東日本大震災復興特別委員会 第2号
- 発言数
- 20 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 2013/04/10
会議録
○委員長(玉置一弥君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、浜田和幸君、神本美恵子君、岡崎トミ子君、金子恵美君、福山哲郎君、佐藤信秋君及び山田俊男君が委員を辞任され、その補欠として足立信也君、大河原雅子君、有田芳生君、松井孝治君、徳永エリ君、渡辺猛之君及び青木一彦君が選任されました。 ─────────────
○委員長(玉置一弥君) 東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題といたします。 まず、東日本大震災復興の基本施策について、復興大臣から所信を聴取いたします。根本復興大臣。
○国務大臣(根本匠君) 復興大臣と福島原発事故再生総括担当大臣を拝命いたしました根本匠でございます。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 東日本大震災から二年余りがたちました。二万人を超す犠牲者の方々に改めて哀悼の意を表するとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 東日本大震災は、地震、津波、原発事故による複合的な災害であります。津波の被害は広範に及び、多くの町並みを流し去るとともに、極めて多数の方が犠牲になられました。原子力災害は、福島の方々を始めとする広範な国民の生活に影響を及ぼしております。この震災からの復興は、困難を伴い、長期間を要する取組です。 発災以来、政府を挙げて救助救援と復旧復興に取り組み、これまでに主要なライフラインや公共サービスについては応急的な復旧をほぼ完了しましたが、三十一万人を超える方々がいまだに仮住まいを余儀なくされるなど、本格的な復興はまだ途上であります。また、原子力災害からの復興も、帰還に向けた準備段階にあります。 私は、震災直後から、被災した者の一人として、被災者の声に真摯に耳を傾け、痛みや苦しみ、思いを共有し、復興に全力で努力してまいりました。復興大臣を拝命し、改めて被災地の復興を加速する必要があるとの思いを強くしております。 復旧復興は、被災地の住民と自治体が主体です。解決すべき課題は地域ごとに異なります。解は現場にあります。復興の取組に当たりましては、現場主義を徹底するとともに、縦割り行政を是正し、総合的な対策や対応を行っていく方針です。被災地の声に耳を傾け、現場のニーズにワンストップで対応し、具体的な課題を一つ一つ解決してまいります。 復興は安倍内閣の最重要課題の一つで、閣僚全員が復興大臣であります。私が司令塔として閣僚の先頭に立ち、政治の強いリーダーシップの下、関係府省庁の総力を結集して、新たな創造と可能性の地としての東北を皆さんと共につくり上げてまいります。 復旧復興に向けた具体的な取組について申し上げます。 私は、昨年末の大臣就任以来、年末年始を返上して施策の総点検を実施し、第一に、復興庁の司令塔機能の強化と現場主義の徹底、第二に、復興予算に関するフレームの見直し、第三に、復興の加速策の具体化と推進について、早急に対処すべきと判断をしました。 第一に、復興庁の司令塔機能の強化と現場主義の徹底です。 福島の復興と再生に当たっては、除染、インフラの復旧の促進、避難の長期化への対応など、早急に対応すべき課題が山積しております。 このため、復興大臣がトップである福島復興再生総局と福島復興再生総括本部を設置し、いわゆる福島、東京二本社体制を構築しました。現地の復興局、環境再生事務所、原子力災害現地対策本部の三つの組織を一体で運用し、また、復興庁の事務方トップクラスを福島に常駐させ、現地で日々起こっている様々な課題について、現場で即断即決できる体制としております。 さらに、現地で処理し切れない制度的対応や広範な府省庁にまたがる問題についても、私が東京で果断に解決していく体制としました。 第二に、復興予算に関するフレームの見直しです。 復興施策や事業を滞りなく実施し、復興を加速化するため、五年間で十九兆円の復興予算枠を二十五兆円程度に見直し、財源に関する被災地の不安を払拭いたしました。 第三に、復興の加速策の具体化と推進等であります。 現時点で最も望まれていることは、住宅の早期再建と、福島では、ふるさと復活への道筋を付けることです。 このため、住宅再建と復興まちづくりについて、私の下にタスクフォースを設置し、住宅と宅地の戸数の年度別目標である住まいの復興工程表と、これを実現及び加速化するための用地取得や人員、資材等の課題への対策を取りまとめました。この施策パッケージを推進するとともに、様々な課題に柔軟かつきめ細やかに対応してまいります。 福島の復興については、福島ふるさと復活プロジェクトとして新たな支援策を講じるとともに、早期帰還・定住プランを取りまとめ、福島の方々が安心して帰還、定住し、また、避難生活を安定して過ごせるよう具体策をお示しいたしました。 特に、避難対象十二市町村の避難解除等区域の復興と再生を図るため、福島復興再生特別措置法に基づき、福島県知事の申出を受けて、避難解除等区域復興再生計画を策定しました。これにより、インフラや生活環境、産業再生等について中長期的な取組方針等を示すとともに、市町村ごとの具体的な取組を明らかにしました。 さらに、子供を始めとする被災者を支援するため、原子力災害による被災者支援施策パッケージや、被災地の農林水産業や観光業を中心とした風評被害等を低減、克服するための原子力災害による風評被害を含む影響への対策パッケージを取りまとめました。これらに沿って施策を進めてまいります。 今国会には、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案を提出しております。この法案は、長期避難者の生活拠点の形成や公共インフラの復興再生、課税の特例等による企業立地の更なる促進を主な内容とするものです。 こうした各種の取組により、福島の復興と再生を一層推進いたします。 私は、就任以来、復興の加速化に向けた様々な施策を打ち出してきました。一日も早く被災地にこれらの施策をお届けし、復興の加速化を着実に進めたいと考えております。 玉置委員長を始め理事、委員各位におかれては、政府の復興施策の推進について御理解と御協力をお願いいたします。
○委員長(玉置一弥君) 次に、平成二十五年度復興庁関係予算について、復興副大臣から説明を聴取いたします。谷復興副大臣。
○副大臣(谷公一君) 主に地震、津波などの災害からの復興に関する事項を担当いたします復興副大臣の谷公一でございます。エリアは宮城県担当でございます。 根本大臣をしっかりと支えて、被災された多くの方々が復興に見通しと希望を持てるよう全力で取り組んでまいりますので、玉置委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、平成二十五年度復興庁予算について御説明申し上げます。 まず、復興庁においては、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に推進するための予算として、総額二兆九千三十七億円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、被災者支援については、被災者の方々の住宅再建、被災した学生の修学等を引き続き支援するとともに、コミュニティーの弱体化、孤立化が問題となっている中で、心のケア等を支援するために必要な経費として、千八百八十三億円を計上しております。 第二に、町の復旧復興については、本格的な復旧や復興に向けた公共インフラ等の整備を事業計画及び工程表に沿って推進するために必要な経費として、一兆六千六百七十億円を計上しております。 第三に、産業の振興、雇用の確保については、津波浸水地域等における産業の本格的な復興や雇用の確保のために必要な経費として、三千七十五億円を計上しております。 第四に、原子力災害からの復興再生については、国が前面に立って福島の深刻な諸課題に対応できるよう、新たな事業制度を創設するなど、原子力災害からの福島の復興及び再生を加速するために必要な経費として、七千二百六十四億円を計上しております。 なお、東日本大震災復興特別会計におきましては、復興庁所管予算に加え、震災復興特別交付税交付金や復興加速化・福島再生予備費など、一兆四千八百三億円を計上しており、東日本大震災復興特別会計予算全体では、四兆三千八百四十億円を計上しております。 以上、平成二十五年度の復興庁予算の概要について御説明申し上げました。よろしくお願いします。
○委員長(玉置一弥君) 以上で所信及び予算の説明の聴取は終わりました。 この際、復興副大臣及び復興大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。浜田復興副大臣。
○副大臣(浜田昌良君) 福島を中心とした原子力災害からの復興再生に関する事項と福島復興局及び茨城事務所を担当します復興副大臣の浜田昌良でございます。 根本大臣をしっかりお支えし、また他の副大臣、政務官と心を一つにして、被災者の方々が希望が持てるように全身全霊尽くす決意でございますので、玉置委員長を始め理事、委員の皆様の御理解、御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長(玉置一弥君) 秋葉復興副大臣。
○副大臣(秋葉賢也君) この度、復興副大臣を拝命いたしました秋葉賢也でございます。厚生労働副大臣との兼務になります。 主に地震、津波などの災害からの復旧復興について、谷副大臣と連携をしながら担当させていただくことになりました。 根本大臣をしっかりとお支えをしながら、何がいつまでにどうなるんだという見通しがしっかり分かるように努めてまいりたいと思います。 そして、震災からもう二年が経過をいたします。一日も早く笑顔を取り戻すために全力で取り組んでまいりたいと存じます。 玉置委員長を始め理事、委員の皆様の御指導、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長(玉置一弥君) 寺田復興副大臣。
○副大臣(寺田稔君) この度、復興副大臣兼内閣府副大臣を拝命をいたしました広島五区選出、自由民主党衆議院議員の寺田稔でございます。よろしく御指導のほどお願いをいたしたいと思います。 私は、根本大臣の下、東日本大震災事業者再生支援機構の問題を始めといたします金融の諸問題、担当させていただくこととなりました。 御高承のとおり、先月の十八日、ETICを改組、拡充をいたしまして、地域経済活性化支援機構を立ち上げたところであります。これまでの事業再生に加え、地域活性化事業、そしてまた再生現場の強化事業、新たなウイングを加え、あらゆる金融面から被災者の復興に向け積極的に活動してまいる決意でございます。 玉置委員長を始め理事、委員の皆様方の一層の御指導と御鞭撻のほどをお願いをいたします。
○委員長(玉置一弥君) 長島復興大臣政務官。
○大臣政務官(長島忠美君) 復興大臣政務官を拝命しました長島でございます。 地震、津波からの復興に加えて、岩手復興局と青森事務所を担当させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。 根本大臣を支え、チーム根本で一日も早い復興のために全力を尽くしてまいります。是非、委員長始め理事、委員の皆さんの御指導を賜りたいと思います。 現場主義で現場を歩きますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
○委員長(玉置一弥君) 亀岡復興大臣政務官。
○大臣政務官(亀岡偉民君) 復興大臣政務官を拝命しました亀岡偉民です。 福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に加え、福島復興局及び茨城事務所を担当させていただきます。 東日本大震災被災地、被曝地を体験した者として、その体験をしっかりと生かし、いまだに進まない復興をなるべく早く復興できるよう、根本大臣を支え、関係副大臣と共にしっかりと頑張ってまいります。 玉置委員長を始め理事、委員の皆様の御指導、御協力をよろしくお願いいたします。
○委員長(玉置一弥君) 坂井復興大臣政務官。
○大臣政務官(坂井学君) 復興大臣政務官を拝命をいたしました坂井学でございます。 地震、津波等の災害からの復興に関する事項につきまして、長島政務官と連携をいたしまして、岩手復興局等を中心に活動させていただいてまいります。 関係副大臣、政務官、そして根本大臣共々、一日も早い復興のために頑張ってまいりますので、玉置委員長を始め理事、委員の皆様方の御指導、御協力、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(玉置一弥君) 島尻復興大臣政務官。
○大臣政務官(島尻安伊子君) この度、復興大臣政務官を仰せ付かりました島尻安伊子でございます。 東日本大震災事業者再生支援機構に関する事項を担当をいたします。 関係副大臣と共に根本大臣をお支えし、全力で職務を遂行していく所存でございます。玉置委員長を始め理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(玉置一弥君) 以上で発言は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十九分散会