国土交通委員会 第4号
- 発言数
- 6 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 2008/11/25
会議録
○委員長(田村耕太郎君) ただいまから国土交通委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る二十一日、高橋千秋君が委員を辞任され、その補欠として川上義博君が選任されました。 ─────────────
○委員長(田村耕太郎君) 長期優良住宅の普及の促進に関する法律案を議題といたします。 まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。金子国土交通大臣。
○国務大臣(金子一義君) ただいま議題となりました長期優良住宅の普及の促進に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 平成十八年六月に制定されました住生活基本法においては、ストック重視の住宅政策に転換することとしております。これを踏まえ、住宅が新築されてから三十年程度で取り壊されるという無駄遣いを止め、より長く大事に使おうとすることが重要となっております。 こうした取組により、住宅の解体に伴う廃棄物の発生といった地球環境への負荷を低減するとともに、建て替えコストの削減によって国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図ることを目的として、この法律案を提出することとした次第です。 次に、この法律案の概要につきまして御説明を申し上げます。 第一に、国土交通大臣は、長期優良住宅の普及の促進に関する基本的な方針を定めることとし、この基本方針には、長期優良住宅の普及の促進のための施策に関する基本的事項等を記載することとしております。 第二に、住宅の構造及び設備を長期使用構造等とし、自ら建築後の住宅の維持保全を行おうとする者等は、当該住宅の建築及び維持保全に関する計画を作成し、所管行政庁の認定を申請することができることとするとともに、所管行政庁は、認定の申請に係る長期優良住宅建築等計画が一定の基準に適合すると認めるときは、その認定をすることができることとしております。 第三に、長期優良住宅建築等計画の認定を受けた者は、認定長期優良住宅の建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならないこととしております。 第四に、長期優良住宅の普及を促進するため、認定長期優良住宅の流通を促進する制度の創設や、高齢者が維持保全に関する工事に必要な資金を死亡時一括償還融資で借り入れる場合における高齢者居住支援センターによる債務保証の実施等の措置を講ずることとしております。 以上が、この法律案を提案する理由であります。 この法律案が速やかに成立いたしますよう、御審議よろしくお願いを申し上げます。 以上です。
○委員長(田村耕太郎君) 次に、本案の衆議院における修正部分につきまして、衆議院国土交通委員長望月義夫君から説明を聴取いたします。望月義夫君。
○衆議院議員(望月義夫君) ただいま議題となりました長期優良住宅の普及の促進に関する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 本修正は、長期優良住宅の普及を促進する上でなお必要な事項について定めるもので、その内容は次のとおりであります。 第一に、国及び地方公共団体は、長期優良住宅の普及を促進するために必要な人材の養成及び資質の向上に努めなければならないものとしております。 第二に、長期優良住宅の維持保全を業として行う者は、長期優良住宅の所有者又は管理者に対し、当該長期優良住宅の維持保全を適切に行うために必要な情報を提供するよう努めなければならないものとしております。 第三に、国は、長期優良住宅の普及を促進するため、住宅の建設における木材の使用に関する伝統的な技術を含め、長期使用構造等に係る技術に関する研究開発の推進及びその成果の普及に努めなければならないものとしております。 第四に、国土交通大臣は、基本方針を定めるに当たっては、国産材の適切な利用が確保されることにより我が国における森林の適正な整備及び保全が図られ、地球温暖化の防止及び循環型社会の形成に資することにかんがみ、国産材その他の木材を使用した長期優良住宅の普及が図られるよう配慮するものとしております。 第五に、長期優良住宅の認定基準として、建築をしようとする住宅が良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであることを追加するものとしております。 第六に、国及び地方公共団体は、認定長期優良住宅の建築及び維持保全の状況に関する記録の作成及び保存を容易にするため、必要な援助を行うよう努めるものとしております。 以上であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○委員長(田村耕太郎君) 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終了いたしました。 本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。 午前十時六分散会