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165回国会参議院2006/10/24

文教科学委員会 第2号

発言数
17
登壇者
7
会派数
3
開催日
2006/10/24

会議録

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。(発言する者あり)佐藤委員どうぞ。

佐藤泰介民主党・新緑風会

○佐藤泰介君 与党の議席数、委員長含めて何名おるんですか。

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 七ですね。与党は七、八、九……(発言する者あり)ちょっと待ってください。まだ議事進行していますので……(発言する者あり)  速記を止めてください。    〔速記中止〕

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 速記を再開してください。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、柳澤光美君が委員を辞任され、その補欠として林久美子君が選任されました。     ─────────────

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に北岡秀二君を指名いたします。     ─────────────

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) この際、伊吹文部科学大臣、池坊文部科学副大臣、遠藤文部科学副大臣、小渕文部科学大臣政務官及び水落文部科学大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。伊吹文部科学大臣。

伊吹文明自由民主党文部科学大臣

○国務大臣(伊吹文明君) 第百六十五回国会におきまして各般の課題を当委員会で御審議いただくに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  私は、このたびの安倍内閣の発足で文部科学大臣を務めることになりました。内閣の最重要課題の一つである教育改革を始め、科学技術・学術、スポーツ、文化芸術の振興のための施策の推進に力を尽くしてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。  人材こそが国家発展の基礎であり、日本が豊かで、未来に向かって成長する活力を持ち続ける国であるためには、豊かな個性と創造性を備え、心温かくたくましい人材が必要となります。これまでも、累代の内閣の下で人間力向上を目指した教育の努力が続けられ、我々は、戦後の豊かな経済社会、安心な生活の実現など、一定の成果を収めてまいりました。  しかし、最近では、子供が犠牲となり、また加害者となる信じ難い事件の発生など、社会全体の規範意識の低下、家族や地域についての価値観の変化などのため、かつて考えられなかった社会秩序の混乱や、温かく優しく共生する雰囲気が崩壊しつつあります。このような中で、安倍内閣は美しい国日本の実現を目指し、教育再生を最重要課題の一つに掲げております。  申すまでもなく、社会は一人一人の人間から成り立っております。安倍内閣が目指す美しい国を実現するためには、活力と優しさに満ちあふれ、自由と自律の精神を大事にする人間を育てていくことが重要であります。そのために私は、これまで進められてきた心豊かで創造性に富んだ有為な人材をはぐくむという、言わば万国共通の普遍的な教育の理念に加えて、恥と共生の文化など、日本が大切にしてきた伝統的社会規範の価値をもう一度見直すことが大切であると考えております。  このような認識に立ち、まず、教育基本法案の早期成立のため、立法府の御協力を得たいと存じます。  現行の教育基本法は、制定以来、半世紀以上が経過し、東西冷戦の終結、長寿社会の到来、共生・地球環境の保全など、我が国をめぐる状況が大きく変化する中で、道徳心や自律心、公共の精神、国際社会の平和と発展への寄与などを一層重視することが求められています。教育の根本を定める教育基本法を改正し、これらの新しい時代に求められる教育理念を明確にした上で、国民の共通理解を図りながら、社会全体で教育改革を着実に進め、我が国の未来を切り開く教育を推進してまいりたいと存じます。  同時に、安倍内閣の目指す公教育の再生に取り組みたいと思います。  すべての子供たちに必要最低限の学力と日本人としての規範意識を身に付ける機会を保障するため、基礎的、基本的な知識、技能の確実な定着と自ら学び自ら考える力の育成を目指して、学習指導要領全体の見直し、習熟度別少人数指導など個人個人に応じた指導の充実、国語力の育成や理数教育の充実など、総合的な学力向上に取り組みます。  これに加え、規範意識を高め、豊かな人間性と社会性を育成することを目指し、道徳教育の充実、奉仕・体験活動や読書活動の推進、キャリア教育、職業教育の推進を図ります。また、相談体制の充実などにより、いじめを始めとした問題行動や不登校等に適切に対処してまいりたいと存じます。さらに、健やかな身体の育成のため、子供の体力の向上や食育の推進を図ります。  改革を推進する上では、保護者や地域住民の意向、評価も大切にしながら、各学校や地域が創意工夫を凝らし、学校同士が切磋琢磨して教育を充実させることが重要であり、教育の成果を検証し、その結果を踏まえて絶えず改善を図ることが必要です。このため、全国学力・学習状況調査を来年四月に実施するほか、保護者や地域住民の評価や、客観的、専門的な観点から行う第三者評価を含めた学校評価の導入など、学校評価の更なる定着、推進に向けた取組を進めます。また、教員評価の一層の推進や教員免許更新制の導入により、教員に対する信頼が確立されるよう努めるとともに、体系的な研修の充実、優秀教員の表彰、能力、実績に見合っためり張りのある教員給与体系の検討などを進め、教員の質の向上に積極的に取り組みたいと存じます。  引き続き、教育委員会制度の改革を推進するほか、ICT環境の整備など充実した教育を支える環境の整備、特別支援教育の充実を図ります。加えて、認定こども園制度の活用促進や、骨太の方針を踏まえた保護者負担の軽減策の充実など幼児教育の振興を目指します。  さらに、安全、安心な学校づくりを進め、学校施設の耐震化の一層の促進などに取り組むとともに、学校や通学路の安全を確保するため、学校安全ボランティアへの参加などを通じた国民全体の積極的な協力をいただきながら、子ども安心プロジェクトを着実に推進してまいります。また、青少年の健全な育成に向けて有害環境対策に取り組むなど、地域、家庭などが一丸となって、地域ぐるみで子供の成長を見守る環境の整備を進めます。さらに、厚生労働省と連携して総合的な放課後対策事業を実施する放課後子どもプランの創設に向けた取組や、「早寝早起き朝ごはん」国民運動の全国展開などを進め、地域、家庭の教育力の向上を図ります。  次に、我が国の成長の源となるイノベーションや、それを支える人材育成について申し上げます。  知の拠点である大学については、世界的に卓越した教育研究拠点の形成など、国際競争力に富む個性豊かな大学づくりを目指し、国公私立大学を通じた競い合いを通じて、各大学の改革への取組を支援してまいりたいと存じます。また、第三者評価制度など高等教育の質の保証に向けて積極的に取り組むとともに、国立大学の教育研究の活性化の促進、私立学校の一層の振興、健全性を確保した奨学金事業の充実等に努めます。  また、生涯学習のための環境を整備し、だれでも再チャレンジができる社会の構築のため、社会人の学び直しの機会の充実や、フリーター・ニート対策として、自立し挑戦する若者の育成に取り組むとともに、環境教育、人権教育の充実などに努めてまいります。  我が国の成長の源となるイノベーションの創出のためには、科学技術・学術の振興が不可欠であります。このため、知をめぐる大競争時代にあって、大学や研究機関、地域や民間の能力が最大限に発揮され、最先端の研究開発が行われるよう、めり張りを利かせた科学技術政策を実施してまいります。まず、世界を牽引する優秀な人材を養成、確保し、その能力を発揮する環境を整備します。また、独創的、先端的な基礎研究の推進、国立大学等の教育研究施設の整備充実、科学研究費補助金などの競争的資金の拡充、大学発ベンチャーの育成、世界最高水準の研究拠点の整備を図りたいと存じます。さらに、イノベーションの創出を目指した産学官連携の強化や知的クラスターの創成等に積極的に取り組みたいと存じます。  また、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー・材料、原子力、宇宙・航空、地震・防災、南極・海洋等の各分野の研究開発についても、国際競争を勝ち抜くために不可欠なものや社会、国民のニーズに迅速に対応すべきものなどを中心に戦略的に取り組みます。安倍内閣が目指す世界一安全な国日本の復活に貢献し、安全、安心な社会を実現するための科学技術を推進してまいります。  先般、HⅡAロケットは、四機連続の打ち上げ成功により、世界水準を超える九割の成功率を達成いたしました。これら宇宙輸送システムを始め、海洋地球観測探査システム、高速増殖炉サイクル技術など国家の総合的な安全保障に密接に関連する分野の技術開発、世界最高性能の次世代スーパーコンピューターやエックス線自由電子レーザーの開発など、国家基幹技術の研究開発を推進いたします。また、ITER計画などの国際プロジェクトを戦略的に推進してまいります。  スポーツの振興については、国民のだれもが身近にスポーツに親しめる社会の実現や、国民に大きな感動を与えるトップレベルの競技者の育成などに取り組みます。また、二〇一六年オリンピック競技大会の東京招致が実現されるよう、東京都や関係団体と協力してまいります。  我が国の顔となる文化芸術を創造し、世界に発信していくため、文化芸術創造プランや「日本文化の魅力」発見・発信プランを推進してまいります。また、子供が我が国の伝統文化に触れる機会や文化芸術体験活動の充実、地域文化の振興、世界遺産登録の推進など文化財の保存、活用や国際協力を推進いたします。さらに、技術の進展などの時代の変化に対応した著作権制度の整備などの施策を推進するとともに、国語の正しい理解が進むよう努めてまいります。また、文化芸術の振興に関する基本的な方針について、今年度中に適切な見直しを行います。  このほか、留学生交流の推進など各分野における国際交流、国際協力の積極的な推進や、行政改革の着実な推進などの課題に対応してまいります。  私といたしましては、内閣の最重要課題である教育の再生やイノベーションの創出を始め、文部科学行政全般にわたり微力を尽くし、最大限の努力をいたしたいと存じますので、委員長を始め委員の先生方には今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げて、ごあいさつといたします。(拍手)

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 池坊文部科学副大臣。

池坊保子公明党文部科学副大臣

○副大臣(池坊保子君) 副大臣の池坊保子でございます。  二十一世紀に入り、子供も含めて、私たちを取り巻く環境並びに社会情勢は著しく変化をしてまいりました。その時代の流れをしっかりと見極めながら、私たちはそれにふさわしい政策を審議していかなければならないと思います。とともに、私は、どのような時代にあっても、教育、文化、芸術は普遍的な価値、普遍的な真理を持っているのではないかと思います。  二十一世紀、人が輝き、地域が輝き、一人一人が幸せを享受できるような社会をつくっていくためには、教育、文化、芸術、スポーツ、科学技術の進展は不可欠なものだと思います。そういう意味では、私ども、そしてこの委員会の皆様方の果たしていかれる役割は大ではないかと思います。  私は、与えられました職務を誠実に真摯に使命と責任を持って、皆様方の御英知をいただきながら尽力してまいるつもりでございますので、どうぞお力をいただけますよう心よりお願いいたします。(拍手)

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 遠藤文部科学副大臣。

遠藤利明自由民主党文部科学副大臣

○副大臣(遠藤利明君) 今般、文部科学副大臣を仰せ付かりました遠藤利明といいます。  明日の日本を担う子供たちの教育、そして明日の日本の力を支える科学技術、また文化やスポーツ、多くの課題があると存じております。こうした仕事を伊吹大臣を補佐しながらしっかり務めてまいりたいと思っております。  とりわけ、私が担当いたします科学技術、今年度から第三期科学技術基本計画がスタートいたしました。ナノテクノロジーやあるいはライフサイエンス、そして多くのロケットやあるいは海洋開発など、日本のこれからをつくる大きな、私たちにとりましてもまた夢を与える分野であると思っております。そうした科学技術の振興にしっかり努めていきたいと。  同時に、スポーツの振興も私たち日本人にとって大事な課題だと思っております。  最近、朝礼で子供がばたばたと倒れてしまうと、こんな話もよく聞きますが、中高年の皆さんは比較的体力が今増強しておりますが、子供たちの体力が落ちてきていると。これだけ栄養がいいのに何だろうと。そうした疑問を解いて、しっかりとたくましい子供を育てていく。もう一つは、やはり子供にあるいは日本人に夢と希望を与えるスポーツでもありますし、オリンピックの招致を始めとして、しっかりとした国際社会の中で日本人のスポーツ振興に努力をしていきたいと思っております。  残念ながら、トリノ・オリンピックでメダルが一つ、取れませんでした。同時に、最近、世界大会、いわゆるワールドカップや、あるいはいろんな各種の世界選手権が政府保証がないという中で日本誘致ができない、そうした問題も出てきております。こうしたことも皆さんからいろいろ御指導をいただきながら、しっかり取り組んでまいりたいと思います。  委員長そして委員の皆さんの御支援、御指導をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手)

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 小渕文部科学大臣政務官。

小渕優子自由民主党文部科学大臣政務官

○大臣政務官(小渕優子君) このたび文部科学大臣政務官を拝命いたしました小渕優子でございます。  私は、大臣政務官として、これからの日本を、日本の未来を担っていく子供たちのために、心豊かな人間を育てる教育改革の推進、そして文化芸術の振興に誠心誠意取り組んでまいりたいと思っております。大臣、副大臣とともに文部科学行政の推進に全力で取り組んでまいります。  委員長を始め委員の先生方の御指導、御鞭撻をいただけますように、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 水落文部科学大臣政務官。

水落敏栄自由民主党文部科学大臣政務官

○大臣政務官(水落敏栄君) このたび文部科学大臣政務官を拝命いたしました水落敏栄でございます。  私は、大臣政務官として、国民の皆様に夢と希望を与え、明るく豊かで活力ある社会を構築するために、科学技術・学術、スポーツの振興等に誠心誠意取り組んでまいります。  大臣、副大臣とともに文部科学行政の推進に力を尽くしてまいる所存でございますので、委員長を始め委員の先生方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

荒井正吾自由民主党

○委員長(荒井正吾君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十一分散会

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