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193回国会参議院2017/05/26

議院運営委員会 第26号

発言数
12
登壇者
4
会派数
3
開催日
2017/05/26

会議録

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  まず、特別委員会に関する件を議題といたします。  天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会の設置についてお諮りいたします。  本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、お手元の資料のとおり特別委員会を設置することに意見が一致いたしました。  理事会申合せのとおり決定することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。  事務総長の説明を求めます。

郷原悟参議院事務総長

○事務総長(郷原悟君) 御説明申し上げます。  本日の議事は、最初に、特別委員会設置の件でございます。天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会の設置について異議の有無をもってお諮りいたします。設置することに決しますと、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり特別委員を指名されます。  次に、日程第一について、消費者問題に関する特別委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第二について、外交防衛委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第三について、国土交通委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第四について、財政金融委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第五について、環境委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第六について、経済産業委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第七について、厚生労働委員長が報告されます。次いで、牧山ひろえ君、倉林明子君各々十分の討論の後、採決いたします。  次に、日程第八及び第九を一括して議題とした後、法務委員長が報告されます。採決は両案を一括して行います。  次に、日程第一〇について、農林水産委員長が報告された後、採決いたします。  なお、本日の議案の採決は、いずれも押しボタン式投票をもって行います。  以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約五十分の見込みでございます。

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) ただいまの事務総長説明のとおり本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、予鈴は午前九時五十五分、本鈴は午前十時でございます。  暫時休憩いたします。    午前九時四十三分休憩      ─────・─────    午後零時十六分開会

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。  自民党の委員の方に遅刻をした方がいらっしゃいますが、これは非常にゆゆしき問題でありますから、しっかりと反省していただきたいと思います。  本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。  組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案の趣旨説明を二十九日の本会議において聴取することについてお諮りいたします。  本件につき御意見のある方は御発言願います。

吉川沙織民進党・新緑風会

○吉川沙織君 民進党の吉川沙織です。  私は、会派を代表いたしまして、来る二十九日、組織犯罪処罰法改正案の審議入りに賛成の立場から意見表明を行います。  ただ、その前に一言申し上げたいと思います。  開会してすぐに山本議院運営委員長から御発言がございましたとおり、今日は九時三十分から議院運営委員会理事会、九時四十分から議院運営委員会が開かれ、十時から定刻どおり本会議が開会をされて、本会議自体は散会をしております。  ただ、しかしながら、これはいつものことでございますが、議院運営委員会の理事会並びに議院運営委員会がそれぞれ休憩のままということは、いつ何どきまた招集があってもおかしくはないということでございます。  なお、今回はこのような件が諮られるという状況でございますので、いつ招集があってもおかしくはない、十二時十分で再開をしたいという発言は自民党の筆頭理事からございました。それをもって私どもは待機、若しくは急なことでありましたので差し替えを出して、十二時十分までに野党の理事並びに委員は全員着席をしておりましたところ、与党の、特に自民党の議員が何人か届かず、十二時十六分に、私の時計によりますと、再開をされる、こういうことになってしまいました。  もしこれが、与党と野党の立場が、例えば我が会派と自民党会派が逆であれば、流れていても、私どもが席を立っていてもおかしくはない状況であると思っております。  ですので、数は確かに最大会派であり過半数を持っている自民党会派でございますが、議会の運営上においても、緩み、たるみ、おごりが出ていると言っても差し支えはないのではないかと思います。  もちろん、新人の議員の先生方にとってみれば訳の分からない急な招集だったかも分かりませんが、それぐらい今は緊迫した状況にあるということを踏まえていただきたいと思います。  その上で意見を申し上げたいと思います。  まず、私どもは、致し方なく審議入りに賛成をするという立場でございます。これから幾つかの理由を申し上げたいと思います。  最初に、衆議院の法務委員会で強行採決、採決が強行されて、その上で本会議に諮られて参議院に送付をされてきたということでございます。私ども参議院の宿命としては、衆議院から送られて、受け取った時点から数えて六十日以内に結論を出さなければいけないという側面もございます。  また、国民のほとんどが理解をされていないようないわゆる共謀罪法案に関して、開かれた国会の場で総理出席の下、様々な懸案事項も含めて議論をしていくことで解決をしていかなければならない問題も多数あると思います。  ですので、最初に申し上げたいことは、衆議院の法務委員会で参考人質疑を除けばたった三十時間、三十時間をもって動議が出され、採決が強行され、その上で本会議で諮られました。私どもの衆議院の会派は、本会議に出席の上、堂々と反対討論をして、記名採決、記名投票を求め、反対票を投じてこちらに送られてきました。それを受けて、私どもも反対の立場でしっかり議論を挑んでいこうと思っています。  法案の内容にもたくさんの問題があります。  共謀罪法案は、犯罪集団の組織性と実行準備行為を新たに構成要件とはしています。ただ、ある組織が一変して犯罪集団になったり、犯罪の計画に基づいて準備を進めているかは、日常的な監視がなければ分かるということは難しい、そういう側面があります。実際にこの法律案が通ってしまうならば、これを適用するとするならば、警察、そういった機関が通信を傍受したり、捜査対象の組織にスパイ等を送り込んだりしなければ摘発することは不可能であると言わざるを得ません。  衆議院の審議の中でも、そもそもテロリズムの定義自体明文化もされていないし、このやり取りも繰り返されました。また、組織的犯罪集団に一変したという場合の要件も明確な答弁はありませんでした。例えば、衆議院の審議で、総理は、犯罪集団への一変をオウム真理教を引き合いに説明されていますが、宗教団体から犯罪集団に一変した根拠は全く質疑の中で示されていません。  これらの問題をしっかりとただし、廃案に追い込んでいく覚悟で、私どもは、開かれた国会の場で審議に応じていこうと思っています。  そんな中、プライバシーの権利特別報告者から政府に対して意見表明がありました。プライバシーを過度に侵害し、国民の権利を、憲法で定められた内心の自由を侵害するものではないかという書簡が日本国政府に五月十八日に送られてきました。  それに対する政府の反論は、例えば五月二十二日午前の官房長官の会見によれば、これは独立した個人の資格で人権状況の調査、報告を行う立場であって、国連の立場を反映するものではない。つまり、国連の立場を反映するものではないと官房長官は会見の中でおっしゃっていますけれども、五月十八日にプライバシーの権利特別報告者に対する日本政府見解での反論においては、七項目のところで、我が国としては貴特別報告者が国連の立場からこのような懸念を表明することは差し控えていただきたかった。個人の立場と一方では言い、日本政府としてジュネーブに送った書簡では、国連の立場からこういうことを言われるのは遺憾である。ダブルスタンダードであります。  ですので、法案の内容そのもの、それから今、日本の政府が、日本国が、国際的にどういう立場で見られているのか。衆議院法務委員会で動議が出され、質疑が打ち切られたその日、五月十九日の衆議院法務委員会では、法務大臣の答弁で、立法事実はこれまでTOC条約とテロ対策とおっしゃっていましたが、最後の質疑で、立法事実からテロ対策が消えました。条約が唯一の立法事実であって、それは国連にも関するものです。その国連の特別報告者から懸念が示されている中、この法案はしっかり審議した上で廃案にすべきです。  開かれた国会の場で総理の出席を得て、様々な不安を解消し、国民の世論を喚起した上で、反対の立場である、しかしながら、審議入りには致し方なく賛成という立場で私の意見表明とさせていただきます。

仁比聡平日本共産党

○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、ただいまの提案、すなわち二十九日月曜日に本会議を開いて共謀罪法案の審議入りを強行しようとする与党の提案に断固反対の立場を表明をいたします。  その最大の理由は、加計学園疑惑をめぐって、首相の進退に関わる根本問題が国民と国会の前に提起をされているからです。  総理は、この問題について、関与が明らかになるならば、辞任をする、責任を取る、こうした趣旨の発言をしてこられました。政府・与党は、挙げてこの疑惑を隠蔽を図ってこられました。  ところが、どうですか。文科省の前次官が週刊誌や新聞あるいはテレビの報道に続いて、昨日四時から記者会見を行い、総理の意向という一連の文書が確実に存在したものであると、衝撃的な証言をしたその直後ではありませんか。  文科省は、調査をしたが確認できなかったなどと言ってきましたが、これは真っ赤なうそだったんですか。それとも、極めて不十分な調査をやったことにして、総理の疑惑を権力ずくで隠蔽しようとしているのですか。怪文書などという菅官房長官の引き続いての発言は、私は断じて許すことはできないと思うんです。  御存じのとおり、前川前文科次官は、自分が次官として共有していた文書である、あったものをなかったことにはできない、そう述べました。加えて、加計学園の今治市における獣医学部の新設について、極めて薄弱な根拠で、公平公正であるべき行政がゆがめられた、そう述べているわけですね。  事は国政の根本に関わる大問題であり、政府の最高責任者、自民党の総裁である安倍総理自身の進退に関わる大問題です。  私は、イタリアなどの一連の外遊日程から総理がどんなつもりで帰国をされるのか、国民が政治を私物化する政治を許して温かく迎えるとでも思ったら大間違いだということを、この問題を横に置いてでも共謀罪の審議入りをあくまで強行しようとする与党、この委員会の皆さんに警鐘を鳴らし、本当にそんなことでいいのかと強く申し上げたいと思うんです。  格差が大きく広がる中で、政治や行政を私物化し、これが発覚すると権力ずくで隠蔽する、そんな安倍政治に国民はほとほとあきれ果て、もううんざりしていたところに、決定的な証拠が、証言が提出をされているんですから、与党、野党、立場を超えて、前川次官の証人喚問、総理出席の予算委員会の集中質疑、まずは徹底してこの問題の真相解明を図るというのが私たち国会議員のやるべき仕事ではありませんか。これを差しおいて共謀罪の法案審議入りの強行など、もってのほかだと言わざるを得ません。  もちろん、共謀罪法案について、我が党は、皆さんが言うようなテロ等準備罪などではなく、紛れもなく過去三度廃案になった憲法違反の共謀罪にほかならない、断固反対をしてまいりました。  その立場に違いはあるでしょう。けれども、皆さん、この国会で、あと会期末まで僅かしかない、何が何でも強行するような状況にありますか。国民は、皆さんが推進しようとする、推し進めようとする法案を本当に理解していますか。  衆議院法務委員会での強行採決が行われた直後の週末に、共同通信が世論調査を行いました。御存じのとおり、説明不十分と答えた方が七七%に上ります。その不安や怒りの声は、その後、日を追うごとに急速に広がり、国会前の行動はもちろんですが、今朝ほどの朝日新聞の世論調査でも、より強い方向が、結果が表れているではありませんか。  私は、この世論を一体どう受け止めているのか、この間の火曜日、参議院法務委員会の質疑で金田大臣に問いました。大臣がどう答弁したか御存じですか。これまでどおり丁寧な答弁に努め、理解を得ていきたい、そうおっしゃる姿にはあきれるばかりです。これまでどおりの答弁と言うけれど、質疑をすればするほど国民の懸念が広がる。大臣が答弁をすればするほど、そのたびに新しい論点が生まれる。それは、法案そのものがどんな行為を処罰の対象とするのか、全く不明確だからです。  人の生命や身体、財産など法益を侵害する客観的な危険がない合意や実行準備行為があれば処罰するという。そうすれば限りなく内心の処罰に近づいていくし、内心に踏み込んだ捜査が行われることになるのではないか。捜査機関によるそうした内心に迫る捜査は、恣意的濫用のおそれに歯止めを掛けることなんてできないということが戦前の治安維持法体制下の我が国の歴史が証明している。  だからこそ、そんな刑法や刑事捜査を許さないために、私たちの憲法は、思想、良心の自由、表現や言論の自由、結社の自由、そして適正手続の、世界で本当に誇るべき刑事手続における人権保障の規定を定めている。その理由についての認識を問われた金田大臣は、私はお答えする立場にありませんなんと言っている、そんな国会なんですよ。  その下で、最高責任者であるはずの総理がその進退を迫られているような状況で、どうしてこの共謀罪の法案審議を、国民に開かれた、私たち国民代表の国会の任務にふさわしく、しっかり行っていくことができるというんですか。まずは総理に掛かっている疑惑の真相を明らかにする、全てはそれから。それが与党、野党を超えて当たり前の立場ではありませんか。  断固として二十九日月曜日の法案審議入りには反対を申し上げて、私の意見表明といたします。

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ、これより採決を行います。  本法律案につき、二十九日の本会議において趣旨説明を聴取することに賛成の諸君の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) 多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。  ただいま趣旨説明を聴取することに決定いたしました法律案につき、次回の本会議において、自由民主党・こころ一人十分、民進党・新緑風会一人十五分、公明党、日本共産党及び日本維新の会各々一人十分の質疑を順次行うことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本順三自由民主党・こころ

○委員長(山本順三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十三分散会

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