地方行政・警察委員会 第1号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1999/11/09
会議録
○委員長(和田洋子君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る八月十三日の本会議におきまして、地方行政・警察委員長に選任されました和田洋子でございます。 当委員会は、御承知のとおり、地方行財政、選挙、消防、警察、交通安全、海上保安などの国民生活に密接にかかわる重要な事項を所管する委員会であり、その果たすべき役割はまことに重大でございます。 委員長といたしましては、各委員の御指導、御協力を賜り、公正、円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。 何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) ─────────────
○委員長(和田洋子君) まず、委員の異動について御報告いたします。 去る十月二十九日までに、小山峰男さん、八田ひろ子さん、高嶋良充さん、藤井俊男さん、魚住裕一郎さん、釜本邦茂さん、岩瀬良三さん及び保坂三蔵さんが委員を辞任され、その補欠として市田忠義さん、本田良一さん、朝日俊弘さん、大森礼子さん、岡利定さん、青木幹雄さん、野間赳さん及び私、和田洋子が選任されました。 また、昨八日、市田忠義さんが委員を辞任され、その補欠として西山登紀子さんが選任されました。 ─────────────
○委員長(和田洋子君) 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。 輿石東さん及び山下八洲夫さんから、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田洋子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 理事の辞任及び委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田洋子君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に岡利定さん、朝日俊弘さん及び本田良一さんを指名いたします。 ─────────────
○委員長(和田洋子君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、地方行財政、選挙、消防、警察、交通安全及び海上保安等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田洋子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(和田洋子君) この際、保利自治大臣・国家公安委員会委員長、平林自治政務次官、橘自治政務次官及び鈴木運輸政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。保利自治大臣・国家公安委員会委員長。
○国務大臣(保利耕輔君) このたび自治大臣・国家公安委員会委員長を拝命いたしました保利耕輔でございます。 地方行政・警察委員会の委員長、理事、委員各位におかれましては、平素から地方行政及び警察行政の推進に格段の御尽力をいただきまして、厚く御礼申し上げます。 さきの通常国会で地方分権一括法が成立し、地方分権は今や実行の段階を迎えることになりました。地方自治を確立し、個性豊かな地域づくりを進めるため、住民に身近な行政はできる限り住民に身近な地方公共団体にゆだねていくのが地方分権の精神であります。政府といたしましては、分権改革の定着に努めるとともにその一層の進展を図るため、今後とも、国と地方の役割分担を踏まえ、国庫補助負担金の整理合理化や事務権限の移譲などを推進し、地方税、地方交付税等の必要な地方一般財源の確保に努めてまいります。 また、新たな役割を担うにふさわしい行政体制の整備確立のため、地方公共団体にさらなる地方行革の推進を要請するとともに、市町村合併推進のための行財政措置を幅広く講じ、都道府県の協力をも得つつ、自主的な合併を積極的に推進してまいります。 住民基本台帳ネットワークシステムに関しましても、その円滑かつ着実な導入に努めてまいりたいと考えております。 また、公正かつ明るい選挙の実現に最大限の努力を重ねますとともに、選挙制度や政治資金制度のあり方につきましても、各党各会派の御論議を踏まえ、的確に対応してまいりたいと考えております。 現下の地方財政は、我が国経済の低迷などによる税収入の落ち込み等により、借入金残高が急増し、極めて厳しい状況にあります。このため、国、地方を通ずる行財政の簡素効率化、限られた財源の重点的配分と行政改革の推進による経費支出の効率化に徹するとともに、地方分権の進展に応じ、今後、経済の状況や将来の税制の抜本的改革の方向をも見きわめつつ、国と地方の税源配分の見直しなどによる地方税財源の充実確保に向けて取り組んでまいります。 特に、法人事業税への外形標準課税の導入については、地方分権を支える税制のあり方として望ましい方向であり、景気の状況等を踏まえつつ、できるだけ早く実現するよう具体的検討を進めてまいります。 また、経済を本格的な回復軌道につなげていくため現在策定中の経済新生対策の実施に伴い関連する地方負担に対しては、地方団体の財政運営に支障が生じないよう適切に対処するとともに、地方単独事業を着実に推進するため、所要の地方財政措置を講じてまいりたいと考えております。 二十一世紀を目前に控え、地域の自立を促し、その活力を引き出すことによって我が国経済の再生を図ることが必要であります。そのため、地方公共団体における地域経済の活性化、雇用機会の増大のための総合的かつ計画的な取り組みを積極的に支援してまいります。 来年四月に実施予定の介護保険制度については、さきの与党三党からの申し入れの趣旨を踏まえて政府として決定いたしました介護保険法を円滑に実施するための特別対策に基づき、関係省庁と連携しながら適切に対応してまいりたいと考えております。 さらに、コンピューター西暦二〇〇〇年問題につきましては、年末年始にかけては地方公共団体に対し万全の備えを要請してまいります。 消防行政につきましては、ことしも豪雨や台風による災害、九月には茨城県東海村で発生した核燃料加工工場における事故など、各地で住民の安全を脅かす災害、事故が相次いで発生しております。国民の生命、身体、財産を守るため、災害に強い町づくりを推進し、消防防災全般にわたる充実強化に取り組んでまいります。 なお、来年七月に開催される九州・沖縄サミットの成功に向けて、十分な消防救急体制の確保のため、関係省庁、関係地方公共団体と十分な連携を図りながら、必要な支援等を行ってまいります。 また、良好な治安は国家社会発展の基盤であり、国民一人一人が豊かで安心できる生活を送るために欠くことのできないものであります。私は、我が国が誇る財産ともいうべき良好な治安を維持向上させるため全力を尽くし、国民の皆様の期待と信頼にこたえてまいる所存であります。 最近、一連の不祥事案により警察に対する国民の信頼が揺らいでいることはまことに遺憾であります。法を適正に執行し、国民の安全を守るべき警察官が不祥事案を起こすことはあってはならないのであり、今後とも業務管理、職業倫理教育及び人格の陶冶、部下職員の身上監督の徹底など、不祥事案の再発防止対策が全国警察に徹底されるよう適切な指導を行い、国民の信頼が回復されるよう努めてまいります。 さて、来年七月には九州・沖縄サミットを控え、警察においてその警備諸対策に万全を期していく必要があるほか、最近の治安情勢を見ますと覚せい剤の大量密輸入事件の多発や来日外国人による組織犯罪、ハイテク犯罪、環境犯罪の増加、交通事故の多発、少年非行の問題等大変厳しい状況にあります。 特に、九州・沖縄サミット対策については、東京以外での分離方式による初の開催であり、特に首脳会議の開催される沖縄県につきましては、先般私も現地の警備準備状況を視察いたしましたが、その地理的特性、気候等から沿岸警戒、交通対策等多くの課題を抱えております。また、極左暴力集団、右翼などが反対行動に取り組むことが予想されるほか、国際テロの発生も懸念されるところであります。 現在、全国警察が一体となって警備諸対策を推進するとともに、所要の予算措置等を進めているところであります。 オウム真理教につきましては、最近、全国各地で新たな拠点の確保を進めるなど、組織の再建に向けて活動を活発化させており、地元住民の不安感が高まっております。 警察におきましては、今後とも、関係省庁や関係地方自治体と協力し、必要な警戒警備や違法行為に対する厳正な対処に努めてまいります。 今国会には、オウム真理教を念頭に置いた団体規制のための新規立法が提出されており、本法案においては、警察が一定の関与をする仕組みが設けられているところであります。法案の成立に備え、警察において所要の取り組みを推進してまいります。 また、暴力団犯罪、来日外国人による組織犯罪、銃器・薬物犯罪等の組織犯罪への対応は治安上の最重要課題の一つであります。 最近も、大規模な集団密航事件や外国人の関係する大量覚せい剤密輸入事件の摘発など、国民の不安を引き起こすような事件が相次いで発生しているところであります。 警察におきましては、こうした組織犯罪が我が国の治安に対する重大な脅威となっているとの認識のもと、今後とも捜査体制の充実、諸外国を含む関係機関との協力、さきの国会で成立した組織的犯罪対策三法の適正な運用などに努め、犯罪組織の実態解明とその壊滅に向けた取り締まりを推進してまいります。 あわせて、急増するハイテク犯罪に対しては、さきの国会で成立した不正アクセス行為の禁止等に関する法律なども活用しながら、捜査力の強化とその技術的な支援体制の整備を図るなど総合的な対策をより一層推進してまいります。 この点につきましては、私も先般モスクワにおいて開催された国際組織犯罪対策G8閣僚級会合に出席し、ハイテク犯罪や国際組織犯罪対策について各国閣僚と意見交換をしたところであります。 このほか、交通事故死者数九千人以下という目標を達成するための交通安全対策や、質、量ともに深刻化する少年非行の防止、産業廃棄物の不法投棄等の環境犯罪の取り締まりなど、地域住民の安全と平穏を守るための諸対策を推進してまいります。 犯罪や交通事故の被害者対策につきましては、警察が被害者に最も身近にかかわる機関として、被害者の負担の軽減に配慮するとともに関係機関と連携し、被害者対策のための適切な措置を講じてまいります。 以上申し上げましたような情勢に的確に対処し、治安水準を維持向上させるためには、警察力の一層の充実強化が必要であります。警察におきましては、従来にも増して組織、人員の効率的運用など業務の合理化を積極的に推進するとともに、警察職員一人一人が誇りと使命感を持って職務に精励できるよう、引き続き処遇の改善などにも取り組んでまいります。 以上、所管行政の当面する諸問題につきまして申し述べてまいりましたが、委員長、理事、委員各位におかれましてはよろしく御指導と御鞭撻をお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(和田洋子君) 平林自治政務次官。
○政務次官(平林鴻三君) このたび自治総括政務次官に任命されました平林鴻三であります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 地方行政・警察委員会の委員長、理事ほか委員各位におかれましては、かねてより地方自治の進展のために格段の御尽力をいただいておりますことをまことにありがたく存じております。 今日の地方行財政には、先ほど大臣が申しましたとおり多くの課題が山積をしております。私といたしましては、保利大臣、橘政務次官と力を合わせ、長く地方行政に携わってまいりましたその間のいささかの経験を生かしながら諸課題の解決に全力を尽くしてまいりたいと存じます。 このたび、今国会から政務次官の制度が改正されました。新しい制度に習熟をいたしますまで、委員長初め委員の皆様に御迷惑をおかけすることがあろうと存じますが、どうかひとつ御叱正、御指導をちょうだいいたしまして任務を全うすることができますようによろしくお願いを申し上げます。どうもありがとうございました。
○委員長(和田洋子君) 橘自治政務次官。
○政務次官(橘康太郎君) このたび自治政務次官を拝命いたしました橘康太郎でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 地方分権改革などによりまして地方公共団体を取り巻く環境が大きく変わる中、私も地方行財政の抱える諸課題の解決に向けまして、保利大臣の御指示に従いまして、平林総括政務次官と表裏一体になりまして諸問題の解決に努力をさせていただきたいと存じます。 今後とも、地方行政・警察委員会の委員長、理事ほか委員各位の皆様方の御助言そしてまた御指導を、高い席からではございますが、よろしくお願いを申し上げましてごあいさつとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長(和田洋子君) 鈴木運輸政務次官。
○政務次官(鈴木政二君) このたび運輸政務次官を拝命いたしました参議院議員の鈴木政二でございます。日ごろ、各委員長を初め諸先生方には大変お世話になっております。 和田委員長を初め、委員の諸先生方におかれましては、日ごろから海上保安行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、心から厚く御礼を申し上げます。 委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げる次第でございます。 海上保安庁は、法令違反の取り締まりのみならず、領海警備、海洋汚染の防止、海上交通の安全確保、海難救助、船舶への情報提供等幅広い業務を行っております。 最近では、不審船事案の発生、不法入国事犯や薬物、銃器の密輸等の国際犯罪の急増、尖閣諸島領有権主張の抗議活動の多発など、海外から押し寄せる海上警備事案への対応の重要性が増してきております。 このため、海上保安庁といたしましては、巡視船艇、航空機の機能向上や情報収集・情報通信体制の充実強化等を図るとともに、他省庁とも密接な連携をとりながら、これらの事案に適切に対応し得るよう全力を尽くしてまいります。 特に、来年七月に開催される九州・沖縄サミットに当たっては、会議場等関連施設のほとんどが臨海部に位置していることから、海上保安庁による海上警備が果たす役割は大変重要なものとなると認識をしております。 このため、海上保安庁では、本庁等に九州・沖縄サミット海上警備準備対策本部等を設置し、海上警備に万全を期すべく諸準備を推進中でございます。 また、海洋汚染の防止につきましては、近年の大規模な油流出事故を踏まえて、このような事故に迅速に対応できるよう、今後とも流出油防除体制等の強化を図ってまいりたいと存じております。 さらに、海上交通の安全確保につきましては、東京湾等ふくそう海域における航行船舶に対する指導の徹底のほか、海上交通情報機構や地球温暖化問題に配慮した太陽光等自然エネルギーを活用した灯台を初めとする航路標識等の整備、大陸棚調査等海洋調査の推進にも取り組んでまいります。今後とも、最先端の情報技術の活用も図りながら、安全対策の充実に積極的に取り組んでまいる所存でございます。 来るべき二十一世紀に向けて、海の安全を守るという海上保安業務の重要性を再認識し、より一層業務の充実強化を図っていく所存でございます。 なお、私ども、二階大臣、そして中馬総括政務次官とともに一団となって頑張ってまいります。どうぞ、和田委員長を初め委員の諸先生方に絶大な御支援と御指導を心からお願い申し上げまして、一言ごあいさつにさせていただきます。 よろしくどうぞお願いをいたします。
○委員長(和田洋子君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十一分散会