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169回国会参議院2008/02/26

外交防衛委員会 第1号

発言数
12
登壇者
3
会派数
2
開催日
2008/02/26

会議録

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) ただいまから外交防衛委員会を開会をいたします。  委員の異動について御報告をいたします。  本日、柳田稔君、白眞勲君及び喜納昌吉君が委員を辞任され、その補欠として大石尚子君、大島九州男君及び谷岡郁子君が選任されました。     ─────────────

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) この際、御報告をいたします。  昨年、本委員会では、防衛装備品の過大請求問題に関し、平成十八年度防衛調達、一般輸入・中央調達分の契約実績がある外国メーカー等から提出された見積書の写しの真偽について、直接外国メーカー各社に質問用紙及び防衛省より封印の上提出された見積書の写しを送付し、確認作業を行ってまいりました。  その結果、本日までに、調査対象百八十社契約件数四百四十八件中、百三社二百五十八件分について回答があり、うち、見積書は原本であり問題ないとするメーカーは七十一社百九十九件、見積書が違うなど問題ありとするメーカーは九社十五件、その他不明な点ありとするメーカーは三十社四十四件との調査結果を得ました。  問題あり又は不明な点ありとされる契約三十九社五十九件については、過大請求の有無等について、更なる精査が必要であります。  この点、契約当事者である防衛省に対し、当該契約についてできる限り調査の上、その結果を可能な限り速やかに本委員会に報告するよう、本日文書をもって依頼することといたしました。  以上、報告申し上げます。     ─────────────

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に海上保安庁長官岩崎貞二君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) この際、一言申し上げます。  去る十九日未明、海上自衛隊護衛艦「あたご」と漁船清徳丸が衝突するという誠に遺憾な事故が発生いたしました。漁船のお二人の乗組員は依然として行方不明のままで、御家族や関係者の皆様のお気持ちは察するに余りあります。心よりお見舞い申し上げます。     ─────────────

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) 外交、防衛等に関する調査のうち、海上自衛隊護衛艦あたごと漁船清徳丸の衝突事案に関する件を議題といたします。  政府から報告を聴取いたします。石破防衛大臣。

石破茂自由民主党防衛大臣

○国務大臣(石破茂君) 二月十九日に発生いたしました護衛艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事案及び防衛省の対応について御説明申し上げます。  本件は、十九日午前四時七分、千葉県房総半島野島崎沖合において発生いたしました。漁船清徳丸は船首部、船尾部の二つに割れ、乗組員の方はいまだ行方不明のままです。  防衛省は、自衛隊の自衛艦、固定翼機、ヘリコプターを現場に派遣し、海上保安庁巡視船等と協力し、行方不明者の一刻も早い発見のために全力を挙げて捜索に取り組んでおります。また、事件発生当日に副大臣を清徳丸が所属する漁業協同組合支所等に派遣し、対応に当たりました。私も二十一日に現地に参りまして、御家族や漁協の方から直接お話を伺うとともに、現場での対応に遺漏なきを期してまいりました。  現在、原因の解明のため海上保安庁による捜査が行われており、現時点において確定的なことは申し上げられませんが、これまで得た情報について申し上げれば、一つ、二月十九日午前三時五十五分ごろ、護衛艦「あたご」の見張り員は、清徳丸の灯火を視認したと思われる。また、午前四時五分ごろ、漁船一隻が「あたご」の右前方から進路前方を横切った。二つ、これと同時刻に、「あたご」の見張り員が右方向に、この漁船とは別に、緑色の灯火を視認した。その時点では、当該灯火が漁船であるか否かは不明であった。三つ、午前四時六分ごろ、当該灯火が増速し、これが漁船であることが確認されたため、当直士官は、「あたご」に後進を掛け、手動操舵へ切り替えさせた。四、当該漁船は、前方約百メートル先で大きく右にかじを切っている。五、当該船舶との衝突は、午前四時七分ごろに発生した。六、「あたご」の水上レーダーに当該漁船が映っていたか否か、また仮に映っていた場合に「あたご」の乗組員がこれを認識していたか否かについては、現時点では不明であるとの内容となっております。  これ以上の内容につきましては、捜査の結果を待つべきものと考えており、まずは、防衛省としても、捜査に全面的に協力することとし、捜査が一段落し次第、しっかりと事故の原因を調査していきたいと考えております。  再発防止のための取組につきましては、既に、安全確保に関する法令の遵守、徹底を図るべく、事故当日に関係部隊に対して大臣からの通達「艦艇の安全航行について」を発出したところですが、今後、原因の解明を踏まえた再発防止のために必要なあらゆる措置を可及的速やかに講じてまいります。事故発生から大臣までの報告、連絡に時間を要したことは、危機管理上も極めて問題であり、事件、事故の報告等に係る通達を即日改正し、重大な事件、事故につきましては、各幕僚長等が直接、大臣、副大臣等に対して速報を行うことを明記いたしました。なお、報告、連絡の在り方につきましては、今後検証を加え、更なる改善を早急に実施いたします。  防衛省といたしましては、引き続き乗組員の方の捜索、救助に全力を挙げるとともに、事故の原因の解明及び再発防止のための改善に取り組んでまいります。  以上でございます。

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) 次に、岩崎海上保安庁長官。

岩崎貞二海上保安庁長官

○政府参考人(岩崎貞二君) この度の海上自衛隊護衛艦「あたご」と漁船清徳丸との衝突海難に対する海上保安庁の対応状況について御説明申し上げます。  海上保安庁では、十九日午前四時二十三分、海上自衛隊護衛艦「あたご」からの無線連絡を受け、直ちに巡視船艇、航空機及び特殊救難隊を発動し、行方不明となった漁船清徳丸乗組員二名の捜索を開始いたしました。  これまで、海上自衛隊、水産庁、千葉県及び僚船等とともに、二十五日までで延べ三百二十三隻、九十七機の勢力により、夜を徹して捜索するとともに、発見された船体にあっては、海上保安庁特殊救難隊等による船内捜索を実施いたしましたが、現在まで行方不明者の発見には至っておりません。  引き続き、関係機関とも協力して行方不明者の捜索に当たることとしております。  現在、捜査については、関係者の取調べや衝突状況についての専門家による鑑定等を進めているところであり、こうした捜査により両船の位置関係や衝突に至る経過等の事実関係を明らかにし、また、海上衝突予防法の規定に照らしつつ、衝突原因を究明していくことで関係者の刑事責任について調べていくこととしております。  以上でございます。

北澤俊美民主党・新緑風会・国民新・日本

○委員長(北澤俊美君) 以上で報告の聴取は終わりました。  本件に関する質疑は後日に譲ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十七分散会

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