外交防衛委員会 第1号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2001/10/18
会議録
○委員長(武見敬三君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る九月二十七日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました武見敬三でございます。 御承知のとおり、本委員会の所管は外交、防衛、安全保障といった国の根幹をなす事項にわたっており、その使命はまことに重大であると考えております。 委員長といたしまして、委員の皆様の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございます。 よろしくお願いを申し上げます。 ─────────────
○委員長(武見敬三君) この際、一言申し上げます。 去る九月十一日、米国において発生しました同時多発テロ事件により亡くなられた方々とその御遺族に対し、本委員会として謹んで哀悼の意を表します。 また、負傷された皆様の一日も早い御回復を願い、心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。 ここに、犠牲者の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。 御起立をお願いいたします。黙祷。 〔総員起立、黙祷〕
○委員長(武見敬三君) 黙祷を終わります。御着席願います。 ─────────────
○委員長(武見敬三君) 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、高野博師君、服部三男雄君、佐藤昭郎君、小林温君、後藤博子君、鴻池祥肇君、北岡秀二君及び今井澄君が委員を辞任され、その補欠として山口那津男君、私、武見敬三、吉村剛太郎君、桜井新君、福島啓史郎君、舛添要一君、河本英典君及び木俣佳丈君が選任されました。 ─────────────
○委員長(武見敬三君) 理事の選任を行います。 去る八月八日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、追って委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に山本一太君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(武見敬三君) 理事の辞任についてお諮りいたします。 海野徹君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(武見敬三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 理事の辞任及び委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(武見敬三君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に吉村剛太郎君、木俣佳丈君及び山口那津男君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(武見敬三君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(武見敬三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(武見敬三君) この際、国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。田中眞紀子外務大臣。
○国務大臣(田中眞紀子君) 外務大臣田中眞紀子でございます。武見敬三委員長初め委員の皆様に一言ごあいさつをさせていただきます。 先月、米国において発生した同時多発テロは、人類全体に対する極めて卑劣な攻撃であり、国際社会としてこのようなことが二度と繰り返されることがないよう一致団結して対処する必要があります。我が国は、国際的なテロリズムの防止及び根絶のため可能な限りの協力を行う方針であり、私は、関係国の要人に対し、このような我が国の考えを伝えております。 テロリズムとの闘いは我が国自身の問題であり、現在、国会において御審議いただいているテロ対策特別措置法案の早期成立に向け御理解を賜るようお願い申し上げます。また、政府としては、我が国が未締結であるテロ関連条約の早期署名・締結に向けて全力で努力してまいります。さらに、我が国は、テロに対応する国際的連帯を強化拡大するため、二国間や国連、G8等多国間での外交努力を引き続き行っていくとともに、アフガニスタン周辺国及び関係国への支援や避難民支援を引き続き行ってまいります。 このような新たな脅威に直面している国際社会において、我が国の安全と繁栄を確保するため、日本外交の基軸となるのは良好で安定した日米関係です。 私は、先月、サンフランシスコ平和条約署名五十周年記念式典等に出席するため訪米した際に、パウエル国務長官と会談し、日米同盟関係をさらに強化すべく努力していくことを改めて確認いたしました。今後とも、両国の戦略対話を強化し、協力を拡大するとともに、日米同盟の基盤である日米安保体制が一層有効に機能するよう努めてまいります。 また、沖縄県民の方々の負担を軽減するため、普天間飛行場の移設、返還を初めとするSACO最終報告の着実な実施に引き続き全力で取り組んでまいります。 さらに、経済面では、新たに立ち上げられた成長のための経済パートナーシップのもとで建設的な対話を日米間で積み重ねていく考えであります。 韓国及び中国との関係では、先般の小泉総理の訪問の際に我が国のテロ対策について説明し、両国首脳より理解を得ることができたと考えております。 両国との間では、過去の歴史を直視し、相互の理解を深める努力を強化するとともに、来年の韓国とのサッカー・ワールドカップ共催や日中国交正常化三十周年を視野に入れ、幅広い交流を通じて未来志向の関係を築いてまいりたいと考えております。 また、朝鮮半島については、我が国は、韓国及び米国との緊密な連携のもと、今後とも日朝国交正常化交渉に粘り強く取り組んでまいります。 ロシアとの間では、平和条約の締結、経済分野の協力、国際舞台における協力という三つの課題を同時に進行させるべく、幅広い分野で両国関係を進展させるよう努めてまいります。 また、北方四島周辺水域における第三国等の漁業問題の早期解決を目指してまいります。これに関連し、韓国との間でもハイレベルの協議を通じ問題の解決を図っていくつもりでおります。 我が国は、国際社会の主要な一員として、グローバルな課題の解決及びグローバルなルールの強化のため、全力で取り組んでいく考えであります。このような観点から、来月のWTO閣僚会議における新ラウンドの立ち上げ、安保理改革の早期実現を含む国連改革の推進、大量破壊兵器、ミサイルを初めとする軍備管理・軍縮・不拡散の推進、京都議定書の二〇〇二年発効等の重要課題に積極的に取り組んでまいります。 外交の要諦は国益を守り増進することですが、外交を推進するに当たり、国民の皆様の御理解と御支援が不可欠であることは言うまでもありません。この点、本委員会での御議論が極めて重要であり、委員の皆様の御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(武見敬三君) 続きまして、中谷元防衛庁長官。
○国務大臣(中谷元君) 防衛庁長官の中谷元でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、先月十一日に発生した米国同時多発テロ事件に関し、米国及び犠牲になられた方々にお見舞いと哀悼の意を改めて表したいと思います。 今般の米国同時多発テロは、従来の国家と国家、民族と民族といった国際紛争の一般的概念ではとらえることのできない、二十一世紀の新たな脅威として、全世界に大変大きな衝撃を与えました。 防衛庁・自衛隊としては、本件発生直後から、情報収集態勢などを強化するとともに、全国の自衛隊施設の警備強化を行っております。また、国際連合難民高等弁務官事務所、UNHCRの要請を踏まえ、今月の五日の閣議において、「アフガニスタン難民に係る物資協力の実施について」が決定されたことを受け、六日から十二日にかけ、航空自衛隊のC130H輸送機六機をもって、テント、毛布、給水容器などをパキスタン・イスラム共和国まで空輸いたしました。 政府におきましては、国際的なテロリズムの防止及び根絶のための国際社会の取り組みに積極的かつ主体的に寄与し、国際社会の平和と安全の確保に資することを目的としたいわゆるテロ対策特別措置法案及び自衛隊の部隊等による警護出動の制度を新設することなどを内容とした自衛隊法の一部を改正する法律案を今月五日に国会に提出いたしました。これらの法案につきましては、一昨日に衆議院国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会において採決されたところでありますが、衆議院本会議での議決を経て本院に送付された際には、速やかなる御審議をお願いいたしたいと思います。 今後とも、防衛庁・自衛隊は、テロに対しては毅然とした態度で臨むとともに、この新たな脅威はみずからの安全保障にかかわる問題と認識し、積極的かつ主体的に対応してまいります。 また、防衛庁・自衛隊に対しましては、我が国の平和と独立の確保はもとより、大規模災害など各種の事態への迅速かつ適切な対処や国際平和協力業務などを通じた国際貢献も強く求められております。このようなさまざまなニーズに迅速、的確、柔軟にこたえ、国民から信頼される温かく頼もしい自衛隊を目指し、さらには我が国が世界から尊敬される国家となる一翼を担うべく努めてまいります。 防衛庁長官として、今後とも全力を挙げて職務に邁進する所存でありますので、武見委員長を初めとする委員の皆様方からのますますの御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げ、私のごあいさつといたします。 どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(武見敬三君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十三分散会