経済産業委員会 第3号
- 発言数
- 4 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2014/10/23
会議録
○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日、浜田昌良君が委員を辞任され、その補欠として杉久武君が選任されました。 ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を議題といたします。 経済産業行政等の諸施策について、宮沢国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。宮沢洋一国務大臣。
○国務大臣(宮沢洋一君) おはようございます。 過日、経産大臣に就任いたしました宮沢でございます。私も昨年までは経産委員会に所属しておりました。よろしくお願いをいたします。 経済産業大臣、産業競争力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)として、経済産業委員会の委員各位に一言御挨拶申し上げます。 福島の復興と福島第一原発の廃炉・汚染水対策は、経済産業省が担うべき最も重い課題です。今後とも地元の方々の声にしっかりと耳を傾けながら、更なる避難指示の解除、生活基盤の再建と産業の復興に取り組んでまいります。また、廃炉・汚染水対策は、過去に前例のない困難な取組であり、国も前面に立って着実に推進してまいります。 その上で、第一に、責任あるエネルギー政策を推進してまいります。 エネルギー政策については、安定供給、コスト、環境負荷、安全性のいわゆる3EプラスSを基本とし、安定的な資源確保、徹底した省エネルギー社会の実現、再生可能エネルギーの導入促進、原子力政策の再構築などに取り組んでまいります。 エネルギーコストの上昇については、中小企業・小規模事業者に対する金融支援や下請対策などにより的確に対応するとともに、産業界や国民生活に与える影響等をしっかりと注視してまいります。あわせて、先端的な省エネルギー設備の導入支援、電力システム改革の断行、北米からのシェールガス輸入の実現による安定的かつ低廉な燃料の調達などに取り組んでまいります。 また、再生可能エネルギーについては、最大限導入を進めるというのが政府の基本方針です。現在、再生可能エネルギー発電設備を電力会社の系統に接続できない等の課題も顕在化しておりますが、再生可能エネルギーの最大限の導入に向けて何が必要か、あらゆる角度から早急に検討を進めてまいります。 原子力発電については、いかなる事情よりも安全性を最優先いたします。徹底した省エネルギーと再生可能エネルギーの最大限の導入等により、可能な限り原発依存度を低減するとともに、原子力規制委員会によって新規制基準に適合すると認められた原子力発電所については再稼働を進めてまいります。高レベル放射性廃棄物の最終処分問題については、その解決に向け、国が前面に立って取り組んでまいります。 第二に、中小企業・小規模事業者対策と地方創生に取り組んでまいります。 地域の活性化を進めていく上では、全国三百八十五万の中小企業・小規模事業者の活性化が不可欠です。 地域の多様性、自主性を生かした様々な取組を政府を挙げて応援するべく、まち・ひと・しごと創生本部の下、関係府省と連携しつつ、積極的に施策を展開してまいります。 このため、まず、さきの通常国会で成立した小規模企業振興基本法に基づき、起業・創業支援や、人材の確保・育成支援等、小規模事業者対策を充実強化してまいります。 さらに、今国会には、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案を提出し、創業間もない中小企業の政府調達への参入促進、消費者の嗜好を捉えたふるさと名物の開発、販路開拓促進を図ることとしております。 こうした取組を通じて、アベノミクスの成果を全国津々浦々の中小企業・小規模事業者に届けてまいります。 第三に、成長戦略の着実な推進です。 我が国の立地競争力を高め、世界の人、物、金を日本に引き付けるため、成長志向の法人税改革、イノベーションの推進、ベンチャーの創出、IT・ロボット技術の活用、世界最速かつ最高品質の特許審査の実現、戦略的な標準化の推進、海外からの企業誘致の強化、女性、高齢者などの活躍の促進など、我が国の新たな成長基盤を構築してまいります。 また、新興国を始めとする海外の成長を取り込んでいくため、インフラシステム輸出、中小企業を含む我が国企業の海外展開支援、クールジャパン戦略などに取り組むとともに、TPPなどの経済連携交渉を積極的に推進してまいります。 以上申し述べましたとおり、経済産業行政は多くの課題に直面しています。国民各層の幅広い御意見をしっかりとお伺いしながら、経済産業大臣として全身全霊で取り組んでまいります。 吉川委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(吉川沙織君) この際、一言申し上げます。 本日、宮沢経済産業大臣の所信的内容を含む就任挨拶を聴取いたしましたが、前大臣の聴取から日を置かずして、大臣交代の事態に至ったことは、委員長といたしましては、誠に遺憾でございます。 政府におかれましては、本委員会の当面する諸課題は喫緊かつ重大であることに鑑み、国民各層の幅広い意見を十分踏まえ、迅速・適正な政策運営に取り組まれるよう特段の配慮を求めるところであります。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時七分散会