議院運営委員会 第1号
- 発言数
- 37 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 2000/09/21
会議録
○委員長(西田吉宏君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、常任委員長の辞任及び補欠選任の件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(堀川久士君) 御報告申し上げます。 お手元の資料のとおり、本日、法務委員長外九委員長から、それぞれ委員長辞任の申し出がございました。 各委員長の後任といたしまして、自由民主党・保守党から、外交・防衛委員長に服部三男雄君、文教・科学委員長に市川一朗君、国民福祉委員長に中島眞人君、農林水産委員長に太田豊秋君、経済・産業委員長に加藤紀文君、国土・環境委員長に溝手顕正君、予算委員長に岡野裕君、決算委員長に谷川秀善君、公明党から、法務委員長に日笠勝之君、行政監視委員長に山下栄一君がそれぞれ推薦されております。
○委員長(西田吉宏君) ただいまの事務総長報告のとおり、委員長の辞任を許可し、その補欠の選任を行うこととし、その選挙は、手続を省略して、議長において指名することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 ─────────────
○委員長(西田吉宏君) 次に、特別委員会に関する件を議題といたします。 まず、災害対策特別委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会並びに金融問題及び経済活性化に関する特別委員会の設置についてお諮りをいたします。 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、お手元の資料のとおり特別委員会を設置することに意見が一致をいたしました。 理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 次に、国会等の移転に関する特別委員会の設置についてお諮りをいたします。 本件につきましては、お手元の資料のとおり特別委員会を設置することに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(西田吉宏君) 多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、選挙制度に関する特別委員会の設置についてお諮りをいたします。 意見の開陳の申し出がございます。藤井俊男君。
○藤井俊男君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となっております選挙制度に関する特別委員会設置の件に対して、反対の立場から討論を行います。 選挙制度に関する特別委員会の設置について反対する第一の理由は、今回の選挙制度に関する特別委員会の設置が参議院選挙に非拘束名簿方式を導入するためのものであり、この選挙制度改革問題は、久世前金融再生委員長の辞任に端を発する自民党の不透明な比例順位決定問題隠しとも言えるもので、動機不純で認められないということであります。まず、自民党みずから久世前金融再生委員長の記者会見での釈明と党見解の食い違いを国民の前でただし、責任の所在を明らかにした上で選挙制度について改めて議論する場を設けるべきである。 設置に反対する第二の理由は、これまでの選挙制度に関する特別委員会が定数削減問題について議論される場であったのに対して、今回の特別委員会が非拘束名簿方式導入のためのもので、まさに全国区の復活とも言うべきものであり、過去の議論を全く無視しているものであるからである。金がかかり過ぎるということが比例区導入の契機になったにもかかわらず、みずからの体質はそのままにして銭酷区を復活させようとする横暴は絶対に認められない。問題になっているのは、自民党の体質であり、問題のすりかえである。 第三の理由は、非拘束名簿方式導入は与党に有利な選挙制度改革に変えようとするもので、党利党略そのものであるということである。来年七月に参議院選挙を迎えるこの時期に拙速に法案を提出すべきではない。選挙までの期間は十カ月足らずである。国民に選挙制度を周知させる期間は最低一年というのが常識であり、与党の強引かつ唐突な新制度導入は、まさにみずからの疑惑隠しそのものである。 第四の理由は、選挙制度改革は議員の身分にかかわる問題であり、議長のもとに与野党間で参議院選挙制度改革に関する協議会を設けて話し合ってきた。そこでは、与党議員が座長を務めており、議論の結果、「当面は現行の比例代表制と選挙区制という制度の基本的な枠組みは維持することを前提とし」ということで意見が一致していた。こういった与野党間の合意がある中で、与党の一方的な制度改革は、与野党間の信義にもとるものであり、さらに議長の権威まで冒涜するものである。断じて認めるわけにはいかない。 以上を申し上げ、選挙制度に関する特別委員会の設置に反対する討論といたします。
○委員長(西田吉宏君) 次に、吉川春子君。
○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、選挙制度に関する特別委員会の設置に反対する意見を表明します。 この特別委員会設置のねらいが、第一に、来年夏の参議院選挙から現行の制度を根本的に変えて、非拘束名簿式比例代表制を導入する、第二は、参議院定数を十議席削減するため公職選挙法改悪案を審議するためのものだからです。 そもそも選挙制度は、政党会派の土俵づくりにかかわるもので、憲法に定める議会制民主主義と国民主権の原則にかかわる重要問題です。したがって、制度の改正に当たっては、各党間で十分な協議を重ね、全会派の合意と納得の上に行うべきであり、本院では昨年六月、各派代表者懇談会のもとに参議院選挙制度改革協議会を設け、ことし二月まで九回にわたり慎重な議論を重ねて、二点の合意を得ました。 その一点は、現行の拘束名簿式比例代表制の仕組みを改めることについては抜本的な改革となり、その実現は容易でないので、当面は現行の拘束名簿式比例代表制を維持する、二つ目は、来年の参議院選挙に向け、一票の価値の平等の観点から、いわゆる逆転区を速やかに解消する、この二点です。 これは、斎藤議長も同席された参議院各派代表者懇談会で確認されたものであり、いわば本院の意思となっているものです。この合意に反して非拘束名簿式導入を強引に進めるための選挙制度特別委員会を設置するなどということは、この間の各党間の協議を全く無意味なものにし、各党間の信頼と議会運営の最低のルールを完全に踏みにじるものです。 与野党合意を踏みにじって非拘束名簿制を提案する理由として、与党側は、例えば自民党は、情勢が変化した、久世問題で比例区に対する世論の強い批判が巻き起こった、あるいはまた与党は、法案提案権があるので問題ないなどと議院運営委員会理事会で弁解しましたが、久世金融再生委員長の党費立てかえというやみ献金で議席を売り買いする自民党の金権体質に対する国民の批判を選挙制度の問題にすりかえ、自民党に有利な選挙制度に改変することは到底許されません。また、法案提案権があるからなどといって院の意思を踏みにじっていいとは言えないことも明らかです。これが第一の反対理由です。 第二の反対理由は、与党三党が導入しようとしている非拘束名簿式比例代表制は、有権者が個人の名を書いて投票したものがすべてその候補者の所属する政党の投票としてカウントされるというものだからです。党名を書く方式ではもはや得票増は望めないが、個人名を書く非拘束なら著名人を載せることもでき、大幅な得票増が望めるなどと公然と語る政党幹部もいるのです。政党の名簿にタレントや官僚出身など大量得票できる候補者を登載させることによって大量に得た得票を当選の得票に達しない候補者に横流しし、その結果、有権者の希望しない候補者の当選をも可能にする恣意的な制度で、党利党略のきわみと批判されているゆえんです。 これは、残酷区、銭酷区と言われ、八二年に現在の拘束名簿比例代表選挙に改正された以前の全国区制度の欠陥をさらに拡大するものです。こうした問題のある重要な選挙制度を選挙制度審議会の審議に付さず、有識者や国民の意見を十分に聞く暇も与えず、また審議に十分時間をかけたりする余裕すらなく、この臨時国会で法改正をしてしまうなどというやり方は、国会の過去の選挙制度改革にも例を見ない乱暴なものです。このままでは国民にこの制度について熟知してもらい判断する時間的余裕はありません。こんなやり方で選挙制度を変えてしまうのは、およそ民主主義とは言えません。 私は、このような選挙制度特別委員会の設置に強く反対し、抗議します。 最後に、我が党は、参議院定数の改定は一票の価値の平等を実現するものとし、民意の反映を困難にする定数削減にも反対するということも申し上げたいと思います。 このような民主主義に反する法案を審議するための特別委員会設置に重ねて反対し、討論を終わります。
○委員長(西田吉宏君) 次に、大渕絹子君。
○大渕絹子君 私は、社会民主党を代表いたしまして、本特別委員会の設置について反対の意見を申し述べさせていただきます。 前回までの選挙制度に関する特別委員会の設置につきましては、参議院の代表者懇談会、議長が要請をされて、参議院の選挙制度のあり方について慎重に検討してほしいという要請にこたえて各会派代表者懇が持たれ、そして各会派代表者懇のもとに選挙制度に関する協議会が持たれました。 その協議会の中で合意に、選挙制度そのものに手を染めることは時間的にも間に合わず、そのことは今後とも協議をすることとし、定数削減についてのみ協議をする場所を設定すべきであるということで、前国会まで選挙制度特別委員会が設置をされました。我が党は、定数削減についても数々の問題があり、その設置についても慎重に検討いたしましたけれども、前国会までは議論の場として特別委員会の設置は必要であるということで賛成をいたしてまいりました。 しかし今回、与党側から提出をされた今国会特別委員会の設置の要件は、何ら変わらない、前国会から一つも変わることはないのだという一点張りの中で、しかしちまたでは、非拘束名簿を導入する与党案なるものがつくられ、記者会見も行われ、その中で理事会の場所では断固として前回の土俵と同じだということを言い張る与党側の理事に対しまして、私たちは不信感を持ったところでございます。 そして、なおかつ、その理事会の場所では、与党四名、野党四名、四対四という全く同数、賛否相反する五分五分のこの状態の中で、委員長の職権をもってして本日この委員会で採決をしたいという裁断がなされたことは、まさに委員長の職権の乱用にも当たるのではないかということを指摘しなければならないと思っております。 参議院におきましては、参議院の良識の府としてのその参議院議長の要請を受けての今までの経過をも踏みにじることに対しまして、私は本当に参議院のあるべき姿ではないということを強く申し上げたいと思います。 定数削減問題そして参議院選挙非拘束名簿導入のための特別委員会の設置には強く反対を申し上げたいと思います。
○委員長(西田吉宏君) 他に御発言もなければ、本件につき採決を行います。 お手元の資料のとおり選挙制度に関する特別委員会を設置することに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(西田吉宏君) 多数と認めます。よって、さよう決定をいたしました。 ─────────────
○委員長(西田吉宏君) 次に、小委員会に関する件を議題といたします。 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、お手元の資料のとおり庶務関係小委員会及び図書館運営小委員会を設置することに意見が一致をいたしました。 理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 次に、小委員といたしまして、割り当て会派からお手元の資料のとおり推薦がございました。 割り当て会派推薦のとおり小委員を選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 次に、両小委員会の小委員長の選任を行います。 選任は、これを委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認めます。 それでは、図書館運営小委員長に笹野貞子君を指名いたします。 なお、庶務関係小委員長につきましては、後日指名をいたします。 なお、今後の小委員の辞任の許可及び補欠選任の取り扱いにつきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 ─────────────
○委員長(西田吉宏君) 次に、本会議における内閣総理大臣の演説及びこれに対する質疑に関する件を議題といたします。 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、本日の本会議において聴取することといたしております森内閣総理大臣の所信に関する演説に対し、お手元の資料のとおり質疑を行うことに意見が一致をいたしました。 理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 ─────────────
○委員長(西田吉宏君) 次に、外国派遣議員の報告に関する件を議題といたします。 国際会議への出席等のため海外に派遣されました議員団から、それぞれ報告書が提出をされました。 これらの報告書は、先例により、本委員会の会議録に掲載することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 ─────────────
○委員長(西田吉宏君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(堀川久士君) 御説明申し上げます。 本日の議事は、最初に、日程第一 議席の指定でございます。議長は、仮議席のとおり議席を指定されます。 次に、常任委員長辞任の件でございます。お手元の資料のとおり各常任委員長申し出の委員長辞任を許可することを異議の有無をもってお諮りいたします。辞任が許可されますと、常任委員長の選挙を行います。まず、選挙はその手続を省略し、議長において指名することを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、議長は、お手元の資料のとおり各常任委員長を指名されます。 次に、特別委員会設置の件でございます。災害対策特別委員会外四特別委員会の設置についてお諮りいたします。採決は三回に分けて行います。まず、災害対策特別委員会外二特別委員会の設置について異議の有無をもってお諮りし、次いで、国会等の移転に関する特別委員会の設置について起立採決をもってお諮りし、最後に、選挙制度に関する特別委員会の設置について起立採決をもってお諮りいたします。各特別委員会を設置することに決しますと、議長は、災害対策特別委員外三特別委員につきましては、議席に配付いたしました氏名表のとおり指名され、選挙制度に関する特別委員につきましては、追って指名する旨述べられます。 以上をもちまして一たん休憩をいたします。休憩前の所要時間は約十分の見込みでございます。
○委員長(西田吉宏君) ただいまの事務総長説明のとおり、本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 暫時休憩をいたします。 午前十時休憩 ─────・───── 午後零時二十八分開会
○委員長(西田吉宏君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。 まず、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。 現在、委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。 割り当て会派推薦のとおり、風間昶君を理事に選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 ─────────────
○委員長(西田吉宏君) 次に、今期国会の会期に関する件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(堀川久士君) 本日午後零時六分、衆議院議長から本院議長に対しまして、今期国会の会期を十二月一日までの七十二日間とすることについて協議がございました。 よって、議長におかれましては、先ほど、常任委員長懇談会を招集され、会期の件を諮られましたところ、二十五名の委員長及び調査会長が御出席になり、そのうち二十二名の委員長及び調査会長からは七十二日間の会期に賛成であるとの御意見が述べられ、三名の委員長からは七十二日間の会期に反対であるとの御意見が述べられた次第でございます。 以上、御報告申し上げます。
○委員長(西田吉宏君) これより直ちに採決を行います。 今期国会の会期を十二月一日までの七十二日間とすることに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(西田吉宏君) 多数と認めます。よって、今期国会の会期を七十二日間とすることに決定をいたしました。 ─────────────
○委員長(西田吉宏君) 次に、本日の再開後の本会議の議事に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(堀川久士君) 御説明申し上げます。 再開後の議事は、最初に、日程第二 会期の件でございます。議長から、今期国会の会期を七十二日間とすることについて、起立採決をもってお諮りいたします。 次に、日程第三 国務大臣の演説に関する件でございます。森内閣総理大臣から所信について演説がございます。本演説に対する質疑は次会に譲ることを異議の有無をもってお諮りいたします。 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。再開後の所要時間は約四十分の見込みでございます。
○委員長(西田吉宏君) ただいまの事務総長説明のとおり、再開後の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田吉宏君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 暫時休憩をいたします。 午後零時三十一分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕