議院運営委員会 第11号
- 発言数
- 14 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 2013/11/22
会議録
○委員長(岩城光英君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、国家戦略特別区域法案につき、本日の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、民主党・新緑風会一人十五分及び日本共産党一人十分の質疑を順次行うことに意見が一致いたしました。 理事会申合せのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩城光英君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(岩城光英君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(橋本雅史君) 御説明申し上げます。 本日の議事は、最初に、日程第一 議員アントニオ猪木君懲罰事犯の件について、懲罰委員長が報告された後、採決いたします。採決は、委員長報告のとおり、三十日間の登院停止とすることについて押しボタン式投票をもって行います。委員長報告のとおり決しますと、議長は、アントニオ猪木君に対する懲罰を宣告されます。 次に、国家戦略特別区域法案の趣旨説明でございます。まず、日程に追加して提出者の趣旨説明を求めることを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、新藤国務大臣から趣旨説明があり、これに対し、有田芳生君、山下芳生君の順に質疑を行います。 次に、日程第二ないし第六を一括して議題とした後、外交防衛委員長が報告されます。採決は五件を一括して行います。 次に、日程第七及び第八を一括して議題とした後、災害対策特別委員長が報告されます。採決は二回に分けて行います。 なお、本日の議案の採決は、いずれも押しボタン式投票をもって行います。 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約一時間十分の見込みでございます。
○委員長(岩城光英君) ただいまの事務総長説明のとおり本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩城光英君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、予鈴は午前十時五分、本鈴は午前十時十分でございます。 暫時休憩いたします。 午前十時一分休憩 ─────・───── 午後一時一分開会
○委員長(岩城光英君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。 本会議における議案の趣旨説明聴取に関する件を議題といたします。
○長谷川岳君 私は、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案については、本会議で趣旨説明を聴取することなく厚生労働委員会に付託することの動議を提出いたします。(発言する者あり)
○委員長(岩城光英君) 長谷川岳君提出の動議につきまして御意見のある方は御発言願います。
○前川清成君 民主党の前川清成でございます。 今、長谷川理事の方から、いわゆる社会保障プログラム法案について、本会議の趣旨説明を省略して直ちに委員会に付託したい旨の提案がございました。いわゆる議運における強行採決でありますが、この国会は十月十五日に召集されまして十二月六日まで、会期は僅か五十三日間であります。この短い国会において、何とこの議運委員会での強行採決は三度目になります。法案の数にすると七本目になります。これは、まさに議を尽くさずに数の力を背景に、問答無用の議会運営を断行しようとする姿勢にほかなりません。是非、与党の皆さん方の猛省をお願いしたいと思います。 私たち参議院は、良識の府と呼ばれることがあります。しかし、この良識の府という日本語は、私たち参議院議員が自ら声高で叫ぶだけでは社会のコンセンサスは得られません。良識の府にふさわしい議論をすることが私は何よりも肝要ではないかと、そう思っています。 それと、是非与党の皆さん方にも御理解いただきたいのは、私たち野党、立場は違いますが、審議拒否をしているわけではありません。この社会保障プログラム法について審議をさせていただきたい。 しかも、私たちは、具体的な日程もお示しをさせていただきました。今日の理事会に先立って、今日の本会議、十一月二十二日の本会議で、二階建てでプログラム法の審議をお願いをいたしました。しかし、これは与党側にお認めをいただけませんでした。今日午前中の議運理事会がございまして、本会議中も、自民、民主、両国対委員長間で真摯な話合いを継続する旨お約束いただけましたので、私たちは野党でありますけれども、具体的に二十五日のNSC特を九時からスタートする、一時間早めて九時からスタートする、そして、そこで議了した後に本会議を十一時ごろから開会をする、そうであれば一時開会予定の決算委員会にも支障は来さないし、むしろ二十六日から厚生労働委員会で直ちに審議に入ることができる、これは与党の皆さん方にとっても審議促進に資することでありまして、これをなぜ与党の側が拒否されるのか、与党の側が拒否されるのか、私はまだ理解ができません。 真摯な話合いを両党国対委員長間でするとお約束いただきましたけれども、今日も与党側から具体的な御提案は一切ありませんでした。理由としては、できないとしかおっしゃいませんでした。これが本当に良識の府における議論のありようとして正しいのか。今この瞬間に、参議院に身を置く私たち一人一人が自省をしなければならないと思っています。 この間、社会保障プログラム法案について、与党側から本会議質疑できない、その理由として挙げていただいたのは、ただ一点、衆参のバランスだけでありました。しかし、衆参のバランスを言うのであれば、この社会保障プログラム法は衆議院本会議で審議しています。バランスを言うのであれば、参議院本会議でも議論しなければならない。また、私たちはこの立場には立ちませんが、与党の皆さん方は、衆議院と参議院、本会議における質疑の本数にこだわっておられます。 しかし、今日、この国会で初めて議席を得られた方もいらっしゃるかと思いますので聞いておいていただきたいと思うんですが、衆議院と参議院ではルールが異なります。多くの閣法は、当初衆議院に提出されますので、衆議院にあっては、あらかじめどの法案を本会議で議論するのか協議することが可能でありますけれども、参議院は衆議院から送られてきて初めて審議のめどが立ちます。ですから、これまでの伝統は、野党第一党が本会議において趣旨説明、質疑を求めた法案については、与党の良識として、与党の懐の深さとしてそれをお認めいただいておりました。また、本会議で質疑すると、それはすなわちつるしが下りるわけでありますから、むしろこの参議院の伝統は与党にとって有利な伝統でありました。それにもかかわらず、なぜかこの国会から、自民党の国対委員長は、伝統あるルールを理由なく変更されようとしています。私たちは断じて、私たちは断じて是認できないと思います。 それと、最後について中身のことを申し上げたいと思います。 社会保障プログラム法案、極めて大切であります。私たちは神ならぬ身であります。必ず年も取ります。病気にもなります。年を取って働くことができなくなったときに、暮らしの糧として年金があります。病気になっても、お金のことを心配せずに、保険証一枚で医者に診てもらえる、だから医療保険は大事です。さらには、失業しても、障害を背負っても、誰もが安心して暮らしたい、社会保障は大切、だから、民主党、自民党、公明党三党合意で国民の皆さん方に消費税率引上げという御負担をお願いしてでも社会保障制度を守らなければならない、その決断をいたしました。 この社会保障プログラム法案は、国民の皆さん方にお願いをした、お約束をした社会保障の中身の議論であります。国民の皆さん方に御負担をお願いする、国民の皆さん方の前で堂々と議論すべきであると思います。 今回、またしても強行採決によってつるしが下ろされようとしていることを強く抗議申し上げますとともに、社会保障に関して真面目な、真正面からの議論を与党の皆さん方にもお願いを申し上げまして、私の意見表明に代えさせていただきます。 以上でございます。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 ただいま議題となりました、いわゆる社会保障プログラム法の本会議趣旨説明を省略して当該委員会に付託する動議に反対の立場から意見を表明いたします。 同法案は消費税増税を前提とするものであり、増税の前にやるべきことがあると考えるみんなの党としては法案の中身に反対をしております。もちろん、法案の賛否はいろいろな立場、考え方があるでしょう。しかし、重要な法案であり、まず本会議で質疑をするに値する法案だということに大きな異論はないと信じます。だからこそ、衆議院でもいわゆる登壇物として扱われたはずです。それを、熟議の府、再考の府と言われる参議院において本会議質疑を省略するというのは、どう考えても納得し難いところです。 こうした与党の強引な国会運営に強く抗議をして、私の意見表明といたします。
○仁比聡平君 日本共産党を代表して、この動議に断固反対の意見を申し上げます。 本法案は、消費税増税と一体に、社会保障の充実どころか、国の社会保障への責務を自助、自立に変え、医療、介護、年金、福祉の改悪メニューと実施のスケジュールを明文化するもので、憲法二十五条を実質侵害するものとして、我が党は断固として反対であります。 しかし、法案に対する立場が違っても、衆議院本会議でもそのように扱われたとおり、本会議で登壇して扱うべき重い法案であることは疑いの余地はないのではないでしょうか。 ところが、与党は、野党が本会議質疑を求めて粘り強く合意形成を図ってきたにもかかわらず、それを与党が拒み、本会議における趣旨説明、質疑をやらないとしようとしているわけです。しかも、そのまともな理由も示されておりません。 この法案について、衆議院の委員会では強行採決が行われました。その上、参議院本会議での審議まで、皆さんは強行議決によって封じようとするのですか。熟議、再考の府参議院の在り方を自ら損なうもの、厳重に抗議を申し上げなければならないと思うんです。 与党にとって、この法案は登壇に値しないと、そんなに軽いものなのでしょうか。ならば、法案そのものを撤回されたらいかがですか。それとも、本会議において全議員と国民に堂々と趣旨を説明し質疑を受けること自体を避けたいとでも言うのでしょうか。そうでないのなら、ここに至った経緯を猛省するとともに、この提案された動議をこの委員会として否決をして、引き続き審議日程を協議を行うべきであります。 以上申し述べて、反対討論といたします。
○委員長(岩城光英君) 他に御発言ございませんか。──なければ、長谷川君提出の動議について、これより採決を行います。……(議場騒然、聴取不能) 〔賛成者挙手〕
○委員長(岩城光英君) 多数と認めます。よって、長谷川君提出の動議は可決されました。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時十三分散会