北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
- 発言数
- 20 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 2020/12/02
会議録
○古川委員長 これより会議を開きます。 理事の辞任についてお諮りいたします。 理事源馬謙太郎君及び村上史好君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○古川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○古川委員長 御異議なしと認めます。 それでは、理事に 松原 仁君 及び 渡辺 周君 を指名いたします。 ――――◇―――――
○古川委員長 この際、加藤拉致問題担当大臣、茂木外務大臣、小此木国家公安委員会委員長、三ッ林内閣府副大臣、鷲尾外務副大臣、吉川内閣府大臣政務官、國場外務大臣政務官及び鈴木外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。加藤拉致問題担当大臣。
○加藤国務大臣 拉致問題担当大臣の加藤勝信でございます。 拉致問題をめぐる現状について御報告申し上げます。 北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、国の責任において主体的に取り組み、解決を目指すべき課題です。日本政府は、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、政府の総力を挙げて最大限の努力を続けております。 しかしながら、拉致被害者の方々の帰国が実現しないまま長い年月がたち、肉親との再会がかなわぬまま亡くなられた御家族もいらっしゃいます。本年二月には有本嘉代子さんが、六月には横田滋さんがお亡くなりになられました。御冥福をお祈りいたします。お二人の御存命中に、御令嬢の恵子さん、めぐみさんの帰国が実現できなかったことは、痛恨のきわみであり、まことに申しわけなく思います。 私自身、御家族の皆様との面会の機会などを通じて、長年にわたる苦しみと悲しみを直接お伺いしています。もはや一刻の猶予もない、何としても結果を出してほしいという切実な思いを改めて胸に刻んで、問題解決に向けてあらゆるチャンスを逃さないとの決意で臨んでまいります。 菅総理は、就任以来、米国を始めとする各国首脳との電話会談等において、拉致問題の早期解決に向けた支持を働きかけ、引き続き緊密に連携していくことなどを確認してきています。 また、先月十二日には、バイデン米国次期大統領と電話会談を行いました。総理から、拉致問題は菅政権の最重要課題である旨述べ、バイデン次期大統領の理解と協力をお願いし、拉致問題を始めとする北朝鮮への対応について緊密に連携していくことで一致しました。 加えて、私も、先週、王毅中国国務委員兼外交部長の表敬を受けた際に、中国の引き続きの理解と支持を求めました。 今後とも、米国を始めとする関係国と緊密に連携しつつ、あらゆる外交上の機会を捉えて拉致問題を提起していく考えです。 同時に、我が国自身がこの問題に主体的に取り組むことが重要です。菅総理自身、累次の機会において、条件をつけずに金正恩委員長と直接向き合う決意を述べています。 その上で、拉致問題の解決には、日本国民が心を一つにして、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現への強い意思を示すことが重要です。政府としては、拉致問題に関する啓発活動にも力を入れて取り組んでおります。 特に、これまで拉致問題について触れる機会の少なかった若い世代への啓発が重要な課題となっており、教員等を対象にした研修や中学生、高校生を対象とした作文コンクールを実施しています。 また、新型コロナウイルス感染防止対策を適切に講じた上で、映画等の上映会、集会、舞台劇等を全国各地で開催しております。さらに、今月十二日には、北朝鮮人権侵害問題啓発週間における政府主催行事として、インターネットでのライブ配信も行いつつ、国際シンポジウムを開催する予定です。 さらに、コロナ禍の中にあっても国際社会の取組を停滞させないとの観点から、国際発信ビデオメッセージを制作し、ユーチューブや在京各国大使館、在外公館等を通じて国際社会に発信しております。 これらの啓発活動と並行して、拉致被害者や北朝鮮の人々に対してラジオ放送を実施しております。今後とも、拉致被害者への激励や北朝鮮の人々に向けた情報発信の一層の拡充強化を図りたいと思います。また同時に、あらゆる事態への対応にも万全を期してまいります。 拉致問題は、菅内閣の最重要課題です。拉致被害者の方々、そして御家族の皆様が御高齢となる中、もはや一刻の猶予もありません。認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向け、あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で取り組んでまいります。 古川委員長を始め、理事、委員の皆様の御理解、御協力を心よりお願い申し上げます。
○古川委員長 次に、茂木外務大臣。
○茂木国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。 我が国として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を目指す考えに変わりはありません。 拉致問題は、菅内閣の最重要課題です。本年二月に有本嘉代子さんが、また六月には横田滋さんが、御令嬢の有本恵子さん、横田めぐみさんの御帰国を待ちながらお亡くなりになりました。嘉代子さん、滋さんの御存命中に、恵子さん、めぐみさんを帰国させることができなかったことは、痛恨のきわみです。御家族が御高齢となる中、拉致問題の解決には一刻の猶予もありません。我が国自身が主体的に取り組むことが重要であり、菅総理自身、条件をつけずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。 また、拉致問題は、国際社会共通の課題です。菅総理は就任後、トランプ大統領やバイデン次期大統領を始めとする各国首脳等との電話会談等において、拉致問題の早期解決に向けた支持を働きかけ、引き続き緊密に連携していくことなどを確認しています。 私も、外務大臣として、あらゆる機会を捉えて拉致問題に関する我が国の立場を説明し、多くの国から支持と理解を得てきています。十月六日の日米外相会談では、北朝鮮の拉致問題を含む諸懸案の解決に向けて、今後も日米間で一層緊密に連携していくことで一致しました。十一月二十四日の日中外相会談でも、王毅国務委員に対して、拉致問題の早期解決に向けた理解と支持を求めました。引き続き、米国等とも緊密に連携しながら、拉致被害者の一日も早い帰国を実現するべく、菅総理のもと、政府一丸となって全力を尽くしていく考えです。 加えて、北朝鮮は、関連する国連安保理決議に従った、全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄を依然として行っておりません。今後とも、日米、日米韓の三カ国で緊密に連携し、中国、ロシアを含む国際社会とも協力しながら、関連する安保理決議の完全な履行を進め、朝鮮半島の非核化を目指していきます。 今後とも、古川委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御理解を心からお願い申し上げます。
○古川委員長 次に、小此木国家公安委員会委員長。
○小此木国務大臣 小此木でございます。 国家公安委員会委員長として、拉致問題に関する警察の取組について御報告申し上げます。 北朝鮮による拉致容疑事案は、我が国の主権を侵害し、国民の生命身体に危険を及ぼすとともに、被害者やその御家族に耐えがたい苦痛を与える許しがたい犯罪であり、治安上極めて重大な問題です。また、拉致被害者やその御家族も高齢となられ、本年二月には有本嘉代子さんが、六月には横田滋さんがお亡くなりになられました。もはや一刻の猶予もない状況にあると認識しております。 現在、警察においては、日本人が被害者である拉致容疑事案及び朝鮮籍の姉弟が日本国内から拉致された事案、計十三件十九人を拉致容疑事案と判断するとともに、拉致の実行犯等として、北朝鮮工作員等、計十一人について、逮捕状の発付を得て国際手配をしているところです。 また、これらの事案以外にも、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案があるとの認識のもと、関係機関と緊密な連携を図りつつ、鋭意所要の捜査や調査を進めています。 今後とも、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現するため、拉致容疑事案等の全容解明に向けて徹底した捜査及び調査を推進いたします。 また、我が国は、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決するため、国際社会との緊密な連携のもと、関連する国連安保理決議を完全に履行するとの観点からも、我が国としての対北朝鮮措置を着実に実施しているところです。 警察では、これまで対北朝鮮措置の実効性を確保するため、これらの措置に係る違法行為の取締りを推進してきたところですが、引き続き、関係機関と緊密な連携を図りつつ、徹底した取締りを推進します。 拉致問題は、菅内閣の最重要課題であります。 今後とも、拉致問題対策本部事務局や外務省等、関係機関と緊密に連携し、政府全体としての取組にしっかり貢献いたします。 古川委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○古川委員長 次に、三ッ林内閣府副大臣。
○三ッ林副大臣 内閣府副大臣の三ッ林裕巳でございます。 先ほど加藤勝信拉致問題担当大臣からお話がありましたように、拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であります。全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、吉川政務官とともに加藤大臣を補佐し、全力で取り組んでまいる所存であります。 古川委員長を始め、各理事、委員の方々の御指導をよろしくお願い申し上げます。
○古川委員長 次に、鷲尾外務副大臣。
○鷲尾副大臣 外務副大臣を拝命いたしました鷲尾英一郎でございます。 二〇〇二年に五名の拉致被害者の方々が帰国されて以来、一人の拉致被害者の帰国も実現していないことは痛恨のきわみであります。茂木外務大臣を補佐し、菅政権で拉致問題を必ず解決するとの強い決意で臨んでまいります。 古川委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○古川委員長 次に、吉川内閣府大臣政務官。
○吉川大臣政務官 内閣府大臣政務官の吉川赳でございます。 拉致問題の早期解決に向けて、古川委員長を始め、各理事、委員の方々の御指導、御鞭撻を賜りながら、加藤大臣を三ッ林副大臣とともに補佐し、全力で取り組んでまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。
○古川委員長 次に、國場外務大臣政務官。
○國場大臣政務官 外務大臣政務官を拝命いたしました國場幸之助でございます。 拉致問題は菅内閣の最重要課題であり、拉致被害者の方々と御家族の皆様が抱き合う日まで、菅内閣の使命は終わりません。茂木外務大臣を補佐し、御家族の積年の思いを胸に、拉致問題の早期解決に向けて全力を尽くしてまいります。 古川委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○古川委員長 次に、鈴木外務大臣政務官。
○鈴木大臣政務官 外務大臣政務官を拝命いたしました鈴木隼人でございます。 茂木外務大臣を補佐し、あらゆる機会を捉えて拉致問題に関する国際社会の理解と協力を得るとともに、日米、日米韓で緊密に連携し、中国、ロシアを含む関係国とも協力しながら、その早期解決に向けて全力を傾けてまいります。 古川委員長を始め、理事、委員の皆様の御指導を心からお願い申し上げます。
○古川委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後二時二十三分散会