安全保障委員会 第1号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2017/11/28
会議録
○寺田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、安全保障委員長を拝命いたしました寺田稔でございます。光栄に存じますとともに、その職務の重大さを痛感いたしております。 我が国安全保障環境が厳しさを加える中、我が国の平和と安全を確保するため、当委員会が取り組むべき課題は山積をいたしております。 委員長といたしましては、委員各位の御協力を得まして、公正かつ円満なる委員会運営に相努めてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) ————◇—————
○寺田委員長 これより理事の互選を行います。 理事の員数は、議院運営委員会の決定の基準のとおり八名とし、その選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○寺田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、理事に 大岡 敏孝君 門山 宏哲君 武田 良太君 宮澤 博行君 若宮 健嗣君 本多 平直君 渡辺 周君 浜地 雅一君 を指名いたします。 ————◇—————
○寺田委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 国の安全保障に関する事項について、本会期中国政に関する調査を行うため、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○寺田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
○寺田委員長 この際、国務大臣、副大臣及び大臣政務官より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。小野寺防衛大臣。
○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。 本日は、寺田委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。 我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。 北朝鮮は、昨年来、三回の核実験のほか、約四十発もの弾道ミサイルの発射を強行しました。これらは、国際社会に対する正面からの挑発であるとともに、我が国を含む地域の安全に対する、これまでにない重大かつ差し迫った脅威となっています。 一方、中国は、継続的に高い水準で国防費を増加させ、軍事力を広範かつ急速に強化しつつ、周辺海空域等における活動を急速に拡大、活発化させています。 このような状況を踏まえ、以下の施策を積極的に推進してまいります。 厳しい安全保障環境において、安全保障政策の根幹となるのはみずからの努力であるとの認識のもと、我が国自身の防衛力を強化し、みずからが果たし得る役割の拡大を図る必要があります。 このような考え方のもと、防衛省・自衛隊として、防衛大綱、中期防に基づき、統合機動防衛力の構築に努めてまいります。 特に、北朝鮮が弾道ミサイル能力の増強を進める中、全国を常時、持続的に防護する能力を抜本的に強化するため、陸上配備型イージスシステムを中心に新規BMDアセットの整備に着手すべく、どのアセットをどのような規模で整備するかなど、早急に検討を進めてまいります。 さらに、総理からの防衛大綱の見直しや次期中期防衛力整備計画の検討を行う旨の指示のもと、現在の安全保障上の課題等を的確に把握し、政府部内でよく議論しながら、不断の検討を進めてまいります。 次に、日米同盟の強化について、私は、大臣就任以来、日米2プラス2やマティス国防長官等との会談を重ね、日米間の緊密な連携を図ってまいりましたが、今後とも、日米ガイドラインの実効性を確保し、日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化に努めてまいります。その際、特に、北朝鮮の脅威を抑止するため、米国と協力し、防衛体制と能力の向上を図るためにとるべき具体的な行動を進めます。 同時に、沖縄を初めとする地元の基地負担軽減のための取り組みも重要です。地元の声に真摯に耳を傾け、普天間飛行場の一日も早い移設、返還、米海兵隊のグアムなどへの移転などに全力で取り組んでまいります。 また、米軍の安定的な駐留のためには、地元の理解を得ることが必要不可欠です。米軍の事件、事故等に対する地元の懸念を踏まえ、米側には、引き続き、米軍機の飛行安全の確保や隊員の綱紀粛正の徹底等を求めてまいります。 次に、安全保障協力の推進については、豪州、インド、ASEAN諸国、欧州諸国などの基本的価値や安全保障上の利益を共有する国々との防衛協力、交流を引き続き推進してまいります。 また、本年、国際平和協力法成立から二十五周年を迎えましたが、これまで得られた成果を生かし、積極的平和主義の旗のもと、国際社会の平和と安定のための取り組みを推進してまいります。 次に、昨年三月に施行された平和安全法制については、米軍等の部隊の武器等防護について、米軍を対象とした運用の開始など、大きな進展がありました。 今後とも、各種の事態に切れ目なく対応できるよう、平和安全法制に基づく活動の着実な実施に努めてまいります。 次に、国会提出法案について申し上げます。 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案は、人事院勧告に基づく一般職の国家公務員の給与改定に準じて防衛省職員の給与改定を行うものです。委員各位におかれましては、御審議のほどよろしくお願いいたします。 以上申し述べましたように、防衛省・自衛隊が直面する課題は山積しております。私は、防衛大臣として、こうした安全保障上の諸課題に真摯に取り組んでまいりたいと考えておりますので、寺田委員長を初め理事及び委員の皆様の一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。(拍手)
○寺田委員長 次に、河野外務大臣。
○河野国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んで御挨拶を申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、我が国は、国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、地域と国際社会の平和と安定に積極的に貢献します。また、インド・太平洋地域において法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序を維持強化することにより、この地域を国際公共財とすべく、自由で開かれたインド太平洋戦略を一層推進します。 我が国、そして地域の平和と繁栄にとって、強固な日米同盟が不可欠です。日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化に取り組みます。 また、普天間飛行場の一日も早い辺野古への移設を初め、在日米軍の安定的な駐留のために、沖縄を初めとする地元の負担軽減に引き続き全力で取り組みます。 さらに、韓国、豪州、インド、ASEAN諸国を初めとするパートナー国との間で、信頼、協力関係をさらに強化しつつ、そのネットワーク化を進めるとともに、中国やロシアとも信頼関係の増進に取り組みます。 北朝鮮は、核・ミサイル開発を執拗に継続しています。あらゆる手段を通じ、国際社会全体で北朝鮮に対する圧力を最大限まで高め、北朝鮮の政策を変えさせなければなりません。日米、日米韓で連携するとともに、中国やロシアを含む関係国に働きかけます。 安倍内閣の最重要課題である拉致問題については、トランプ大統領との間で、早期解決に向けた日米の緊密な協力を約束しました。一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現すべく、あらゆる努力を傾注します。 現下の北朝鮮情勢も踏まえ、戦略的利益を共有する最も重要な隣国である韓国との緊密な連携も必要です。日本固有の領土である竹島については、引き続き日本の主張をしっかり伝え、粘り強く対応します。困難な問題を適切にマネージしつつ、日韓関係を未来志向の新時代へと発展させていきます。 日中関係は、最も重要な二国間関係の一つです。日中平和友好条約締結四十周年である来年を見据え、戦略的互恵関係のもと、大局的な観点から安定的に関係を発展させるべく、さまざまな対話、協力、交流を強化します。中国の不透明かつ急速な軍事力の強化や活発化する活動を引き続き注視しつつ、その透明性の向上を働きかけるとともに、信頼関係の増進に努めます。尖閣諸島をめぐる情勢については、我が国の領土、領空、領海は断固として守り抜くとの決意で、引き続き、毅然かつ冷静に対応します。 ロシアとの間では、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとの一貫した方針のもと、粘り強く交渉します。 地域、国際社会が抱える諸課題への対応にも取り組みます。 自由で開かれた海洋秩序とシーレーンの安全は、我が国の海洋権益と、地域の平和と繁栄にとり死活的に重要です。他方、東シナ海及び南シナ海で継続する一方的な現状変更の試みは、国際社会共通の懸念事項です。法の支配こそ、国際社会において貫徹させるべき普遍的な原則です。全ての当事国が、地域の緊張を高めるような行動を自制し、国連海洋法条約を含む国際法に基づき、紛争の平和的解決を追求すべきです。 核兵器のない世界の実現に向け、立場の異なる国々の間の橋渡しを行い、現実的かつ実践的な取り組みを重ねることで、核軍縮・不拡散の取り組みをリードします。 拡大するテロその他の国際組織犯罪、暴力的過激主義の脅威に対し、水際対策や穏健な社会の構築等のため、国際連携を強化し、国際テロ情報収集ユニットを通じた情報収集を含め、総合的な対策、さらには中東地域の安定に取り組みます。 以上のような取り組みを推進するため、私は、外務大臣として全力を尽くす決意です。 寺田委員長を初め理事、委員各位の御指導と御鞭撻を心よりお願い申し上げます。(拍手)
○寺田委員長 次に、山本防衛副大臣。
○山本副大臣 防衛副大臣を拝命いたしました衆議院議員の山本ともひろです。 現在の日本の安全保障環境は大変厳しい環境にございますが、国民の生命と財産を必ず守るという決意のもと、福田政務官、大野政務官とともに、小野寺防衛大臣をしっかりお支えし、職務に精励してまいりたいと思います。 寺田委員長を初め理事、委員の皆様におかれましては、引き続きの御指導、御鞭撻、どうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。(拍手)
○寺田委員長 次に、中根外務副大臣。
○中根副大臣 外務副大臣の中根一幸でございます。 我が国が平和のうちに繁栄するためには、日々積極的な外交努力を重ねていくことが一層重要となっております。 私は、河野外務大臣の指導のもと、我が国の安全と繁栄を確保するため、外務副大臣としての職務を全うすべく、全力を尽くして取り組みます。 二人の副大臣のうち、私が特に本委員会を担当することになっております。 寺田委員長を初め理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。 以上です。(拍手)
○寺田委員長 次に、福田防衛大臣政務官。
○福田大臣政務官 防衛大臣政務官の福田達夫でございます。 国際関係が大きく変化する中、防衛大臣政務官に再任されましたこと、大変身の引き締まる思いでございます。 今後とも、国民の安心、安全及び地域の安定のために、しっかりと、山本副大臣、大野政務官とともに、小野寺大臣を補佐し、全力で取り組んでまいります。 今後とも、委員会の寺田委員長を初め理事、委員の各位におかれましては、御指導いただきますように、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○寺田委員長 次に、大野防衛大臣政務官。
○大野大臣政務官 防衛大臣政務官の大野敬太郎でございます。 引き続き防衛大臣政務官を拝命することになり、改めて身の引き締まる思いです。 国民の生命財産、我が国の領土、領海、領空を守り抜くため、山本副大臣、福田政務官とともに、小野寺大臣をお支えし、今後とも全力で職務に取り組んでまいる所存でございます。 寺田委員長を初め理事、委員の各位におかれましては、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○寺田委員長 次に、岡本外務大臣政務官。
○岡本大臣政務官 こんにちは。外務大臣政務官の岡本三成でございます。 国民の命と平和な暮らしを守りまして、積極的平和主義の立場から、国際社会の平和と安定に一層貢献していく努力をしてまいります。 私は、外務大臣の御指導のもと、政務官として職務を全うすべく、我が国の直面する外交、安全保障上の諸課題に全力で取り組んでまいります決意です。 三人の政務官のうち、私が特に本委員会を担当させていただきます。 寺田委員長を初め委員各位の皆様、そして理事の皆様に御指導いただければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上です。(拍手)
○寺田委員長 次に、堀井巌外務大臣政務官。
○堀井(巌)大臣政務官 外務大臣政務官の堀井巌でございます。 私の担当するアジア大洋州を初めとして、我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております。 我が国の安全と繁栄のため、河野外務大臣、佐藤副大臣、中根副大臣を補佐し、他の政務官とともに外交、安全保障政策上の諸課題に全力で取り組む決意でございます。 寺田委員長を初め理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)
○寺田委員長 次回は、来る十二月一日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時二十五分散会