議院運営委員会 第22号
- 発言数
- 13 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2019/05/31
会議録
○委員長(末松信介君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、本会議における議案の趣旨説明聴取に関する件を議題といたします。
○足立敏之君 私は、本院議員難波奨二君発議の国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案については、本会議で趣旨説明を聴取することなく議院運営委員会に付託することの動議を提出をいたします。 よろしくお願いいたします。
○委員長(末松信介君) ただいまの足立君提出の動議につきまして御意見のある方は御発言願います。
○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま提出されました動議に対し反対の意見表明をいたします。 今国会に提出された国会議員の歳費、旅費及び手当に関する法律の一部を改正する法律案は合計四本になります。自民党、公明党は、参議院議員のみ歳費を時限的に削減する法案を二月に提出、これが憲法違反の疑いがあるとの批判を受け、撤回の上、改めて参議院議員のみ自主返納という法案を提出。維新の会も二月に独自の歳費削減法案、そして昨日、立憲民主党から新たな歳費削減法案が提出されました。 我が党は、いずれの法案の委員会付託、審議にも反対です。 議員歳費は、憲法四十四条や四十九条に立脚し、国会法三十五条で原則を定めてきたものであり、その在り方は、議員の位置付け、議会の在り方そのものに深く関わる問題です。当然に、衆議院を含めて各党会派の参加の下で、議員歳費とはどうあるべきかという議論が丁寧に行われるべきです。国民に対しても、議論の過程も含め丁寧な説明が必要だと考えます。 しかし、今回の法案は、いずれもそのような過程を経ないままに次々と参議院に提出されるという異常な事態です。 このような事態をもたらしたのは、言うまでもなく、自民党によって党利党略の選挙法改定が繰り返されたことによるものです。 一票の較差をでき得る限り小さくするために選挙制度の抜本的な改革の協議が、亡くなられた西岡議長の下で行われていた。この議論の経緯を全く無視して、鳥取・島根、徳島・高知の合区を数の力で決定し、今度は、合区の影響を受ける自民党議員を救済するために比例代表に特別枠をつくる、そして一票の較差を小手先で対処するために定数六増を行う、このような勝手な選挙法改定への国民の批判を避けるために今度は経費が増えないように参議院だけで対処しようという、二重、三重にも党利党略と言わなければなりません。 無駄な経費の削減という点では、特権的な役員手当の廃止、文書通信交通費の見直しを我が党も繰り返し求めてきました。また、政党助成金についても、廃止を含め見直すべきです。 こうした問題も含め、改めて冷静で丁寧な議論が衆議院、参議院共に必要であることを指摘し、意見表明を終わります。
○委員長(末松信介君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ、足立君提出の動議について、これより採決を行います。 足立君提出の動議に賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(末松信介君) 多数と認めます。よって、足立君提出の動議は可決されました。 ─────────────
○委員長(末松信介君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(郷原悟君) 御説明申し上げます。 本日の議事は、最初に、日程第一について、災害対策特別委員長が報告された後、採決いたします。 次に、日程第二及び第三を一括して議題とした後、厚生労働委員長が趣旨説明をされます。採決は両案を一括して行います。 次に、日程第四について、財政金融委員長が報告された後、採決いたします。 次に、日程第五について、内閣委員長が報告された後、採決いたします。 なお、本日の議案の採決は、いずれも押しボタン式投票をもって行います。 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約十五分の見込みでございます。
○委員長(末松信介君) ただいまの事務総長説明のとおり本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、予鈴は午前九時五十五分、本鈴は午前十時でございます。 暫時休憩いたします。 午前九時四十四分休憩 ─────・───── 午前十時二十分開会
○委員長(末松信介君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。 発議者難波奨二君から趣旨説明を聴取いたします。難波奨二君。
○委員以外の議員(難波奨二君) ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、立憲民主党・民友会・希望の会を代表して、その提案の趣旨及び概要を御説明申し上げます。 先に提出されております自由民主党・国民の声、公明党、無所属クラブの諸君の法律案は、定数増に伴う参議院の経費増を賄うため、参議院議員のみが歳費の一部を国庫に返納するものであります。このような事態に至ったのは、自民党による党利党略の定数増の結果であり、多くの反対を押し切り定数増をしておきながら、その後に経費増の埋め合わせをする。しかも、定数増は恒久措置であるにもかかわらず、僅か三年間の時限措置で返納のポーズだけを見せて国民を欺かんとするものであります。 我々の提出した本法律案は、行政改革と国会全体に係る経費の節減に資するため、憲法第四十九条の趣旨を正確に反映し、各議院の議長、副議長及び議員の歳費月額を衆参の差なく恒久的に減額するものであります。あわせて、三権の長の均衡に鑑み、内閣総理大臣の俸給月額及び最高裁判所長官の報酬月額について、各議院の議長の歳費月額と同割合の引下げを行うものであります。 本法律案は、行政改革に鑑み国会全体の経費節減等を目指すものであり、参議院の定数増を前提とした自由民主党・国民の声、公明党、無所属クラブの諸君の法律案とは全く性格を異にするものであることを重ねて申し上げておきます。 以上が、本法律案の趣旨及び概要であります。 何とぞ、委員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。
○委員長(末松信介君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。 本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十三分散会