外交防衛委員会 第1号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2002/03/14
会議録
○委員長(武見敬三君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 議事に先立ち、新たに就任された国務大臣、大臣政務官及び長官政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。川口外務大臣。
○国務大臣(川口順子君) このたび外務大臣に就任をいたしました川口順子でございます。 武見委員長を始め各委員の皆様方にごあいさつを申し上げます。 外交に対する国民の信頼を回復をし、我が国が強靱な外交を展開をしていくことができるためには、やはり外務省の改革というのが今必要でございまして、改革及び外交課題への取組に外務大臣として一生懸命に取り組ませていただきたいと考えております。 武見委員長を始め委員各位の皆様方の御指導をよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(武見敬三君) 今村外務大臣政務官。
○大臣政務官(今村雅弘君) おはようございます。 外務大臣政務官を拝命いたしました今村雅弘でございます。 浅学非才の者でございますが、よろしくお願いいたします。
○委員長(武見敬三君) 松浪外務大臣政務官。
○大臣政務官(松浪健四郎君) おはようございます。 このたび外務大臣政務官を拝命いたしました松浪健四郎でございます。 武見委員長始め委員各位の皆様方の御支援と御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(武見敬三君) 水野外務大臣政務官。
○大臣政務官(水野賢一君) このたび外務大臣政務官に就任いたしました水野賢一でございます。 武見委員長、また委員の各位の先生方の御指導や御鞭撻の下で職務に最善を尽くしていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
○委員長(武見敬三君) 木村防衛庁長官政務官。
○長官政務官(木村太郎君) おはようございます。 このたび防衛庁長官政務官を拝命しました木村太郎であります。 国民の皆さんの防衛、安全保障に対する期待がますます高まっていると肌で感じておりまして、山下政務官と一緒に、中谷長官、萩山副長官を支えながら頑張ってまいりたいと思いますので、武見委員長始め各位の先生方の御指導をよろしくお願いいたします。
○委員長(武見敬三君) 山下防衛庁長官政務官。
○長官政務官(山下善彦君) おはようございます。 このたび防衛庁長官政務官を拝命いたしました山下善彦でございます。 今日、武力攻撃への対応に対する法制の整備、それから沖縄県に関する問題、大変な難問を抱えている時期でございますが、中谷長官を支えながらしっかり頑張っていきたいと思いますので、武見委員長始め委員各位の適切なる御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。 ─────────────
○委員長(武見敬三君) それでは、国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(武見敬三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(武見敬三君) 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。 まず、外務大臣から外交の基本方針について所信を聴取いたします。川口外務大臣。
○国務大臣(川口順子君) 外務大臣としての所信を申し述べたいと思います。 まず、外務省改革について一言申し述べます。 一連の不祥事等で失われた信頼を取り戻し、私は、外務大臣として、国民に理解され、支持される外交を実施していくため、外務省改革を進めることが、外務大臣としての私の第一の責務だと考えています。先月発表しました開かれた外務省のための十の改革に基づき、今月六日には変える会が正式に発足いたしました。変える会の御意見をも拝聴しながら、同時に、できることは提言を待つことなく、透明性、スピード、実効性を旨として精力的に改革を断行していく決意です。 同時に、山積する諸課題の解決に向けて、我が国は外交政策の推進に引き続き積極的に取り組む必要があります。我が国外交の基本は、何よりも我が国の安全と繁栄を確保することであり、そのための基礎となる国際社会の安定と繁栄を実現することです。私は、外務大臣として、このような目標の実現に向け、新たな脅威である国際テロ対策を引き続き強力に推進していくとともに、周辺諸国等との関係強化、グローバルな諸課題への取組に全力で努力してまいります。 テロとの闘いは軍事行動だけではなく、幅広い分野における息の長い取組が必要です。特に、テロ資金対策については、今国会におきまして、テロ資金供与防止条約の締結について国会の御承認を求めているところであります。また、今回の事態により困難に直面しているアフガニスタン及びその周辺国等に対する支援を引き続き行っていく必要があります。 先月、ブッシュ大統領の訪日が成功裏に行われ、私もパウエル国務長官と充実した会談を行いましたが、米国との関係は、引き続き我が国外交の基軸であり、今後とも関係を強化していきます。また、本年、日中国交正常化三十周年を迎える中国、ワールドカップ・サッカーを共催する韓国等、近隣諸国との関係を強化し、幅広い交流を通じた相互理解を促進していきたいと考えております。さらに、引き続き韓国及び米国と緊密に連携しつつ、日朝国交正常化交渉に粘り強く取り組み、こうした対話の中で、北朝鮮との安全保障上及び人道上の諸問題の解決に向け努力します。ロシアとの間では、平和条約締結交渉を進め、日ロ関係の進展に努めてまいります。地域情勢では、特にパレスチナ情勢を深く憂慮しており、国際社会とともに、地域の安定に向けて、両当事者に自制を求めるとともに、再び対話に戻るよう引き続き働き掛けていきます。 国際社会の安定と繁栄の実現に不可欠であるグローバルな諸課題への取組も急務です。今月、我が国は、東チモールにおける国連PKOに過去最大規模の自衛隊の施設部隊を派遣いたしましたが、今後とも、紛争予防、紛争の拡大防止と解決に努めてまいります。大量破壊兵器、ミサイルを始めとする軍備管理・軍縮・不拡散にも、引き続き積極的に取り組みます。 地球環境問題のうち、特に、地球温暖化問題に関し、今国会において京都議定書の締結につき御承認いただくことを目指して、政府としても全力を傾注するとともに、本年ヨハネスブルクで行われる持続可能な開発に関する世界サミットに向け、しっかり準備を行っていきたいと思います。また、国際社会のこれら諸課題に一層効果的に対応するため、安保理改革を始めとする国連の機能強化にも引き続き取り組んでまいります。また、世界経済に安定と活力をもたらす上で、多角的貿易体制の強化が重要であり、世界貿易の一層の自由化とWTOルールの強化を図っていく考えです。 以上のような取組を進めていくためには、国民の皆様の御理解と御支援が不可欠であることは言うまでもありません。この点、本委員会での御議論が極めて重要であり、委員の皆様の御協力を賜りますようお願い申し上げます。 以上です。
○委員長(武見敬三君) それでは、次に、防衛庁長官から国の防衛の基本方針について所信を聴取いたします。中谷防衛庁長官。
○国務大臣(中谷元君) 防衛庁長官の中谷元でございます。 本日は、武見委員長を始めとする委員の皆様に改めてごあいさつを申し上げるとともに、私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと思います。 現下の国際情勢は、昨年の米国における同時多発テロ事件や九州南西海域における不審船事案など依然として不透明、不確実な要素をはらんでおります。このような情勢の下、防衛庁としては、以下の四点を念頭に、来るべき時代を見据えた新たな政策を積極的に実施してまいる所存であります。 第一に、平成十四年度予算におきましては、中期防の第二年度目としてその着実な進捗を図り、防衛大綱に示された水準への円滑な移行を進めることを基本とし、現下の厳しい財政事情を踏まえ、一層の効率化のための工夫を凝らしつつ、将来を展望した防衛力整備を目指してまいります。 また、私は、我が国に対する武力攻撃から国民の生命、財産を守るとの観点から、武力攻撃への対応に関する法制の整備は必須であると考えております。有事への対応に関する法制について取りまとめを急ぎ、関連法案を今国会に提出するとの総理の方針を踏まえ、私としても、この課題に全力で取り組んでいるところであります。 第二に、昨年、日米安保条約の署名から五十周年を迎えましたが、日米安保体制は我が国のみならずアジア太平洋地域の平和と安定に大きな意義を有しており、私は次の五十年に向けて、日米同盟関係がさらなる発展を遂げるよう、強力に取り組んでまいりたいと考えております。 また、沖縄県民の御負担を軽減するため、沖縄に所在する在日米軍施設・区域に関し、普天間飛行場の移設・返還を含め、SACO最終報告の着実な実施に全力で取り組んでまいります。 第三に、国家間の相互依存関係がますます深まる中、各国が協力して世界の平和と安定のために努力することが重要であります。私は、こうした努力に対し積極的かつ主体的に貢献を行うことが我が国の地位と責任にふさわしい協力の在り方であると考えております。このような観点から、防衛庁・自衛隊は、国際社会におけるテロリズムの防止及び根絶のための取組に我が国が積極的かつ主体的に寄与するとの立場から、テロ対策特別措置法に基づく協力支援活動等の着実な実施に引き続き努めております。 私は、昨年十二月にラムズフェルド国防長官と会談をした際に、このような自衛隊の活動に対し感謝の言葉をいただきました。また、先月、東京にて、私はフランスのリシャール国防大臣と日仏防衛首脳会談を実施いたしましたが、その際も、国際社会の平和と安定のため各国の取組が重要であることにつき、認識を共有いたしました。 さらに、国際連合平和維持活動に対し、より積極的に貢献することも重要です。先月十五日に、東チモール国際平和協力業務の実施について安保会議及び閣議での決定がなされたことを受けて、今月四日には、施設部隊の先遣隊が現地に到着したところであり、任務達成に向け、最大限の努力を傾注してまいりたいと考えております。 第四に、今、時代は大きく動いております。こうした時代の変化に応じ、防衛力の在り方について不断に見直しを行っていくことは極めて重要であります。こうした観点から、昨年秋には、防衛庁として、今後の防衛力の在り方等について多様な観点から幅広く議論を行うため、私を議長とする防衛力の在り方検討会議を設置したところであり、現下の諸情勢を踏まえ、所要の検討を着実に進めていく必要があると考えております。 以上、四点申し上げましたが、国政における防衛の重要性が増大する中、昨年、防衛省設置法案が国会に提出をされました。是非とも一日も早く法案が成立することを期待しております。 最後に、国の防衛には、国民の皆様の御理解と御支持が不可欠であります。私は、国民の皆様との信頼関係の下、様々な事態に機敏に対応し、国民からの要望に的確、柔軟にこたえることのできる温かい自衛隊を目指してまいります。 委員各位におかれましては、当委員会における御審議を通じ、一層御理解、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、私の所信表明とさせていただきます。
○委員長(武見敬三君) 以上で所信の聴取は終了いたしました。 本件の質疑は後日に譲ることといたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前八時四十六分散会