘のように、必要な量、必要な数もしっかり確保しながら進めていきたいというふうに考えております。  あわせて、行政検査のデータとか、あるいは民間検査、一般的に行っている、独自に行っておられる民間の検査のデータなども連携していただきながら分析を進め、更に言えば、SNSのいろんなつぶやきの情報なども人工知能を使って分析を進めながら、どこで感染拡大の兆しがあるのか、これをしっかり分析をしていきたいと思っておりますので、モニタリング検査も拡大していきたいと思っておりますが、それだけではなくて、様々なデータを総合的に分析をして、感染状況、感染の兆しをつかんでいければというふうに考えております。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 いろいろなデータを分析するために、やはりきちんとデータをそろえるということが大切なので、やはり検査は広げないといけないんだというふうに思います。  能力としては十七万件の検査能力があって、今恐らく五、六万件ですかね、実際に今行われているのは、一日当たりでいうと。今、相当余力がある状態になっているので、こういうときにしっかりと拡大をして、能力があるんですから、しっかりと芽を摘んでいくという方にもかじを切っていただく、検討いただくことを改めてお願いをしたいというふうに思います。  そういうPCR検査の拡大をしていきますと、PCRの検査キットが本当に入手できるのかどうかという、こういった不安も一方で出てくるかと思います。  ちょっと前の報道になりますけれども、世界的な需要の急増ですね、PCR検査の需要急増に伴って供給不足ですとか、自国優先の考え方によってPCR検査の資材の入手が困難になりつつあるという報道があったんですが、この点、認識について伺いたいと思います。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) 一点付け加えさせていただければ、陽性から変異株をもう一回PCR検査でスクリーニングするんですが、今五から一〇%を全国でお願いしておりましたが、これ四〇%に引き上げて、なるべく変異株を見付けようという努力はさせていただきたいというふうに思っております。  その上で、今PCRのそのプラスチック製品といいますか、例えば取るときのピペットチップというんですかね、ああいうものが非常に品薄になっておったというような、そういうようなお話、我々もお聞きいたしました。  実は、海外から輸入している部分が多かったんですが、そういう状況の中で国内のメーカーもお作りをいただいていたんです。それで一定程度需給は満たしていたんですけれども、それが、その民間の日本のメーカーさんがちょっと不具合があって、機械に、止まっておったものですから、これが足らないということで大変な騒ぎになっておりました。今もう製造ラインが復活をいたしましたので、今のところ、この一週間、二週間お聞きしますと需給はうまく回っているということでございますが。  いずれにいたしましても、こういう部分、我々もしっかりと注視していかないと、全体で、PCR検査はちゃんと機械はあるけれども、その周りの製品、つまりプラスチック製品、消耗品等々が足らなくて検査ができないということではこれは意味がないので、そういうところもしっかりと我々注視しながら、全体として検査がスムーズに回っていくように努力してまいりたいというふうに考えております。

礒崎哲史国民民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 PCR検査、スクリーニング含めて資材不足にならないように、そういった対応もしっかりとやっていただくことをお願い申し上げて、私の質問を終わります。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 関連質疑を許します。舟山康江さん。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 舟山康江でございます。  私からもワクチン接種についてまずお聞きいたします。  ワクチン接種の実務を担うのはそれぞれの自治体です。そういう中で、自治体向けの説明会が開催されておりますけれども、三月十日に接種記録システムについて内閣官房IT総合戦略室から、そして三月十二日に接種体制全体について厚労省から説明会が行われておりますけれども、これ、本来はワクチン接種に絡むものですから一本化して説明会を開くべきだったのかなと思うんですけれども、なぜばらばらだったのか、教えてください。

河野太郎自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革)

○国務大臣(河野太郎君) 自治体の中ではシステムの担当者とワクチン接種の体制を組む担当者が違うところもありますので、なるべく長時間にならないように、分けられるところは分けて説明をしてまいりたいと思います。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 この記録システムをいじるにしても本体のV―SYS等も使っていかなければいけないということで、やはりこれ密接に関係すると思うんですよ。この記録システムの方にもV―SYSも一緒に操作するという記述もありますので、本来は一体的にしていかないとという中でまさにこれ典型的な縦割りじゃないかと。河野大臣は、縦割り一一〇番ということでこれをできるだけ解消していこうと、無駄をなくしていこうという担当でもあると思いますので、本来やはり一本化するべきだというふうに思います。  いろんな声が聞こえてまいりまして、厚労省のこの手引き、かなり八十六ページという大部の手引き、これ全般が書いているんですけれども、この中に接種システムについては何にも書いていないんですね。本来やっぱりここにも盛り込んで一緒にやっていくということが必要だと思いますけれども、河野大臣、ここは解消していくべきではないでしょうか。

河野太郎自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革)

○国務大臣(河野太郎君) 一番自治体に負担にならないようなやり方でやってまいりたいと思います。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 自治体の方からこれは二度手間だという声が聞こえてくるんですけど、その声はどう受け止めますか。

河野太郎自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革)

○国務大臣(河野太郎君) 自治体からいろんな声が聞こえておりますので、しっかり対応してまいりたいと思います。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 この予防接種の手引きについてはこれ法定委託事務ということでしっかりと位置付けられていますけれども、接種記録システムの方については特に位置付けがなく、お願いという形なんですけど、これ使わなくてもいいという理解なんでしょうか。

河野太郎自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革)

○国務大臣(河野太郎君) このシステムで全国の接種の記録の回数の管理をやりますので、全自治体には使っていただくようお願いをしております。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 これ、自治体がやらなければいけない法定委託事務ということの位置付けなんですか、同じく。

河野太郎自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革)

○国務大臣(河野太郎君) 自治事務でございますが、これを使って接種回数の管理をするということでございます。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 聞こえてくる声では、厚労省の手引きに書いていないんだから別にいいんじゃないかと、かなり手間になるし、使わなくても大丈夫という声がありますけれども、これ厚労大臣として、これそもそも記録システムがなくてもいけるんじゃないかと思うんですけれども、この使うことによるメリット、デメリット、何かお考えでしょうか。

田村憲久自由民主党・無所属の会厚生労働大臣

○国務大臣(田村憲久君) 接種といいますか、まず、この接種台帳が、前からお話があったとおり、時間が掛かるんですね、これをしっかりと管理するのに。そういう意味からすると、このシステムが回るともうかなり即時的に情報が集約できます。ですから、どういう状況でワクチンを打ったかということもある程度分かりますし、それから、自治体間で連携していただければ、引っ越したときに二回目打ち忘れた方に対してのいろんな対応もできるということもあろうと思います。  何よりも、これ、接種台帳に代わってこれを使うことができるというふうにいたしておりますので、接種台帳をもし、これは自治体の御判断ですけれども、これをお使いになろうということになれば、これは接種台帳の代わりにもなるということでございますので、メリットの方はあろうというふうに思っております。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 一方で、入力の手間とかいろいろあると思うんですよ。要は、国側は幾つか分かれていますけれども受ける自治体は一つですから、やっぱりできるだけ簡素化ということをこれからもお考えいただきたいと思っています。  話題を変えまして、人権問題についてお聞きしたいと思います。  一昨日の十六日、日米の外務、防衛のいわゆる2プラス2が開催されました。共同発表の中で香港及び新疆ウイグル自治区の人権状況について深刻な懸念を共有したとされています。  外務大臣にお聞きしますけれども、新疆ウイグル自治区の状況について、政府として把握、認定している事実の内容についてお伺いします。

茂木敏充自由民主党・無所属の会外務大臣

○国務大臣(茂木敏充君) 新疆ウイグル自治区で重大な人権侵害が行われているとの報告が数多く出されておりまして、我が国としても新疆ウイグル自治区の人権状況を深刻に今懸念をいたしております。  我が国としては、国際社会における普遍的な価値であります自由、基本的人権の尊重、法の支配が中国においても保障されることが重要であると考えておりまして、こういった立場を含め、国際社会からの懸念が高まっている新疆ウイグル自治区の人権状況等について中国政府が透明性のある説明をするよう働きかけております。  同時に、大使館員等々、同地区に出張する際に当たってはその地域における情報等々をしっかり収集するようにしております。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 懸念を共有ということですけれども、日本政府としても具体的に人権弾圧があると、どういう人権弾圧があるという内容は把握されているんでしょうか。

茂木敏充自由民主党・無所属の会外務大臣

○国務大臣(茂木敏充君) 委員も御案内だと思いますが、なかなかあの地域はアクセスが難しいところもあります。危険も伴います。そういった中で様々なルートを使いながら情報収集を行っておりますが、どういう情報収集をどういうルートで行っていると言うこと自体が今後の情報収集に支障を来す懸念もありますので、控えさせていただきます。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 一緒にこの共同発表で内容を確認した一方のアメリカ政府は、一月十九日に具体的にジェノサイドに該当するという認定をされております。そういう中で、相手はジェノサイドに該当すると認定している中で、是非、それに該当するかも含めて人権状況について本格的な調査に着手すべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

茂木敏充自由民主党・無所属の会外務大臣

○国務大臣(茂木敏充君) 新疆ウイグル自治区の人権状況の懸念については先ほど申し上げました。そして、その状況をしっかり調査また情報収集していかなきゃならないと、このように考えております。

舟山康江国民民主党・新緑風会

○舟山康江君 ありがとうございました。  是非、調査とかこれからの体制について、これ人権ですから法務省とも密接に関係すると思います。具体的に体制整備も含めてこれから取り組んでいただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 以上で礒崎哲史君及び舟山康江さんの質疑は終了いたしました。(拍手)  先ほどの鈴木君の発言中、不穏当な言辞があるとの御指摘がありました。委員長といたしましては、後刻理事会において速記録を調査の上、対応することといたします。     ─────────────

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 次に、武田良介君の質疑を行います。武田良介君。

武田良介日本共産党

○武田良介君 日本共産党の武田良介です。  柏崎刈羽原発のテロ対策装置が長期間にわたり機能喪失していた問題について質問いたします。  初めての重要度評価赤が出ました。更田委員長に伺います。赤という評価について御説明ください。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) 検査等で確認したトラブルや不具合について、その重要度に応じて上から赤、黄、白、緑という四区分をしておりまして、赤が最も重大な状態という区分であります。

武田良介日本共産党

○武田良介君 新潟県技術委員会の委員で原子力コンサルタントの佐藤暁さん、アメリカでもセキュリティーに関する問題で赤評価は聞いたことがないというふうに言われております。  こういう意味で、今回の異常さをどのように更田委員長、お考えでしょうか。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) 核セキュリティーに係るものというのは、個別の事案について規制当局間においても情報の共有をいたしません。  したがいまして、安全に係るものについては米国の赤の事例について私たちも承知をしておりますけれども、核セキュリティーに関しては他国のいわゆる赤に相当する事例について私たちは承知をしておりません。

武田良介日本共産党

○武田良介君 佐藤さんは、アメリカでは設備異常の報告を怠って赤と判定された原発の当事者が起訴され、刑事裁判に至った例があると、公衆を危険にさらすのは大罪に当たるということを指摘されているわけです。  赤という評価は世界的にも最悪のレベルであって、それだけで原発事業者として失格だというふうに思いますけれども、小早川社長、こういう厳しい指摘、赤という評価、どのように受け止めになっていますか。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 先般の、あっ、失礼いたしました、御質問にお答えします。  核物質防護設備の機能喪失に関しまして原子力規制委員会から大変厳しい暫定評価を受けたことにつきまして、大変重く受け止めております。  私どもとしては、徹底的に原因を究明し、しっかりと再発防止に取り組んでまいります。

武田良介日本共産党

○武田良介君 小早川社長は昨日、我が党の井上哲士議員の質問に対して、侵入検知設備の故障について、現場の方で当時は十分との認識で対応していたため、特段の報告、対処がなされない状態が続いていたというふうに答弁されました。  現場の責任になされるおつもりですか。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) お答えいたします。  まず、本件につきましては、そういったその報告がどういうふうになされるべきであったか、若しくは現場がどういう認識であったかなども含めて、しっかりと事実を検証し、確認していくことが重要だと考えております。  私には二月十八日に担当部門からの報告があり、速やかに対策を取るように指示いたしましたが、今後、しっかりとその部分も検証してまいりたいと思います。

武田良介日本共産党

○武田良介君 現場の、現場の責任にするつもりかと聞いております。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 原因の特定に関しましては、現場の従事する職員、また現場の管理者と職員の関係性、また経営としてのガバナンスの問題、様々な視点があると考えております。  そういった観点をしっかりと調査してまいりたいと思います。

武田良介日本共産党

○武田良介君 では、代替措置はどうなったのか。  更田委員長は十六日の会見で、余りにお粗末なものだったというふうに述べられましたけれども、更田委員長、どんなお粗末な代替措置で、なぜお粗末になったというふうにお考えでしょうか。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) 侵入検知に係る設備の一部が機能を喪失をしていました。その機能の補い方には幾つかの手段がありますけれども、その詳細については、ちょっと核物質防護上の情報の機微に触れるので、代替措置の詳細については申し上げられませんけれども、しかし、一般論としてでもですね、とてもその失った機能を代替する、補う同等の監視を備えているとは考えられないものでありました。

武田良介日本共産党

○武田良介君 小早川社長は昨日の答弁で、代替措置について、二月十八日の臨時の規制委員会で報告することになり、その重要性を担当部門が認識し、私にも報告があったというふうに述べておられます。  規制委員会への報告が求められなければ対応しないんですか。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 発電所内部の核防護の担当部門では、当時、代替措置として十分であったという認識の下からその仕事を継続していたものと考えられます。私に報告があったのは二月十八日でございましたが、核防護に対して速やかな対策を取るように指示をしたところでございます。

武田良介日本共産党

○武田良介君 こういう、指摘されなければ重要性を認識できない、指摘されなければ対応しない、こういう姿勢が問題ではないかと思いますが、更田委員長、いかがお考えでしょうか。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) 先生御指摘の点は今後検査で明らかにしなければならないポイントの一つであります。知識不足、理解不足によるものなのか、あるいは知っていながら怠慢によって、によるものなのか、この点はポイントですので検査でしっかりただしていきたいというふうに考えております。

武田良介日本共産党

○武田良介君 これが東電のトップである小早川社長の認識だというふうに思うんですね。この社長の認識について、この姿勢について、更田委員長、いかがお考えですか。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) 核物質防護につきましては、IAEA等の国際機関においても、その理念であるとかその思想についてはきちんと定めた文書がございます。そして、核物質防護の重要性に関してはトップがしっかり認識している必要があるというふうに考えております。

武田良介日本共産党

○武田良介君 その認識が問われていると思うんですけれども。  更田委員長は十六日、真摯に反省し、生まれ変わったはずだが、悪い意味で東電スペシャルになっていると、こういうふうにも述べられておりますけれども、これはどういう思いで述べられたことでしょう。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) お答えをいたします。  東京電力福島第一原子力発電所事故以前でも、例えば福島第一の一号機において格納容器の漏えい率を試験をするときに、圧縮空気を入れてデータを偽造するということが東京電力においてありました。これは、いわゆる他電力も不始末、トラブルの類いはありますけれども、明らかに欺こうとしてというようなものとしては私は際立ったものだと思っています。そういった意味で、これは1F事故以前ですけど東電スペシャルであったと思って、これによって一年間の運転停止命令を受けています、東京電力は。  さらに、福島第一原子力発電所事故、で、先般のID不正利用と並んで、これも今後の検査の結果を待つしかありませんけれども、電力事業者として東京電力の悪い意味での特色といいますか、特徴という点なのかどうか、これは今後検査でしっかり明らかにしなければならないというふうに考えております。

武田良介日本共産党

○武田良介君 梶山大臣、東電は、今ありましたようにデータの改ざん、そして隠蔽、繰り返してきました。その都度改善を言いましたけれども、再び今回の事態です。ばれなきゃいい、指摘されたものは停止すればいい、そういう姿勢なんじゃないかと。経産省はどういうふうに指導してきたんですか。

梶山弘志自由民主党・無所属の会経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

○国務大臣(梶山弘志君) 核物質防護の確保というのは原子力事業者の基本中の基本であると思っております。ID不正使用に続き、核物質防護事案について原子力規制委員会から最も厳しい評価がなされたこと、大変深刻に受け止めているわけであります。  先ほど来質疑がありますけれども、現場の実態管理が不十分であった。これは会社のトップも含めて組織全体で対応しなければならないということだと思っております。  そういうことに鑑みた上で、外部の力を借りるとか、そういったことも含めて今後指導をしてまいりたいと思っております。

武田良介日本共産党

○武田良介君 安全をないがしろにしていては、新潟や福島の方始め国民の皆さん、納得されないと思うんですね。  東電は、三月十日、IDカードの不正入室問題を受けて原因分析を発表されました。その中に三つの背後要因ありますけれども、何だとまとめられておりますか。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 御質問にお答えいたします。  一つ目が厳格な核物質防護のための手段の不足、二点目が核物質防護の重要性の理解の不足、三点目が厳格な警備業務を行い難い風土というふうにまとめさせていただいております。

武田良介日本共産党

○武田良介君 改めて梶山大臣に伺います。  東電は核物質防護の重要性の理解不足だと自ら言っているわけです。これでいいんでしょうか。

梶山弘志自由民主党・無所属の会経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

○国務大臣(梶山弘志君) 今回の事案、非常に重く受け止めているところでありまして、核物質防護というのは原子力事業者にとって基本中の本当に基本だということを何回も私も言っているわけでありますけれども、こういった件が、点が改善されるように、規制委員会の調査を踏まえた上でしっかりと指導をしてまいりたいと思っております。

武田良介日本共産党

○武田良介君 そうおっしゃるんですけど、繰り返されているわけですね。全然改善されていない。なぜこういうことが起こるのか。  東電は経営改善のために柏崎刈羽原発の再稼働によって収益を上げようとしている、間違いないですね。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 当社は、十年前の三・一一の福島第一原子力発電所の事故を起こし、原子力のしっかりとした廃炉、賠償、福島の責任を全うすることが最大の使命だと認識しております。その上で、総合特別事業計画を国に認定いただき、これまで経営改革を進めてまいりました。  当社の取組は、原子力事業のみならず、送配電事業、小売事業、また、再生可能エネルギーの普及などに向けた事業、様々な事業を取り組みながら、企業価値を高めることによって福島の責任を果たしていくということでございます。また、非常に重要なことは、福島の反省と教訓に立ち、安全文化をしっかりと醸成するということを大きな柱としております。  今回、その部分が至らなかったということも含めて、しっかりと根本原因を調査し、しっかりと対策を打ってまいりたいと思います。

武田良介日本共産党

○武田良介君 東電の経営に関する新々・総合特別事業計画、この中では、収益改善の項目で、柏崎刈羽原発については安全最優先を言いながら、再稼働を実現すると、これにより、事業を継続的に実施でき、かつ、より安定的、持続的に賠償、廃炉に必要な資金を確保できる水準の収益力を目指すというふうに言っているじゃないですか。はっきり言っていただきたいと思うんですけど。  福島の除染費用は株の売却益と柏崎刈羽の再稼働によって賄う計画ですけれども、株は下がるばかりで売れません。ですから、再稼働を焦っていたんじゃないですか。そういう中で、安全対策工事の未完了だとかID不正だとか今回の機能喪失だとか、そういった問題が次々と起こったんじゃないですか。  この点、認識を小早川社長と梶山大臣にも伺います。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 御質問にお答えいたします。  二〇一七年に認定されました新々・総合特別事業計画では、柏崎刈羽原子力発電所において、地元本位、安全最優先という理念に沿って対応する、また、福島事故を深く反省し、安全を絶えず問い続ける企業文化、責任感を確立する、地元との対話を重ね、地域を始めとする社会への信頼を得られる事業運営体制を構築する、これらの取組を通じて再稼働を目指していくと記載させていただいております。  しかしながら、柏崎刈羽原子力発電所での一連の事案の発生を受け、原子力規制委員会から核セキュリティーその他の安全についての当社の姿勢に対して大変厳しい評価を受けているところでございます。また、地域の皆様の信頼を大きく損なったことは大変重く受け止めており、改めて反省申し上げます。  当社といたしましては、徹底的な原因究明と再発防止策を講じることが必要であり、現時点では再稼働できる段階にはないと考えておりますが、こうした中で、総合特別事業計画の策定、改訂に当たりましては、原賠機構と相談しながら適切に対応してまいりたいと考えております。

梶山弘志自由民主党・無所属の会経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

○国務大臣(梶山弘志君) 福島の除染、そして福島の廃炉、復興の資金については、委員おっしゃる仕組みの形で捻出をするということであります。  そういった中で、安全というのはまず第一でありまして、安全と品質を上げるためにどういう取組をしていくかということで今取り組んでいるところでありますけれども、こうした事象が、事案が起こったということは大変残念でありますし、これからしっかりと指導をしてまいりたいと思っております。

武田良介日本共産党

○武田良介君 小早川社長、焦っていたんじゃないかと私は伺ったんですけど。いかがですか。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 再稼働に関しましては、しっかりと安全を確立し、その上で地元の合意、同意がなければ再稼働は実現できないものというふうに考え、慎重に対応してまいりました。

武田良介日本共産党

○武田良介君 安全なんて確保されていなかったということが明らかになったわけですよ。賠償、廃炉を盾にして収益を上げるために再稼働を認めてくれなどということは、到底許されないというふうに言っておきたいと思います。  大体、東電の適格性が問われた保安規定の認可に当たっても、経済性より安全性を優先するということを書き込んで認可されたんじゃないですか。この点、更田委員長と梶山大臣、認識伺います。

更田豊志原子力規制委員会委員長

○政府特別補佐人(更田豊志君) おっしゃるとおり、保安規定の認可に当たって、東京電力は、安全、費用や経済的なものよりも安全を優先するという約束の下に保安規定の認可を受けております。  今後、核物質防護に係る検査を通じて東京電力の責任の在り方であるとか姿勢についてきちんと明らかにした上で、改めてまたこういった点について検討、議論をしていきたいというふうに思っております。  私たちは、現在、核物質防護に係るものについての事実の確認に今集中をしておりますけれども、今後、これが保安規定に係る議論に及ぶ可能性というのを否定するものではありません。

梶山弘志自由民主党・無所属の会経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

○国務大臣(梶山弘志君) 原子炉等規制法に基づく保安規定の認可につきましては、経済産業省としてコメントする立場にございません。

武田良介日本共産党

○武田良介君 安全性を優先するという当然のことを質問しております。  柏崎市の櫻井市長は、今までの積み重ねがリセットされたと、改めて再稼働の見通しが付かなくなった、喪失感を感じると。また、赤という判定についても衝撃を持って受け止めたと、長い年月を経てもなお安全文化の欠如が指摘される東電の問題は国民一人一人が考えないといけない厳しい現実だというふうに述べました。  地元市長のこの声を、小早川社長、どのように受け止められますか。

小早川智明東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長

○参考人(小早川智明君) 大変重く受け止めております。  再稼働に対して、様々な御期待、それから御指導いただいてきた地元の市長を始め皆様には大変申し訳なく思っております。しっかりと根本原因を究明し、再発防止に対して私が先頭に立ち、取り組んでまいりたいと思います。

武田良介日本共産党

○武田良介君 地元の方は、新潟県民ばかにされているんじゃないかとか、東電に対して不信感しかないとか、本当に厳しい声上がっていますよ。  花角新潟県知事も記者会見で、東電が原発の運転を的確に遂行する能力についてますます疑問符が付くというふうに述べられております。まさに運転する資格なしということだと思うんです。  大臣、再稼働できる段階かどうかではなくて、そもそも赤の評価が下された東電に原発を運転する資格はないんじゃないかというふうに思いますが、いかがですか。

梶山弘志自由民主党・無所属の会経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

○国務大臣(梶山弘志君) 今委員がおっしゃったように、まずは、このままでは再稼働できる段階にないものと考えております。そして、第四段階の中の一番厳しい評価をいただいているということでありまして、原子力規制委員会の指導の下にこれらを解消する手だてを考えていく、そして、私どもも、そういったことを実現できるように指導監督をしてまいりたいと考えております。

武田良介日本共産党

○武田良介君 そういうことを言いながら繰り返されてきたわけですよ。本当に経産省何やってきたのかということが鋭く問われるというふうに思います。  東電に原発を運転する資格などないというふうに思いますし、原発ゼロの社会へ向かうべきだということを申し上げて、質問を終わらせていただきたいと思います。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 関連質疑を許します。山添拓君。

山添拓日本共産党

○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  規制委員長と東電の参考人については退席いただいて構いません。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) それでは、更田委員長、東電小早川社長、どうぞ御退席ください。

山添拓日本共産党

○山添拓君 武田大臣に伺います。  昨年十一月、NTT澤田社長と会食で同席していたことを認められました。どのぐらいの時間同席され、何を話されたんでしょうか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 一個一個の事案について本来答えは差し控えさせていただいたんですけれども、先生御指摘のこの報道については、一切私に対して事実関係の確認がなかったんです。私も大変驚いていますし。  その上で、私も事実をお話しするということで答えさせていただきたいと思いますけれども、まず、そもそも、この会合自体がNTTさんが主催したものではないんです。JR東海の葛西名誉会長さんが主催された会であって、それは去年の一月の段階からいつか一度ということでやっていたら、延び延びになってこの時期になってきたわけですね。私はその案内はJR東海葛西名誉会長の方からメールでいただいたわけですけれども、時と場所と地図しか記されておりません。その場にどういう方々が何人来られているかということを事前に私は伺っておりませんでした。  業務の都合上かなり遅参を余儀なくされたわけでありますけれども、その後の日程も詰まっておったために、本当に、まさに僅かの時間としか表現ができないんでしょうけれども、しか取れなかったんです。ですから、私の方は、食事はその場では取っておりません。数杯お酒をいただいたわけでありますけれども、その複数人おられる方と話す、ゆっくり話す時間もないぐらいだったんですね。  ですから、その主催者である葛西会長とずっと話しておった、挨拶程度のことしかそのほかの方とはしておりません。

山添拓日本共産党

○山添拓君 あのNTTによるドコモの完全子会社化を進めるTOB、株式公開買い付けの終盤の時期に当たりますけれども、進捗状況は挨拶程度の中でも話題になったんじゃないですか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 本当に挨拶しかしていないような状況ですので、全く個別の内容についてほかの方としゃべったことはありません。

山添拓日本共産党

○山添拓君 白議員も紹介されていましたが、大臣は、昨年十二月のダイヤモンド・オンラインのインタビューで、自身が料金値下げに取り組む中では、携帯事業者の人にむしろ会うべきではないと思いましたと述べています。会っていたんじゃありませんか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) ダイヤモンド、週刊ダイヤモンドのインタビューにおいては、料金引下げの件について御挨拶に来られて以降お会いしていないという趣旨をお答えしたと記憶しております。

山添拓日本共産党

○山添拓君 いや、そのほかの人についても、携帯料金引下げに関することでは一切会っていませんと述べているんですよ。しかし、実は十一月に会われていたんですね。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 値下げに関することでは会っていないと、そこ書いているでしょう。

山添拓日本共産党

○山添拓君 いや、だけど、相手と会っちゃいかぬのですよと、そう言われているんですよ。情も芽生えるし、そこのところはフェアにやっていますと言っているんですよ。フェアじゃないじゃないですか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 私がその会にNTTの澤田さんを呼んでくださいだとか、そうしたことがあるなら話は別ですけれども、私が別の目的、つまり、JRの葛西名誉会長の席にお邪魔した際に、複数人の中に現場に行ったときにおられたということです。私が会いたくて会ったとか来てもらったとか、そんなのではなくて、おられたと、複数人の中のお一人でおられたということです。

山添拓日本共産党

○山添拓君 いや、だから、たまたま居合わせたということなんでしょうけれども、御説明によればですね。しかし、会っていませんとおっしゃっているんですよ、ここではね。  携帯値下げを看板政策にする政権の総務大臣が、値下げと一体のTOBのさなか、渦中のNTT社長、NTTドコモ取締役と同席し会食をすると、やっぱりそれ自体が疑念を招くと思われませんか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 我々政治家は、様々な経済人の方々と交流を持ちながら政策を練っていかなくてはならないんですね。そうした機会の中に澤田さんがおられたということで、国民から疑われるような話なんか全くするつもりもないし、していません。

山添拓日本共産党

○山添拓君 あの澤田社長も、先日、この委員会で、疑念あるいは疑いと言われるような印象を与えたと述べられました。やはり既に疑念だらけだと思うんですね。  総務省に伺いますが、NTTの役員や職員はNTT法十九条で収賄が罰せられます。間違いないですね。

竹内芳明総務省総合通信基盤局長

○政府参考人(竹内芳明君) お答えいたします。  NTTは元々電電公社でございましたので、取引先の事業者等から物をいただいたり金銭をいただいたりということについては罰則があるというふうに承知しております。今お尋ねの件については、通告はございませんでしたので、ちょっと詳細な規定は確認できてございません。

山添拓日本共産党

○山添拓君 御説明いただいたとおりです。  ですから、その意味では、公務員と同様に、NTTの職員、役員も含めて職務の公正性が求められる存在です。そのNTTが公務員を接待する、これは半ば官官接待だと思うんですけれども、大臣、その認識はいかがですか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) いや、官じゃないと思いますよ、NTTは上場企業ですから。

山添拓日本共産党

○山添拓君 半ばそうではないかということを言っているんですよ。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 半ばであろうとどうであろうと、上場企業じゃないですか。

山添拓日本共産党

○山添拓君 いや、ちょっとそれは、単なる上場企業ではないですよ、政府が三分の一以上出資するということが法律で規定されている特殊会社ですから。その認識はちょっとおかしいんじゃないでしょうか。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 私は、NTTは上場企業だというふうに位置付けております。

竹内芳明総務省総合通信基盤局長

○政府参考人(竹内芳明君) お答えいたします。  NTT法第十九条におきましてNTTの職員が物をもらうということについては罰則があるというふうに申しましたけれども、ただいまのお尋ねは逆のお話をされているのではないかというふうに思います。  いずれにいたしましても、NTTは既に昭和六十年に民営化された民間企業でございます。

山添拓日本共産党

○山添拓君 ですから、民間企業だということは私も分かっていますよ。しかし、NTT法の中で収賄が禁止をされる、これはやっぱり、職務の公正性を大事にしなければならない企業だということだと思うんです。そこが公務員に対して、国家公務員に対して接待をすると、これはやっぱり普通の民間企業とは違って問題があるんじゃないかと、こう申し上げているんですが。

武田良太自由民主党・無所属の会総務大臣

○国務大臣(武田良太君) 先生、もうどういう形であろうと何であろうと、法令に従わないということ自体が駄目だと私は思うんです。それが重要だと思いますよ。

山添拓日本共産党

○山添拓君 問題認識を共有されているかということを確認したかったのですが。  検証委員会の吉野座長は、接待する側には何かしら思惑があると述べています。私もそう思います。完全子会社化というのは、NTTがドコモに対して一〇〇%出資するということです。  総務省に伺いますが、NTTのドコモに対する出資比率について、政府が公に言っていることはありますか。

竹内芳明総務省総合通信基盤局長

○政府参考人(竹内芳明君) お答えいたします。  一つには、一九九二年、移動体業務分離の際の公正有効競争条件がございます。これは三十年前の状況を背景とした行政運営上の方針でございまして、法律上の拘束力はございません。  二点目が、二〇〇一年度から二〇〇九年度までの規制改革推進三か年計画がございますが、これは二〇〇九年三月の閣議決定以降については取り上げられておりません。  したがって、ドコモの完全子会社化が政府として公にしているものに反しているということはございません。

山添拓日本共産党

○山添拓君 私、まだそこまでは質問をしていないんですけど。出資比率の引下げを求めるような公にした文書があるかということを伺っているんです。

竹内芳明総務省総合通信基盤局長

○政府参考人(竹内芳明君) 先ほど申し上げました九二年の移動体分離業務の分離の際の公正有効条件として当時の郵政省が発表した文書が一つ、それから、二〇〇一年から二〇〇九年の規制改革推進計画三か年計画、その二つの文書がございます。  ただ、先ほど申し上げましたように、そのいずれもが現時点で有効なものではございません。

山添拓日本共産党

○山添拓君 そのいずれも出資比率の引下げを求めていたんですね。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 簡潔に答弁してください。

竹内芳明総務省総合通信基盤局長

○政府参考人(竹内芳明君) 当時そのようなことを求めておりましたが、現時点ではそのようなことは効力を持っておりません。

山添拓日本共産党

○山添拓君 三か年計画は閣議決定です。しかし、これを改める閣議決定はありませんね。

竹内芳明総務省総合通信基盤局長

○政府参考人(竹内芳明君) 先ほど申し上げましたように、二〇〇九年三月以降は取り上げられておりませんので、そこについてはあえて取り下げるという決定はしておりませんけれども、取り上げていないということで効力を持っておりません。

山添拓日本共産党

○山添拓君 ですから、ないんですよ。完全子会社化というのはそれまでの出資比率引下げからすれば政策転換です。なぜ何の議論もないんですか、大臣。

竹内芳明総務省総合通信基盤局長

○政府参考人(竹内芳明君) 元々、今回の完全子会社化以前から、NTT持ち株はNTTドコモの株を六六%程度保有しておりました連結子会社でございます。今回の再編成といいますのは、その持ち株比率を一〇〇%に変更すると、持ち株比率を変更するということにとどまりますので……(発言する者あり)ものでございます。  したがって、この持ち株比率を変更するということについて特段の総務省の、政府の手続、認可等を必要とするものではなく、民間企業の判断において行えるという制度であったということは御理解いただきたいと思います。

山添拓日本共産党

○山添拓君 大臣、閣議決定した方針を会食や密室の協議で覆してしまうんですか。

竹内芳明総務省総合通信基盤局長

○政府参考人(竹内芳明君) お答えいたします。  情報通信分野は非常に変化の激しい分野でございます。国際競争に打ち勝っていくために、あるいは利用者の満足度を上げるためにどのような計画を展開していくか、これは大変経営者として重要なポイントであります。  こういったものを経営者の判断において実施するという上で、今回こういう決定をされるに当たって政府として特段の手続を求めているものではないという判断をいたしております。

山添拓日本共産党

○山添拓君 経営者の判断だけでよいものではないわけです。元は国民の財産のNTTだからです。  政策を変えるなら、十分検証し、国民に説明すべきです。行政をゆがめた疑いはますます強まっているということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。

山本順三自由民主党・国民の声

○委員長(山本順三君) 以上で武田良介君及び山添拓君の質疑は終了いたしました。(拍手)  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十八分散会

国会会議録検索システムで原文を見る ↗