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169回国会衆議院2008/06/06

厚生労働委員会 第20号

発言数
6
登壇者
2
会派数
1
開催日
2008/06/06

会議録

茂木敏充自由民主党

○茂木委員長 これより会議を開きます。  厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  ハンセン病問題の解決の促進に関する法律案起草の件について議事を進めます。  本件につきましては、先般来各会派間において御協議をいただき、今般、意見の一致を見ましたので、委員長において草案を作成し、委員各位のお手元に配付いたしております。  その起草案の趣旨及び内容について、委員長から御説明申し上げます。  ハンセン病の患者であった方々が国の隔離政策に起因して受けた被害の回復については、ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律に基づき、福祉の増進、名誉の回復等の施策が講ぜられていますが、いまだに解決されない問題が多く残されています。  とりわけ、ハンセン病の患者であった方々が、地域社会から孤立することなく、良好かつ平穏な生活を営むことができるようにするための基盤整備は喫緊の課題であり、適切な対策を講ずることが急がれています。  また、ハンセン病の患者であった方々に対する偏見と差別のない社会の実現に向けて、真摯に取り組んでいかなければなりません。  本案は、全国十三の国立ハンセン病療養所、すなわち、松丘保養園、東北新生園、栗生楽泉園、多磨全生園、駿河療養所、長島愛生園、邑久光明園、大島青松園、菊池恵楓園、星塚敬愛園、奄美和光園、沖縄愛楽園、宮古南静園の入所者等の方々の福祉の増進、名誉の回復等に関し現在もなお存在する問題の解決の促進に関し、必要な措置を講じようとするもので、その主な内容は次のとおりです。  第一に、国は、国立ハンセン病療養所において、入所者に対して必要な療養を行うものとし、入所者の意思に反して退所させてはならないものとすること。  第二に、国は、医師、看護師及び介護員の確保等国立ハンセン病療養所における医療及び介護に関する体制の整備のため必要な措置を講ずるよう努めるものとすること。  第三に、国は、入所者の良好な生活環境の確保を図るため、国立ハンセン病療養所の土地、建物、設備等を地方公共団体または地域住民等の利用に供する等必要な措置を講ずることができるものとすること。  第四に、国は、ハンセン病の患者であった者等の名誉の回復を図るため、国立のハンセン病資料館の設置及びハンセン病対策の歴史に関する正しい知識の普及啓発等の措置を講ずるものとすること。  なお、この法律は、平成二十一年四月一日から施行し、らい予防法の廃止に関する法律は廃止することとしております。  以上が、本起草案の趣旨及び内容であります。     —————————————  ハンセン病問題の解決の促進に関する法律案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————

茂木敏充自由民主党

○茂木委員長 この際、本起草案につきまして、衆議院規則第四十八条の二の規定により、内閣の意見を聴取いたします。西川厚生労働副大臣。

西川京子自由民主党厚生労働副大臣

○西川副大臣 今回のハンセン病問題の解決の促進に関する法律案につきましては、特に政府として異議はございません。

茂木敏充自由民主党

○茂木委員長 お諮りいたします。  お手元に配付いたしております草案をハンセン病問題の解決の促進に関する法律案の成案とし、これを委員会提出の法律案と決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

茂木敏充自由民主党

○茂木委員長 起立総員。よって、そのように決しました。  なお、ただいま委員会提出と決しました法律案の提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

茂木敏充自由民主党

○茂木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時五十九分散会

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