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187回国会参議院2014/10/17

東日本大震災復興特別委員会 第2号

発言数
21
登壇者
9
会派数
3
開催日
2014/10/17

会議録

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  この際、復興大臣、復興副大臣及び復興大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。竹下復興大臣。

竹下亘自由民主党復興大臣

○国務大臣(竹下亘君) おはようございます。  復興大臣を拝命をいたしました竹下亘でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から三年半余りが経過をいたしました。  この震災は、地震、津波、原発事故による複合的な災害であり、その復興は困難を伴い、長期間を要します。  発災以来、政府を挙げて復旧復興に取り組んでまいりました。  避難者の数は二十四万人余りにまで減少いたしましたが、いまだ多くの方々が不自由な生活を余儀なくされていることを肝に銘じなければなりません。  安倍内閣では、復興の加速化を内閣の最重要課題の一つとして位置付けております。  私は、就任以来、被災地を視察し、仮設住宅の方々と意見交換を行いました。被災地では高台移転などの工事が進んでおりますが、一刻も早く恒久的な住まいに移りたいとの切実な声もお聞きをいたしました。  まず、急がれるのは、住宅の再建です。  被災者の方々に住まいの見通しを持っていただくため、住まいの復興工程表を取りまとめ、公表いたしております。事業の隘路となる課題に対しては、関係省庁の協力の下、対策を講じてきました。これらの取組により、公共インフラの復興は本格化し、住宅再建・復興まちづくりは、計画策定・用地取得から、工事実施の段階に入ってきております。岩手と宮城での高台移転や災害公営住宅は、八割を超える事業が始まっております。  町のにぎわいや生活を再建するためには、住宅再建と併せて、産業やなりわいの再生にも更に力を入れる必要があります。このため、被災企業の施設設備の復旧とともに、震災により失った販路の開拓等が課題であり、本年六月に策定いたしました産業復興創造戦略に基づき、対策を推進しております。  仮設住宅での生活の長期化に伴い、心と健康の維持が課題となっております。また、新しくできる災害公営住宅でのコミュニティー形成も重要です。本年八月に策定した被災者の健康・生活支援に関する総合施策を基に、国としても、市町村や関係者への支援を通じて、健康・生活支援対策にも力を入れております。  一方、福島については、まだ復旧が緒に就いた段階であります。  戻られる方には、早期帰還と定住のために、除染、インフラ復旧のほか、生活環境を整備いたします。帰還を待つ方には、復興公営住宅の整備等を進めてまいります。また、双葉郡を始めとした避難指示区域の将来像の検討などにも取り組みます。さらに、安全・安心対策や産業振興などにも取り組み、福島の復興再生に全力で取り組んでまいります。  被災地は、震災前から人口減少や高齢化などの課題を抱えております。そのため、復興を進めるに当たっては、単なる復旧にとどまらず、我が国のモデルともなる新しい東北の創造に取り組んでおります。具体的には、被災地で芽生えた先導的な取組を支援するとともに、経済界、大学、NPOなど、復興支援に携わる様々な方々の連携の場として設立した官民連携推進協議会の下で、官と民が手を取り合って東北に持続的な活力をもたらしてまいります。  櫻井委員長を始め理事及び委員各位におかれましては、引き続き復興施策への御理解と御協力を下さいますよう、心からお願いをいたします。

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。  それでは、次に、長島復興副大臣。

長島忠美自由民主党復興副大臣

○副大臣(長島忠美君) おはようございます。  この度、復興副大臣を拝命いたしました長島忠美でございます。  総括業務、そして地震・津波災害からの復興に関する事項、宮城復興局に関する事項を担当させていただきます。  竹下大臣を支え、被災をされた多くの皆さんが復興に希望が持てるように、そして活力ある日本、東北の再生に最善を尽くす所存でございます。  櫻井委員長を始め理事、委員各位の御協力を心からお願いをいたします。  ありがとうございました。

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。  次に、浜田復興副大臣。

浜田昌良公明党復興副大臣

○副大臣(浜田昌良君) 皆様、おはようございます。  福島を中心とする原子力災害からの復興再生に関する事項と、福島復興局及び茨城事務所を引き続き担当させていただきます復興副大臣の浜田昌良でございます。  他の副大臣、政務官と連携、団結を密にし、竹下大臣をしっかりお支えし、被災地の皆様、特に福島の皆様に復興に希望を持っていただけますよう全身全霊を尽くす決意でございます。  櫻井委員長を始め復興特の理事、委員の皆様には、何とぞ御理解と御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。  次に、西村復興副大臣。

西村明宏自由民主党国土交通副大臣・内閣府副大臣・復興副大臣

○副大臣(西村明宏君) おはようございます。  この度、復興副大臣を拝命いたしました西村明宏でございます。  地震・津波災害からの復興に関する事項を担当いたします。  竹下大臣をしっかりとお支えし、スピード感を持って、被災された多くの方々が復興を実感できるよう全力で取り組んでまいりますので、櫻井委員長を始め理事、委員の皆様の格段の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。  次に、小泉復興大臣政務官。

小泉進次郎自由民主党内閣府大臣政務官・復興大臣政務官

○大臣政務官(小泉進次郎君) おはようございます。  この度、留任をいたしまして、岩手の岩手復興局、そして青森事務所、また、引き続き総括業務を担当いたします。どうぞよろしくお願いします。  竹下大臣をお支えし、これから関係副大臣と、また関係政務官と密に連携をしながら、これからまだまだ課題の多くあります被災地の復興に全力を尽くしてまいります。  櫻井委員長を始め理事、そして委員の皆様方の御指導と御協力のほど、切にお願いを申し上げます。

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。  次に、山本復興大臣政務官。

山本ともひろ自由民主党文部科学大臣政務官・復興大臣政務官

○大臣政務官(山本ともひろ君) 皆様、おはようございます。  この度、復興大臣政務官を拝命いたしました衆議院議員の山本ともひろです。  大臣、副大臣とともに東日本大震災の復興と復旧に努めてまいります。  また、私は文部科学大臣政務官も併せて拝命をいたしましたので、復興庁と文部科学省との懸け橋となれるようにしっかりと任に当たりたいと思っております。  委員長を始め理事、委員の先生方におかれましては、どうぞ御指導、御鞭撻賜りますよう、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。  次に、岩井復興大臣政務官。

岩井茂樹自由民主党経済産業大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官

○大臣政務官(岩井茂樹君) この度、復興大臣政務官を仰せ付かりました岩井茂樹でございます。  福島を中心とした原子力災害からの復興そして再生に関わる事項に関して、経済産業省の連絡調整を担当いたします。  関係副大臣、そして関係政務官とともに、竹下大臣をしっかりと支えてまいります。  どうか、櫻井委員長を始め復興特の理事、そして委員の皆様方におかれましては、御指導そして御協力のほど、心からお願い申し上げます。  よろしくお願いいたします。

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。  以上で発言は終了いたしました。     ─────────────

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) 東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、本委員会が先般行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。礒崎哲史君。

礒崎哲史民主党・新緑風会

○礒崎哲史君 おはようございます。民主党・新緑風会の礒崎哲史でございます。  私が派遣委員を代表してということで、過日行われました内容について報告をさせていただきます。  去る八月二十五日、二十六日の二日間、岩手県において、東日本大震災の被災地における復旧・復興状況等の実情を調査してまいりました。  参加者は、蓮舫委員長、高階恵美子理事、相原久美子理事、若松謙維理事、山口和之委員、寺田典城委員、紙智子委員、中野正志委員及び私、礒崎の九名であります。  以下、調査の概要について御報告いたします。  初日は、まず、バス車中にて、岩手県における復旧・復興状況について復興庁岩手復興局から、また、震災津波からの復興の取組状況について岩手県から、それぞれ説明を聴取した後、陸前高田市を訪れました。  同市では、戸羽市長、伊藤市議会議長などの出迎えを受け、震災追悼施設での献花を行った後、震災復興事業における高台からかさ上げ地区への土砂の搬送・利用状況について市当局から説明を聴取し、ベルトコンベヤー仮設橋を視察いたしました。  同仮設橋は、公募により「希望のかけ橋」と名付けられ、今泉地区で大量に発生する土砂を気仙川対岸の仮置きヤードに搬送するために設置されたものであります。  次に、陸前高田復興まちづくり情報館を視察し、戸羽市長から、復興関連予算の継続と災害復旧事業期間の延長、移転促進区域内の被災跡地に係る土地利用対策の推進等を内容とする要望書を受領いたしました。  次いで、上長部住宅団地を視察しました。同団地では、防災集団移転促進事業による住宅敷地造成工事が本年一月末に終了し、総移転戸数十七戸のうち、移転完了が四戸、住宅建設中は十一戸とのことでありました。  次に、下和野地区災害公営住宅を視察しました。同住宅は、総戸数百二十戸の同市初の災害公営住宅であり、津波浸水区域に位置するため、土地を海抜十二メートルまでかさ上げして建設されており、本年十月に入居を開始する予定とのことでありました。その特徴として、居住者間のコミュニティー形成への配慮、災害時の避難場所としての高層階にある集会室の活用などが挙げられました。  次いで、脇ノ沢地区を視察しました。同地区では、脇の沢住宅団地として、六十八戸を整備する防災集団移転促進事業の工事が来年十月の終了を目指して行われており、用地買収交渉の難航や入札不調により工事開始が遅れていたものの、現在は順調に工事が進みつつあるとのことであります。  続いて、大船渡市に移動し、バス車中にて、同市における震災の復旧・復興状況について角田副市長から説明を聴取した後、越喜来の泊地区住宅団地を訪れました。  同団地では、金野副市長から、震災復興交付金の措置期間の延長、被災跡地に係る土地利用対策の推進等を内容とする要望書を受領した後、団地内を視察するとともに、地域の方々と懇談を行いました。  同団地は、移転戸数十三戸を予定し、防災集団移転促進事業による住宅敷地造成工事は本年一月末に終了をしております。同地区では、復興まちづくり会議を組織し、大学、NPO法人なども参加し、集団移転後の地域づくりのデザインを描いてきたとのことでありました。  次に、泊漁港海岸において、同市が事業主体となっている防潮堤災害復旧事業を視察しました。既設の防潮堤をコンクリートでかさ上げするとともに、全長を延伸し、平成二十七年度の完成を目指しているとのことであります。  続いて、住田町に移動し、バス車中にて、同町の仮設住宅について町当局から説明を聴取した後、中上仮設住宅団地を訪れました。  同団地では、多田町長より出迎えを受け、木造戸建ての応急仮設住宅を視察し、入居者の方々と懇談を行いました。  同町は、震災から三日後に町独自で町有地に木造仮設住宅の建設を決定しており、同団地では、被災者が五十九戸入居しているとのことであります。また、木造仮設住宅は、木の本来のぬくもりが感じられ、戸建てのため、長屋タイプの仮設住宅と比べて音漏れが少なく、プライバシーが守られる、加工がしやすいなどの特徴があるとのことでした。  二日目は、花巻市内において、まず、岩手県から、復旧・復興のための財政支援の継続と財源の確保、被災地復興のための人的支援・財源措置等を内容とする要望書を受領しました。  次に、避難者受入れ、観光等の産業復興状況について、岩手県、花巻市、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、県商工会議所連合会、県観光協会、県商工会連合会、花巻商工会議所の関係者から、それぞれ説明を聴取しました。  派遣委員との間では、資材高騰や建設労働者不足及び東京五輪インフラ整備に影響されない被災地のまちづくり、災害時に宿泊業などの観光業が被災者の受皿としての役割を担うための総合的な政策づくりの必要性、沿岸部の観光入込客数低迷の打開策及び今後の観光業の課題、被災地の水産加工業の復興に向けた課題、東北全体で訪日外国人のためのゴールデンルートを構築する必要性、グループ補助金の利便性の向上等について意見交換が行われました。  続いて、被災市町村への職員派遣の状況及び課題等について岩手県から説明を聴取するとともに、沿岸被災市町村に派遣をされた県内陸部の花巻市、北上市、紫波町、矢巾町の職員から、被災地の業務における体験談等が述べられました。  派遣委員との間では、被災地のニーズに応じた職員派遣における課題、年単位による職員派遣の必要性、平時から自治体間で人事交流を制度化する重要性、自治体職員の人員確保、被災者の住まいの再建を急ぐ必要性、派遣職員のメンタルヘルス対策、被災者の住環境確保の在り方等について意見交換が行われました。  以上が調査の概要でありますが、地域の産業復興、被災自治体への人的支援の在り方等の課題とともに、被災者の暮らし再生、生活基盤の確立のための安心・安全な住まいの確保の重要性について、改めて強く認識した次第であります。  最後に、私どもの調査に御協力をいただいた皆様に対し、厚く御礼を申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興が果たされますようお祈り申し上げまして、派遣報告を終わります。

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。  以上で派遣委員の報告は終了いたしました。     ─────────────

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災の被災地における復旧・復興状況等の実情調査のため、宮城県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井充民主党・新緑風会

○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十九分散会

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