内閣委員会 第2号
- 発言数
- 12 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2001/10/18
会議録
○委員長(佐藤泰介君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、富樫練三君及び小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君及び江田五月君が選任されました。 ─────────────
○委員長(佐藤泰介君) 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(佐藤泰介君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に森田次夫君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(佐藤泰介君) この際、国務大臣及び内閣官房副長官から発言を求められておりますので、順次これを許します。福田国務大臣。
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として一言ごあいさつを申し上げます。 初めに、このたびの米国同時多発テロにより犠牲となられた多くの方々、そして、今なお所在不明となっている邦人の方々及びその御家族の方々に対しまして、衷心より哀悼とお見舞いを申し上げます。我が国として、こうしたテロリズムの防止及び根絶のため、国際社会の一員として、断固たる姿勢で臨んでまいる所存であります。 今回のテロ発生後、各省庁が一丸となってさまざまなテロ対策を講じているところであります。このたびの米国等によるタリバンの軍事施設等に対する爆撃という事態を踏まえ、新たに内閣総理大臣を本部長とする緊急テロ対策本部を設置し、国内のテロ対策の強化やテロ対策特別措置法等の早期成立を含む七項目の緊急対応措置を取りまとめました。我が国としては、これを強力に推進して、国民の安全確保に万全を期するとともに、我が国を含む国際社会の平和と安全を守るため、テロリズムの防止及び根絶に総力を挙げて取り組んでまいります。 四月に小泉内閣が誕生して以来、総理の改革断行に向けた強い意志とリーダーシップのもと、各大臣と連携を図りつつ、聖域なき構造改革に取り組んでまいりました。いよいよ改革が本番を迎える今、内閣官房の責任者として、また、内閣府の事務全般を取りまとめる立場から、閉塞した日本に明るい将来を取り戻すために、断固たる決意で改革の具体化に向けて全力を尽くす所存です。 また、六月に始めたタウンミーティングは、十一月までにすべての都道府県を一巡しますが、その後も引き続き、対話の機会を設けてまいります。小泉内閣メールマガジンは二百三十万人もの国民にごらんいただいていますが、今後は、双方向での対話の場として活用していきたいと思います。 内閣官房におきましては、先般、厳しさを増す雇用情勢にかんがみ、雇用の受け皿整備、雇用のミスマッチ解消、セーフティーネット整備のための施策を一体的に講じていくため、産業構造改革・雇用対策本部において総合雇用対策を取りまとめました。今後、政府一体となってこれらの諸施策を着実に実施し、中でも、直ちに取り組むべき施策については、補正予算を活用しながら集中的に実施してまいります。 また、都市再生本部が中心となって、関係省庁とも連携を図りつつ、都市再生プロジェクトの推進を図るとともに、民間都市開発投資の前倒し、拡大を図るために、緊急措置としてその推進体制を整備してまいります。 さらに、情報収集衛星の導入など情報の収集及び分析機能の強化に万全を期してまいります。 内閣府におきましては、経済財政、科学技術などの重要政策について、経済財政諮問会議や総合科学技術会議などを活用し、知恵の場としての機能を発揮するとともに、特命担当大臣の強力かつ迅速な政策調整機能などにより、内閣府の担当する各般の施策に適切に対処することといたします。 男女共同参画社会の実現は内閣の最重要課題の一つであり、私は、男女共同参画担当大臣として、また男女共同参画会議の議長として、その実現に努めてまいります。七月には仕事と子育ての両立支援策が閣議決定され、また、十月には会議から関係大臣に対して配偶者暴力防止法の円滑な施行に向けた意見を述べたところでありますが、引き続き、基本法や基本計画にのっとり、関係施策の総合的かつ計画的な推進を図ってまいります。 また、青少年健全育成、高齢社会対策、障害者施策及び交通安全対策に総合的に取り組むとともに、栄典、政府広報、国際平和協力業務、遺棄化学兵器廃棄処理業務など、内閣府の所管行政を適切に遂行してまいります。 委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力をお願いいたします。
○委員長(佐藤泰介君) 続いて、村井国務大臣。
○国務大臣(村井仁君) 国家公安委員会委員長として一言ごあいさつを申し上げます。 まずもって、米国において発生した同時多発テロで被害に遭われた方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げます。また、救助活動中にその崇高な使命に殉じられた警察官、消防士の方々の御冥福を心からお祈りいたします。 このような卑劣なテロは、二度と起こさせてはなりません。国内の治安維持に責任を負う警察としては、既にテロ関連情報の収集や国内重要施設の警戒等の警備諸対策を推進しているところでありますが、今後ともその総力を挙げ重大テロの未然防止に万全を期する所存でありますので、委員長、理事及び委員各位の御理解、御支援のほど、よろしくお願い申し上げます。 一方、国内の治安情勢に目を転じますと、大阪府下の小学校における多数殺人事件など、常識では考えられないまことに痛ましい事件を初め、少年による凶悪犯罪、あるいは国際的な組織犯罪やハイテク犯罪などの発生により、国民の間に治安に対する不安感が増大し、警察に寄せられる期待はますます大きくなっていると感じております。私は、国民の安心と安全を確保するという警察の責務の原点に立ち返り、真に国民の期待と信頼にこたえる警察の確立に全力を尽くしてまいります。 以下、警察行政の当面の諸問題について申し上げます。 本年上半期の刑法犯認知件数は、窃盗や強盗等の増加により、戦後最悪となった昨年を上回る勢いで推移しております。警察は、犯罪の抑止と検挙の両面にわたる取り組みを強化することにより、良好な治安の確保に努めてまいります。 また、少年非行等の情勢は、少年による凶悪、粗暴な事件の続発、さらには、少年を被害者とする犯罪や児童虐待も依然として増加傾向にあるなど、極めて深刻な状況にあります。二十一世紀を担う少年の健全育成を図ることは、国民すべての願いであります。警察は、少年の非行防止と保護の両面にわたる総合的な対策を推進してまいります。 また、不法滞在者等の来日外国人による犯罪の凶悪化、組織化に対しましては、政府内に関係各省庁から成る国際組織犯罪等対策推進本部を設置し、犯罪の検挙はもとより、国内外の関係機関との連携を強化して総合的な対策を推進してまいります。 本年上半期の交通事故死者数は昨年同期と比べ減少しましたが、交通事故発生件数及び負傷者数は昨年を上回る勢いで推移しており、交通情勢は依然として厳しいものがあります。警察は、交通の安全と円滑を確保するため、道路交通環境の整備、段階的、体系的な交通安全教育、効果的な指導取り締まり等を積極的に推進してまいります。 一方、警備情勢に関しましては、さきに述べた国際テロに絡む重要施設への攻撃やNBCテロ、サイバーテロの発生が懸念されるほか、極左暴力集団や右翼によるテロ・ゲリラ事案も憂慮されるところであり、また、オウム真理教は依然として反社会的な本質を変えていないことから、警察は引き続き、情報収集や警戒警備活動を強化し、違法行為に対する事件捜査の徹底に努めてまいります。また、大規模自然災害を初め、各種災害の発生に際しましては、警察として迅速的確に対応し得る体制の整備に努めてまいります。 以上、当面の諸問題について申し上げましたが、現下の治安情勢はまことに厳しいものがあり、このような状況に的確に対応していくためには、警察力の一層の充実強化が必要であります。警察におきましては、必要な人的体制を整備するため、平成十四年度予算概算要求に全国的規模の増員を盛り込んだところであります。そして、全警察職員が誇りと使命感を持って職務に精励できるよう処遇の改善に取り組み、国民の負託にこたえることのできる警察の確立に努めてまいります。 以上、所管行政について申し述べましたが、委員長、理事及び委員各位におかれましては、よろしく御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 ありがとうございました。
○委員長(佐藤泰介君) 続いて、上野内閣官房副長官。
○内閣官房副長官(上野公成君) 内閣官房副長官の上野公成でございます。 佐藤委員長を初め、諸先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、福田官房長官を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(佐藤泰介君) 引き続いて、安倍内閣官房副長官。
○内閣官房副長官(安倍晋三君) 内閣官房副長官の安倍晋三でございます。 佐藤委員長を初め、諸先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、上野副長官とともに福田官房長官を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長(佐藤泰介君) 以上で発言は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十二分散会