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169回国会参議院2008/04/09

議院運営委員会 第14号

発言数
11
登壇者
4
会派数
3
開催日
2008/04/09

会議録

西岡武夫民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(西岡武夫君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  まず、日本銀行総裁及び同副総裁の任命同意に関する件を議題といたします。  副大臣の説明を求めます。財務副大臣遠藤乙彦君。

遠藤乙彦公明党財務副大臣

○副大臣(遠藤乙彦君) おはようございます。財務副大臣の遠藤乙彦でございます。日銀人事案件につきまして申し上げます。  去る三月十九日に任期満了となりました日本銀行総裁については、現在、総裁の職務を代行している副総裁の白川方明氏を、さらには、副総裁白川方明氏の後任として渡辺博史氏を任命したいので、日本銀行法第二十三条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、白川氏及び渡辺氏の任命につき、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。  以上であります。

西岡武夫民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(西岡武夫君) 本件につきまして御意見のある方は御発言を願います。

世耕弘成自由民主党

○世耕弘成君 自由民主党・無所属の会及び公明党を代表し、今回の同意人事に関して意見表明をいたします。  そもそも、日本銀行総裁、副総裁人事は一義的には内閣が責任を持ってこれを指名するものであり、国会は、明白かつ重大な理由の存在する場合不同意とする権能を有しておりますが、その濫用を慎むべきことは申すまでもないところであります。  昨日の白川方明氏、渡辺博史氏の所信表明並びに質疑内容を精査した結果、我々は、両氏が日本銀行総裁及び副総裁としてふさわしい人格識見を有し、何の問題もないと判断するに至りました。日銀マンとしての経歴が長く、金融危機等への対処の経験を有し、学究肌で誠実な人柄の白川氏、豊富な国際経験を有する渡辺氏の両氏は、アカデミズム出身の西村現副総裁とともに、まさに三本の矢として日本の金融政策を牽引してくれることと確信いたします。  特に、今回新たに所信の聴取、質疑を行った渡辺氏に関しては、変化の激しくグローバル化の著しい国際金融市場に関する深い洞察、日本経済が直面する難しい課題を踏まえた上での物価の安定を通じた経済発展への貢献の強い決意、新日銀法に関する十分な理解、国際的な人脈を通じた情報収集力など、総裁を補佐する副総裁としての役目を十二分に果たし得るだけの能力を有する人物であることは、昨日の議院運営委員会の場にいた委員全員が共有する認識ではないでしょうか。  また、私個人としても、大学院教授としての若い世代の教育への情熱や、時折かいま見えたウイットに富んだ応答など、渡辺氏の人柄にも感銘を受けたところでありました。  財務省出身者が中央銀行幹部に就任することは世界的に数多く例のあるところであるにもかかわらず、財務省出身であるというだけでこの人事を近視眼的に天下りと断じて、渡辺氏のような有為な人材が日本の金融政策に参画する機会を否定することは、参議院の権威をおとしめる行為と言わざるを得ません。  自由民主党・無所属の会及び公明党としては、今回の人事に同意することを明確に申し上げるとともに、野党の皆さんに対して、政局ありきの判断ではなく、日本の金融政策の視点から適切な判断をしていただくよう強く要請するものです。  なお、政党幹部が、まだ提示もされていない段階で副総裁候補に電話を掛け、何らかの意思表示を行ったと報道される件に関しては、不当な政治的圧力が掛けられた疑いが濃厚であり、その後に所信の聴取、質疑を行った議院運営委員会を冒涜するものであって、断じて看過できないところであります。自由民主党・無所属の会及び公明党として厳重に抗議するとともに、事実関係の究明を強く求めて、意見表明を終わります。

西岡武夫民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(西岡武夫君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ、ただいま説明の人事案件について、これより採決を行います。  まず、日本銀行総裁の任命について同意を与えることに賛成の諸君の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

西岡武夫民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(西岡武夫君) 全会一致と認めます。よって、本件は同意を与えることに決定いたしました。  次に、日本銀行副総裁の任命について同意を与えることに賛成の諸君の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

西岡武夫民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(西岡武夫君) 可否同数と認めます。よって、国会法第五十条の規定に基づき、委員長においてこれを決します。  委員長は、本件について同意を与えないことに決定いたします。     ─────────────

西岡武夫民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(西岡武夫君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。  事務総長の説明を求めます。

小幡幹雄参議院事務総長

○事務総長(小幡幹雄君) 御説明申し上げます。  本日の議事は、最初に、国家公務員等の任命に関する件でございます。日本銀行総裁及び同副総裁計二名の任命に関する同意についてお諮りいたします。採決は二回に分けて行います。  次に、日程第一について、財政金融委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第二について、環境委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第三について、法務委員長が報告された後、採決いたします。  なお、本日の国家公務員等の任命に関する件及び議案の採決は、いずれも押しボタン式投票をもって行います。  以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約十分の見込みでございます。

西岡武夫民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(西岡武夫君) ただいまの事務総長説明のとおり本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

西岡武夫民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(西岡武夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、予鈴は午前九時五十五分、本鈴は午前十時でございます。  暫時休憩いたします。    午前九時四十六分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕

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