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165回国会参議院2006/10/24

環境委員会 第1号

発言数
14
登壇者
4
会派数
2
開催日
2006/10/24

会議録

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。  去る九月二十八日、本会議において環境委員長に選任された大石正光でございます。  我が国は、二〇〇二年に京都議定書を締結してから四年余りたちました。しかし、依然として温室効果ガスの排出は増加傾向にあり、二〇〇八年から始まる第一約束期間の目標一九九〇年比マイナス六%を達成することは容易なことではありません。このような中、委員長を拝命し、この重責を痛感している次第でございますが、基本に立ち返る姿勢をもって取り組んでまいりたいと存じます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めたいと存じますので、深い御見識と豊かな御経験をお持ちの委員各位の御指導、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)     ─────────────

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、広野ただし君、谷博之君、関口昌一君、鰐淵洋子君及び神取忍君が委員を辞任され、その補欠として平田健二君、山根隆治君、愛知治郎君、荒木清寛君及び山崎正昭君が選任されました。     ─────────────

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 理事の辞任についてお諮りいたします。  岡崎トミ子君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がありました。これを許可することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事の辞任及び委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大野つや子君、福山哲郎君及び加藤修一君を指名いたします。     ─────────────

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、環境及び公害問題に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 若林環境大臣、土屋環境副大臣、北川環境大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。若林環境大臣。

若林正俊自由民主党環境大臣

○国務大臣(若林正俊君) 去る九月二十六日に環境大臣及び地球環境問題担当大臣を拝命いたしました若林正俊でございます。第百六十五回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、ごあいさつとさせていただきたいと存じます。  地球環境の現状については、連日のように世界各地で、洪水、干ばつ、熱波等の異常気象の報道がなされています。  九月中旬に上陸した台風十三号は、最大瞬間風速七十メートルという観測史上かつてない強風を記録し、竜巻や暴風雨により死者九名を含む甚大な被害をもたらしました。一昨年は、平年を大きく上回る十個もの台風の上陸が観測されています。  今後、地球温暖化が進行すれば、このような異常気象やこれに伴う災害が頻発し、その規模も大きくなることが強く懸念されています。  他方、本年七月に政府・与党により取りまとめられました経済成長戦略大綱においては、環境分野から我が国の成長力や競争力を牽引するという視点に立って、戦略的に政策を展開することとしています。このように、環境は、より積極的に我が国の経済成長力を高める可能性も有する分野です。  以上の状況や認識を踏まえ、時代の流れに即応しつつ、持続可能な社会に向け、環境政策を展開してまいります。  脱温暖化社会の構築と循環型社会の構築は政府の重要課題であり、これら二大改革の実現に向けて、事業活動やライフスタイルの在り方を根本から見直し、社会経済の大転換を進めるべく懸命に取り組んでいきます。  特に、脱温暖化社会の構築については、京都議定書の第一約束期間開始まであと一年余りと迫っています。ところが、我が国の温室効果ガスの総排出量は、速報値によりますと、基準年に比べ二〇〇五年度は約八・一%増加しており、議定書のマイナス六%の目標達成は極めて厳しい状況です。排出抑制により最大限削減することに加え、森林吸収源対策や京都メカニズムの活用を進め、京都議定書目標達成計画の実現を図ります。このため、あらゆる政策手段を総動員し、バイオエタノールを始めとする輸送用バイオ燃料の導入加速化、太陽光発電の導入拡大などの対策を加速化していきます。  環境税につきましては、平成二十年から京都議定書の第一約束期間が始まることを踏まえ、国民、事業者等の理解と協力を得るよう努めながら、総合的な検討を早急に進めるとともに、道路特定財源の見直しに際しては、環境への影響にも十分配慮されるように、平成十九年度税制改正において総合的かつ適切に対応してまいります。  また、地球温暖化対策の国際的な枠組みについては、すべての国が排出削減に取り組み、特に米国や中国などの主要排出国には最大限の削減努力を促すことが重要であり、京都議定書の第一約束期間が終了する二〇一三年以降の実効ある枠組みの構築に向けて、国際交渉の場でイニシアティブを発揮していきます。まずは、十一月にケニアのナイロビで開催される気候変動枠組条約第十二回締約国会議及び京都議定書第二回締約国会合において議論の進展を図りたいと考えています。  さらに、アジア等の途上国における経済の急速な発展は、環境負荷の増大を通じ、我が国の環境を含めた地球環境の危機を招来するおそれがあります。そこで、二〇〇八年のG8サミット日本開催の機会を活用することも視野に入れ、アジア環境行動パートナーシップ構想の具体化を始め、アジアなど世界各地域との環境連携を強化していきます。また、漂流・漂着ごみなどの国境を越える個別の問題に対しても関係省庁と協力して対策に取り組みます。  循環型社会の構築については、来年度に循環型社会形成推進基本計画を見直すこととしており、地域における循環システムの構築を加速し、また、家電、食品といった個別リサイクル法の充実強化を図っていきます。さらに、不法投棄撲滅を目指し対策を進めます。国際的には、アジア諸国を中心として循環型社会構築を支援するなど、二〇〇八年のG8サミットを控え、スリーRイニシアティブの推進にリーダーシップを発揮していきます。浄化槽の普及促進などにもしっかりと取り組んでまいります。  さらに、本年四月に閣議決定された第三次環境基本計画において、環境、経済、社会の側面を統合的に向上させるような政策展開が必要とされました。これを受け、金融面からの環境配慮の推進など、経済のグリーン化、環境教育、環境研究、環境技術、環境アセスメント等の施策を着実に進めてまいります。  自然と人間の共生については、来年度に生物多様性国家戦略を改定し、生物多様性保全に関する我が国の取組を一層強化するとともに、二〇一〇年に予定されている第十回生物多様性条約締約国会議の日本招致に向けて検討を進めてまいります。また、国立公園の管理の質の向上、再チャレンジ支援にもつながるエコツーリズムのより一層の普及定着、温泉資源の保護管理、適正利用など、多様な自然資源の賢明な利用を進めます。さらに、飼養動物の愛護管理、野生生物の保護管理の充実等に努めます。  すべての人が安全に安心して暮らせる環境をつくるため、ヒートアイランド対策や環境的に持続可能な交通の実現など都市環境の改善、環境保全上健全な水循環の確保による美しい水辺の復活と土壌汚染対策の推進などを通した健全な国土の保全、化学物質対策、水俣病対策等公害健康被害対策、石綿健康被害対策、被害の未然防止のための毒ガス対策に取り組みます。  特に水俣病問題については、公式確認から五十年を迎えた今日においても今なお大きな問題となっていることを踏まえ、救済策や地域づくり対策の充実にしっかりと取り組みます。  地域に根差し、一層国民のニーズに即応する施策を実施するため、昨年十月に地方環境事務所が発足してから一年が経過したところです。地方環境事務所では、それぞれの地域のあらゆる方々とのパートナーシップを強化しつつあります。このパートナーシップを基にして、環境の国づくりに引き続き全力で取り組んでまいります。  以上、当面の取組の一端を申し上げました。委員各位におかれましては、環境行政の一層の推進のため、今後とも御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 土屋環境副大臣。

土屋品子自由民主党環境副大臣

○副大臣(土屋品子君) 九月二十七日に環境副大臣を拝命いたしました土屋品子でございます。  環境省が若林大臣の下、その責任を十分に果たしていくことができるよう精一杯環境行政に取り組む所存でございます。  大石委員長を始め委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。(拍手)

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 北川環境大臣政務官。

北川知克自由民主党環境大臣政務官

○大臣政務官(北川知克君) おはようございます。  去る九月の二十七日に環境大臣政務官を拝命いたしました北川知克でございます。  地球温暖化問題を始め様々な課題が山積している中、土屋副大臣とともに若林大臣を十分に補佐しながら環境行政に全力で取り組んでまいります。  大石委員長を始め委員各位の御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)

大石正光民主党・新緑風会

○委員長(大石正光君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時十六分散会

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