議院運営委員会 第13号
- 発言数
- 17 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 2019/04/19
会議録
○委員長(末松信介君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。 割当て会派推薦のとおり、田村智子君を理事に選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(末松信介君) 次に、本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、大学等における修学の支援に関する法律案につき、本日の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・希望の党及び日本共産党各々一人十分の質疑を順次行うことに意見が一致いたしました。 理事会申合せのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(末松信介君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(郷原悟君) 御説明申し上げます。 本日の議事は、最初に、大学等における修学の支援に関する法律案の趣旨説明でございます。まず、日程に追加して提出者の趣旨説明を求めることを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、柴山文部科学大臣から趣旨説明があり、これに対し、斎藤嘉隆君、伊藤孝恵君、新妻秀規君、高木かおり君、吉良よし子君の順に質疑を行います。 次に、日程第一について、経済産業委員長が報告された後、採決いたします。 次に、日程第二について、法務委員長が報告された後、採決いたします。 次に、日程第三について、農林水産委員長が報告された後、採決いたします。 次に、日程第四について、国土交通委員長が報告された後、採決いたします。 なお、本日の議案の採決は、いずれも押しボタン式投票をもって行います。 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約二時間の見込みでございます。
○委員長(末松信介君) ただいまの事務総長説明のとおり本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、予鈴は午前十時二十五分、本鈴は午前十時三十分でございます。 暫時休憩いたします。 午前十時十五分休憩 ─────・───── 午後五時十一分開会
○委員長(末松信介君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。 本会議における議案の趣旨説明聴取に関する件を議題といたします。
○足立敏之君 私は、本院議員岡田直樹君外四名発議の国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案及び本院議員藤巻健史君発議の国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案については議院運営委員会に、本院議員大野元裕君外二名発議の公職選挙法の一部を改正する法律案及び本院議員櫻井充君外一名発議の公職選挙法の一部を改正する法律案については政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会に、それぞれ本会議で趣旨説明を聴取することなく付託することの動議を提出いたします。 よろしくお願いします。
○委員長(末松信介君) ただいまの足立君提出の動議につきまして御意見のある方は御発言願います。
○白眞勲君 立憲民主党の白眞勲でございます。 私は、ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正案の委員会に付託する動議に対し、断固反対の意思表明をさせていただきます。 そもそもこのような国会議員の身分に関する事柄を議論もろくにしないで強引に進めようとする与党のやり方に失望を禁じ得ません。 特に今回大きな問題は、議長の下に一票の較差に関し各会派の代表者懇談会が開かれ、また、参議院改革協において与野党の垣根を越えて広く建設的な議論が行われ、円満に話合いがなされていたにもかかわらず、いきなり参議院の議員定数を六増させるという自民党、公明党の案を数の横暴で強引に採決されたものであることから端を発したものであります。 そして、その増えた六人分の人件費を相殺させるために参議院の歳費を引くという全くのでたらめな、なおかつ、これから申し上げる問題を棚に上げて自らをおとしめる全く恥ずかしいやり口を、自民党、公明党の皆さんは恥を知るべきである、そういうふうに思うわけでございます。 では、その問題の具体的な部分について挙げさせていただきます。 憲法第四十九条は、「両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける。」と定めておりますが、この歳費について両議院の議員の間に差異を設けることに憲法上の法的正当性が認められ得るかが一番の問題となるわけで、そういう中で差異を設けることは違憲が通説であります。 両議院の間に差等を、つまり差などを設けること、すなわち甲院の議員の歳費の額と乙院の議員の歳費の額との間に差を設けることは、特にそれについての根拠が憲法に見出せない以上許されないと解すべきであろう、宮澤俊義、芦部信喜、「全訂日本国憲法」、日本評論社からもそういう議論がなされております。 また、「基本法コンメンタール 憲法 第五版」、別冊法学セミナー・ナンバー百八十九番にも、衆参両院の議員の歳費に差異を設けることは憲法上特段の根拠は見出し難く、本条は特に区別することなく両院の議員が歳費を受けることとしていることからしても許されないと解されるとされています。 そもそも両議院の議員の歳費に差異を設けることは、戦前を含め、憲政史上例がない上に、公選により二院制を採用するG20加盟国のうち歳費に差異があるのはメキシコだけであります。 日本国憲法は参議院議員について、衆議院議員と同じく国民における代表者と前文に書かれ、さらに、国民の厳粛な信託を受けるものとしています。 また、日本国憲法は国会を、その四十一条で、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関とした上で、四十二条、国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する、さらに四十三条では、両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織するとしています。 すなわち、参議院議員は全国民を代表する議員たる地位において衆議院と同等であり、また、国権の最高機関である国会の構成組織の一員としての地位も衆議院と同等とされているものであります。 したがって、参議院議員の歳費を衆議院議員よりも劣後させることは、第一に、参議院議員の国民の代表者としての厳粛な信託を受ける地位、第二に、参議院議員の全国民を代表する地位、さらには第三に、参議院議員の国権の最高機関である国会の構成組織員たる地位について、衆議院議員のそれと同等であることと根本的に矛盾し、憲法の定める代表民主制及び二院制の原理を変容させるものとなるわけであります。 これはすなわち、参議院議員が国民及び衆議院議員との関係において、良識の府どころか二等国会議員となることを意味するのではないでしょうか。そんなことを参議院議員が自らやるなんてどうかしていませんか。 また、憲法四十九条の歳費とは、昭和四十一年三月十日の議員歳費等に関する調査会答申において、国会議員がその重要な職責をいかんなく遂行することについての報酬とされ、相当額とは議員たる職務に相当する金額とされているところであります。 この点、参議院議員は、その職務の前提である議員たる地位において衆議院議員と同等であるのみならず、その職務においても、憲法及び国会法等において、質問権、表決権等々、衆議院議員と同等の権限、職責を担っているところであることは、ここにいる皆さん、誰でも知っていることではないでしょうか。 そして、参議院は、憲法五十四条で緊急集会など衆議院とは異なる権限、職責も担っており、その約半数の議員数で同数の法案等を処理しているところであるわけです。加えて、両院協議会、憲法第五十九条、裁判官弾劾裁判所、憲法六十四条のほか、国会法等により、憲法改正原案の合同審査会、国民投票広報協議会などなど、両議院の議員が同一の機関において同一の職務を遂行することとなっているところであります。 ここでもう一度申し上げます。 憲法第四十九条の趣旨は、国権の最高機関である国会を構成、組織し、全国民を代表して選挙されたものであるという両議院の議員の地位に基づく保障を最大限尊重して政治活動に専念できる環境を整えようとするものとされ、これは国民の参政権の保障のための制度であるところ、これらの趣旨に照らしても、両議院の議員の歳費に差異を設けることは重大な憲法上の問題があると言わざるを得ません。 以上のことを踏まえると、参議院議員の歳費を衆議院議員より劣後させること、すなわち両議院の議員の歳費に差異を設けることは憲法四十九条に違反すると解するほか判断のしようがないのは、ここにいる参議院議員の皆さん、誰でも分かることじゃありませんか。 なお、この法案では、参議院議員の歳費を減額するのみならず、正副議長の参議院役員の歳費も減額されていますが、であるのであるならば、参議院議員の俸給も減額しなければ整合性が取れないこととなります。 この点、議長の歳費は内閣総理大臣、副議長の歳費は国務大臣の俸給相当とされていた経緯もあり、三権分立の趣旨に照らしても歳費減額は問題が生じ得るわけです。 参議院議員が政務三役になる場合は、歳費との差額を行政府が負担することとなっており、国民負担としての総額は同じまま、歳費減額分は行政府の負担に付け替えられることになります。この点を自民党、公明党はどのように考えるのか。 期限を切っているのはせこいです。期限を切って、何ですか、その後上げるんですか。そんなこと、国民をだますことにはなりませんか。それも問題です。 さらに、この法案は、参議院で強引に通した後、衆議院においても採択がなされるわけで、ということは、衆議院議員が参議院の歳費の減額を最終的に決めることになるということじゃありませんか。我々参議院の仲間が唯々諾々とそれをのむつもりなんでしょうか。私はそれは耐えられません。 以上のような問題山積の法案を安易に付託させることは参議院としての名誉に関わる重大な問題であることを申し上げなければなりません。まして連休前のどさくさに通すような法案ではありません。 最後に、委員長に申し上げます。 是非、この自民党と公明党が出したでたらめな法案を委員長のお力でもう一度差し戻していただくことをお願い申し上げまして、反対の意見表明とさせていただきます。 以上です。
○櫻井充君 国民民主党・新緑風会の櫻井充です。 私は国会議員になって二十一年目になりますが、自民党がこんなに強引な国会運営をしたのは僕は初めてじゃないかと、そう思っております。 青木幹雄先生始め自民党の議員の方々は、野党の議員を非常に大切にしてくださいました。野党の立場を本当におもんぱかってくださいました。我々の提案を時には本当に苦しい中でものんでいただいたこともあります。 しかし、今回のやり方は余りにひど過ぎると、そう思います。昨日提案されました。昨日提案されて、今日ここの委員会で採決されるからといって、どうして我々会派としてすぐに決定ができるんでしょうか。 私たち国民民主党はずっと反対していたわけではありません。六増の法律に対しては六減の法律を対案として出させていただいている。そしてもう一つは、歳費削減に対しては、昨日になりますが、これも党内手続を踏むことなく出さざるを得なくなりましたが、選挙期間を十七日以上ではなくて十四日以上、一日約六億の削減になりますから、こういう経費削減を行うことによって何とか賄うことができるんじゃないだろうかと、そういう対案も出させていただいているんです。 我々がお願いしたのは、党として決定するためには、火曜日に常任役員会があるから、せめてそこまで待ってくれないかというお願いもいたしました。そしてもう一つは、これは野党からも反発をいただくことになりましたが、二十四日の本会議でやることによって、ここの委員会で強行採決することを避けることはできないんですかという提案もさせていただきました。 残念ながら、我々野党として、別に反対している、反対というか、どこかで審議しなければいけないことは分かっているわけですから、党内手続をきちんとやらせていただきたいとか、それからもう一つは、何とか全体で一緒になって、ここでこうやって強行採決するようなことをどうにかして防ぐようなことがないのかという提案もさせていただきましたが、残念ながら全部飛ばされてしまいました。 それはそのはずです。これが終わった後にこれから議運の理事会が再開されます。議運の理事会が再開されて、今これは強行採決で付託された法案を来週の月曜日から議論するんだそうです。まあ趣旨説明だと言っています。 だけど、我々が提案させていただいた対案は、恐らく早くても水曜日の倫選特で趣旨説明をやらせていただけることになるだろうし、何回質疑をさせていただけるのかどうか全く分かりません。 これまで、憲政史上、これは後で事務方に調べてもらわないと分かりませんが、対案が同日に議論、趣旨説明がされないということは多分今までかつてなかったことだと思う。もちろん、期日が遅れて出されたもの、我々もこの間、何の法案か忘れましたが、そうやって遅らせて出したものについては、確かに遅れて趣旨説明、質疑をやっていただいた、そういうものもございます。しかし、一般的に申し上げれば、与党が対案として認めていただいた、そうやって、しかも、つるしを下ろすという話になった際に、同日にですね、同日に審議をしていないというのは恐らくほとんど例がないのではないのかと。何例かはあるのかもしれませんが、非常に特異な例だということを皆さん是非知っていただきたいと、そう思っています。 今回の議運の理事会は相当長くなりました。なぜ長くなったのかというと、具体的に申し上げて大変恐縮ですが、与党の筆頭理事から何と言われたかというと、とにかく今日で打ち切らないと自分の首が飛ぶから困るんだと、そう言われました。こんなために何で我々が議論をしなきゃいけないのでしょうか。それが通さなきゃいけない理由ですか。そんなことおかしいじゃないですか。私たちは議論すると言っているんです。そして、先ほども、繰り返しになりますが、二十四日にちゃんとやりますよと提案もさせていただいているんです。ですから、ただ、いつまでもやらずに、だらだらだらだらやるものでも何でもないんです。 それともう一つ、ここで、皆さん、委員会で付託ということになりましたが、これは国会議員の身分に関わることです。しかも、全議員に関わることです。本会議でやったらいいじゃないですか。本会議でやれば、つるしを下ろす下ろさないということはないんですよ。議運の理事会で各党が合意すればそれで下ろせることになるのであって、そういう提案をさせていただいたんですが、残念ながら難しいということになりました。 国会議員の、参議院の数が六人増えることになりましたが、これは三党合意に違反するんですよ。あの当時、政権与党であった我々と自民党と公明党さんと三党合意を結んだ。これは何かというと、消費税を引き上げることを考えていったときには身を切る改革をしなければいけないという話になって、定数を削減するという約束もしていたはずなんです。残念ながらその約束もほごにされました。 それから、与党の筆頭理事は野党の際にどうだったのかというと、予算委員会ですぐ駄目出しをして、すぐに委員会を止められました。テレビ中継が入ろうが何しようが関係なく、すぐに出てきて、そしてそうやって傍若無人な振る舞いをされていましたが、我々はそれに対して一つ一つ対応してきたつもりです。 残念ながら、与党になっても態度は同じです。与党の議員であればもう少し野党を大事にしてくると、そういうことをやっていかないと信頼関係はできないし、国会は議論の場にならないだろうと、そう思っています。 後で東さんからも話があるかと思いますけれども、水曜日になったら、ちゃんと説明を聞いた上で自分たちはつるしを下ろしますとまで明言されました。 私は、全部の会派がもしかすると最後まで抵抗するのかもしれませんが、一つの会派でも賛成に回るように努力をしてきた、これが今までの自民党ですよ。一つでも賛成の会派を増やすことによって、なるべく皆さんの合意を取った上で、それで委員会を運営していきましょうということが私はこれまでの自民党だったと思いますが、残念ながらそういうことになってきていません。 是非、自民党の皆さん、こういう国会運営をまねしないでください。本当に、多くの先輩方は立派な国会議員の方が多くいらっしゃって、繰り返しになりますが、野党の顔を立てて国会をうまく回してまいりました。そういうことをもう一度学んでいただきたいと、そう思っています。 今回のことで申し上げれば、もう一点、根回しが不十分だったと思います。何も聞かされずに急にやられるからこういうことになるんです。 末松筆頭の時代には何回も何回も議論させていただいた。お互いの立場があって、お互いの立場があるからもちろん折り合えないところも何回もありましたが、でも妥協点を探るということを何回も何回も繰り返してやってまいりました。 今回は委員長として御苦労いただいたと、そう思っています。この結果について、我々としては決して満足ではありませんが、ここまで御尽力いただいたことについては改めて感謝申し上げたいと思っています。 いずれにしろ、手続上本当に大きな問題があって、こういう形でこの法案がつるしを下ろされるということは非常に残念であって、私はこのことについて断固反対であるということを申し上げて、私の意見表明とさせていただきます。 ありがとうございました。
○東徹君 日本維新の会・希望の党会派の東徹でございます。 今回、この議運委員会を開いて採決でつるしを下ろすということに対して反対の意見表明をさせていただきます。 理由は、人をだますような、だまし討ちをするやり方に対して異を唱えさせていただいているんです。 我々は、今までもそうだと思います、議運の理事会でも委員会でも、採決を遅らそうとか、そんなことは一度もしたことはありません。全くありません。どっちかといえば、早いこと議運の理事会で次の本会議立てを決めてくださいよというスタンスで今まで言わせていただいておりました。 さらに、例えば大臣の海外渡航、反対したことも一度もありません。それはもうよく分かっているから理解を示させていただいているつもりです。 そういう対応をきちんとさせていただいて、決して議運の理事会の場で何ら採決を引き延ばそうとか、そして大臣の海外渡航を止めて嫌がらせをしようとか、そういうことは一度もしたことがありません。 ただ、今回のやり方にだけはもう本当に、前の参議院の議員定数を六に増やしたときと同じように、本当に強引なやり方、そしてまた、だまし討ち、こういうやり方に対してもう我慢ができないので、大変理事会でも失礼なことも言ったかもしれません。それはそれで、それについてはおわびをしたいと思います。 その上で、是非お聞きいただきたいのは、我々も議員立法をずっと出してきました。平成二十八年の九月二十七日が最初の議員立法を出させていただいて、この歳費の削減法案もそのときから出させていただいています。回数は、今回の、今年に入って二月十四日に同じものを出させていただきましたけれども、合計五回出させていただいております。 出すたびに今まで国対の委員長のところに行って説明もさせていただきました。じゃ、分かりましたと、政審で一度議論する場をつくりますような発言も今までもありましたが、今まで百本以上の法案を出させていただいていますけれども、一回も説明すら、そういう場を与えられたことがありませんでした。 で、今回ですね、昨日です、昨日、大家理事の方からつるしを下ろしてくださいというふうな話がありました。本当に申し訳ないですけれども、今日も皆さん、恐らくこの後、統一地方選挙があって、いろいろと予定のあった方もおられると思います。じゃ、分かりましたと、大家さんから提案がありましたので、分かりました、じゃ、来週水曜日にその法案について意見聴取をさせてくださいと。 我々はいつもそうなんですけれども、議員立法、与党の中からもうこれ是非お願いしますというときは必ず受けさせていただいて、議員立法の話を政調会開いて聞かせていただいて、きちんとつるしを下ろしたり賛否をちゃんとしたり、今まで全部賛成していますけれども、対応をしてきたつもりです。 だから、今回もきちんとその手続だけはさせてくださいねということをお願いしました。そうしたら、いや、いきなり、あした委員会開いてつるしを下ろしてもらうというような提案があったので、それはちょっと余りにもひどいんじゃないですかというふうなことを言わせていただいたわけです。 礒崎筆頭理事からは日程ありきではありませんというふうなことも昨日発言をされたので、私もその言葉を信じていましたけれども、信じた方がばかだったなということが今日分かりました。月曜日に趣旨説明をやると。委員会を開いて趣旨説明をやる。それは、今日こうやって強引に委員会を開いて採決でもって下ろさないとそれはできませんよ。 今まで一度も日程感について、もうそろそろやっていただかないと、委員会を開いてつるしを下ろさせてもらいますよというふうな提案すら今までなかったんです。昨日初めてですよ、昨日初めて、昨日初めてあったんです。それはちょっと余りにもひどいじゃないですかというふうなことを言わせていただいております。 だから、今日こうやって強硬に採決をするというやり方が、これ、まかり通ってしまったら、それはどんなだまし討ちだってできますよ。そういうだまし討ちはやっぱりよくない。 きちんと維新の会は今までも言わせてもらっているのは、ただ単に先送りしようとか、そういうことは一切今までもやってきませんでした。だから、先送りするつもりはありません。 だったら、議運の理事会で日程ぐらい決めてもらってもいいじゃないですか、日程感を。例えば五月末までにやりましょうとか。そんな提案すら全くなくて、いきなり昨日の今日です。そんなやり方は余りにもひど過ぎます。そんなやり方をすると、恐らくまた、どっちかが過半数のときにはやるんだろうと思いますよ。こういう悪い前例をつくってほしくないです。 理事会で真摯にやっぱり議論して、ある程度、過半数を持っているんだから、当然どこかで決めるということについては異論は唱えません。唱えませんけれども、もうちょっと紳士的にやっていただきたいです。こういうだまし討ちのやり方はもうやってほしくない。 是非、今回の採決については、そういったことで、やり方について余りにもひどいので、採決には反対をさせていただきます。
○田村智子君 日本共産党の田村智子です。 まず、余りにも乱暴なこの議会運営に対して強く抗議をいたします。 今までお話あったとおり、昨日の午後二時からの議運理事会で突然議決による付託ということが自民党の側から提案がされました。お話を聞いてみますと、対案として歳費法を独自に提出をしていた維新の皆さんにも、それから公選法を提案している国民民主の皆さんにも何ら相談もなく、いきなり全部まとめて付託をという提案だったということも分かりました。 ですから、私たち野党は、昨日の議運理事会から本日の十六時五十五分まで、なぜ今日付託しなければならないのかということを幾つもの理由を挙げて与党を問いただしました、今日でなくていいでしょうと。お話あったとおりです、水曜日に聞くことになっていると。何も今日やらなくてもいいじゃないかということも含めて様々に私たちは合理的な幾つもの理由を挙げて、議決による付託に思いとどまるように与党の側に提案もいたしました。 ところが、自民党からも公明党からも合理的な反論もありません。二月に提出した法案だからと、もう時間が……というような反論だけで、何度も委員長の仕切りを求めるという異常な議運委員会理事会が断続的に行われ続けてきたんです。 私も、この歳費法案というのは、そもそも参議院議員の身分に関わるものであり、もっと言えば参議院そのものの在り方に関わる法案であると。また、対案とされる法案は倫選特にかかるものもあると。そうすると、どうやって審議するのかということも出てくる。だから、付託する前に、まず委員会で審議する前に、各党の全ての政党会派が入った参議院の中での協議がまず行われるべきではないのかと。このことは私も二月に提案された当初から言い続けてきましたが、そうした動きを一切与党はやらないままに強引な付託を今議決で決めようとしています。 さらに、この委員会直後には議運理事会を再開してほしいという提案までありました。私たちは、二つの委員会に分かれて付託されるものを議運委員会だけ日程協議なんかできないでしょうと、そういうことも申し上げて、委員会後の議運理事会の再開にも反対をしたところです。 その中で自民党から出てきたのが、先ほど来指摘のある、月曜日には趣旨説明を議運委員会で行いたいからだという発言まで飛び出したんです。まさにそれが今日付託しなければならない理由だったということは明らかになりました。 最初から、議運委員会での趣旨説明を月曜日に行い、そしてスピードの審議を行い、ゴールデンウイーク前に採決なんでしょうか。そういう出口までも見越しての付託だったのではないでしょうか。このようなやり方が認められるとすれば、野党との日程協議とは一体何の意味を持つんでしょうか。 私も、これまで理事会や理事懇の場で与党の皆さんと様々に議論をしてまいりました。例えば、昨年のカジノ実施法案のときには内閣委員会の理事会で、何度も何度も、災害も起きているさなかだからこれは委員会を行うことを踏みとどまってほしいということを野党が一致して要求をすれば、自民党の側から休憩を要請して、持ち帰って検討する、そして協議を行うと。野党側の提案を受けて自民党の側が持ち帰って協議するということは幾らでも委員会の中であるではありませんか。 今回の議運委員会の理事会はそういうことは全くありませんでした。休憩を要求するのは野党の側だけですよ。提案しているのも野党の側ですよ。 一体、日程協議とは何なんでしょうか。自民党が国対で決めたことが結論ありきで、一歩も譲らずに決められるというのであれば、議運理事会そのものの存在意義が問われるような事態だと言わなければなりません。 また、そもそもこの法案は審議に値しません。なぜこの歳費の削減法案が出てきたのか。 昨年七月に成立した公選法の改定によって参議院議員の定数が六増になり、この夏の参議院選挙で三増となることを受けて、その分の経費を抑えるというのが本法案の趣旨になります。 しかし、与党が押し切った公選法の改定は、求められていた参議院選挙制度の抜本改革に背を向けるものであっただけでなく、合区で立候補できない自民党の議員候補者を比例代表選挙への特定枠導入で救済しようという露骨な党利党略によるものでもありました。だから、メディアからも、党の事情優先、露骨なお手盛りと厳しい批判を招いていました。 その党利党略によって生じた定数増の経費を抑えるため、歳費の引下げをもってこれをごまかそうとする。これ、何重にも参議院の私物化だと言わなければなりません。 今回のこの委員会に至るまでのその過程を見ても、まさに自民党、与党による参議院支配とも言えるような事態が進んでいることに本当に強く抗議をいたします。このようなやり方、もう本当にやめていただきたい、このことを強く申し上げて、意見表明を終わります。
○委員長(末松信介君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ、足立君提出の動議について、これより採決を行います。 足立君提出の動議に賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(末松信介君) 全会一致と認めます。よって、足立君提出の動議は可決されました。 本日はこれにて散会いたします。 午後五時四十分散会