法務委員会 第21号
- 発言数
- 7 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 2000/05/23
会議録
○武部委員長 これより会議を開きます。 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。 この際、杉浦正健君外五名から、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、日本共産党、保守党及び社会民主党・市民連合の共同提案による少年非行対策に関する件について決議すべしとの動議が提出されております。 提出者から趣旨の説明を求めます。倉田栄喜君。
○倉田委員 ただいま議題となりました少年非行対策に関する件の決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 少年非行対策に関する件(案) 少年による深刻な凶悪事件が後を断たず、憂慮すべき状況にあって、次代を担う少年の責任感と自立心が醸成され、その健全育成が図られるとともに、国民が安心して暮らせる社会を創り出すことが、喫緊の国民的課題である。 そのためには、教育、文化、児童福祉、精神的医療・ケアなど各般にわたる課題について、少年の非行防止に向けた総合的施策を策定し、これを国や自治体はもとより、学校・地域・家庭など国民一体となって推進すべきはもとよりであるが、現行の少年に関する法体系についても、立法措置も含む広い視野から真剣な検討を加える必要がある。 一 少年の健全育成という少年法の根本理念は堅持しつつ、現行少年審判の在り方について、実体的真実を解明し、事実認定を適正に行い、少年に正確な事実認識を与えて自覚と自省を促すものにすること。 二 審判手続において、犯罪被害者の立場を尊重する制度を確立するとともに、被害者救済のための抜本的措置を検討すること。 三 少年の処遇体系については、少年の規範意識を醸成し、自己の責任を正しく理解させ、その健全育成を図る見地から、年齢問題、少年に関する処遇の在り方等を含め幅広く早急に検討すること。 右決議する。 以上であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
○武部委員長 以上で趣旨の説明は終わりました。 本動議について採決いたします。 杉浦正健君外五名提出の動議のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○武部委員長 起立多数。よって、本動議のとおり決しました。 この際、ただいまの決議につきまして法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。臼井法務大臣。
○臼井国務大臣 ただいまの御決議につきましては、法務省におきましても、その御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○武部委員長 お諮りいたします。 ただいまの決議についての議長に対する報告及び関係当局への参考送付の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○武部委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時十六分散会