議院運営委員会 第48号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2007/06/22
会議録
○逢沢委員長 これより会議を開きます。 まず、会期延長の件についてでありますが、昨二十一日、自由民主党の中川幹事長、公明党の北側幹事長から、会期を六月二十四日より七月五日まで十二日間延長せられるよう議長においてお取り計らい願いたい旨の申し入れがありました。 本件につきましては、先般来の理事会において種々御協議願ったのでありますが、いまだ各党の意見が一致するに至っておりません。 また、本件につきましては、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から各常任委員長の意見を徴されたのでありますが、常任委員長会議におきましても、意見は一致いたしておりません。 それでは、御協議願います。 原田義昭君。
○原田(義)委員 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、ただいま提案されました今国会の会期を十二日間延長する件について、賛成の立場から意見表明を申し上げます。 今国会が召集されてから、多くの重要法案をこれまで審議してまいりました。議員各位の真摯な議論に心から敬意を表するものでございます。 去る一月二十五日に召集されて以来、私どもは、予算審議、憲法改正手続法、駐留軍再編特措法、パートタイム労働法、雇用対策法、教育再生三法等、数々の重要法案審議に全力を尽くしてまいったところでございます。 しかしながら、社会保険庁改革である日本年金機構法、国民年金事業改善法や年金時効特例法、公務員制度を大きく改革する国家公務員法、政治の透明性を高める政治資金規正法など重要法案が、現在、参議院において審議中でございます。これらを今国会で成立させることは国会としての責務であり、会期の延長は当然と考えます。 かかる観点から、十二日間の会期延長は、必要不可欠であり、最小限の日数であると考えます。今、国会がなすべき議論をこの国会で議論し形にすることが、国民の信頼と負託にこたえることであります。 以上申し上げましたとおり、国政を担う責任与党として、会期延長に賛成の意を表し、私の意見表明といたします。
○逢沢委員長 次に、松野頼久君。
○松野(頼)委員 私ども民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会民主党・市民連合は、会期延長について強く反対いたします。 そもそも、常会の会期は、国会法第十条により、百五十日間と明確に決められています。政府・与党は、一〇〇%完全な主導権を持っているのでありますから、召集日や提出法案等、みずからの都合のみで決めることができる立場にあります。したがって、政府・与党が、しっかりした現状認識と先行きの見通し、そして計画性を持っているならば、百五十日間の会期において、成立させたい法律は余すところなく成立させることができるはずであります。 しかしながら、今国会において、政府・与党は計画性がない対応を繰り返してまいりました。我々が、内閣提出法案は三月十五日までに提出をするべきだと主張していたにもかかわらず、三月十六日以降に提出された内閣提出法案は十三本に上ります。とりわけ、安倍総理が最重要法案と位置づけるいわゆる天下りバンク法案については、提出時期は四月二十五日という遅さであります。さらには、消えた年金問題に対する国民の怒りが極限に達してからの政府・与党は、まさに右往左往するばかりであり、その場しのぎの無責任な対応に終始しております。 このようなときこそ、国権の最高機関である国会が、国民の負託にこたえ、責任ある政治を実現すべきであります。にもかかわらず、巨大与党は、数の力に物を言わせて問答無用の議会運営を続け、国会を単なる内閣提出法案の処理機関、行政府の追認機関におとしめているわけであります。 この夏には、参議院選挙が予定されています。十二日間の会期延長が強行されることになると、選挙のスケジュールも延期をされることとなります。その影響は既に各方面に及んでおり、現場の方々には多大な混乱と迷惑をもたらしています。当然のことながら、これにかかる経費も膨大な金額に上り、そのツケは国民が負わされることになります。 そもそも、会期延長の最大の理由が、いわゆる天下りバンク法案の成立を期したいということでありますが、公務員の天下りの手法を変えるだけの法案を成立させるために、二十歳以上のすべての国民が参加をする選挙の日程を変える必要があるのか、大いに疑問であると言わざるを得ません。 以上、会期延長には強く反対することを改めて申し上げ、私の発言といたします。
○逢沢委員長 御意見を承りましたが、意見が一致いたしませんので、採決いたします。 会期を六月二十四日から七月五日まで十二日間延長すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○逢沢委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。 本件は、本日の本会議において議長からお諮りいたします。 なお、本件に対し、自由民主党の三ッ林隆志君、日本共産党の穀田恵二君、社会民主党・市民連合の日森文尋君から、それぞれ討論の通告があります。 なお、民主党・無所属クラブからは、いまだ討論者の通告がありません。 討論時間は、三ッ林隆志君、民主党・無所属クラブの討論者はおのおの十分以内、穀田恵二君は五分以内、日森文尋君は三分以内とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○逢沢委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。 なお、本件の採決は、記名投票をもって行います。 —————————————
○逢沢委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後零時八分散会