法務委員会 第1号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2006/10/24
会議録
○委員長(山下栄一君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る九月二十八日の本会議におきまして法務委員長に選任されました山下栄一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本委員会の公正かつ円満な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。(拍手) ─────────────
○委員長(山下栄一君) 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、亀井郁夫君、弘友和夫君、荒井正吾君、沓掛哲男君、南野知惠子さん、千葉景子さんが委員を辞任され、その補欠として近藤正道君、松村龍二君、岡田広君、若林正俊君、小林正夫君及び私、山下栄一が選任されました。 ─────────────
○委員長(山下栄一君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山下栄一君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に岡田広君及び松村龍二君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(山下栄一君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、法務及び司法行政等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山下栄一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(山下栄一君) この際、長勢法務大臣、水野法務副大臣及び奥野法務大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。長勢法務大臣。
○国務大臣(長勢甚遠君) このたび法務大臣に就任いたしました長勢甚遠でございます。 委員長始め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営につき格別の御尽力を賜り、心から御礼申し上げます。今後とも、なお一層の御指導、御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。 法務省は、国民の皆様が安心して生活できるために大事な役割を担っております。私は、法務大臣として、その重責にこたえ、法務行政の課題に取り組んでまいる所存であります。 それでは、私の法務行政に対する思いの一端を申し述べさせていただきます。 まず、世界一安全な国日本の復活に向けて、全力を挙げて努力いたします。 犯罪者を早期に逮捕し、迅速な裁判を行って、適正な科刑を実現し、施設内又は社会内において必要な処遇及び教育を施すという一連の刑事司法システムの強化に努めてまいります。 犯罪の温床となる不法滞在者の半減を図るべく、不法滞在者対策を推進いたします。 英国において発覚した旅客機爆破をねらった事件は、我が国はもとより、世界じゅうにテロの恐怖を実感させました。我が国のテロ発生を未然に防止し、テロリストを始めとする我が国の治安を脅かす外国人の入国を水際で阻止するため、厳格かつ的確な上陸審査を実現いたします。国際テロ調査に向けた取組の充実強化を図るとともに、内外の関係機関とも連携し、国際テロ情報の収集、分析に一層努めてまいります。 国際社会と協調し、組織犯罪やサイバー犯罪の防止、処罰に積極的に取り組むことが必要であります。このような犯罪に対処するとともに、締結について既に国会で御承認いただいている国際組織犯罪防止条約及びサイバー犯罪条約を締結するため、昨年の特別国会に提出した犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案を、今国会において、できるだけ速やかに成立させていただきますようお願い申し上げます。 また、少年非行の現状に適切に対処するために、さきの通常国会に提出した少年法等の一部を改正する法律案の速やかな成立についても、併せてお願い申し上げます。 より安全で安心な社会をつくるには、犯罪者の自立を促して社会復帰を容易にし、その再犯を防止することが肝要と考えます。そこで、再チャレンジの機会が更生しようとする犯罪者にも十分に与えられる必要があります。 このような観点から、過剰収容下における適正な収容の確保、改善指導等効果的な矯正処遇の実施、保護観察の充実強化のほか、自立更生促進センター構想等の取組を更に積極的に推進してまいります。あわせて、法制審議会に諮問を行った社会奉仕や中間処遇の在り方等に関する検討を進めてまいります。 犯罪者の更生とその再チャレンジに向けた取組とともに、犯罪被害者等に対する十分な配慮を心掛け、犯罪被害者等基本法及び犯罪被害者等基本計画に基づく政府一体の取組を引き続き着実に進めてまいります。 司法制度改革につきましては、その成果が国民にしっかりと伝わるよう、更なる努力を積み重ねてまいります。 日本司法支援センターは、十月二日から全国で業務を開始いたしました。また、来年四月から開始される裁判外紛争解決手続の認証制度についても、適正円滑に実施すべく準備に万全を期してまいります。 裁判員制度は、国民の皆様に参加への不安を払拭していただけるよう広報啓発に努めてまいります。新たな時代の担い手となる子供たちへの法教育を推進し、裁判を国民の皆様により身近なものとし、司法に対する理解と信頼を深めてまいります。 人権が尊重される社会を実現するためには、人権啓発の果たす役割が大きいことから、人権啓発に関する施策の推進に努めるとともに、現実に日々生起している様々な態様の人権侵害による被害者の実効的な救済を図るため、人権侵犯事件の調査、救済活動の充実強化に努めてまいります。 また、人権擁護法案については、引き続き検討を進めてまいります。 我が国の経済社会の基盤である民事基本法制の現代化の作業を引き続き進めてまいります。とりわけ、さきの通常国会に提出した信託法案及び信託法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案は、社会の変化や経済の発展に的確に対応した法制を整備するという観点から、大正十一年の制定以来、実質的な改正が行われていなかった内容を全面的に見直し、現代の社会に適合するものへと改めるものであり、今国会においてできるだけ速やかに成立させていただきますようお願い申し上げます。また、全国の都市部における登記所備付け地図の整備事業を進めてまいります。 昨年、我が国への来日外国人は初めて七百万人を突破いたしましたが、本年も引き続き来日外国人は増加傾向にあります。観光立国政策の目標である二〇一〇年までに来日外国人の一千万人突破を実現するため、空海港における上陸や出国審査の一層の円滑化に努めてまいります。 また、我が国に対する国際的信頼を高めるために、刑事及び民商事法の両分野における国際協力やアジアの国々に対する法整備支援を引き続き推進してまいります。 以上のような諸課題に対し、私は、法務大臣として、水野副大臣及び奥野大臣政務官とともに、国民の皆様のために取り組む所存であります。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長(山下栄一君) 水野法務副大臣。
○副大臣(水野賢一君) 法務副大臣の水野賢一でございます。 大臣のごあいさつにありましたが、私も、国民の皆様が安心して暮らせるよう、大臣、奥野法務大臣政務官とともに、法務行政の課題に取り組んでまいります。 委員長を始め委員の皆様方から一層の御指導、御支援を賜りながら、法務副大臣としての職責を果たしてまいる所存ですので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○委員長(山下栄一君) 奥野法務大臣政務官。
○大臣政務官(奥野信亮君) 法務大臣政務官の奥野信亮でございます。 重責ではございますが、法務大臣、副大臣の下、良き補佐役として、時代の要請にかなった分かりやすい法務行政の推進のため、誠心誠意努力してまいる所存でございます。委員長を始め委員の皆様方の御指導、御支援をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(山下栄一君) この際、大谷最高裁判所事務総長から発言を求められておりますので、これを許します。大谷最高裁判所事務総長。
○最高裁判所長官代理者(大谷剛彦君) それでは、事務総長就任のごあいさつをさせていただきます。 六月二十六日付けで前任の竹崎事務総長が名古屋高等裁判所の長官に転出いたしました。私、その後任として事務総長を命ぜられました大谷剛彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 法務委員会の委員長を始め委員の皆様方には、平素から司法行政に対する深い理解の下に御指導と御支援をいただいておりまして、誠にありがとうございます。 裁判所は、申すまでもなく、個々の具体的な事件を通して、国民の基本的な人権を擁護し、また法秩序を維持するという非常に重要な責務を負っております。近時の社会経済状況の変化に伴いまして、この裁判所の役割というものがますます大きくなっているというふうに認識しております。今般の司法制度改革の過程を通じまして多数の立法がなされました。具体化してきております裁判員制度を始めとする諸施策につきまして、我々、その趣旨に沿った、改革の趣旨に沿った運用とそれから実施を図って、真に国民のためになる司法制度の実現を目指して微力ながら司法行政の面で全力を尽してまいりたいと考えております。 おかげをもちまして、近年、裁判所の体制あるいは裁判に関する諸制度についてはかなり整備が進んできているところでございます。法務委員会の委員長並びに委員の皆様方には、今後とも裁判所運営の充実強化につきまして一層の御指導と御支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げる次第でございます。 簡単でございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(山下栄一君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十二分散会