国土交通委員会 第1号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 2020/11/19
会議録
○委員長(江崎孝君) ただいまから国土交通委員会を開会をいたします。 議事に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。 去る十月二十六日の本会議におきまして国土交通委員長に選任されました江崎孝でございます。 公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、委員の皆様方の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手) ─────────────
○委員長(江崎孝君) 委員の異動について御報告をいたします。 昨日までに、酒井庸行君、豊田俊郎君、伊藤孝江君、里見隆治君、宮崎勝君、上田清司君、長浜博行君、小沢雅仁君、和田政宗君、田名部匡代君及び清水真人君が委員を辞任され、その補欠として大野泰正君、岩井茂樹君、杉久武君、西田実仁君、竹内真二君、榛葉賀津也君、青木愛君、牧野たかお君、熊谷裕人君、丸川珠代君及び私、江崎孝が選任されました。 また、本日、丸川珠代君が委員を辞任され、その補欠として清水真人君が選任されました。 ─────────────
○委員長(江崎孝君) 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。 委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(江崎孝君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に足立敏之君、大野泰正君、青木愛君及び杉久武君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(江崎孝君) 国政調査に関する件についてお諮りをいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(江崎孝君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 ─────────────
○委員長(江崎孝君) 国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を議題といたします。 国土交通行政の諸施策について、国土交通大臣から説明を聴取いたします。赤羽国土交通大臣。
○国務大臣(赤羽一嘉君) 国土交通大臣を拝命しております赤羽一嘉でございます。 江崎委員長、そして理事、委員各位の皆様には、御指導を何とぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、第二百三回国会における御審議に当たりまして、国土交通行政の諸課題について、私の考えを述べさせていただきます。 我が国は、構造的な少子高齢化や人口減少による地方の過疎化の進行、また、全国各地で頻発する大規模な自然災害による深刻な被害の発生、そして、新型コロナウイルス感染症の長期化による社会経済や国民生活等への甚大な影響など、多くの課題に直面をしております。 これらの影響は、テレワーク、ワーケーションなどの働き方や、二拠点居住、地方移住などの住まい方に変化をもたらし、ひいては、国民一人一人の人生の価値観そのものが大きく変わることも予想されております。事実、東京からの転出人口が転入人口を上回る現象が三か月連続で続いていることも予兆の一つと思われます。 こうした大きな変化に対応し、国土交通省の本来の使命である国民の命と暮らしを守るための国土交通行政を遂行するためには、これまでの縦割りやあしき前例主義を打破し、規制緩和やデジタル革命などの推進により、山積する課題を克服し、ウイズコロナ時代の生活様式の変化に対応した新たな日常を実現し、日本の活力へとつなげていくことこそ、国の責務であると私は考えております。 続いて、重点的に取り組む三本の柱について申し上げます。 一つ目は、コロナ禍における感染拡大防止と社会経済活動の両立です。 初めに、今般の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に改めてお悔やみを申し上げますとともに、直接的、間接的に被害を受けられた全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。 また、新型コロナウイルス禍の中、国民の命と暮らしを守り、我が国の経済活動を支えるために、献身的に尊い使命と責任を果たしていただいている公共交通や物流、建設工事等の分野に携わる全てのエッセンシャルワーカーの皆様に心から敬意と感謝を申し上げます。 国土交通省といたしましては、感染拡大防止と社会経済活動の両立に向け、感染拡大予防ガイドラインの徹底と新しい生活様式の定着にしっかりと取り組んでまいります。 観光関連産業は、裾野が広く、地域経済を支え、全国で約九百万人の雇用を生んでいる重要な産業でありますが、コロナ禍により大変深刻なダメージを受けております。 このため、ウイズコロナの時代における安全で安心な新しい旅のスタイルの普及、定着を図った上で、一刻も早く失われた観光需要を取り戻すべく、七月よりGoToトラベル事業を実施しております。十月末までに同事業を利用して宿泊された方は延べ三千九百七十六万人を超える状況です。 引き続き、政府全体の方針に基づき、感染状況を注視しつつ、できるだけ息長く同事業を実施し、力強く観光需要を喚起してまいります。 また、本年七月に開業したウポポイを拠点に、北海道の様々な魅力を世界に発信してまいります。 公共交通事業者は、人口減少等による厳しい経営状況に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う移動の自粛や水際対策等により、過去に例を見ない規模で輸送需要が減少しており、深刻な危機に瀕しております。 地域の鉄道、バス、タクシー、フェリー等の公共交通は、国民の日々の通勤通学、生活の足であり、また、日本の経済活動を下支えする、まさにエッセンシャルサービスでございます。十分な感染症拡大防止対策の下で持続的な運行を維持確保していけるよう、これまで以上に強力に支援を行ってまいります。JR北海道及びJR四国の経営改善についても、引き続き取り組んでまいります。 また、国内線、国際線共に大変厳しい状況にある航空会社や空港会社等についても、航空ネットワークを適切に維持する観点から、しっかりと支援してまいります。 新型コロナウイルス感染症拡大を踏まえた新しい生活様式に対応するため、インフラ、物流分野等のデジタルトランスフォーメーションの取組を進めます。 二つ目は、防災・減災が主流となる安全、安心な社会づくりです。 本年も、令和二年七月豪雨を始めとする自然災害により、全国各地で甚大な被害が生じております。犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表します。 国土交通省といたしましては、これまでのテックフォース等による災害応急対策に加え、九月一日には八代復興出張所を設置し、権限代行等の円滑な実施を図ることとしており、引き続き、被災地の方々が一日も早く元の暮らしを取り戻せるよう、改良復旧も活用しながら、早期の復旧復興に全力で取り組んでまいります。 東日本大震災などで被災した地域の復興も着実に進めてまいります。 近年の気候変動の影響により、激甚化、頻発化する自然災害に対応するための防災・減災、国土強靱化、インフラ老朽化対策、サプライチェーンの強化等の加速化、深化は、我が国の喫緊の課題です。 私は、昨年大臣に就任した直後から、台風、地震などの被災地に三十回以上足を運び、改めて、事前防災対策が重要であると痛感をいたしたところでございます。各地域の首長の皆様からも、異口同音に、三か年緊急対策後も防災・減災、国土強靱化等の取組を更に充実させるよう、強く求められてきたところです。 このため、三か年緊急対策後も、中長期的な視点に立った計画的な取組として、国民の安全、安心をより一層確保するための必要かつ十分な対策を最大限に講じ、防災・減災が主流となる社会づくりに全力を傾けてまいります。 大雨洪水水害から国民の皆様の命と暮らしを守るためには、抜本的な治水対策が必要です。上流から下流、本川、支川という流域全体を俯瞰し、国、県、市町村、企業、地域住民の方々など、あらゆる関係者が協働してハード、ソフトの治水対策に取り組む流域治水が重要です。 このため、気候変動による降雨量の増加等を考慮した治水計画への見直しを進めるとともに、ダムや遊水地、堤防の整備や河道の掘削等をより一層加速してまいります。 あわせて、気象庁及び海上保安庁の連携による洋上観測等、気象観測監視体制を強化し、線状降水帯の予測精度を向上させるほか、住民の皆様への情報提供の在り方の更なる改善、水害リスク情報の充実と共有、全国の気象台OB、OGを活用した気象防災アドバイザーの充実などによる実効性のある避難体制づくりを進め、自助、共助の取組を促します。 これらを含め、本年成立した改正都市再生特別措置法に基づく居住エリアの安全性強化、運輸防災マネジメントや所有者不明土地対策等、本年七月に取りまとめた、総力戦で挑む防災・減災プロジェクトに基づく施策を着実に推進してまいります。 厳しさを増す我が国周辺海域の状況を踏まえ、海上保安体制を強化し、尖閣諸島周辺海域を始めとする領海警備に万全を期してまいります。 三つ目は、人口減少と少子高齢化社会への挑戦です。 バリアフリー対策は、成熟した国家の品格を体現するものであり、東京オリンピック・パラリンピック大会に向け、そのレガシーとしての真の共生社会を実現するため、ハード、ソフト両面からのバリアフリー化を力強く進めていく必要がございます。 新幹線のバリアフリー化はその象徴であると考えており、世界最高水準のバリアフリー環境を有する高速鉄道の実現に向け、車椅子用フリースペースの導入等を図るほか、本年成立した改正バリアフリー法に基づき、高齢化社会における当然の公共政策として、公共交通機関や建築物等のバリアフリー化を着実に進めるとともに、障害者用トイレ等の適正利用の推進など、心のバリアフリーをより一層推進してまいります。 高齢運転者等による交通事故を撲滅するため、衝突被害軽減ブレーキ等を搭載したサポカーの普及をより一層促進するとともに、安全性、信頼性の向上のため、高速道路の四車線化等を推進いたします。 また、被害者救済対策として、重度の後遺障害を負った事故の被害者のための療護施設の拡充などに取り組みます。 コロナ禍により落ち込んだ経済を早期回復させ、持続可能な経済成長を確実なものとするため、高速道路、国際戦略港湾、リニアや整備新幹線などストック効果の高い社会資本整備や、既存住宅流通の活性化など民間投資を誘発する施策、世界の旺盛なインフラ需要を取り込む質の高いインフラシステムの海外展開を重点的、戦略的に推進いたします。 建設業においては、新担い手三法等に基づき、工期の適正化や施工時期の平準化、建設キャリアアップシステムの普及、活用、三次元データ、新技術等を活用したi―Constructionの推進等により働き方改革や生産性向上を進め、担い手の確保に取り組んでまいります。 また、自動車運送事業等においては、生産性の向上、多様な人材の確保、育成、取引環境の適正化等を進め、造船、海運業等では、これに加えて国際競争力の強化に向けた政府の支援策を検討してまいります。 来年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、セキュリティーや輸送対策等の取組を引き続き推進するほか、二〇二五年の大阪・関西万博に向け、地元自治体と連携し会場へのアクセス機能の確保等に取り組んでまいります。 以上の三点について、しっかりと取り組んでまいります。 冒頭にも申し上げましたが、新型コロナウイルス禍は、働き方、住まい方、そして生き方に大きな変化をもたらすと考えております。 国土交通省といたしましても、ウイズコロナの時代における社会経済構造や生活様式の変化を踏まえ、豊かで暮らしやすい地域づくりに取り組むほか、国土の在り方について長期展望を提示するとともに、関係省庁と連携し二拠点居住やワーケーションを推進するなど、適切な施策を講じてまいります。 以上、私の考えを申し述べさせていただきました。 江崎委員長を始め、理事、委員各位の皆様の格別の御指導を何とぞよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。
○委員長(江崎孝君) 以上で説明の聴取は終わりました。 この際、岩井国土交通副大臣、大西国土交通副大臣、小林国土交通大臣政務官、朝日国土交通大臣政務官及び鳩山国土交通大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。岩井国土交通副大臣。
○副大臣(岩井茂樹君) 国土交通副大臣の岩井茂樹でございます。 江崎委員長を始め、理事、委員の皆様に格段の御指導のほど、どうかよろしくお願いいたします。
○委員長(江崎孝君) 大西国土交通副大臣。
○副大臣(大西英男君) この度、国土交通副大臣を拝命いたしました大西英男でございます。 江崎委員長、理事、委員の皆様方の特段の御指導を心からお願いを申し上げます。
○委員長(江崎孝君) 小林国土交通大臣政務官。
○大臣政務官(小林茂樹君) 国土交通大臣政務官の小林茂樹でございます。 江崎委員長を始め、理事、委員の皆様方には、何とぞ格別の御指導を賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(江崎孝君) 朝日国土交通大臣政務官。
○大臣政務官(朝日健太郎君) 国土交通大臣政務官の朝日健太郎でございます。 江崎委員長を始め、理事、委員皆様の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(江崎孝君) 鳩山国土交通大臣政務官。
○大臣政務官(鳩山二郎君) 国土交通大臣政務官の鳩山二郎でございます。 江崎委員長を始め、理事、委員の皆様の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(江崎孝君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十四分散会