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204回国会衆議院2021/05/13

科学技術・イノベーション推進特別委員会 第2号

発言数
7
登壇者
4
会派数
2
開催日
2021/05/13

会議録

田嶋要立憲民主党・無所属

○田嶋委員長 これより会議を開きます。  科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件について調査を進めます。  井上国務大臣及び平井国務大臣から、それぞれ所信を聴取いたします。井上国務大臣。

井上信治自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策)

○井上国務大臣 科学技術政策、宇宙政策、知的財産戦略を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  感染症の拡大や気候変動などの課題に直面し、デジタル化の推進やカーボンニュートラルの実現等、循環経済への移行、安全、安心な社会の構築につながる科学技術の重要性が高まっています。これらの重要技術をめぐり激化する国家間の覇権争いに打ちかつため、科学技術・イノベーション政策を積極的に推進してまいります。  特に本年度は、十兆円規模の大学ファンドを創設し研究基盤の強化や大学改革を進めるとともに、博士課程学生を始め若手研究者支援の抜本強化、AI等の個別分野の戦略の推進、スタートアップエコシステムの拠点形成などに取り組みます。  さらに、戦略的イノベーション創造プログラムやムーンショット型研究開発制度などを強力に推進します。  これらを含め、ソサエティー五・〇の実現に向けた今後五年間の科学技術・イノベーション政策を抜本的に強化すべく、第六期科学技術・イノベーション基本計画を策定しました。目標に掲げた政府の研究開発投資約三十兆円、官民合わせて百二十兆円を達成するため、大胆な投資の拡大に取り組みます。  また、「原子力利用に関する基本的考え方」に基づく原子力政策を推進します。  日本学術会議の在り方の見直しについては、日本学術会議が「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」を取りまとめました。私の下でも、総合科学技術・イノベーション会議有識者議員懇談会の中で、日本学術会議の在り方に関する政策討議を行います。もとより、日本学術会議自らが、この報告書について産業界や学識経験者など様々な方の意見を聞くことも重要であり、引き続き、梶田会長と連携して、共に未来志向で取り組んでまいります。  宇宙政策については、宇宙基本計画に基づく取組を強力に推進します。宇宙は科学技術のフロンティアとして、ますますその重要性を増しています。また、宇宙システムは、安全保障や経済社会活動の基盤であるとともにデジタル化に必要不可欠です。「はやぶさ2」でも示された我が国の高い技術力を生かしながら、アルテミス計画に積極的に参画するとともに、準天頂衛星の整備、戦略的な衛星開発、衛星データの利用拡大等の取組を推進します。  知的財産戦略については、イノベーションによる社会課題解決や国際市場確保に必要な標準の戦略的な活用の推進のため、政府一体での官民連携による取組の強化とともに、デジタル時代における著作権制度等の在り方の検討など、新たな知財制度の構築に向けて取組を進めてまいります。  いずれの分野においても、行政の縦割りを打破していくことが重要であり、関係省庁と連携して未来を切り開いていく所存です。  田嶋委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

田嶋要立憲民主党・無所属

○田嶋委員長 次に、平井国務大臣。

平井卓也自由民主党・無所属の会内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度)

○平井国務大臣 情報通信技術政策担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  国民本位の行政のデジタル化を阻んできた最大の原因は、国や地方の情報システムが個々に整備され、十分な連携が図れていなかったことであることを踏まえ、全ての政府情報システムに対するプロジェクト管理や地方自治体の業務システムの統一、標準化を強力に進めていくとともに、行政のデジタル化を徹底するため、昨年末に閣議決定したデジタル・ガバメント実行計画に基づき、各施策の実現を加速します。  官民のデータ基盤を整備していく観点から、昨年末に策定したデータ戦略に基づき、いわゆるベースレジストリーの整備などに取り組み、官民のデータの利活用を促進します。さらに、世界最高水準の自動運転の社会実装に向けた取組や、教育、医療、防災などの準公共分野や、農業、港湾などの分野におけるデータ連携の基盤整備などを進めてまいります。  田嶋委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

田嶋要立憲民主党・無所属

○田嶋委員長 以上で両大臣の所信表明は終わりました。  次に、令和三年度科学技術関係予算の概要について説明を聴取いたします。三ッ林内閣府副大臣。

三ッ林裕巳自由民主党・無所属の会内閣府副大臣

○三ッ林副大臣 内閣府副大臣の三ッ林裕巳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  令和三年度科学技術関係予算について、その概要を説明いたします。  令和三年度の科学技術関係予算の総額は四兆千四百十四億円となっております。このうち、一般会計分が三兆三千五百十五億円、特別会計分が七千八百九十九億円となっております。この一般会計のうち、科学技術関係予算の中核となる科学技術振興費が一兆三千六百七十三億円となっております。  本年三月二十六日、第六期科学技術・イノベーション基本計画が閣議決定され、今後五年間の政府研究開発投資の目標を約三十兆円に設定しました。本年度は、目標達成に向けた初年度となります。令和三年度科学技術関係予算の編成に当たっては、基本計画に掲げる施策を確実に推進していくため、総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮し、予算要求を主導してきました。  具体的には、戦略的イノベーション創造プログラム及びムーンショット型研究開発制度等の実施に必要な経費を内閣府において計上し、社会実装までを見据えた研究開発等を推進するとともに、デジタルトランスフォーメーション、カーボンニュートラル実現に向けた研究開発や、スマートシティーの展開、スタートアップエコシステムの形成など、社会を変革させる取組に必要な経費を計上しています。  また、研究力強化・若手研究者支援パッケージ等に基づく研究力の強化や、AI、バイオ、量子技術、マテリアルといった重点分野における取組等の推進に必要な経費を関係府省において計上しております。  以上で令和三年度科学技術関係予算の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

田嶋要立憲民主党・無所属

○田嶋委員長 以上で説明は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十九分散会

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