農林水産委員会 第1号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2016/10/18
会議録
○委員長(渡辺猛之君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る九月二十六日の本会議におきまして農林水産委員長に選任されました渡辺猛之でございます。 本委員会の運営につきましては、理事の皆様始め委員各位の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手) ─────────────
○委員長(渡辺猛之君) 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、橋本聖子君、柳田稔君、鉢呂吉雄君、神本美恵子君、長谷川岳君、平木大作君、山口那津男君、徳茂雅之君、高橋克法君、中泉松司君及び馬場成志君が委員を辞任され、その補欠として舞立昇治君、櫻井充君、田名部匡代君、舟山康江君、竹谷とし子君、矢倉克夫君、礒崎陽輔君、中西祐介君、平野達男君、藤木眞也君及び私、渡辺猛之が選任されました。 ─────────────
○委員長(渡辺猛之君) 理事の選任を行います。 去る八月三日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に舞立昇治君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(渡辺猛之君) 理事の辞任についてお諮りいたします。 小川勝也君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺猛之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺猛之君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に徳永エリ君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(渡辺猛之君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、農林水産に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺猛之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(渡辺猛之君) この際、山本農林水産大臣、礒崎農林水産副大臣、齋藤農林水産副大臣、細田農林水産大臣政務官及び矢倉農林水産大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。山本農林水産大臣。
○国務大臣(山本有二君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただき、所管大臣として考え方の一端を申し述べます。 まず、今般の度重なる台風によりお亡くなりになられました方々に心からお悔やみ申し上げるとともに、被災されました全ての方々にお見舞いを申し上げます。被害に遭われました農林漁業者の皆様に寄り添って、農林水産省一丸となって復旧に向けて全力を挙げてまいります。 この度、農林水産大臣を拝命させていただきました。農林水産業の成長産業化に向けまして、夢と希望の持てる農政新時代の創造に全力で取り組んでまいる所存でございます。 以下、農林水産行政に関する主要な取組につきまして申し述べます。 第一に、攻めの農政の展開でございます。 TPPによる新たな国際環境の下、総合的なTPP関連政策大綱を着実に実行するとともに、攻めの農林水産業への転換に向けた施策を加速させてまいります。 農林漁業者の将来への不安を解消し、経営発展に向けた投資意欲を後押しするため、地域全体の収益力向上に向けた体質強化対策を集中的に講じるとともに、経営安定対策の充実等の措置を講じてまいります。 TPP交渉におきましては、輸出について、米、牛肉を始めとする輸出拡大の重点品目の全てで相手国の関税撤廃を獲得いたしました。国内の食市場が縮小する一方、アジアを中心とした世界全体の食市場の拡大が見込まれる中、農林水産業が成長産業となるためには海外市場への進出が不可欠です。 このため、農林水産物・食品輸出額一兆円の目標を一年前倒しして平成三十一年に達成すべく、農林水産業の輸出力強化戦略の実践に取り組みます。国内外での輸出拠点の整備、輸出拡大のためのサポート体制の充実、輸出関連手続の改革や諸外国の輸入規制の緩和、撤廃など、政府が主体的に行う輸出環境の整備等に取り組みます。特に、日本産米の更なる輸出拡大のため、オールジャパンでのプロモーションを推進するとともに、精米に加え、米の加工品の輸出も含めて、積極的に海外市場への進出拡大を図ってまいります。 次に、農業者の皆様の所得向上を図るため、生産コストの削減と農産物の有利な条件での販売の実現に向けて、農業者の方々の努力では実現できない、生産資材価格の引下げと農産物の流通加工構造の改革に取り組みます。また、生乳の流通、加工の問題につきましても、生産者の所得の向上を旨として検討いたします。 あわせて、農業者のセーフティーネットとしての収入保険制度の導入、農地中間管理機構と関連した土地改良制度の見直し、全ての加工食品への原料原産地表示の導入等について具体的内容を検討し、農林水産業競争力強化プログラムとして年内を目途に取りまとめいたします。 農業を成長産業とするには、経営感覚に優れた担い手の育成や、新技術活用による生産現場のイノベーションが不可欠です。農地中間管理機構を通じた農地の確保や金融支援の充実、営農しながら体系的に経営ノウハウを学ぶ農業経営塾の各地への展開、農業女子プロジェクトの推進等に取り組みます。 また、生産現場のイノベーションを促進していくため、人工知能等を活用した熟練農業者のノウハウの見える化、試験研究機関が持つ研究成果の見える化や、現場での利用を見据えた戦略的な技術開発に取り組みます。 米政策改革につきましては、今年の秋が行政による最後の配分となります。各産地において一層主体的に需要に応じた生産が図られますように環境整備に取り組むこととし、需要に応じた多様な米の安定的な生産や、飼料用米等の戦略作物の本作化、需給に関する産地銘柄ごとのきめ細かい情報提供を進めます。 中山間地域の農業振興に向けては、地域に合った収益性の高い農産物を見極め、その生産、販売等に本格的に取り組む方針を固めた地域に対して総合的な支援を行います。 農山漁村地域の振興に当たっては、観光も重要な柱であり、地域資源の活用、農泊の推進、インバウンド需要の取り込みを図ってまいります。また、魅力ある農家住宅など、現に農業を営んでいる方々のみならず、若者、女性が住みたくなるような生活環境の整備を進めてまいります。 さらに、我が国の食文化の魅力を国内外に発信するとともに、引き続き科学的知見に基づく食の安全と消費者の信頼確保に努めてまいります。 第二に、林業の成長産業化です。 戦後造成されました人工林が本格的な利用期を迎えていることを踏まえ、本年五月に策定した新たな森林・林業基本計画に基づき、川上から川下までをつなぐ原木供給体制の構築、木材加工流通体制の整備等を通じた国産材の安定供給体制を確立いたします。また、CLT等の新たな木材製品の開発や普及、公共建築物や商業施設等における木材利用の促進等により、新たな木材需要の創出に取り組むほか、地域経済の発展に資する木質バイオマスの効率的な利用を推進いたします。これらの取組と併せ、間伐や主伐後の再造林対策を強化することにより、林業の成長産業化を実現してまいります。 第三に、水産日本の復活です。 漁村地域ごとに収入向上及びコスト削減に取り組む浜の活力再生プラン、漁村地域が連携し、浜の機能再編や担い手確保を図る広域浜プランの策定を推進し、持続可能な収益性の高い操業体制への転換を図ります。 また、HACCPに対応した流通加工施設の整備等の輸出に向けた取組を推進いたします。さらに、国際的な資源管理の強化にリーダーシップを取って対応するとともに、新たな調査計画に基づく鯨類捕獲調査を進め、商業捕鯨の再開を目指してまいります。 これらにより、かつて世界一を誇った水産日本の復活を実現してまいります。 第四に、災害からの復旧復興です。 本年四月に発災した熊本地震や今般の台風により、重要な農林水産業地域が被害を受けました。農林水産省といたしましても、一日も早い経営再開、復興に向けて、迅速かつ的確に支援してまいります。 東日本大震災につきましては、農林水産業の再開支援、科学的根拠を持った風評被害対策、輸入規制の緩和、撤廃の働きかけ等を引き続き講じてまいります。 以上、農林水産行政に関する基本的な考え方を申し上げました。 現場の皆様の声に耳を傾け、将来を見据えながら、農林漁業者の皆様の所得の向上、農林水産業の成長産業化に取り組んでまいります。 渡辺委員長を始め委員各位の一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。
○委員長(渡辺猛之君) 礒崎農林水産副大臣。
○副大臣(礒崎陽輔君) この度、農林水産副大臣を拝命いたしました礒崎陽輔でございます。 今後は、山本大臣の下、他の副大臣、政務官とともに、農林水産業の振興のため、全力で取り組んでまいる覚悟でございます。 今後とも、委員長、委員各位におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長(渡辺猛之君) 齋藤農林水産副大臣。
○副大臣(齋藤健君) 引き続き農林水産副大臣を務めさせていただくこととなりました齋藤健でございます。 山本大臣の下で、礒崎副大臣、細田政務官、矢倉政務官とともに、農政新時代の創造に全力を尽くしてまいります。 委員長を始め委員各位の一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(渡辺猛之君) 細田農林水産大臣政務官。
○大臣政務官(細田健一君) この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました細田健一でございます。 山本大臣の下、礒崎副大臣、齋藤副大臣、矢倉政務官と一体となって、農家の所得を増やすための構造改革などについて誠心誠意努力してまいります。 委員長を始め委員各位の一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、改めて心からお願いを申し上げます。
○委員長(渡辺猛之君) 矢倉農林水産大臣政務官。
○大臣政務官(矢倉克夫君) この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました矢倉克夫でございます。 山本大臣の下、礒崎副大臣、齋藤副大臣、細田政務官と一体となり、農林水産業の成長産業化、生産者の所得向上に向け、精いっぱい力を尽くしてまいる所存でございます。 渡辺委員長を始め委員各位の一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(渡辺猛之君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十五分散会