外交防衛委員会 第1号
- 発言数
- 28 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2006/10/17
会議録
○委員長(柏村武昭君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。 去る九月二十八日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました柏村武昭でございます。 委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ─────────────
○委員長(柏村武昭君) それでは、まず、委員の異動について報告いたします。 昨日までに、中川義雄君、今泉昭君、愛知治郎君、金田勝年君、遠山清彦君、舛添要一君及び白眞勲君が委員を辞任されまして、その補欠として櫻井新君、関口昌一君、北川イッセイ君、浜田昌良君、主濱了君、加藤敏幸君及び私、柏村武昭がそれぞれ選任されました。 ─────────────
○委員長(柏村武昭君) 理事の辞任についてお諮りいたします。 榛葉賀津也君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(柏村武昭君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 理事の辞任及び委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、これを委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(柏村武昭君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に岡田直樹君及び浅尾慶一郎君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(柏村武昭君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会においても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(柏村武昭君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(柏村武昭君) この際、国務大臣、副大臣、副長官、大臣政務官及び長官政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。まず、麻生外務大臣。
○国務大臣(麻生太郎君) 外交防衛委員会の開催に当たり、柏村武昭委員長を始め委員各位にごあいさつをさせていただきます。 北朝鮮による弾道ミサイル発射と核実験実施発表は、我が国及び国際社会の平和と安全に対する重大な脅威であります。十五日に採択されました国連安保理決議第一千七百十八号が確実に履行されますよう、国際社会と連携して毅然とした態度で対応してまいりたいと存じます。 拉致問題につきましても、すべての被害者の生還を実現すべく、全力で取り組んでまいります。 我が国の安全と繁栄の確保のためには、普遍的価値観と戦略的利益を共有する米国との同盟関係は何よりも重要であります。そのため、日米同盟を一層揺るぎないものとしてまいります。また、世界とアジアのための日米同盟との考えの下、アジアの強固な連帯のために積極的に貢献をいたします。 先般、安倍総理は中国と韓国を訪問されました。中国との間では、政治と経済という二つの車輪をそれぞれ力強く作動させ、拡大する経済分野での協力に加え、共通の課題にともに取り組み、戦略的互恵関係を築いてまいります。韓国との間でも、基本的価値観を共有する最も近くて大切な民主主義国同士として、未来志向の関係を確立してまいります。 また、ASEAN諸国への協力を強化するとともに、透明で開かれた東アジア共同体の形成に向けて努力してまいります。 ロシアとの領土問題につきましては、これまでの諸合意及び諸文書を踏まえ、両国がともに受け入れられる解決策を見いだすべく、粘り強く取り組んでまいります。 また、政府は、普遍的価値や利益を共有するEUやNATOとの関係を強化し、豪州及びインドとの戦略的な関係を構築いたします。加えて、中・東欧や旧ソ連邦諸国の民主化及び市場経済化に向けた努力を支援いたします。 中東は、国際社会の平和と安定のかなめとなり、また石油輸入の大部分を依存する地域でもあります。その安定は我が国の繁栄にも直結した問題であり、政府としても様々な分野で貢献を行っております。イラクにつきましては、航空自衛隊やODAを通じた支援を行い、イラク・コンパクトの策定作業に積極的に参加をいたします。また、イランの核問題の平和的解決に努め、核軍縮・不拡散体制の強化に向けて国際社会をリードしてまいります。 さらに、我が国は、グローバルパワーとして国際社会共通の課題にも取り組みます。 今年は我が国の国連加盟五十周年の年に当たります。新たな脅威に国連がより効果的に対応できるよう、国連改革に引き続き取り組み、我が国の安全保障理事会常任理事国入りを目指します。 また、平和構築に積極的に取り組むこととし、その一環として、アジア諸国と連携して人材を育成する事業を来年度から進めます。 ODAにつきましては、海外経済協力会議で審議される基本的戦略の下、人間の安全保障の観点も踏まえつつ、戦略的、効率的に活用いたします。 アフリカの開発問題への対応のため、TICADプロセスを基軸として、積極的に対アフリカ外交を推進してまいります。このため、三年間でアフリカ向けODAを倍増し、五年間でODA事業量の百億ドル積み増しを目指すとの国際公約を着実に実施をいたします。 多角的貿易体制強化の分野では、WTOドーハ・ラウンド交渉の再開のために全力を尽くすとともに、EPA、FTAも着実に進めてまいります。 さらに、主張する外交を進める一環として、我が国の戦略的な情報発信力の強化に努めるとともに、アニメ、漫画、Jポップ等の我が国が持つ新しい魅力を発信してまいります。 最後に、以上のように山積する外交課題に強力に対処していくためには、定員、機構、予算等の外交実施体制を一層強化することが不可欠な状況で、外務省としてそのための努力を行ってまいります。 柏村委員長を始め委員各位の御支援と御協力を心よりお願いを申し上げます。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 久間防衛庁長官。
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁長官の久間章生でございます。 本日は、柏村委員長を始め委員の皆様に防衛庁長官としてごあいさつを申し上げます。 今日の安全保障環境は、米国同時多発テロに見られるとおり、従来のような国家間の対立のみならず、国際テロ組織などの非国家主体が重大な脅威となっております。さらには、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散の進展等が懸念されております。このような新たな脅威や平和と安全に影響を与える多様な事態への対応が今日の国際社会における差し迫った課題となっております。 十月九日、北朝鮮が核実験実施を発表しました。北朝鮮が大量破壊兵器の運搬手段となり得る弾道ミサイル能力の増強をしていることと併せ考えれば、これは深刻な問題であり、極めて憂慮すべきものであります。防衛庁としては、関係省庁との連絡を密にしつつ、引き続き情報収集等に努めるとともに、同盟国たる米国を始めとする関係国と連携しつつ、国と国民の安全の確保のために必要な施策について早急に検討を行う所存であります。 また、十五日に対北朝鮮経済制裁を含む安保理決議が採択されたことを踏まえ、防衛庁としても、国際社会と協調し、今後いかなる措置が必要かを早急かつ具体的に検討を行う所存であります。 我が国を取り巻く安全保障環境の変化を受け、防衛力の役割は国政の中でますます重要性を増しております。国民の安全、安心を確保する危機管理体制を一層充実強化し、国際社会の平和と安定に主体的かつ積極的に取り組むためには、防衛庁を省として位置付けるとともに、国際平和協力活動等を自衛隊の本来任務とする必要があります。 このような観点から、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案を国会に提出させていただいているところであります。防衛庁といたしましては、国会において十分御議論の上、できるだけ早期に成立させていただけるよう、全力を尽くしてまいります。 日米安全保障体制及びそれを中核とする日米同盟は、我が国防衛や地域の平和と安定、さらには国際的な安全保障環境の改善において重要な役割を果たしております。日米同盟を安全保障環境の変化に応じて発展させていくため、近年、日米協議に取り組んでまいりましたが、本年五月の日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2会合において、兵力態勢の再編の最終取りまとめがなされました。 在日米軍の再編は、抑止力の維持と地元の負担軽減を通じて日米安全保障体制を一層実効的なものにしていく上で極めて重要な一歩であります。今後とも、地元の声に耳を傾け、御理解と御協力を得つつ、地域振興策などについてもしっかりと取り組み、米軍再編を着実に進めてまいります。 国際社会は、引き続きテロとの闘いに取り組んでおり、海上自衛隊による協力支援活動は各国から高い評価を得るなど、我が国に対する支援のニーズが引き続き存在しております。このような中、防衛庁といたしましては、今国会においてテロ対策特措法の期限の延長をする必要があると考えており、引き続き国際的なテロリズムの防止及び根絶のため、国際社会の一員として積極的かつ主体的に取り組んでいきたいと考えております。 イラクにおいては、陸自派遣部隊がその活動目的を達成し、本年九月、全員無事に帰国いたしました。陸自撤収後は、空自派遣部隊が国連及び多国籍軍への空輸支援を継続しております。これらイラクにおける自衛隊の活動は、国内外から高い評価を得ているところであり、防衛庁といたしましては、イラクの復興及び安定に引き続き主体的かつ積極的に貢献してまいる所存です。 本年七月の北朝鮮による弾道ミサイル発射事案は、我が国の安全保障や国際社会の平和と安全、さらには大量破壊兵器の不拡散という観点から重大な問題であります。このような新たな脅威や多様な事態に実効的に対応していくために、防衛大綱の多機能で弾力的な実効性のある防衛力の体制を整備していくことが重要であります。特に、弾道ミサイル攻撃に対しては、弾道ミサイル防衛システムの早期配備に努めるとともに、米国とも緊密に連携し、対応に万全を期してまいります。 国の防衛という任務は、国民の信頼なくして成り立ち得ないものであります。多くの隊員が日々職務に精励し、我が国及び国際社会の平和と安定のために努力している中、防衛施設庁談合事案等が発生したことは誠に遺憾であります。 このような不祥事の発生を防止し、国民の期待と信頼にこたえ得る防衛庁・自衛隊とするため、隊員の徹底した意識改革、再発防止策の確実な実施、新たな時代の防衛を担うにふさわしい防衛組織の構築などに全力を傾注して取り組んでまいりますので、委員の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 自衛隊が我が国の防衛という任務を適切に遂行するためには、主権者たる国民の皆様の御理解と御協力が不可欠であり、国民の皆様に対して説明責任を果たしてまいる所存であります。 柏村委員長始め委員各位の一層の御指導と御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 岩屋外務副大臣。
○副大臣(岩屋毅君) このたび、外務副大臣を拝命いたしました岩屋毅でございます。 柏村委員長を始め委員の先生方に一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 外交の目的は、何よりも我が国及び我が国国民の安全と繁栄を確保することにございます。今月九日の北朝鮮による核実験の実施の宣言は、我が国のみならず、東アジア及び国際社会の平和及び安全に対する重大な脅威であり、断じて容認できるものではございません。我が国は、この期に際し、北朝鮮及び各国がとるべき措置を盛り込んだ国連安保理決議の採択に向け、安保理議長国として主導的な役割を果たしたところでございます。 引き続き、我が国として外交力を十分に発揮することができますよう、麻生外務大臣を補佐し、直面する諸課題に全力を尽くしてまいる所存でございます。 柏村委員長を始めとする本委員会の皆様方の御指導と御鞭撻を心からお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。 よろしくお願いします。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 浅野外務副大臣。
○副大臣(浅野勝人君) 外務副大臣の浅野勝人でございます。 このたび、座り心地の良かった筆頭理事の席から縁があってこちらへ席を移させていただくことになりました。 麻生大臣を補佐して、外交・安全保障政策と真剣に取り組んでまいります。二年間一緒に切磋琢磨させていただいた仲間のよしみをもって、厳しい御叱責と温かい御指導を賜りますよう、柏村委員長を始め委員の先生方にお願い申し上げて、就任のごあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 木村防衛庁副長官。
○副長官(木村隆秀君) 防衛庁副長官の木村隆秀でございます。 北朝鮮の核問題を始め、防衛庁が直面をしております喫緊の課題に速やかに対処をするとともに、防衛政策の一層の推進を図るべく、両政務官と相手を携えながら久間長官の補佐を誠心誠意務めてまいりたいと存じます。 柏村委員長を始め委員各位の御指導、御鞭撻、心からよろしくお願いを申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 松島外務大臣政務官。
○大臣政務官(松島みどり君) 外務大臣政務官に就任いたしました松島みどりでございます。 柏村武昭委員長を始め委員の皆様に一言ごあいさつさせていただきます。 外務大臣政務官として、国民の皆様の期待にこたえることのできる外交を推進すべく、麻生太郎外務大臣を補佐し、一生懸命に頑張っていく所存でございます。 どうか、柏村委員長を始め委員の皆様方には、しっかりと御指導そして御協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 関口外務大臣政務官。
○大臣政務官(関口昌一君) このたび、外務大臣政務官に就任いたしました関口昌一です。 柏村委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 麻生大臣の御指導の下、外務大臣政務官として、世界の平和と繁栄に向けて、日本らしい、また、かつ時代に適した国際貢献の在り方を追求しながら、外交努力に全力で取り組んでまいる所存でございます。 柏村委員長を始め本委員会の皆様方の御指導、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 浜田外務大臣政務官。
○大臣政務官(浜田昌良君) 今般、外務大臣政務官に就任いたしました浜田昌良でございます。 柏村委員長始め委員各位に謹んでごあいさつをさせていただきます。 安定する、繁栄するアジア太平洋地域の実現は、我が国の安全と繁栄に不可欠であります。中国や韓国を始めとする近隣諸国との関係強化に取り組み、アジアの強固な連帯のため、外務大臣政務官として責任を全力で果たしていく決意でございます。 委員長を始め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 大前防衛庁長官政務官。
○長官政務官(大前繁雄君) このたび、防衛庁長官政務官を拝命いたしました大前繁雄でございます。 一言ごあいさつ申し上げます。 防衛は、国家にとりまして大変重要な基本問題だと認識をいたしております。木村副長官、北川政務官とともに久間長官を補佐しまして、全力で政務を遂行してまいりたい、そのように思っております。 柏村委員長を始め委員の皆さん方の御指導、御鞭撻のほどを何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) 北川防衛庁長官政務官。
○長官政務官(北川イッセイ君) 防衛庁長官政務官の北川イッセイでございます。 我が国の防衛行政には取り組むべき課題が山積をいたしております。木村副長官、大前政務官とともに久間長官を補佐し、全力を挙げて課題の解決のために取り組んでまいりたいと思っております。 柏村委員長を始め委員の皆様方には、御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(柏村武昭君) ありがとうございました。 では、本日はこれにて散会いたします。 午後一時二十一分散会