外務委員会 第1号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2020/11/11
会議録
○あべ委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、外務委員長に就任いたしましたあべ俊子でございます。 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が続く中、国際社会は英知を結集してこの脅威に対応することが求められているところでございます。 また、不確実性が増す国際情勢におきまして、我が国は、自国の安全と繁栄を確保するとともに、国際社会の平和と安定に貢献するため、さまざまな外交諸課題に対し的確かつ迅速に対応することが求められているところでございます。 山積する外交課題を解決するため、当委員会に課せられた使命はまことに重大でございます。 今後とも、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、委員各位の御支援と御協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ――――◇―――――
○あべ委員長 理事の辞任についてお諮りいたします。 理事竹内譲君から、理事辞任の申出がございます。これを許可するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○あべ委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が七名欠員となっております。その補欠選任に関しまして、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○あべ委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、理事に 伊藤信太郎君 鈴木 貴子君 薗浦健太郎君 中根 一幸君 阿久津幸彦君 小熊 慎司君 及び 佐藤 茂樹君 を指名いたします。 ――――◇―――――
○あべ委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 国際情勢に関する事項について、本会期中国政に関する調査を行うため、衆議院規則第九十四条の規定によりまして、議長に対し、承認を求めたいというふうに存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○あべ委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――――◇―――――
○あべ委員長 この際、茂木外務大臣、鷲尾外務副大臣、宇都外務副大臣、國場外務大臣政務官、鈴木外務大臣政務官及び中西外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。外務大臣茂木敏充君。
○茂木国務大臣 おはようございます。引き続き外務大臣を務めさせていただくことになりました茂木敏充です。 外務委員会の開催に当たり、あべ委員長を始め理事、委員各位に御挨拶申し上げるとともに、外交政策の所信について申し述べます。 まず、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。これまで、感染症危険情報の発出、レベルの引上げや水際対策の強化、一万二千人以上の在外邦人の出国・帰国支援、国際的な人の往来の再開に向けた取組を行ってきました。引き続き、人の往来再開について双方向の協議を進めている国、地域と早期合意に向けて調整するとともに、どのような施策、対策の組合せで感染症拡大の防止と両立する形で往来を再開していくか検討していきます。また、人間の安全保障の理念に立脚し、医療体制が脆弱な途上国への支援を始め、国際的な協力、連携を進めます。 本年二月以降、コロナの影響で対面での外交が困難な状況となり、各国の外相とテレビ会議、電話会談を八十回以上行ってまいりました。ただし、国益をかけた貿易交渉や機微にわたる外交上のやりとりには対面での会談が必要であり、八月以降は、欧州、東南アジア、パプアニューギニア、中東、モンゴルへの訪問、東京での日米豪印外相会談の開催など、万全な対策をとった上で、リモートとあわせ対面での外交を展開しています。 今後の外交全般については、引き続き、六つの分野に焦点を当て、包容力と力強さを兼ね備えた外交をより一層戦略的に展開します。 第一に、日米同盟です。日本を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、日本の外交、安全保障の基軸であり、地域の平和と安定に貢献する大きな役割を担う日米同盟を更に強化します。また、普天間飛行場の一日も早い辺野古移設を始め、地元の負担軽減に全力を尽くします。 日本の提唱する自由で開かれたインド太平洋の実現は、米国のみならず、ASEAN、豪州、インド、さらには英国、フランス、ドイツを含む欧州まで広がりつつある考え方です。ポストコロナの世界においても、地域と国際社会の平和と繁栄に貢献するために、考え方を共有する国々、パートナーと連携して、その実現に向けた取組を推進していきます。 第二に、北朝鮮をめぐる諸懸案への対応です。日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、北朝鮮との国交正常化を目指す基本方針は変わりません。日米、日米韓の結束のもと、国際社会と連携しながら、朝鮮半島の完全な非核化を目指します。また、最重要課題である拉致問題の早期解決に向けて全力で行動していきます。 第三に、近隣諸国との外交に積極的に取り組みます。 日中関係は、最も重要な二国間関係の一つです。中国との間にはさまざまな懸案が存在していますが、引き続き首脳会談や外相会談等のハイレベルの機会を活用して、主張すべきはしっかりと主張し、懸案を一つ一つ解決し、また、中国側の前向きな対応を強く求めていきます。 他方、東シナ海における一方的な現状変更の試みは断じて認められません。冷静に、かつ毅然と対応していきます。南シナ海をめぐる問題についても、緊張を高めるいかなる行為にも強く反対し、力や威圧によらない国際法に基づく紛争の平和的解決の重要性を強調していきます。 韓国は極めて重要な隣国です。だからこそ、旧朝鮮半島出身労働者問題を始め、現在非常に厳しい状況にある日韓関係をこのまま放置していくわけにはいかないと考えています。日本政府として、両国間の問題に関する我が国の一貫した立場に基づき、今後も韓国側に適切な対応を強く求めていきます。 日ロ関係を重視していく姿勢に変わりはありません。政治、経済、文化等、幅広い分野で関係全体を発展させていく考えです。菅政権として、一昨年のシンガポールでの首脳間のやりとりについてしっかりと引き継いでおり、領土問題を解決して平和条約を締結すべく、粘り強く交渉に取り組みます。 第四に、中東情勢への対応です。私も本年十月にはサウジアラビア、クウェートを訪問し、また、イスラエル、UAE、イラン等の地域各国と電話外相会談を重ねてきました。中東の平和と安定は、原油輸入の約九割をこの地域に依存する日本の国益に直結します。今後も、中東の緊張緩和と情勢の安定化に向けた外交努力を継続します。 第五に、新たな共通ルールづくりを日本が主導する経済外交に邁進します。世界的に保護主義が台頭する中、自由貿易を推進し、ルールに基づく多角的貿易体制を強化することが重要です。今般署名に至りました日英包括的経済連携協定について、今国会での御審議をよろしくお願い申し上げます。また、ポストコロナで重要性が増すデジタル分野での新たなルールづくりや、紛争解決制度改革を始めとするWTO改革にも尽力します。さらに、経済安全保障の確保に向け、適切に取り組んでいきます。 最後に、SDGs達成を始めとする地球規模課題への対応です。ワクチン等の確保やユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成を含む保健分野にとどまらず、気候変動、教育、人権、女性、防災、海洋プラスチックごみ対策、アフリカ開発など、新型コロナウイルス感染症の拡大により深刻化する諸課題につき、今後も指導力を発揮します。また、軍縮・不拡散や国連安保理改革、国際機関の日本人職員増強にも取り組みます。 以上の諸課題について着実かつ具体的な成果を上げるため、総合的な外交力の強化と戦略的な対外発信に努め、ポストコロナのルールづくり、体制づくりにおいて、存在感ある日本外交を展開していきたいと思います。 あべ委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御理解を心からお願い申し上げます。
○あべ委員長 次に、外務副大臣鷲尾英一郎君。
○鷲尾副大臣 外務副大臣を拝命いたしました鷲尾英一郎でございます。 さまざまな外交課題に直面する中、副大臣としての職責を果たしてまいりたいと存じます。 特に、担当であるアジア大洋州、南部アジア、中東、アフリカ諸国との関係強化に努めます。また、軍縮・不拡散、科学技術外交、経済外交、在留邦人の安全確保、国際的なテロ対策に取り組んでまいります。 なお、二人の副大臣の中で、私が特に本委員会を担当することとなっております。 あべ委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○あべ委員長 次に、外務副大臣宇都隆史君。
○宇都副大臣 外務副大臣を拝命いたしました参議院議員の宇都隆史でございます。 さまざまな外交課題に直面する中、茂木大臣の指導のもと、副大臣としての職責を果たしてまいります。 特に、担当であります北米、中南米、欧州諸国との関係強化に努めます。また、安全保障、国連外交、沖縄の基地負担軽減、ODAの戦略的活用、地球規模の課題に取り組んでまいります。 あべ委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○あべ委員長 次に、外務大臣政務官國場幸之助君。
○國場大臣政務官 外務大臣政務官を拝命いたしました國場幸之助でございます。 さまざまな外交課題に直面する中、政務官としての職責を果たしていきたいと思います。 特に、担当であるアジア、アフリカ諸国との関係強化に努めます。また、軍縮・不拡散、科学技術外交、在留邦人の安全確保、国際的なテロ対策に取り組んでまいります。 あべ委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○あべ委員長 次に、外務大臣政務官鈴木隼人君。
○鈴木大臣政務官 外務大臣政務官を拝命いたしました鈴木隼人でございます。 さまざまな外交課題に直面する中、政務官としての職責を果たしていきたいと思います。 特に、担当である北米、中南米諸国との関係強化に努めます。また、戦略的対外発信や文化外交、法の支配の強化に取り組んでまいります。 あべ委員長を始め、理事、委員の皆様の御指導を心からお願い申し上げます。
○あべ委員長 次に、外務大臣政務官中西哲君。
○中西大臣政務官 外務大臣政務官を拝命いたしました中西哲でございます。 さまざまな外交課題に直面する中、政務官としての職責を果たしていきたいと思います。 特に、担当であります大洋州、欧州、中東、アフリカ諸国との関係強化に努めます。また、ODAの戦略的活用、地球規模の課題に取り組んでまいります。 あべ委員長を始め、理事、委員の皆様の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○あべ委員長 次回は、来る十三日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することといたしまして、本日は、これにて散会いたします。 午前九時四十三分散会