決算委員会 第2号
- 発言数
- 12 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 2013/05/24
会議録
○委員長(金子原二郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、平山誠君、はたともこ君、中原八一君、樽井良和君、西村まさみ君、横山信一君及び岩井茂樹君が委員を辞任され、その補欠として舟山康江君、主濱了君、塚田一郎君、川合孝典君、加藤修一君、武見敬三君及び藤末健三君が選任されました。 ─────────────
○委員長(金子原二郎君) 平成二十三年度決算外二件を議題といたします。 まず、平成二十三年度決算、すなわち一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書につきまして、また、引き続き、平成二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書及び平成二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、財務大臣から概要説明を聴取いたします。麻生財務大臣。
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十三年度一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十三年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしましたので、その概要を御説明させていただきます。 まず、平成二十三年度の一般会計の決算につきましては、歳入の決算額は百九兆九千七百九十五億円余、歳出の決算額は百兆七千百五十四億円余であり、差引き九兆二千六百四十一億円余の剰余を生じております。 この剰余金は、財政法第四十一条の規定により、既に平成二十四年度の一般会計の歳入に繰り入れております。 なお、平成二十三年度における財政法第六条の純剰余金は一兆九千七百九十億円余となります。 以上の決算額を予算額と比較いたしますと、歳入につきましては、予算額百七兆五千百四億円余に比べて二兆四千六百九十億円余の増加となります。 この増加額には、前年度剰余金受入れが予算額に比べて増加した額、すなわち三兆二千百十五億円余が含まれておりますので、これを差し引きますと、歳入の純減少額は七千四百二十五億円余となります。 一方、歳出につきましては、予算額百七兆五千百四億円余に、平成二十二年度からの繰越額三兆二千百三十億円余を加えました歳出予算現額百十兆七千二百三十五億円余に対して、支出済歳出額は百兆七千百五十四億円余であり、その差額は十兆八十一億円余となります。このうち平成二十四年度への繰越額は七兆五百六十八億円余であり、不用額は二兆九千五百十二億円余となっております。 なお、歳出のうち、東日本大震災復旧・復興予備費につきましては、その予算額は五千六百五十六億円余であり、その使用額は四千九百九億円余であります。 また、予備費につきましては、その予算額三千五百億円であり、その使用額は七百四十八億円余であります。 次に、平成二十三年度の特別会計の決算でありますが、同年度における特別会計の数は十七であり、これらの決算の内容につきましては、特別会計歳入歳出決算のとおりであります。 次に、平成二十三年度における国税収納金整理資金の受入れ及び支払につきましては、同資金への収納済額は五十二兆三千三百五十七億円余であり、一般会計の歳入への組入額等は五十一兆六千六十六億円余でありまして、差引き七千二百九十一億円余が平成二十三年度末の資金残高となります。 次に、平成二十三年度の政府関係機関の決算でありますが、その内容につきましては、それぞれの決算書のとおりであります。 次に、国の債権の現在額につきましては、平成二十三年度末における国の債権の総額は二百五十一兆七千八百五十五億円余であります。その内容につきましては、平成二十三年度の国の債権の現在額総報告のとおりであります。 次に、物品の増減及び現在額につきましては、平成二十三年度末における物品の総額は十一兆六千三百六十二億円余であります。その内容につきましては、平成二十三年度の物品増減及び現在額総報告のとおりであります。 以上が、平成二十三年度一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書等の概要であります。 平成二十三年度の予算の執行につきましては、予算の効率的な使用や経理の適正な処理に努めてきたところでありますが、会計検査院から五百十三件の不当事項等について指摘を受けましたことは誠に遺憾であります。 今後とも、予算の執行に当たっては一層配慮をいたし、その適正な処理に努めてまいる所存であります。 何とぞ御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 次に、平成二十三年度の国有財産増減及び現在額総計算書並びに平成二十三年度の国有財産無償貸付状況総計算書を会計検査院の検査報告とともに国会に報告をいたしておりますので、その概要を御説明させていただきます。 まず、平成二十三年度の国有財産増減及び現在額総計算書の概要について御説明をさせていただきます。 平成二十三年度中に増加いたしました国有財産の総額は八兆六千五百七十七億円余であり、また、同年度中に減少いたしました国有財産の総額は六兆九千九百七十四億円余でありまして、差引き一兆六千六百三億円余の純増加となっております。これを平成二十二年度末現在額百一兆一千九百三十九億円余に加算をいたしますと百二兆八千五百四十三億円余となり、これが国有財産法に基づく平成二十三年度末現在額であります。 以上が、平成二十三年度の国有財産増減及び現在額総計算書の概要であります。 次に、平成二十三年度の国有財産無償貸付状況総計算書の概要について御説明をさせていただきます。 平成二十三年度中に増加をいたしました無償貸付財産の総額は二千百十六億円余であり、また、同年度中に減少しました無償貸付財産の総額は二千二百七十二億円余でありまして、差引き百五十六億円余の純減少となっております。これを平成二十二年度末現在額一兆五百九十八億円余より差引きをいたしますと一兆四百四十二億円余となり、これが平成二十三年度末現在において国有財産法に基づき無償貸付けをしている国有財産の総額であります。 以上が、平成二十三年度の国有財産無償貸付状況総計算書の概要であります。 なお、これらの国有財産の総計算書には、それぞれ説明書を添付いたしております。 何とぞ御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。
○委員長(金子原二郎君) 麻生財務大臣は御退席いただいて結構でございます。 次に、平成二十三年度決算検査報告及び平成二十三年度国有財産検査報告につきまして、会計検査院長職務代行検査官から概要説明を聴取いたします。河戸会計検査院長職務代行検査官。
○検査官(河戸光彦君) 平成二十三年度決算検査報告につきまして、その概要を御説明いたします。 会計検査院は、平成二十四年九月四日、内閣から平成二十三年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を行って、平成二十三年度決算検査報告とともに、平成二十四年十一月二日、内閣に回付いたしました。 平成二十三年度の一般会計の決算は、歳入百九兆九千七百九十五億余円、歳出百兆七千百五十四億余円でありまして、会計検査院はこれらの決算を確認いたしました。 平成二十三年度の特別会計につきまして、会計検査院は十七特別会計それぞれの歳入、歳出の決算を確認いたしました。 また、国税収納金整理資金は、収納済額五十二兆三千三百五十七億余円、歳入組入額四十二兆八千六百六十二億余円でありまして、会計検査院はこれらの受払額を検査完了いたしました。 平成二十三年度の政府関係機関につきまして、会計検査院は三政府関係機関それぞれの収入、支出の決算額を検査完了いたしました。 平成二十三年度の歳入、歳出等に関し、会計検査院は、国、政府関係機関、国の出資団体等の検査対象機関について、書面検査及び実地検査を実施いたしました。そして、検査の進行に伴い、関係者に対して八百余事項の質問を発しております。 検査の結果、検査報告に掲記した不当事項等について、その概要を御説明いたします。 まず、法律、政令若しくは予算に違反し又は不当と認めた事項は、合計三百五十七件、百九十一億三千三百八十三万余円であります。 このうち、収入に関するものは、三十四件、二十三億八千二百四十八万余円であります。 その内訳は、会計経理が適正を欠いていたもの、租税の徴収が適正でなかったもの、保険料の徴収が適正でなかったものなどとなっております。 また、支出に関するものは、三百二十三件、百六十七億五千百三十五万余円であります。 その内訳は、会計経理が適正を欠いていたもの及び補償費の算定が過大となっていたもの、契約の目的の達成が困難となっているもの、審査が適切でなかったもの、保険の給付が適正でなかったもの、補助事業の実施及び経理が不当なものなどとなっております。 次に、平成二十三年十一月から二十四年十月までの間におきまして、会計検査院法第三十四条又は第三十六条の規定により意見を表示し又は処置を要求いたしましたものは八十一件であります。 その内訳は、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構における利益の処分に関するもの、下水道事業における終末処理場の水処理施設の整備等に関するもの、スポーツ振興投票等業務における経営管理業務及びシステム開発等業務に関する契約に関するもの、ニュータウン整備事業の実施状況に関するもの、高速増殖原型炉「もんじゅ」の研究開発経費及びその関連施設の利活用等に関するものなどとなっております。 次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項は五十三件であります。 その内訳は、間接補助金等の交付手続に関するもの、日本銀行が保有する土地に関するもの、舗装補修工事及び維持修繕作業における試験舗装の実施に関するもの、不要財産の国庫納付に関するもの、専用線装置等に搭載する電子基板の購入に関するものなどとなっております。 次に、不当事項に係る是正措置等の検査の結果につきましては、昭和二十一年度から平成二十二年度までの決算検査報告に掲記した不当事項のうち、是正措置が未済となっているものは三十八省庁等における四百七十二件、百二十四億二千九百二十七万余円、このうち金銭を返還させる是正措置を必要とするものは三十七省庁等における四百六十九件、百十六億千八百三十八万余円となっております。 また、平成二十二年度決算検査報告において改善の処置の履行状況を継続して検査していくこととした本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項のうち、改善の処置が一部履行されていなかったものが一件あります。 次に、平成二十三年十一月から二十四年十月までの間におきまして、会計検査院法第三十条の二の規定により国会及び内閣に対して報告いたしましたものは十三件であります。 その内訳は、さきに御説明いたしました高速増殖原型炉「もんじゅ」の研究開発経費及びその関連施設の利活用等に関するもののほか、情報システムに係る契約における競争性、予定価格の算定、各府省等の調達に関する情報の共有等の状況に関するもの、地方債の元利償還金に係る普通交付税の算定に関するもの、T7初等練習機の委託整備費用の執行に関するもの、スポーツ振興基金の有効活用に関するもの、消費税の簡易課税制度に関するもの、東日本大震災等の被災者を救助するために設置するなどした応急仮設住宅の供与等の状況に関するもの、公的研究費の不正使用等の防止に関する取組に関するもの、地震・火山に係る観測等の実施状況に関するもの、グリーン家電普及促進対策費補助金等の効果等に関するもの、郵便事業株式会社の経営状況に関するもの、人事・給与等業務・システムの最適化の状況等に関するものなどとなっております。 次に、平成二十三年十一月から二十四年十月までの間におきまして、国会からの検査要請事項に関し、会計検査院法第三十条の三の規定により検査の結果を報告いたしましたものは、特別会計改革の実施状況等に関するもの、大規模な治水事業に関するもの、牛肉等関税を財源とする肉用子牛等対策の施策等に関するもの、年金積立金の管理運用に係る契約の状況等に関するもの、公共土木施設等における地震・津波対策の実施状況等に関するもの、公共建築物における耐震化対策等に関するもの、独立行政法人における不要財産の認定等の状況に関するもの、三菱電機株式会社等による過大請求事案に関するもの、東日本大震災からの復興等に対する事業の実施状況等に関するものの九件となっております。 次に、本院の検査業務のうち、検査報告に掲記する必要があると認めた特定の検査対象に関する事項は六件であります。 その内訳は、スポーツ振興のための事業に対する補助等に関する検査の状況に関するもの、特許庁運営基盤システムの構築に関するもの、東日本大震災により発生した災害廃棄物等の処理に関するもの、成田国際空港株式会社の経営に関するもの、研究開発法人の業務の状況に関するものなどとなっております。 次に、国民の関心の高い事項等に関する検査の状況として、これまで御説明いたしました事例などを整理し、検査報告に掲記しております。 最後に、特別会計に関する法律の規定に基づき、平成二十三年十一月に内閣から送付を受けた平成二十二年度特別会計財務書類について検査した旨を検査報告に掲記いたしました。 以上をもって概要の説明を終わります。 会計検査院といたしましては、機会あるごとに関係各省庁などに対しまして適正な会計経理の執行について努力を求めてまいりましたが、なお、ただいま申し述べましたような事例がありますので、関係各省庁などにおいても更に特段の努力を払うよう望んでいる次第であります。 次に、平成二十三年度国有財産検査報告につきまして、その概要を御説明いたします。 会計検査院は、平成二十四年九月四日、内閣から平成二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書及び平成二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書の送付を受け、その検査を行って、平成二十三年度国有財産検査報告とともに、平成二十四年十一月二日、内閣に回付いたしました。 平成二十三年度末の国有財産現在額は百二兆八千五百四十三億余円、無償貸付財産の総額は一兆四百四十二億余円となっております。 検査の結果、国有財産の管理及び処分に関しまして、平成二十三年度決算検査報告に掲記いたしましたものは十六件であります。 その内訳は、不当事項といたしまして、多管式小型貫流ボイラーの導入工事に関するもの、灯台巡回道路の改修工事の実施に関するもの、意見を表示し又は処置を要求した事項といたしまして、誤信使用財産のうち既存事案の売払い又は貸付けの処理促進に関するもの、独立行政法人農林漁業信用基金が行う農業信用基金協会に対する貸付けに関するもの、空港施設、航空路施設及び航空路管制施設の耐震対策等に関するもの、津波観測施設の管理体制及び津波に関する情報の提供に関するもの、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項といたしまして、独立行政法人北方領土問題対策協会、独立行政法人科学技術振興機構、独立行政法人日本原子力研究開発機構、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構、独立行政法人海技教育機構における不要財産の国庫納付に関するもの、国会からの検査要請事項に関する報告といたしまして、特別会計改革の実施状況等に関するもの、年金積立金の管理運用に係る契約の状況等に関するもの、公共土木施設等における地震・津波対策の実施状況等に関するもの、公共建築物における耐震化対策等に関するもの、独立行政法人における不要財産の認定等の状況に関するものとなっております。 以上をもって概要の説明を終わります。
○委員長(金子原二郎君) 以上で平成二十三年度決算外二件に関する概要説明を終わります。 平成二十三年度決算外二件に対する質疑は後日に譲ることといたします。 ─────────────
○委員長(金子原二郎君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 平成二十三年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(金子原二郎君) 御異議ないと認めます。 なお、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(金子原二郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(金子原二郎君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 平成二十三年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、必要に応じ政府関係機関等の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(金子原二郎君) 御異議ないと認めます。 なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(金子原二郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十五分散会