外交防衛委員会 第1号
- 発言数
- 29 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2007/10/23
会議録
○委員長(北澤俊美君) ただいまから外交防衛委員会を開会をいたします。 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る九月十日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました北澤俊美でございます。 本委員会は、外交、防衛、安全保障にわたる事項を所管しており、国民の関心も高く、その使命は誠に重大であります。 委員長といたしましては、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、重責を果たしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手) ─────────────
○委員長(北澤俊美君) 委員の異動について御報告をいたします。 昨日までに、風間昶君、川合孝典君、関口昌一君、岡田直樹君、川口順子君、北川イッセイ君、小泉昭男君、小川敏夫君、榛葉賀津也君、川上義博君及び川崎稔君が委員を辞任され、その補欠として山口那津男君、秋元司君、木村仁君、佐藤正久君、佐藤昭郎君、小池正勝君、藤田幸久君、佐藤公治君、徳永久志君、牧山ひろえ君及び私、北澤俊美が選任をされました。 ─────────────
○委員長(北澤俊美君) 次に、理事の選任を行います。 去る八月十日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に山本一太君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(北澤俊美君) 理事の辞任についてお諮りいたします。 喜納昌吉君及び柳田稔君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(北澤俊美君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 理事の辞任及び委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(北澤俊美君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に犬塚直史君、藤田幸久君及び佐藤昭郎君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(北澤俊美君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(北澤俊美君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 ─────────────
○委員長(北澤俊美君) この際、国務大臣、副大臣及び大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。高村外務大臣。
○国務大臣(高村正彦君) 外交防衛委員会の開催に当たり、北澤俊美委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 まず冒頭、イランで拘束されたと見られる邦人が無事解放されるよう、全力を挙げて取り組んでまいります。 我が国は、日米同盟と国際協調を外交の基本として、近隣諸国や国連等と緊密に協力してまいります。 今、国際平和のための我が国の貢献の在り方について国民的議論が行われております。中でもテロとの闘いは国際社会の最重要課題であり、九・一一テロによってもたらされている脅威はいまだ除去されておりません。我が国は、海上自衛隊によるインド洋上の補給支援活動により、国際社会のテロとの闘いの一翼を担ってまいりました。我が国の活動は各国や国連からも高く評価され、継続が強く期待されております。 政府としては、国際社会の責任ある一員としての役割を引き続き果たすべく、海上阻止活動への支援継続に向けた新法案を国会に提出したところであり、その成立に向けて議論を深めてまいりたいと思います。 日米同盟は我が国外交のかなめであり、幅広い分野で信頼関係を強化します。弾道ミサイル防衛を始めとする日米安保・防衛協力を強化するとともに、抑止力を維持しつつ、沖縄を始めとする地元の負担の軽減を実現し、在日米軍の兵力態勢の再編を着実に進めてまいります。 中国との間では、共通の戦略的利益に立脚した互恵関係を打ち立て、ともにアジアと世界の平和、安定、繁栄に貢献してまいります。 韓国との間では、未来志向の緊密な友好協力関係を築いてまいります。 朝鮮半島をめぐる問題の解決は、アジアの平和と安定に不可欠であります。六者会合に積極的に取り組むとともに、日朝平壌宣言にのっとり、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を実現すべく努力してまいります。 ロシアとの間では、領土問題の解決に向けて力強く取り組むとともに、日ロ行動計画に基づき幅広い分野での関係の発展に努めます。 また、将来の東アジア共同体の形成を視野に入れ、東アジア首脳会議等を活用して、アジア諸国とともに地域協力を推進してまいります。同時に、ASEAN諸国との二国間関係を強化いたします。 ミャンマー政府に対しては、同国で邦人が亡くなられたことについて真相究明を求めるとともに、民主化や人権の状況の改善を働き掛けてまいります。 さらに、外交の地平を拡大し、欧州諸国やEU、NATO、豪州、インドなどとも連携して、国際社会の平和と繁栄に貢献してまいります。 我が国の国益に直結する中東地域の安定のため、イラクやアフガニスタンの復興支援や中東和平の推進に貢献してまいります。 明年、我が国は、北海道洞爺湖サミットや京都外相会合等を主催いたします。地球環境問題や開発問題、核不拡散を始めとする政治問題に関し、リーダーシップを取ってまいります。中でも気候変動問題については、途上国を支援する資金メカニズムの構築を含め、美しい星50の実現に向けイニシアチブを発揮してまいります。 ODAについては、一層の選択と集中、質の改善を進めつつ、人間の安全保障の視点も踏まえ戦略的に実施し、対外公約の着実な実施に努めます。 来年のTICADⅣ開催を念頭に、アフリカの開発と平和構築にも取り組んでまいります。 また、北朝鮮やイランの核問題への対処を始め、軍縮・不拡散体制の維持強化に取り組んでまいります。 こうした課題への対応について重要な役割を担う国連安保理の改革は、全世界にとっての喫緊の課題であります。国際の平和と安全の維持を始め様々な分野で一層の貢献を行えるよう、早期の安保理改革の実現と我が国の安保理常任理事国入りを目指します。 加えて、多角的貿易体制の強化は我が国にとって死活的な利益であり、WTOドーハ・ラウンド交渉の早期妥結に努めるとともに、EPA、FTAの取組を強化してまいります。 最後に、山積する外交課題に適切に対処していくためには、機構、定員等の外交実施体制の抜本的な強化が不可欠であり、国民の皆様の御理解を得ながら積極的に取り組んでまいります。 北澤委員長を始め委員各位の御支援と御協力を心よりお願いを申し上げます。
○委員長(北澤俊美君) 次に、石破防衛大臣。
○国務大臣(石破茂君) 北澤委員長を始め委員の皆様にごあいさつ申し上げます。 私は、冷戦後、そして九・一一米国同時多発テロ後の安全保障環境は従来のものとは全く異なるものであるとの認識を持っております。我が国は、領土問題等の伝統的な国家間の関係から大量破壊兵器等の拡散や国際テロなどの新たな脅威や多様な事態に至るまで、様々な課題に直面いたしております。また、北朝鮮の核、ミサイル問題など、周辺の安全保障環境は引き続き厳しいものがあります。 このような安全保障環境において、我が国は、専守防衛、軍事大国とならないといった防衛政策の基本は堅持しつつも、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応すべく、多機能で弾力的な実効性のある防衛力を整備していかねばなりません。そのためには、法制、装備、運用、そのすべての面からの検証が必要であることは言うまでもありません。 弾道ミサイル攻撃に対しましては、ペトリオットPAC3やSM3搭載イージス艦の配備を着実に進めてまいります。 テロや災害などの様々な緊急事態により迅速かつ的確に対応できるよう、危機管理体制を一層強化し、国民の安全と安心を確保してまいる所存であります。 防衛力に求められる役割が多様化する中、新たな政策課題に適切に対応するとともに、内外からの信頼を確立し、民主主義国家にふさわしい文民統制を確立するため、防衛省・自衛隊の組織を常に見直していくことが必要不可欠です。本年九月、防衛施設庁の防衛省本省への統廃合、防衛監察本部の新設、政策立案機能強化のための内部部局の改編等の大規模な組織改編を行いましたが、今後とも、変化する情勢により適切に対応できる体制を構築するべく、不断の努力を重ねてまいります。 日米安全保障体制及びそれを中核とする日米同盟は、我が国の安全の確保のみならず、アジア太平洋地域の平和と安定のために不可欠な基礎となっており、国際的な安全保障環境の改善のためにも重要な役割を果たしております。 在日米軍の再編は、在日米軍の抑止力を維持しつつ、関係地方公共団体や住民の負担軽減を図ることを目的とするものであり、これを着実に実現してまいります。新たな安全保障環境において日米両国が多様な課題に適切に対処していくため、日米の役割、任務、能力に係る検討を進め、日米同盟の実効性の更なる向上を図るとともに、地元の声によく耳を傾け、地域振興にも政府全体としてきめ細かく配慮することにより、米軍再編を進めてまいります。 日米同盟を軸にしつつ、韓国、オーストラリア、インドなどを始めとする近隣の国々、さらにはNATO諸国との防衛協力を引き続き進めてまいります。 また、隣国中国との関係も極めて重要です。八月には、曹剛川国防部長が訪日し、防衛相会談が開催され、年内の中国海軍艦艇の初訪日等防衛交流の推進について合意をいたしました。中国との間で防衛分野での相互理解を深め信頼関係を高めることは、両国の安全保障のみならず、アジア太平洋地域の平和と安定にも有益であり、防衛交流の更なる進展に努力してまいる所存であります。 我が国は、国際社会の一員として、国際社会の平和と安定に積極的、主体的に取り組んでおります。自衛隊はこれまで様々な国際平和協力活動に参加し、着実に経験と業績を積み上げてまいりました。先般、自衛隊法上本来任務と位置付けられた自衛隊の国際活動は国内外から高い評価を受けており、今後の活動に対する期待も高まっております。 国際社会はテロとの闘いを継続しております。テロ対策特措法に基づく海上自衛隊の給油活動等は、インド洋における海上阻止活動の重要な基盤となっており、各国から極めて高く評価されております。 本年十一月一日に同法の期限を迎えることを踏まえ、政府は、テロ対策特措法に基づく支援活動が、資源の多くを海外に依存する我が国の国益にかなうものであるとともに、日本が国際社会において果たすべき責任でもあるとの認識の下、是非とも継続が必要であると考えております。今国会において、十分御議論の上、テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法を成立させていただけるよう、全力を尽くしてまいる所存です。 また、イラクにおいては、航空自衛隊の輸送活動を通じて、イラク国民によるイラク国家再建のための努力を国際社会とともに支援していく所存であります。 防衛省が取り扱う情報の中には漏えいすれば我が国の防衛に重大かつ深刻な影響を及ぼすものがあり、このような秘密を保全することは、国の防衛を全うし、安全を保持する上で不可欠です。それにもかかわらず、防衛省・自衛隊において情報流出事案が続発しており、極めて重大な問題と受け止めております。 防衛省としては、防衛大臣を議長とする情報流出対策会議の下で情報保全の強化策を検討、実施してきており、省を挙げて情報流出の再発防止に取り組んでまいります。 防衛省・自衛隊は、我が国の独立と平和を守るため、そして国際の平和と安定を確保するため、今後とも全力を尽くしていく所存です。 北澤委員長を始め委員各位の一層の御指導と御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上であります。
○委員長(北澤俊美君) 次に、木村外務副大臣。
○副大臣(木村仁君) 外務副大臣の木村仁でございます。 北澤委員長を始め委員の皆様に謹んでごあいさつを申し上げます。 我が国の平和と繁栄を確保することは外交に課せられた最も重要な使命であります。国際情勢が依然として不透明かつ不確実な中、私は、北朝鮮の拉致、核、ミサイルの問題や、テロとの闘い、軍縮不拡散等の外交問題に積極的に取り組み、高村外務大臣を補佐しつつ、我が国の国益の増進に向けて最大限の努力をしてまいる所存でございます。また、外交実施体制の強化に努力してまいります。 北澤委員長を始め委員の先生方の御指導と御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(北澤俊美君) 次に、小野寺外務副大臣。
○副大臣(小野寺五典君) 外務副大臣の小野寺五典です。 我が国の平和と繁栄を確保するためには、外交に課せられた多くの仕事があると思います。私は、先般、高村外務大臣の指示を受けまして、イランを訪問し、同国政府要人に対して、イラン南東部で拘束されたと見られる邦人の早期解放に向けた協力要請を行ってまいりました。引き続き、大臣を補佐し、直面する外交課題に全力で取り組み、我が国が国際社会においてリーダーシップを発揮できるよう頑張ってまいります。 北澤委員長を始め委員の皆様の御指導をよろしくお願いいたします。
○委員長(北澤俊美君) 次に、江渡防衛副大臣。
○副大臣(江渡聡徳君) 防衛副大臣の江渡聡徳でございます。 北澤委員長を始め委員の皆様方にごあいさつを申し上げます。 我が国の安全保障につきましては重要課題が山積しておりまして、それらの課題にしっかりと取り組んでまいる所存でございます。今後、両政務官の協力を得ながら、副大臣として全身全霊をもって石破大臣を補佐してまいる所存でございます。 どうぞ、北澤委員長を始め委員各位におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(北澤俊美君) 次に、宇野外務大臣政務官。
○大臣政務官(宇野治君) 外務大臣政務官の宇野治でございます。 北澤俊美委員長を始め委員各位の皆様にごあいさつをさせていただきます。 外務大臣政務官といたしまして、国民の皆様の期待にこたえ、我が国の平和と繁栄の確保に向け外交を推進するため、高村外務大臣を補佐し、全力を尽くしてまいる所存でございます。 委員長を始め本委員会の皆さんの御指導と御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(北澤俊美君) 次に、中山外務大臣政務官。
○大臣政務官(中山泰秀君) このたび外務大臣政務官に就任をいたしました中山泰秀でございます。 北澤委員長様を始め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 高村大臣御指導の下、外務大臣政務官として、世界の平和と繁栄に向けて、日本らしい国際貢献の在り方を追求しながら外交に積極的に取り組んでいく所存でございます。 委員長様を始め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますように、心から謹んでお願いを申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(北澤俊美君) 次に、小池外務大臣政務官。
○大臣政務官(小池正勝君) 今般、外務大臣政務官に就任いたしました小池正勝でございます。 北澤委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 国際情勢が依然として不透明かつ不確実な中で、我が国及び我が国民の安全と繁栄を確保することは外交の最優先課題であると考えております。高村外務大臣の指導の下、我が国の外交上の諸課題に全力で取り組み、外務大臣政務官としての職責を全うする決意でございます。 なお、三人の政務官の中では、私が特に本委員会を担当することになっております。 委員長を始め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(北澤俊美君) 次に、寺田防衛大臣政務官。
○大臣政務官(寺田稔君) 北澤委員長を始め委員各位の先生方に一言ごあいさつを申し上げます。 このたび防衛大臣政務官を拝命いたしました広島第五選挙区選出衆議院議員の寺田でございます。 もとより微力ではございますが、江渡副大臣、秋元政務官とともに石破大臣を補佐し、我が国安全保障体制の構築、そしてまた東アジア地域の平和と安定、大量破壊兵器の拡散防止と核廃絶、そして世界平和の実現に向け全力で邁進をしてまいる決意でございます。 委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○委員長(北澤俊美君) 次に、秋元防衛大臣政務官。
○大臣政務官(秋元司君) 同じく防衛大臣政務官の秋元司でございます。 国民の生命と財産をしっかり守り、また国際社会の平和と安定に貢献するために、江渡副大臣、そして寺田政務官とともに石破大臣をしっかりと補佐をさせていただき、全身全霊で職務を全うしていく覚悟でございます。 特にまた、私は、参議院担当としてしっかりと御指導いただきながら頑張ってまいりたいと思いますので、北澤委員長を始め委員各位の皆様の切なる御指導を心からお願いを申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(北澤俊美君) それぞれ御丁重なごあいさつをいただきました。 ここで、私から石破大臣に一言申し上げたいと思います。 現在、大きな問題になっておりますインド洋における給油活動については、過ぐる二〇〇三年五月十五日に当委員会の質疑の中で誤った答弁を大臣がなさいました。そのことについて今日お触れにならなかったということは、私はこの委員会を運営を任された委員長の立場として極めて遺憾であります。 なおまた、これについての様々な文書が政党間等に提出をされておるようでありますが、今後の質疑の資料とすれば極めて重要なことでもありますので、一刻も早く各委員に資料を提出をしていただいて、質疑の質を高めていただきたいということをお願いを申し上げておきたいというふうに思います。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十一分散会