国土交通委員会 第5号
- 発言数
- 13 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2014/11/18
会議録
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、森本真治君及び仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として田中直紀君及び辰已孝太郎君が選任をされました。 ─────────────
○委員長(広田一君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(広田一君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に江島潔君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(広田一君) 空家等対策の推進に関する特別措置法案を議題といたします。 提出者衆議院国土交通委員長今村雅弘君から趣旨説明を聴取いたします。今村衆議院国土交通委員長。
○衆議院議員(今村雅弘君) おはようございます。 ただいま議題となりました空家等対策の推進に関する特別措置法案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 近年、全国的に空家等が増加しており、適切な管理が行われていない空家等が、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしています。このため、空家等の所有者等に対し、空家等の適切な管理、除却等を行わせるための、実効性のある仕組みの整備が喫緊の課題になっています。 空家等の適正管理に関する条例を制定する地方公共団体も増加しておりますが、空家等の問題の全国的な広がりと、今後の更なる深刻化のおそれを踏まえ、国としてもこれに積極的に対処することが求められています。 本案は、このような状況を踏まえ、地域住民の生命、身体又は財産を保護するとともに、その生活環境の保全を図り、あわせて空家等の活用を促進するため、空家等に関する施策を推進するために必要な事項を定めようとするもので、その主な内容は次のとおりであります。 第一に、空家等とは、建築物又はこれに附属する工作物であって居住その他の使用がなされていないことが常態であるもの及びその敷地をいうこととし、特定空家等とは、そのまま放置すれば著しく保安上危険又は衛生上有害となるおそれのある状態、著しく景観を損なっている状態、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態にあると認められる空家等をいうこととしております。 第二に、空家等の所有者等は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空家等の適切な管理に努めるものとしております。 第三に、国土交通大臣及び総務大臣は、空家等に関する施策の基本指針を定めることとするとともに、市町村は、基本指針に即して空家等対策計画を定め、その作成等及び実施に関する協議を行うための協議会を組織することができることとしております。 第四に、市町村長は、固定資産税の課税等のために保有する空家等の所有者等に関する情報について、この法律の施行のために必要な限度において、内部で利用することができることとしております。 第五に、市町村は、空家等及び空家等の跡地に関する情報の提供その他これらの活用のために必要な対策を講ずるよう努めるものとしております。 第六に、市町村長は、特定空家等の所有者等に対し、除却、修繕等の措置をとるよう助言又は指導し、改善されない場合は勧告し、なお所有者等が措置をとらない場合は命令ができることとしており、これらに必要な限度において、職員等に空家等の立入調査をさせることができることとしております。また、所有者等が命令を履行しないとき又は命ずべき所有者等が不明のときは、行政代執行ができることとしております。なお、国土交通大臣及び総務大臣は、特定空家等に対する措置に関し、必要な指針を定めることができることとしております。 第七に、国及び都道府県は、市町村が行う空家等に関する対策の実施に要する費用に対する補助、地方交付税制度の拡充その他の必要な財政上の措置を講ずるとともに、国及び地方公共団体は、そのほか必要な税制上の措置等を講ずることとしております。 以上が本案の提案の趣旨及びその内容であります。 何とぞ速やかに御賛成くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(広田一君) 以上で趣旨説明の聴取は終了いたしました。 これより質疑に入ります。──別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。 空家等対策の推進に関する特別措置法案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(広田一君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。 この際、田城君から発言を求められておりますので、これを許します。田城郁君。
○田城郁君 民主党・新緑風会の田城郁です。 私は、ただいま可決されました空家等対策の推進に関する特別措置法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、維新の党、日本共産党、次世代の党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 空家等対策の推進に関する特別措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、隣地所有者との土地の境界紛争を未然に防止するとともに跡地の利活用の推進を図る観点から、空家を取り壊し更地にする際には事前に空家が所在する土地の境界を明確にする手続を設けることについて、必要な検討を行うこと。 右決議する。 以上でございます。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いをいたします。
○委員長(広田一君) ただいま田城君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。 本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(広田一君) 全会一致と認めます。よって、田城君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定をいたしました。 ただいまの決議に対しまして、太田国土交通大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。太田国土交通大臣。
○国務大臣(太田昭宏君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、関係省庁と連携させていただきながら努力してまいる所存でございます。
○委員長(広田一君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時八分散会