財政金融委員会 第1号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 2002/10/29
会議録
○委員長(柳田稔君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。 去る十八日の本会議におきまして財政金融委員長に選任されました柳田稔でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 本委員会は、財政、金融全般にわたる極めて広範な所管事項を取り扱う重要な委員会であり、その委員長を承りまして、重責を痛感しておる次第でございます。 本委員会の運営につきましては、委員の皆様方の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。 ─────────────
○委員長(柳田稔君) 委員の異動について御報告いたします。 去る十八日、山下八洲夫君が委員を辞任され、その補欠として私、柳田稔が選任されました。 ─────────────
○委員長(柳田稔君) 理事の辞任についてお諮りいたします。 円より子君及び山本保君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(柳田稔君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 委員の異動及び理事の辞任に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(柳田稔君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に尾辻秀久君、峰崎直樹君及び浜田卓二郎君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(柳田稔君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、財政及び金融等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(柳田稔君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(柳田稔君) この際、塩川財務大臣、竹中金融担当大臣、小林財務副大臣、谷口財務副大臣、伊藤内閣府副大臣、森山財務大臣政務官及び田中財務大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。塩川大臣。
○国務大臣(塩川正十郎君) 今国会における審議の開始に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げるとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いいたしたいと存じます。 まず、当面の経済運営の基本方針について申し上げます。 我が国経済を本格的に再生させるためには、これまで繰り返してまいりましたような公需の追加に頼ることなく、構造改革によって民間部門を活性化させ、デフレを克服しながら民需主導の経済成長につなげることが重要であると考えております。 政府といたしましては、本年六月に閣議決定された「経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇二」に基づき、諸般の改革に取り組んでいるところであります。さらに、金融システム安定化を促進するために、デフレへの対応を強化するとの観点から、総合的な取組を加速してまいります。 次に、平成十五年度予算編成について申し上げます。 平成十五年度予算については、平成十四年度に引き続き、歳出改革の一層の推進を図ります。このため、一般歳出及び一般会計歳出予算について実質的に平成十四年度の水準以下に抑制するとの目標の下、歳出規模の抑制を図るとともに、活力ある社会・経済の実現に向け、予算配分の重点化・効率化を行ってまいりたいと考えております。 税制については、持続的な経済社会の活性化を実現するためのあるべき税制の構築に向けて、包括的かつ抜本的な改革に取り組んでおります。改革に際しましては、多年度税収中立を図ることにより、財政規律を堅持しつつ、現下の経済情勢を踏まえ、一兆円を超えるできる限りの規模を目指した先行減税を実施いたします。 こうした考え方の下、企業課税、個人所得課税、消費税、相続税等広範にわたり、十五年度税制改正において見直しを行い、税制改革全体を一括の法律案として次期国会に提出すべく検討を進めております。 次に、世界経済の安定と発展への貢献について申し述べます。 経済のグローバル化が進む中で、国際金融システムの強化や発展途上国の経済社会の発展等に向けて各国が協力して取り組んでいくことが重要であり、我が国としても、G7やアジア諸国等の各国と協調しつつ、世界経済の安定と発展に向けて取り組んでおるところであります。加えて、アジアにおける通貨・金融の安定化に向けて一層の貢献を行ってまいります。 また、多角的貿易交渉に積極的に取り組むとともに、自由貿易協定を含めた経済連携に向けた交渉を進めており、シンガポールとの協定締結に続き、今般、メキシコとの間で正式な協定締結交渉を立ち上げることを決定したところであります。 なお、昨年九月十一日の米国における同時多発テロ事件の発生以降、テロリスト等に対する資産凍結に関し、我が国はG7による同時凍結も含めて累次の措置を実施してきており、引き続き国際テロと闘うため、各国・関連機関等と協力してテロ資金対策に取り組んでまいります。 以上、財政政策等に関する私の所信の一端を申し述べました。 なお、特殊法人等整理合理化計画を踏まえ、特殊法人等の改革を積極的かつ着実に推進するため、今国会におきましては、財務省から、電子情報処理組織による税関手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び独立行政法人日本万国博覧会記念機構法案の二法案を提出しております。 今後とも皆様のお力添えをいただき、政策運営に万全を尽くしてまいる所存でございます。柳田新委員長を始め委員各位には、何とぞよろしく御指導お願い申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(柳田稔君) ありがとうございました。 続きまして、竹中金融担当大臣。
○国務大臣(竹中平蔵君) このたび、改造で金融担当大臣を拝命いたしました竹中でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日は、現下の金融行政について一言申し述べさせていただきたいと思います。 金融担当大臣の就任に当たり、総理から、不良債権処理の加速化について、具体策を早急に取りまとめ、全力で取り組んでもらいたい、金融システムの安定確保に万全を期し、市場の信頼を確保してもらいたいとの御指示をいただきました。この総理指示を踏まえ、より一層強固な金融システムを目指して、政策を進化させていきたいと考えております。 まず第一に、不良債権処理については、平成十六年度には不良債権問題を終結させるとの総理の御指示を踏まえ、金融庁に金融分野緊急対応戦略プロジェクトチームを設置し、資産査定の厳格化、自己資本及びガバナンスの強化等について幅広い検討を行っております。これを踏まえ、近く不良債権処理の加速について包括的な対策を決定いたします。また、中小企業金融等金融の円滑化に配慮するとともに、不良債権処理と企業再生を一体として取り組む所存です。なお、経済情勢に応じては、柔軟かつ大胆な政策措置を講じ、金融システムと経済の安定の確保に万全を期してまいります。 このように不良債権処理の加速等の政策強化を進める中、ペイオフについては、決済機能の安定確保のための制度面での手当てを行い解禁の準備を整えつつ、その実施は、金融システムの安定確保の観点から、不良債権問題が終結した後の平成十七年四月からといたします。決済機能の安定確保については、金融機関破綻時に全額保護される預金として、決済用預金を制度として用意するとともに、決済途上にある取引を完了させるための措置を講ずることとしております。 次に、地域における経済活性化の観点からは、金融機関の経営基盤の強化を図ることが重要であり、金融機関が合併等により組織再編成を行うことはそのための有力な手段と考えられます。したがって、主として地域金融機関による自主的な組織再編を円滑化するため、合併等の手続の簡素化、合併等による自己資本比率の低下を回復させるための資本増強等の施策を講じることとしております。 また、我が国証券市場を幅広い投資家の参加する真に厚みのあるものにするため、去る八月六日、証券市場の改革促進プログラムを発表しました。 貯蓄から投資への流れの加速に向け、本プログラムの具体的な施策について、今後ともスピード感を持って着実に実施することにより、抜本的な改革を推進してまいります。 最後に、さきに申し上げた施策に関連して、既に今国会に預金保険法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法案を提出させていただきました。 法律案の詳しい内容につきましては、今後、改めて御説明させていただきますが、当委員会の委員長及び委員の皆様におかれましては、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。
○委員長(柳田稔君) ありがとうございました。 続きまして、谷口財務副大臣。
○副大臣(谷口隆義君) このたび財務副大臣を留任をさせていただくことになりました谷口隆義でございます。 私といたしましても、この重責を果たすべく、大臣の御指示を仰ぎつつ、小林副大臣とともに、引き続き誠心誠意職務の遂行に当たる所存でございます。 委員の皆様の御指導をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(柳田稔君) 続きまして、伊藤内閣府副大臣。
○副大臣(伊藤達也君) このたび内閣府の副大臣を拝命をいたしまして、金融関係事項を担当させていただくことになりました伊藤達也でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。 竹中大臣を補佐をいたしまして、金融システムの安定化、そして活性化のために全力を尽くしていく覚悟でございますので、委員長を始め委員の先生方に御指導、御鞭撻を賜りますことを心からお願いを申し上げます。
○委員長(柳田稔君) 続きまして、小林財務副大臣。
○副大臣(小林興起君) このたび財務副大臣を拝命いたしました小林興起でございます。 その職責の重大さを深く感じているところであります。大臣の御指示を仰ぎつつ、谷口副大臣とともに、誠心誠意職務の遂行に当たる所存でございます。 委員の皆様の御指導をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(柳田稔君) 森山財務大臣政務官。
○大臣政務官(森山裕君) このたび財務大臣政務官を拝命をいたしました森山裕でございます。 財務省の行政運営に国民の高い関心が集まる中、田中大臣政務官とともに、大臣を補佐しつつ、職務の遂行に全力を尽くしてまいる所存でございます。 柳田委員長始め委員の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○委員長(柳田稔君) 続きまして、田中財務大臣政務官。
○大臣政務官(田中和徳君) このたび財務大臣政務官を拝命いたしました衆議院議員の田中和徳でございます。 様々な課題が山積する中、森山大臣政務官とともに、大臣を補佐しつつ、職務の遂行に全力を傾注してまいる所存でございます。 委員長、委員の皆様の御指導をよろしくお願いを申し上げ、一言のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
○委員長(柳田稔君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十四分散会