文教・科学委員会 第10号
- 発言数
- 6 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 2000/04/13
会議録
○委員長(佐藤泰三君) ただいまから文教・科学委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、斉藤滋宣君及び橋本聖子君が委員を辞任され、その補欠として長谷川道郎君及び野間赳君が選任されました。 また、本日、畑野君枝君が委員を辞任され、その補欠として井上美代君が選任されました。 ─────────────
○委員長(佐藤泰三君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(佐藤泰三君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に野間赳君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(佐藤泰三君) 技術士法の一部を改正する法律案を議題といたします。 政府から趣旨説明を聴取いたします。中曽根科学技術庁長官。
○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、森内閣の発足に当たり、文部大臣及び科学技術庁長官を拝命いたしました。 引き続いて職に当たることとなり、大変な責任の重さを痛感しているところでございます。改めて、委員長初め委員各位の御指導、御協力を心よりお願い申し上げます。 技術士法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。 近年、国際的な経済活動の活発化に伴い、技術者の国境を越えた活動を促進する必要性が増大しております。このような状況に対応するため、欧米先進国を中心に技術者資格を相互に承認する動きが具体化しているところですが、アジア太平洋経済協力、APECにおいても、域内での技術者資格の相互承認に向けた基本的な枠組みが合意され、現在、詳細な検討が進められております。また、科学技術創造立国を目指す我が国としては、技術基盤の強化及び技術革新による国際競争力強化等を図るため、これを支える技術者の育成、確保が重要な課題となっております。 一方で、現代社会は技術に多くを依存し、技術が社会に及ぼす影響がますます大きくなっていることにかんがみ、技術に携わる者が公共の安全、環境の保全等の公益の確保を図るべきことが強く求められております。 本法律案は、技術者をめぐるこのような現状を踏まえ、高等の専門的応用能力をもって我が国の科学技術の向上等に資することが期待されている技術士の制度について、国際的な整合性の確保、良質の技術士の一層の育成等を図ることを目的として、外国との相互承認に備え、一定の外国の技術者資格を有する者を技術士として認めることとするとともに、試験制度の改善等を図り、さらに、技術士等が技術に携わる者として果たすべき責務について新たに規定するものであります。 次に、本法律案の要旨を御説明いたします。 第一に、技術士制度について、外国との相互承認に対応するための規定の整備であります。 アジア太平洋経済協力、APEC域内における国際的な技術者資格の相互承認の枠組み等に対応するため、一定の外国の技術者資格を有する者を技術士として認めることができることとしております。 第二に、試験制度の改善等に関する規定の整備であります。 技術の高度化や総合化等に適切に対応できる技術士を確保するため、第一次試験において、新たに科学技術全般にわたる基礎的学識及び技術に携わる者として果たすべき公益に対する責務等に関する理解について確認するとともに、技術士を目指す者が必ずこうした基礎的学識等を習得しているよう、第二次試験の受験資格として、原則として第一次試験の受験を課すこととしております。 また、より多くの若手の優秀な人材が技術士を目指すよう、一定の大学等の課程を修了した者については、第一次試験の受験を免除し、技術士補となる資格を有するものとして扱うこととしております。 さらに、より多くの技術者が第二次試験の受験の機会を持つことができるよう、第二次試験の受験要件として、技術士補として技術士を一定期間補助した場合等に加えて、新たに、優秀な指導者による監督のもとで科学技術に関する専門的応用能力を必要とする業務に一定期間従事した場合を認めることとしております。 これらの措置に加え、試験制度の改善に向けた所要の規定を整備することとしております。 第三に、技術士等が技術に携わる者として果たすべき責務に関する規定等を新たに追加することとしております。 まず、技術士及び技術士補について、その業務を行うに当たって、公共の安全や環境の保全等の公益を害することのないよう努めるべき責務を規定することとしております。 また、技術士について、継続的にその知識及び技能の水準の向上を図るなど、技術士としての資質の向上に努めるべき責務を規定するとともに、関連する所要の規定を整備することとしております。 以上が本法律案の提案理由及び要旨であります。 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願い申し上げます。
○委員長(佐藤泰三君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。 本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時六分散会