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147回国会参議院2000/04/26

決算委員会 第1号

発言数
10
登壇者
3
会派数
1
開催日
2000/04/26

会議録

鎌田要人自由民主党・保守党

○委員長(鎌田要人君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月十九日、今井澄君が委員を辞任され、その補欠として菅川健二君が選任されました。  また、去る一月二十日、大脇雅子君が委員を辞任され、その補欠として田英夫君が選任されました。  また、去る十三日、鶴保庸介君が委員を辞任され、その補欠して月原茂皓君が選任されました。  また、去る十九日、水島裕君が委員を辞任され、その補欠として田浦直君が選任されました。     ─────────────

鎌田要人自由民主党・保守党

○委員長(鎌田要人君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鎌田要人自由民主党・保守党

○委員長(鎌田要人君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に月原茂皓君及び岩本荘太君を指名いたします。     ─────────────

鎌田要人自由民主党・保守党

○委員長(鎌田要人君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鎌田要人自由民主党・保守党

○委員長(鎌田要人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

鎌田要人自由民主党・保守党

○委員長(鎌田要人君) 次に、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。  まず、第一班の御報告を願います。南野知惠子君。

南野知惠子自由民主党・保守党

○南野知惠子君 第一班の委員派遣について御報告いたします。  鎌田委員長、岩本理事、今井委員、郡司委員、福本委員、阿部委員及び私の七名は、去る一月十二日及び十三日の二日間、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情調査のため、広島県及び愛媛県に派遣されました。  第一日目の冒頭、東広島市の広島中央サイエンスパークを訪問し、十一施設の中から、広島テクノプラザ及び国税庁醸造研究所を視察いたしました。  広島テクノプラザでは、まず広島県より、広島中央サイエンスパークの全体像について概要説明を聴取いたしました。同サイエンスパークは、平成元年度から四年度にかけて総事業費約三十億円で造成された研究団地であります。広島大学に隣接しました地区に研究機能の集積を図るため、広島県のほぼ中央に位置する同地に整備されております。  続いて、株式会社広島テクノプラザより、同社の概況について説明を聴取いたしました。同社は、広島県などの公的機関と民間企業から成る第三セクター方式の会社であり、資本金は約二十七億円であります。広島中央サイエンスパークの中核的施設として、試験研究のための設備、機器や研究室の貸与などを行っております。幾つかの主要設備を視察いたしましたが、電波暗室は同種の設備としては西日本最大であり、電波発信障害の検査に全国的に利用されております。しかし、厳しい経営状況からの脱却が今後の課題であるとの説明がございました。  次に、醸造研究所は、国の行政機関の地方移転第一号として平成七年に東京都北区から移転したものであり、酒類に関する日本で唯一の国立研究機関として、酒類醸造に関する研究に取り組んでおります。概要説明を受けるとともに、研究の状況を視察いたしました。なお、先国会で一連の独立行政法人設置関連の法案が成立したことにより、十三年に独立行政法人酒類総合研究所に移行する予定であるということでございます。  午後からは、海上自衛隊の呉・江田島地区を視察いたしました。  最初に、呉地方総監部におきまして、呉地方隊についての概況説明を聴取いたしました。呉地方隊は、担当警備区域内の防衛及び警備を初め、機雷・爆発性危険物の処理や災害派遣等の民生協力などに日々努めており、十一年度には、神戸空港建設に伴う旧日本軍や米軍の機雷の爆破・投棄、トルコへの仮設住宅の供給のため、呉地区在籍部隊の派遣が行われたとのことでございます。  その後、江田島に移動し、第一術科学校で概況説明を受けた後、幹部候補生学校などの諸施設を視察いたしました。歴史的な建造物が多く残る中で、初級幹部自衛官の養成や術科教育が行われております。また、旧海軍の歴史が展示されております教育参考館を視察いたしました。  第二日目は、昨年五月に開通いたしました西瀬戸自動車道、いわゆるしまなみ海道を視察いたしました。  まず、尾道市にあります本州四国連絡橋公団第三管理局において、公団より、しまなみ海道建設の整備による交流圏の拡大や経済効果、公団の財務状況などについて説明を聴取いたしました。説明を受けて、質疑応答に入り、償還計画のあり方、国や地方財政の現状と今後の追加出資の関係、定量的な経済効果分析の必要性など、主にその財務面について議論が交わされました。  説明の後、尾道から今治までしまなみ海道を視察いたしまして、世界最大の斜張橋である多々羅大橋や世界初の三連つり橋である来島海峡大橋など、それぞれの橋の特徴等について車中より説明を受けました。世界トップレベルとされる我が国の技術レベルに敬意を表するものでございます。  午後からは、愛媛FAZ関係施設を訪問いたしました。愛媛県の松山港地域は、FAZ、すなわち輸入促進地域として平成五年に第一号の指定を受けた地域であります。  最初に、中核施設であるアイテム愛媛において、愛媛県の加戸知事より、現在、松山港の貿易拠点化に力を入れるなど、愛媛FAZ構想の推進は、しまなみ海道と並び、県の最重要施策の一つであるとの説明を受けました。また、その後、松山港外港地区港湾整備事業を船上より視察いたしました。平成十五年度を目標に実施されている事業であり、事業費は四百七十億円であります。これら愛媛FAZ構想により、平成五年に比べ取扱額は倍増し、国際定期貨物航路が新たに開設されるなど、着実な成果を上げているとのことでございます。  以上が今回の調査内容の概要でございますが、最後に、調査に御協力いただきました関係各位に対しお礼を申し上げまして、報告を終わります。

鎌田要人自由民主党・保守党

○委員長(鎌田要人君) 次に、第二班の御報告を願います。鹿熊安正君。

鹿熊安正自由民主党・保守党

○鹿熊安正君 第二班の委員派遣について御報告いたします。  中原理事、高嶋理事、鶴保理事、亀谷委員、佐々木委員、平田委員、佐藤委員、八田委員、大脇委員及び私の十名は、去る一月十二日及び十三日の二日間、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情調査のため、三重県、愛知県及び京都府に派遣されました。  第一日目は、最初に、三重県総合文化会館を訪問し、北川三重県知事より、三重県の概況と同県における行政改革への取り組みについて説明を受けました。  三重県では、平成七年以来、「生活者起点の行政運営」を目標として、情報公開の徹底、職員の意識改革、事務事業評価システムの導入等行政改革に積極的に取り組んできたとのことであります。平成九年には八百八十の数値目標を定めた「新しい総合計画・三重のくにづくり宣言」を発表し、十年度には発生主義会計の導入等の施策を含む行政システム改革を実施しております。これらの施策について北川知事から御説明をいただくとともに、行政における数値目標と結果責任、県議会との関係等について活発な質疑が行われました。  続いて、同総合文化会館において、農林水産省東海農政局、三重県及び愛知県より、木曽岬干拓地の現状について説明を受けました。  木曽岬干拓地は、都市近郊農業を目指す農業干拓として昭和四十一年度に事業が着手されて以降、約百六十億円の事業費が投入され、昭和六十二年度には干陸が完了いたしました。しかし、その後も三重・愛知両県の県境が決まらず土地利用計画を定められないことから、平成元年度から事業が休止状態になっていたものであります。農政局及び両県からは、平成六年に両県が県境について合意し、十一年には木曽岬干拓地土地利用検討委員会が土地利用についての最終報告書を公表していること、今後は干拓地の多角的利用を図っていく方針であること等について説明がございました。  その後、木曽岬干拓地を視察いたしました。同干拓地に係る問題は、本決算委員会でもしばしば取り上げられてきましたが、四百ヘクタールを超す広大な干拓地を実際に視察し、多額の国費が投入された同干拓地の早期かつ有効な利用の必要性を改めて感じた次第であります。  また、現地においては、木曽岬干拓地を横断する形で現在建設が進められている第二名神高速道路の建設現場を視察するとともに、日本道路公団より概況説明を受けました。  次に、旧国鉄笹島貨物駅跡地及びJRセントラルタワーズを視察いたしました。  笹島貨物駅跡地は、昭和六十二年に旧国鉄から国鉄清算事業団に承継された時点で十二・三ヘクタールの面積があり、その後、名古屋市等への処分が行われたものの、十一年度現在で六・四ヘクタールが売れ残っております。現地においては、現在土地を管理している日本鉄道建設公団国鉄清算事業本部より、跡地の現状と現在名古屋市が推進している土地区画整理事業、ささしまライブ24について説明がございました。  JRセントラルタワーズは、JR名古屋駅前に建設された、多くの機能を有する超高層ビルであり、現地においてはビルを管理運営するジェイアールセントラルビル株式会社よりビルの機能等について説明を受けました。  第二日目は、京都府船井郡にある水資源開発公団日吉ダムを視察いたしました。同ダムは淀川水系の桂川における洪水調節や新規利水の補給を目的とするものであり、昭和四十七年に基本計画が決定され、平成十年から運用が開始されており、建設費は千八百三十六億円となっております。  現地では、水資源開発公団より、同ダムが地域に開かれたダムを目指し、地域と一体化した景観設計を行っていること、施設の一部を一般に開放していること、平成十年の台風十号による大雨に際し洪水調節に効果を発揮したこと等の説明がありました。  現在、ダム建設のあり方について議論がなされておりますが、日吉ダムは極めて長期の建設期間と多額の建設費を要したとはいえ、住民や自然環境と共存したダムの運営を目指しているという点で参考になる事業と言えましょう。  その後、桂離宮及び京都御所を視察し、宮内庁担当者より概況説明を受けました。  桂離宮は、約三百八十年前に造営され、回遊式庭園と純日本風建築物から構成されております。離宮の管理に当たっては、最新の技術を駆使した建築物の分解・補修や原形に忠実な再建等が行われているとのことでありました。また、京都御所は、約百四十年前に再建されたものであり、その面積は十一万平方メートルに及んでおります。桂離宮及び京都御所は現在皇室用財産として宮内庁が管理していますが、今後とも国有財産として適正な管理・保存が行われる必要があります。  以上が今回の調査内容の概要でありますが、最後に、調査に御協力いただきました関係各位に対し御礼を申し上げまして、報告を終わります。  ありがとうございました。

鎌田要人自由民主党・保守党

○委員長(鎌田要人君) これをもちまして派遣委員の報告は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十五分散会

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