予算委員会 第19号
- 発言数
- 2 件
- 登壇者
- 1 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 2013/06/24
会議録
○委員長(石井一君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 御出席の委員の皆様に御報告申し上げます。 現在、自由民主党及び公明党所属委員はこの場におられませんが、本日の委員会は、去る十二日に提出されました委員会開会要求書に基づき開会したものであります。 参議院規則第三十八条第二項には、委員の三分の一以上から要求があったときに委員長は委員会を開かなければならないと定めております。したがって、委員長といたしましては、規則にのっとり委員会を開会しなければなりません。 予算委員会の開会をめぐっては、与野党の意見の溝が深く、十三日以降、数度にわたり理事懇談会を開会して協議をいたしましたが、各会派の意見が一致することには至りませんでした。苦渋の中にもう少し中立的な裁断ができないかを考え抜きましたが、委員会開会要求書が提出され一週間以上が過ぎ、このままでは会期末までに与野党で合意をすることは難しいと判断し、委員長としての責務を果たすため、本日の委員会の開会を決断いたしました。 楠木正成の心境といいますか、忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず、中立というのがいかに難しいかということを感じましたが、最終的に国会法にのっとって私は決定をさせていただいたわけであります。 一方、本日、大変残念な事態が発生いたしております。 本日の質疑に関しましては、政府側がいわゆる質問取りを拒否するという前代未聞の出来事が起こりました。 委員長といたしましては、質疑者が質疑できる環境を整える必要があると考え、去る二十一日金曜日、安倍内閣総理大臣に対し、通常、事務局を通じて口頭で求めている国務大臣の出席要求を、私から文書で求めております。しかしながら、出席を求めた各国務大臣は、明確な理由を示すことなく、現段階においても出席を拒否しております。誠に遺憾であります。 御承知のとおり、憲法は、「内閣総理大臣その他の国務大臣は、」「答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。」と規定するとともに、国務大臣、国会議員はこの憲法を尊重する義務を負うと定めております。 他方、これまで予算委員会は、その長き伝統の中において、例えば全大臣が出席しなければならない総括質疑においても、外交日程や病気等で委員会に出席できない正当な理由があるときは出席しないことを認める運営を行ってまいりました。 このように、予算委員会は、これまで内閣に対し一定の配慮をしながら国権の最高機関の重要委員会としてその役務を果たしてまいりました。また、これからもそうであるべきであります。 これに対し、今回内閣がとった措置は、参議院予算委員会を愚弄するものであると同時に、憲法の精神に反するものであります。かかる行為を私は断じて容認するわけにはまいりません。予算委員長として、政府に対し猛省を促すものであります。 一方、国務大臣出席のめどが立たない今日この時点において、いつまでも委員の皆様をお待たせするわけにはまいりません。苦渋の決断でありますが、本日は集中審議を行わないこととし、再開の見込みは立ちませんが、念のため休憩といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石井一君) 御異議ないと認めます。 これにて休憩いたします。 午前九時十五分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕