外交防衛委員会 第1号
- 発言数
- 27 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2018/11/13
会議録
○委員長(渡邉美樹君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る十月二十四日の本会議におきまして外交防衛委員長に選任されました渡邉美樹でございます。 本委員会は、外交、防衛、安全保障に関わる事項を所管しており、国民の関心も高く、その使命は誠に重大であります。 委員長といたしましては、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、重責を果たしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) ─────────────
○委員長(渡邉美樹君) 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、牧山ひろえ君、杉久武君、藤田幸久君、塚田一郎君、佐藤啓君及び山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君、高瀬弘美君、大野元裕君、山田宏君、熊野正士君及び私、渡邉美樹が選任されました。 ─────────────
○委員長(渡邉美樹君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡邉美樹君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に宇都隆史君、三宅伸吾君、高瀬弘美君及び大野元裕君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(渡邉美樹君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡邉美樹君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(渡邉美樹君) この際、国務大臣、副大臣及び大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。河野外務大臣。
○国務大臣(河野太郎君) 外交防衛委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。先般の米朝首脳共同声明に明記された朝鮮半島の完全な非核化に向けた北朝鮮のコミットメントを含む両首脳間の合意が、完全かつ迅速に履行されることが重要であり、各国による安保理決議の完全な履行を確保することが不可欠です。 日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、北朝鮮との国交正常化を目指してまいります。また、長きにわたり解決されていない拉致問題を安倍政権で必ず解決するとの決意で臨んでまいります。 国際協調主義に基づく積極的平和主義の旗の下、引き続き六つの重点分野を中心に積極的な外交を展開してまいります。 一つ目に、日米同盟の強化及び同盟国、友好国のネットワーク化を推進します。 日米同盟は日本の外交、安全保障の基軸です。 また、普天間飛行場の辺野古移設を始めとする在日米軍再編を着実に進め、沖縄を始めとする地元の負担軽減に全力で取り組みます。 加えて、インド、豪州、EUや欧州主要国などの戦略的利益を共有する各国との枠組みや、ASEANを含めたアジア太平洋の地域協力など、同盟国、友好国のネットワーク化を推進します。 二つ目に、近隣諸国との協力関係を強化します。 日中関係は、最も重要な二国間関係の一つです。私も同行した先月の安倍総理の訪中では、様々な分野で具体的な成果を上げることができました。今後も、首脳往来を着実に進めていくことで、両国関係を新たな高みに押し上げていきたいと思います。同時に、東シナ海における一方的な現状変更の試みは断じて認められず、引き続き冷静に、かつ毅然と対応します。 また、国際社会共通の懸念事項である南シナ海をめぐる問題についても、国際法に基づく紛争の平和的解決に向け努力することの重要性を強調していきます。 北朝鮮問題をめぐる連携がいつにも増して重要となる中、韓国とは、両国間の様々な課題を適切にマネージしていく所存です。 先般の韓国大法院による判決は二国間関係の法的基盤を根本から覆すものであり、韓国に対して適切な措置を講じるよう強く求めていきます。慰安婦問題については、日韓合意の着実な実施が重要であり、引き続き韓国政府に対し強く働きかけてまいります。また、日本固有の領土である竹島については、引き続き日本の主張をしっかり伝え、粘り強く対応します。 ロシアとは、北方四島における共同経済活動の実現に向けた取組や元島民の方々のための人道的措置等、首脳間の合意を着実に進展させています。引き続き、北方四島の帰属の問題を解決し平和条約を締結するとの基本方針の下、粘り強く交渉に取り組みます。 三つ目に、より一層積極的に自由貿易を推進します。 TPP11が十二月三十日に発効します。次は、日EU・EPAの早期発効に取り組みます。さらに、RCEP交渉の早期妥結や二国間の経済連携、WTOを始め、自由で開かれた国際経済システムを強化するためのルール作りに取り組みます。 米国とは、先月、日米物品貿易協定の交渉開始で一致しました。日米間で自由で公正な貿易を一層促進し、双方が利益を得られるよう、政府一体となり米国との交渉を行ってまいります。 来年主催するG20サミットでは、議長国として世界経済におけるリーダーシップを発揮します。 四つ目として、地球規模課題の解決のため、ODAも有効かつ戦略的に活用しつつ、一層積極的に貢献していきます。 人間の安全保障に基づき、持続可能な開発目標、SDGsを達成すべく、教育、保健等様々な分野で具体的な取組を進めます。 気候変動対策といった課題について、問題解決のための世界全体での取組を主導してまいります。 また、来年八月にはTICADⅦを横浜で開催します。同会議を通じ、アフリカの開発を力強く後押ししていきます。 国連安保理改革の実現にも引き続き取り組むとともに、国連を始めとする国際機関の日本人職員増強に努めていきます。 五つ目に、中東との関係を更に強化します。 昨年九月、中東外交の基本方針として河野四箇条を発表しました。経済面に加え、中東への政治的関与を強化し、その平和と安定に向け一層の役割を果たしていきます。 六つ目に、インド太平洋地域を国際公共財とすべく、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて取り組んでいきます。 以上六つの重点分野において着実な成果を上げるため、総合的な外交力の強化と戦略的な対外発信に努めます。また、在外邦人の安全対策に万全を期し、その活動を支援してまいります。 渡邉委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御鞭撻を心からお願い申し上げます。
○委員長(渡邉美樹君) 岩屋防衛大臣。
○国務大臣(岩屋毅君) この度、防衛大臣を拝命しました岩屋毅でございます。 本日は、渡邉委員長を始め、理事及び委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。 我が国を取り巻く安全保障環境は、従前想定していたよりも格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増しております。 朝鮮半島を見ると、六月の米朝首脳会談によって北朝鮮をめぐる情勢が動き出しております。しかしながら、我が国の防衛を考える上では、北朝鮮が我が国のほぼ全域を射程に収めるノドンミサイルを数百発保有し、実戦配備していることから目を背けることはできません。 また、中国は、透明性を欠いたまま継続的に高い水準で国防費を増加させ、軍事力を広範かつ急速に強化しており、周辺海空域等における活動を急速に活発化させております。 世界全体を見渡せば、テロリズムの脅威や大量破壊兵器の拡散に加え、サイバーや宇宙空間などの新たな領域における課題が顕在化しております。 このような環境の下、国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、以下の施策を推進してまいります。 まず、防衛計画の大綱の見直しについて申し上げます。 安全保障政策の根幹となるのは、我が国自らの努力であり、国民の生命、財産、そして領土、領海、領空を主体的、自主的な努力によって守る体制を強化する必要があります。その際、宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域での優位性確保は死活的に重要となっています。 こうしたことを踏まえ、専守防衛は当然の前提としながら、従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定め、本年末に向け、防衛大綱の見直しと次期中期防の策定を進めてまいります。 次に、日米同盟については、日米ガイドラインに基づき、同盟調整メカニズムによる緊密な調整、共同訓練、共同研究開発など、様々な分野において両国の協力を進展させ、日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化に努めてまいります。 同時に、地元の基地負担の軽減にも取り組んでまいります。特に沖縄については、今後とも沖縄の負担軽減を目に見える形で実現するという政府の取組について、沖縄の皆様に御理解、御協力が得られるよう丁寧に御説明し、普天間飛行場の一日も早い移設、返還などに全力で取り組んでまいります。 次に、安全保障協力の推進について申し上げます。 先日出席したADMMプラスにおいては、ASEAN諸国を始めとする各国の国防大臣と意見交換を行いました。中国とは、日中関係が改善基調にある中、二国間防衛交流も具体化させていくことが重要との考えを共有しました。また、韓国とは、我が国として言うべきことは言った上で、困難な課題を乗り越え、両国の防衛協力・交流を未来志向で進展させていくことで一致しました。 今後、自由で開かれたインド太平洋の実現のため、共同訓練、能力構築支援、防衛装備・技術協力などの手段を活用し、基本的価値や安全保障上の利益を共有する国々との防衛協力・交流を一層推進してまいります。 さらに、グローバルな安全保障上の課題についても、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動など、積極的平和主義の下、国際社会の平和と安定のための取組を推進してまいります。 防衛省における公文書の管理等については、南スーダン日報及びイラク日報の問題をめぐり、公文書の不適切な取扱いなどから国民の皆様の不信を招く結果となったことを重く受け止めております。同様の問題が再び起こることのないよう、再発防止策を徹底し、国民の皆様の信頼回復に全力を注いでまいります。 また、今月に入り、F2戦闘機の空中接触事故及び航空自衛隊車両による民家への衝突事故が起こりました。このような事故が発生したことは大変遺憾であり、原因究明と再発防止を徹底してまいります。 次に、国会提出法案について申し上げます。 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案は、人事院勧告に基づく一般職の国家公務員の給与改定に準じて防衛省職員の給与改定を行うものです。委員各位におかれましては、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 以上申し述べましたように、防衛省・自衛隊が直面する課題は山積しており、私は、防衛大臣としてこうした課題に全力で取り組んでまいる所存です。 渡邉委員長を始め、理事及び委員の皆様におかれては、一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(渡邉美樹君) あべ外務副大臣。
○副大臣(あべ俊子君) 外務副大臣のあべ俊子でございます。 様々な外交課題に直面する中、副大臣として河野外務大臣をお支えし、日本の国益の増進のために私の職責を果たしてまいります。 渡邉委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○委員長(渡邉美樹君) 佐藤外務副大臣。
○副大臣(佐藤正久君) 外務副大臣の佐藤正久でございます。 様々な外交課題に直面する中、河野大臣の下、副大臣としての職責を果たしていきたいと思います。 特に、担当であります北米、中南米、中東、アフリカ諸国との関係強化に努めてまいります。また、国連外交、安全保障、法の支配の強化に注力するとともに、在外邦人の安全確保、国際的なテロ対策にも取り組んでまいります。 渡邉委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○委員長(渡邉美樹君) 原田防衛副大臣。
○副大臣(原田憲治君) 防衛副大臣を拝命いたしました原田憲治でございます。 我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しておりますが、国民の生命と平和な暮らしを守り抜くため、防衛副大臣として鈴木政務官、山田政務官とともに岩屋大臣を補佐し、全力で職責を果たしてまいる所存でございます。 渡邉委員長を始め、理事、委員の皆様におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○委員長(渡邉美樹君) 山田賢司外務大臣政務官。
○大臣政務官(山田賢司君) 外務大臣政務官の山田賢司でございます。 様々な外交課題に直面する中、政務官としての職責を果たしてまいります。 特に、担当である欧州、中東、アフリカ諸国との関係強化に努めます。また、国連外交、安全保障、法の支配の強化に取り組んでまいります。 渡邉委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○委員長(渡邉美樹君) 辻外務大臣政務官。
○大臣政務官(辻清人君) 外務大臣政務官の辻清人でございます。 様々な外交課題に直面する中、政務官としての職責を果たしていきたいと思います。 特に、担当である北米、中南米諸国との関係強化に努めます。また、軍縮・不拡散、科学技術外交、経済外交に注力するとともに、在外邦人の安全確保、国際的なテロ対策にも取り組んでまいります。 渡邉委員長を始め、理事、委員の皆様の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○委員長(渡邉美樹君) 鈴木憲和外務大臣政務官。
○大臣政務官(鈴木憲和君) 外務大臣政務官の鈴木憲和でございます。 様々な外交課題に直面する中、政務官としての職責を果たしていきたいというふうに思います。 特に、担当であるアジア大洋州、南部アジア諸国との関係強化に努めます。また、戦略的対外発信や文化外交に注力するとともに、ODAの戦略的活用、地球規模の課題にも取り組みます。 なお、三人の政務官の中で、私が特に本委員会を担当することとなっております。 渡邉委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力、心からお願い申し上げます。
○委員長(渡邉美樹君) 鈴木貴子防衛大臣政務官。
○大臣政務官(鈴木貴子君) 防衛大臣政務官を拝命をいたしました鈴木貴子でございます。 原田副大臣、そして山田政務官とともに、岩屋防衛大臣をしっかりとお支えをしながら、防衛省・自衛隊を取り巻く様々な諸課題に対し、緊張感とともに全力で取り組んでまいる所存でございます。 渡邉委員長、そして理事、そして委員の先生方には、引き続きの御指導、御鞭撻、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(渡邉美樹君) 山田宏防衛大臣政務官。
○大臣政務官(山田宏君) 防衛大臣政務官を拝命いたしました山田宏でございます。 鈴木政務官と共々、岩屋大臣、そして原田副大臣をお支えしながら、国民の大きな期待に応えていきたいと存じますので、今後とも御指導を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(渡邉美樹君) 本日はこれにて散会いたします。 午後一時四十六分散会