国土交通委員会 第10号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 2001/05/22
会議録
○委員長(今泉昭君) ただいまから国土交通委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十一日、加納時男君が委員を辞任され、その補欠として中島啓雄君が選任されました。 また、去る十四日、堀利和君、久野恒一君、山下善彦君及び須藤美也子君が委員を辞任され、その補欠として北澤俊美君、仲道俊哉君、上野公成君及び筆坂秀世君が選任されました。 また、去る十五日、仲道俊哉君及び上野公成君が委員を辞任され、その補欠として田村公平君及び松谷蒼一郎君が選任されました。 また、本日、筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として八田ひろ子君が選任されました。 ─────────────
○委員長(今泉昭君) 国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を議題といたします。 まず、国土交通行政の諸施策について、国土交通大臣から説明を聴取いたします。扇国土交通大臣。
○国務大臣(扇千景君) 委員長初め、委員の諸先生におかれましては、日ごろから国土交通行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、厚く御礼を申し上げます。この機会に、国土交通行政の当面する諸問題について私の考え方を述べさせていただき、また御理解を賜りたいと存じます。 国土政策、社会資本整備、交通政策等の総合的な推進を任務として国土交通省が発足して四カ月がたちました。私は、新世紀維新を目指す新内閣において、国土交通大臣として二十一世紀にふさわしい経済・社会システムの確立に努める所存です。 これまで、旧来の縦割りを排し、統合の効果を発揮できるよう努力してきたところでございますけれども、引き続き施策の融合化を推進し、国民の視点に立った、より質の高い行政サービスを、より低いコストで、よりスピーディーに提供してまいります。そして、このことにより、今般の省庁再編が国民のためによかったと言えるよう力を尽くしてまいります。 また、二月から全国十カ所で地方懇談会を開催し、地域の最高責任者と直接に意見の交換を行ったところであり、この成果を踏まえつつ、さらに地域が主体となった国土づくりを強化してまいります。 以下、幾つかの点について具体的に申し述べさせていただきます。 我が国の経済は、生産が減少し、雇用面でも失業率が高水準で推移するなど、景気が弱含んでいる状況にございます。したがって、さきに決定いたしました緊急経済対策の着実な実施などにより、経済を自律的回復軌道に乗せることが最重要課題であります。 特に、国土交通省としては、内閣に設置された都市再生本部の運営に積極的な役割を果たしてまいります。 具体的には、環境、防災、国際化等の観点から都市の再生を目指す二十一世紀型都市再生プロジェクトの推進や土地の有効利用等、都市の再生に関する施策を総合的かつ強力に推進してまいります。また、不動産投資インデックスの整備などを通じた不動産証券化の推進や、容積率を緩和する制度の積極的な活用により、土地の流動化の推進を図ります。さらに、建設業界の再編の促進に向けた市場環境を整備するなど、緊急経済対策に掲げられた諸施策を強力に推進してまいります。 昨年、公共事業の抜本的見直しを行いましたが、今後とも事業評価の厳格な実施、コスト縮減、事業間の連携等により、公共事業予算の効率的・効果的執行と事業の透明性の向上を図ってまいります。昨年成立しました公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の厳正な運用等に努めてまいります。地方分権、特殊法人改革などに積極的に取り組むこととし、地域の自主性が生かせる統合補助金の拡充などを通じて地方分権の着実な推進を図ります。また、規制緩和に係る施策も積極的に進めてまいります。 昨年はさまざまな災害が相次ぎました。ことしに入りましても、三月に芸予地震が発生し、二名の方が亡くなられました。また、有珠山及び三宅島の噴火災害も継続しております。犠牲者の御冥福をお祈りし、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。被災地の一刻も早い復興、復旧に全力を尽くすとともに、被害の防止に万全を期してまいります。 国土交通行政にとって安全の確保は何よりも重要でございます。 五月十九日に発生いたしました中日本航空機事故につきましては、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、負傷者の方、あるいは人家等の損壊に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。本件事故及び一月に発生しました日本航空九〇七便事故にかんがみ、航空交通の安全及び再発防止に向けて一層努力してまいります。交通安全対策の総合的な推進、被害者救済の充実にも尽力してまいります。また、覚せい剤等の密輸、密航、海賊等の犯罪対策、海上の警備・監視体制の強化を図ります。 なお、先般来の海上保安庁の不祥事案につきましては、まことに遺憾なことでございます。五月中に業務処理、職場内規律について総点検を実施し、早急に対策を講じる予定でございます。 また、地球温暖化や海洋汚染等の地球環境問題の解決や大気汚染、騒音等による生活環境の改善に引き続き全力で取り組むとともに、自然環境の保全や循環型社会の形成を図ります。 二〇〇二年のワールドカップサッカーにつきましては、観客の輸送・宿泊対策等に関して韓国政府あるいは文部科学省等関係方面と緊密な連携をとりながら適切に対処してまいります。さらに、二〇〇三年三月、世界水フォーラムなど我が国で開催予定の国際会議の着実な準備を進めてまいります。また、こうしたイベント等を契機に、外客誘致も含めた観光振興を図ってまいります。 以上、三月十五日に当委員会で申し述べましたことに何点か加えさせていただきました。このほか、IT革命の推進を初め、国土交通行政をめぐる課題は山積しております。国民の皆様の期待と信頼にこたえ、一層の御理解をいただけるよう、対話を重視しつつ、かつ厳正な綱紀の保持になお一層努めつつ、引き続き諸課題に全力で取り組んでまいる所存であります。 今国会におきましては、これらの二十一世紀の施策展開のために、私ども国土交通省から十五本の法案を提出いたしまして、七本の法案を成立させていただいたところでございます。厚く御礼を申し上げ、引き続き公共事業の透明化等を図る土地収用法の改正を初めとする八つの法案につきまして熱心な御審議をぜひお願いいたしたいと存じております。 今後とも、委員長を初め委員の皆様におかれましては、何とぞ御指導、御鞭撻を賜りますよう改めてお願いを申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(今泉昭君) 以上で説明の聴取は終わりました。 ─────────────
○委員長(今泉昭君) この際、国土交通副大臣及び国土交通大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。佐藤国土交通副大臣。
○副大臣(佐藤静雄君) このたび、国土交通副大臣を拝命いたしました佐藤静雄です。 ただいま大臣からお話しありましたとおり、国土交通行政はたくさんの問題を抱えておるわけであります。もとより、浅学非才でありますけれども、委員長を初め理事の皆さん、委員の皆さん、御指導をいただきながら精いっぱいやってまいりたいと考えております。どうぞ御指導、御鞭撻いただきますように心よりお願いを申し上げまして、一言ごあいさつにかえさせていただきます。 ありがとうございました。
○委員長(今泉昭君) 泉国土交通副大臣。
○副大臣(泉信也君) 国土交通副大臣を拝命いたしました泉信也でございます。 微力ではございますが、佐藤静雄副大臣、田中和徳、木村隆秀、木村仁、三政務官ともども扇大臣を支え、国土交通行政の推進に努めてまいります。 委員長を初め諸委員の先生方におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。
○委員長(今泉昭君) 木村隆秀国土交通大臣政務官。
○大臣政務官(木村隆秀君) 主に安全・危機管理関係、そして交通関係を命ぜられました政務官の木村隆秀でございます。 委員長を初め先生方の御指導、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○委員長(今泉昭君) 田中国土交通大臣政務官。
○大臣政務官(田中和徳君) このたび国土交通大臣政務官を拝命いたしました田中和徳でございます。 私は、災害対策関係、社会資本整備関係を担当いたすことになります。 委員長初め委員皆様の御指導のほどをよろしくお願いを申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(今泉昭君) 木村仁国土交通大臣政務官。
○大臣政務官(木村仁君) 同じく大臣政務官を参議院の方から命ぜられました木村仁でございます。 主に国土関係及び北海道開発関係の仕事を命ぜられております。 委員長を初め皆様の御指導、御鞭撻を何とぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(今泉昭君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時十一分散会