議院運営委員会 第4号
- 発言数
- 26 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2019/11/15
会議録
○委員長(松村祥史君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い理事が三名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。 割当て会派推薦のとおり、平木大作君、東徹君及び田村智子君を理事に選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松村祥史君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(松村祥史君) 次に、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(郷原悟君) 便宜私から御説明申し上げます。 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案でございますが、これは、政府職員の給与改定に伴い、議員秘書の給料月額の一部及び勤勉手当の支給割合をそれぞれ改定しようとするものでございます。 以上でございます。
○委員長(松村祥史君) 本案につきまして御意見のある方は御発言願います。
○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。 会派を代表しまして、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について反対の意見を表明させていただきます。 国会議員の秘書は、国会法百三十二条によって、国会議員の職務の遂行を補佐するため各議員の下で働いていますが、参議院だけで七十四億四千二百五十四万円の予算が人件費として掛かっております。このうち、参議院選挙の影響額を引いた後の六十七億円と、五年前、平成二十六年度の人件費六十二億七千二百万円とを比較してみても、四億三千万円もの人件費が増えております。 今年十月には消費税が一〇%に引き上げられました。それ以外にも社会保険料など国民の負担は増えている一方で、一番問題は、直近の総務省の家計調査によりますと、勤労者世帯の実収入は名目、実質共に前年同月を下回っております。 そもそも、人事院勧告自体、企業規模五十人以上、事業所規模五十人以上の事業所のみの調査対象となっておって、これは割合にすれば全事業所の一%程度しかありません。非常にブラックボックス化したこの人事院勧告制度自体問題があるというふうに考えておりまして、民間給与実態を反映したものとは言えません。 我が国の厳しい財政状況を踏まえれば、秘書給与を引き上げる前に、人事院勧告制度など国家公務員の給与の在り方全般を見直すとともに、我が党が主張している身を切る改革、すなわち、議員定数、議員報酬削減を実行すべきであります。 ましてや、参議院は、議員定数削減の全国的な流れに反し定数を六増やした上、経費削減を狙った歳費の自主返納は実施していない可能性のある会派があるなど、法案審議のときに懸念されていたモラルハザードが実際に生じております。それにもかかわらず、人事院勧告があったことだけを理由に秘書給与を引き上げることについては、国民の理解が得られません。 給与の引上げの議論は徹底した行政改革によって新たに財源を生み出すことができるからであって、改めて申し上げ、反対の意見表明とさせていただきます。
○委員長(松村祥史君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ、これより採決を行います。 本案に賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(松村祥史君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松村祥史君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(松村祥史君) 次に、国会職員の給与等に関する規程等の一部改正に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(郷原悟君) 御説明申し上げます。 本件は、政府職員の給与改定に準じて、国会職員について同様の措置を講じようとするものでございます。 以上でございます。
○委員長(松村祥史君) 本件につきまして御意見のある方は御発言願います。
○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。 会派を代表して、国会職員の給与等に関する規程等の一部改正に関する件について反対の意見を表明いたします。 先ほども申し上げましたが、消費税が上がり、社会保険料の負担も増え、国民の負担が増しており、国の借金も増え続けております。また、直近の総務省の家計調査によると、勤労世帯の実収入、これが名目、実質共に前年同月を下回っております。 その一方で、参議院の議員定数六増に伴う経費の増加分、これは、歳費の自主返納に加え、ペーパーレスなど参議院改革による経費削減を行うとされておりましたが、どちらもまだまだ不十分なものにとどまっております。 国会職員の給与は、先ほどの国会議員の秘書給与と同様に、国の立法に係るコストとして今年度で約百五十一億円と多額の予算を国民に負担していただいております。改革が進まない中、ただ漫然と人事院勧告に応じて引き上げることは国民の納得を得られるものではなく、規程改正案には反対いたします。
○委員長(松村祥史君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ、これより採決を行います。 本件につきましては、事務総長説明のとおり改正することに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(松村祥史君) 多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。 ─────────────
○委員長(松村祥史君) 次に、立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(郷原悟君) 立法事務費の交付を受ける会派の認定は、国会における各会派に対する立法事務費の交付に関する法律の規定により、議院運営委員会の議決によって決定することになっております。 今回、新たに「みんなの党」及び「清友会」から立法事務費の交付を受ける会派としての所定の届出がございましたので、本委員会の認定について御決定をお願いいたします。
○委員長(松村祥史君) 本件につき御意見のある方は御発言願います。
○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。 会派を代表して、ただいま議題となりました立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件について反対の意見を表明させていただきます。 今回、この認定を受けようとする会派のうち、清友会は一人会派であります。従前から申し上げておりますとおり、参議院先例録一一〇では、「院内において議員が会派を結成するには、二人以上の議員をもってすることを要する。議員の任期満了、辞職等により会派の所属議員が一名となったときは、その会派は解消する。」、このようになっております。本来、会派は二人以上のことをいうのであります。 確かに、立法事務費の交付に関する法律では一人会派でも認めるということになっておりますが、議員個人には認められておりません。一人会派に立法事務費を認めるということは、議員個人に認めるのと同じことであります。 国会議員の給料、年収二千二百万円と文書通信交通滞在費年一千二百万円、さらに、立法事務費月六十五万円、年間で七百八十万円、これが一人の国会議員のポケットに入る。特に、この立法事務費と文通費、合わせて一千九百八十万円は何ら税金の掛からないお金でありまして、トータルすると年間四千百八十万掛ける六年間、個人の懐に入ってくる、こういうことになるわけです。現在は、交通費も立法事務費も使途の公開は定められておらず、何に幾ら使ったのか報告されることもなく、国会議員が何に使っても構わないというような状況であります。 特に、参議院では、定数六増に伴う国民の負担を抑えるため、歳費の自主返納が法律で定められておりましたが、現実には、その法案質疑のときから懸念されたとおり、国民の負担を顧みず自主返納していない会派があるというモラルハザードが生じている可能性があります。 このような状況で一人会派に対する立法事務費の交付を認めることは、ただ自分たちが国民の負担が増えても知らないふり、身を切る改革など全くやる気がない国会議員の有様を国民に示してしまうことになります。 完全な個人支給である一人会派に対する今回の認定には反対することを申し上げ、意見表明とさせていただきます。
○委員長(松村祥史君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ、これより採決を行います。 まず、みんなの党について、事務総長説明のとおり、立法事務費の交付を受ける会派と認定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松村祥史君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 次に、清友会について、事務総長説明のとおり、立法事務費の交付を受ける会派と認定することに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(松村祥史君) 多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。 ─────────────
○委員長(松村祥史君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(郷原悟君) 御説明申し上げます。 本日の議事は、最初に、新議員の紹介でございます。議長は、新たに議席に着かれました比例代表選出議員浜田聡君、選挙区選出議員埼玉県選出上田清司君を紹介されます。 次に、日程第一及び第二を一括して議題とした後、厚生労働委員長が報告されます。採決は両案を一括して行います。 次に、日程第三及び第四を一括して議題とした後、内閣委員長が報告されます。採決は二回に分けて行います。 次に、日程第五について、外交防衛委員長が報告された後、採決いたします。 次に、先ほど本委員会を議了いたしました国会議員秘書給与法改正案の緊急上程でございます。まず、本案を日程に追加して議題とすることを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、議院運営委員長が報告された後、採決いたします。 なお、本日の議案の採決は、いずれも押しボタン式投票をもって行います。 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約十五分の見込みでございます。
○委員長(松村祥史君) ただいまの事務総長説明のとおり本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松村祥史君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、予鈴は午後零時五十五分、本鈴は午後一時でございます。 暫時休憩いたします。 午後零時五十一分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕