農林水産委員会 第1号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2010/10/19
会議録
○委員長(主濱了君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る十月一日、本会議におきまして農林水産委員長に選任されました主濱了でございます。 本委員会の運営につきましては、委員各位の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。 ─────────────
○委員長(主濱了君) 委員の異動について御報告いたします。 去る一日、小川敏夫君、藤原良信君、大久保潔重君、舟山康江君、松下新平君、中西祐介君、野上浩太郎君及び中原八一君が委員を辞任され、その補欠として金子恵美君、松浦大悟君、外山斎君、徳永エリ君、青木一彦君、鶴保庸介君、長谷川岳君及び福岡資麿君が選任されました。 ─────────────
○委員長(主濱了君) 理事の選任を行います。 去る八月六日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に野村哲郎君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(主濱了君) 理事の辞任についてお諮りいたします。 一川保夫君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(主濱了君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(主濱了君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に大河原雅子君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(主濱了君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、農林水産に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(主濱了君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(主濱了君) この際、鹿野農林水産大臣、筒井農林水産副大臣、篠原農林水産副大臣、松木農林水産大臣政務官及び田名部農林水産大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。鹿野農林水産大臣。
○国務大臣(鹿野道彦君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長にお許しをいただき、所管大臣として考え方の一端を申し述べます。 この度、二十一年ぶりに農林水産大臣を拝命し、その当時と比べ農林水産業を取り巻く環境が深刻なものになっていることを改めて認識いたしました。この二十年間で四九%あった食料自給率は九%も低下し、農業所得は半減し、耕作放棄地は四十万ヘクタールに達しており、農林水産予算も、この間、約七千億円も減少いたしました。農業はまさに縮小の道を歩み、農林水産行政もいつしか受け身の姿勢を取らざるを得ない状況に陥っていました。 私は、こうした閉塞感の漂う現在こそ方向性を大きく転換する好機であると考えております。そのため、食料自給率、農業所得の向上、耕作放棄地の削減など、農山漁村の再生に果敢に取り組み、攻撃型の農林水産行政とも言うべき新たな行政の確立に向けて全身全霊を傾けてまいる所存であります。 以下、こうした理念に基づき、主要な農林水産政策について申し述べます。 第一に、戸別所得補償制度の本格実施であります。 戸別所得補償制度は攻撃型の農政の骨格であり、意欲ある農業者が安心して事業を継続できる環境を整備することで、食料自給率の向上と農業の多面的機能の維持を目指す重要な施策です。 来年度は、本年度実施した水田農業を対象とするモデル対策の状況を踏まえ、本格実施に向け、対象を麦や大豆等の畑作物にも拡大することといたしております。また、対象作物の生産性や品質の向上、農地の有効利用等を図るため、必要な加算措置を講じることとしております。さらに、この制度の下支えに不可欠な農業の生産基盤の整備を推進してまいります。 なお、この制度を安定的なものにするため、所要の制度改正について検討を進めてまいります。 第二に、農山漁村の六次産業化であります。 農山漁村に雇用と活力を生み出すには、生産、加工、販売の有機的な結合により、新たな付加価値が創造されることが必要であります。このため、意欲ある農林漁業者等による加工、販売への進出や、バイオマス等の地域資源を活用した新産業の創出を促す農山漁村の六次産業化を推進しており、本年の通常国会に関係法案を提出いたしました。法案の早期成立に向け、御審議をよろしくお願い申し上げます。 また、農山漁村の六次産業化を農林水産物の輸出の拡大につなげていくことにより、一兆円水準の農林水産物等の輸出を目指します。 第三に、食の安全、安心の確保であります。 農林水産業の発展には消費者からの信頼が不可欠であり、食の安全、安心を求める消費者ニーズに対応した生産体制を構築していくことが必要であります。 このため、生産、製造、流通の各段階において科学的知見に基づく施策の強化、農薬や飼料等の生産資材の適正な使用の徹底を図り、国産農林水産物や食品の安全性向上に取り組んでまいります。 第四に、EPA交渉であります。 本年六月に閣議決定した新成長戦略においては、本年秋までにEPAに関する基本方針を策定し、平成三十二年を目標にアジア太平洋自由貿易圏を構築するための道筋を付けていくこととされております。こうした中で、農林水産業の振興を預かる立場といたしましては、食と地域の再生や食料自給率五〇%の達成との両立を基本としてEPAの問題を政府全体の中で検討することとしており、所要の財源確保を含め、国内対策を考えてまいる所存であります。 第五は、森林・林業政策であります。 森林・林業は、戦後植林した人工林が利用可能な段階にあるとともに、低炭素社会の中で新たな役割も期待されており、地域資源創造型産業への再生を図る好機であります。 このため、森林・林業再生プランに沿って、路網整備、森林管理の専門家等の人材の育成、国産材利用の推進などを着実に実施してまいります。また、意欲と実行力を有し集約化により持続的な森林経営に取り組む方に対する直接支払制度を来年度から導入してまいります。 これらの施策を通じて、建築材からエネルギー源に至るまで様々な形での木材利用を推進し、十年後の木材自給率五〇%以上を目指してまいります。 第六は、水産政策であります。 我が国水産業は、非常に高い潜在能力を持ちながら、資源状況の低迷等により厳しい状況にあり、漁業者が将来にわたって持続的に漁業経営を維持できる環境を整備する必要があります。 このため、計画的に資源管理に取り組む漁業者に対する収入安定対策とコスト対策とを組み合わせた総合的な漁業所得補償制度を構築することとし、来年度からの実施に向けて準備を着実に進めてまいります。 また、国際的な管理下にある水産資源について、科学的知見に基づき持続的な利用が確保されるよう適切な資源管理に努めてまいります。 最後に、宮崎県で発生した口蹄疫については、今後、第三者検証委員会の最終報告に基づき、二度と今回のような甚大な被害を招かないよう必要な措置を講じてまいります。 宮崎県等の畜産の復興や地域の再建に当たっては、畜産再生に向けた基金の設置等の支援策を取りまとめたところです。また、議員立法により法案提出されている発生農場に交付される手当金等に係る免税措置については適切に対応してまいります。これらを活用して、被害を受けた農家の生活再建と地域経済の再生に努めてまいる所存です。 以上、農林水産政策に関する基本的な考え方を申し上げました。 現在、私自らが率先して、副大臣、政務官とともに農林水産業の現場を回り、農林漁業者の方々とひざを交えた意見交換を行っているところであります。 今後の政策の推進に当たっては、このように現場の生の声をつぶさに伺い、積極的に政策に反映するとともに、分かりやすく丁寧な説明を行い、国民の皆様により一層の関心を持ってもらえるような農林水産行政の推進に努めてまいります。 委員長を始め委員各位におかれましては、今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
○委員長(主濱了君) 筒井農林水産副大臣。
○副大臣(筒井信隆君) この度、副大臣を拝命をいたしました筒井でございます。 篠原副大臣、松木、田名部政務官共々、鹿野大臣を補佐して、一生懸命我が国の農林水産業の発展のために尽力をする決意でございます。 主濱委員長始め各委員の皆さんの御協力と御指導、これを心からお願いを申し上げまして、就任のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(主濱了君) 篠原農林水産副大臣。
○副大臣(篠原孝君) 引き続き農林水産副大臣を務めさせていただくことになりました篠原孝でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(主濱了君) 松木農林水産大臣政務官。
○大臣政務官(松木けんこう君) この度、農林水産大臣政務官を仰せ付かりました松木けんこうでございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 鹿野大臣を中心として、篠原副大臣、そして筒井副大臣、そして田名部政務官とともにしっかりと農林水産行政をやっていきたいというふうに思っているところでございます。 主濱委員長を中心とした委員会の皆さん、どうぞ御指導、御鞭撻をよろしくお願いを申し上げます。 そして、日本の農林水産業というのはある意味で日本の原点、魂だというふうに思っておりますので、そういうところを所管をさせていただいているということも非常に私は光栄に思っていますので、とにかくいい日本ができるように、そして国民の生活が第一だということを忘れずに頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(主濱了君) 田名部農林水産大臣政務官。
○大臣政務官(田名部匡代君) この度、農林水産大臣政務官を拝命いたしました田名部匡代でございます。 鹿野大臣の下、筒井副大臣、そして篠原副大臣から御指導いただき、松木政務官と一緒になって、しっかりと農林水産業の発展に力を尽くしてまいりたいと思います。 次の時代を生きる子供たちへの責任を果たすために、どうぞ主濱委員長、そして委員の皆様、御協力と御指導をよろしくお願いをいたします。 ありがとうございます。
○委員長(主濱了君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十四分散会