国土・環境委員会 第1号
- 発言数
- 23 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1999/11/11
会議録
○委員長(石渡清元君) ただいまから国土・環境委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 去る八月十三日、本会議におきまして国土・環境委員長に選任されました石渡清元でございます。 本委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑に進めてまいりたいと思いますので、どうぞ御協力よろしくお願いいたします。 ─────────────
○委員長(石渡清元君) 委員の異動について御報告いたします。 去る八月十三日、松谷蒼一郎君及び小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として私、石渡清元及び竹村泰子君が選任されました。 また、去る十月二十日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として福山哲郎君が選任されました。 また、去る十月二十七日、福本潤一君及び弘友和夫君が委員を辞任され、その補欠として高野博師君及び森本晃司君が選任されました。 また、去る十月二十九日、長谷川道郎君が委員を辞任され、その補欠として末広まきこ君が選任されました。 また、昨十日、佐藤雄平君及び北澤俊美君が委員を辞任され、その補欠として内藤正光君及び輿石東君が選任されました。 ─────────────
○委員長(石渡清元君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石渡清元君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に田村公平君、岡崎トミ子君及び高野博師君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(石渡清元君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、国土整備及び環境保全等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石渡清元君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(石渡清元君) この際、中山国務大臣、二階北海道開発庁長官及び清水環境庁長官から順次所信・あいさつを聴取することといたします。中山国務大臣。
○国務大臣(中山正暉君) 建設大臣及び国土庁長官の中山正暉でございます。 第百四十六回国会における国土・環境委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し上げさせていただきます。委員各位の御理解と御指導を今後とも賜りたいと切にお願いを申し上げます。 まず、建設行政について申し上げます。 建設行政の基本的使命は、住宅・社会資本の整備を通じて、限られた国土を適正に管理し、真に豊かな国民生活、活力ある経済社会を実現することにあります。 このため、少子高齢化による投資力の減退、都市や地域の構造変化、地球規模での環境問題の深刻化などの変化に対応して、住宅・社会資本の質を重視し、ストックの有効活用や良好な環境の保全、創造等も視野に入れた総合的な国土マネジメントを推進していかなければならないと考えております。特に、都市の再構築、内需拡大の柱となる住宅対策、連携・交流を支えるネットワークの整備、総合的な水害対策や土砂災害対策等に重点的に取り組んでまいりたいと存じております。 さて、現下の最重要課題は、我が国経済を本格的な回復軌道につなげていくとともに、二十一世紀の新たな発展基盤を築き、未来に向け経済を新生させることであります。 建設省におきましては、平成十一年度所管事業の過去最高の前倒し執行や公共事業等予備費による追加事業の早期実施などに鋭意取り組んでいるところであります。 政府においては、本日、経済対策閣僚会議において経済新生対策を決定いたしました。 この中では、二十一世紀に向けた生活基盤、基幹ネットワークインフラの整備や住宅金融対策、安全な町づくりなど、各般の建設省関連施策が盛り込まれており、今後御審議いただくことになる第二次補正予算案の早期成立を得て、その積極的な推進に努めてまいりたいと考えております。 また、平成十二年度予算についても、真に必要な分野に戦略的、重点的な投資を行う観点から概算要求を行っているところでございます。 さらに、公共事業予算の効率的・効果的執行と事業の透明性の向上を図るため、コスト縮減、事業間の連携、費用対効果分析を含めた事業評価などを積極的に推進することといたしております。 次に、国土行政について申し述べます。 国土行政の基本的使命は、総合的な国土計画に基づき、都市と地方を通じてバランスのとれた国土づくり、豊かに花開く国土づくりを推進することにあります。 このため、昨年策定されました新しい国土のグランドデザインを踏まえて、我が国の国土が二十一世紀に向けて展開を図っていくべく、豊かな自然と活力に満ちた地域社会の建設や安全で潤いがあり、かつ国際競争力のある大都市空間の再編整備などに積極的に取り組んでいく考えであります。さらに、土地の有効利用を図るための総合的な土地政策や水資源政策などの重要課題についても着実に取り組んでまいります。 また、このような観点から第二次補正予算の要望及び平成十二年度予算の概算要求を行っているところでございます。 とりわけ防災対策につきましては、未曾有の被害をもたらした阪神・淡路大震災や豪雨・台風災害等の経験を踏まえ、国民が安全に、かつ安心して生活できる環境の実現に努めていかなければなりません。 ことしも全国各地で豪雨や台風による災害が発生いたしました。お亡くなりになられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表するとともに、被災者の方々にも心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 私は、改めて国土の災害に対する脆弱性を深く認識し、被災地の一日も早い復旧・復興の支援と防災対策の一層の充実強化を通じて、今後の安全で安心できる国土づくりに全力を傾けてまいる所存でございます。 行政改革につきましては、総合的な視野に立って、国土の適正な整備、管理を担当する国土交通省の設置など、中央省庁等改革を予定どおり実施するため今国会に関連法案を提出いたしております。 建設省及び国土庁といたしましては、国土交通省が与えられた使命を的確に遂行できるよう、二十一世紀にふさわしい国土づくりのビジョンの検討や地方を含む組織体制の整備に全力で取り組んでまいります。 以上、建設行政及び国土行政に取り組む基本的な考え方につきまして私の所信の一端を申し述べましたが、今後とも国土の適正な整備、管理に全力で取り組んでまいりますので、石渡委員長を初め委員各位の格別の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。 ありがとうございました。
○委員長(石渡清元君) 二階北海道開発庁長官。
○国務大臣(二階俊博君) このたび北海道開発庁長官を拝命いたしました二階俊博でございます。 石渡委員長を初め委員の諸先生におかれましては、日ごろより北海道開発行政に関し御理解と御協力を賜り、まことにありがとうございます。国土・環境委員会の開かれるこの機会に所信の一端を申し上げる次第でございます。 北海道は大変豊かな自然と広大な空間を有しており、その恵まれた環境や資源は我が国の長期的な発展にとって欠くことのできないものであります。 しかしながら、北海道は全市町村に占める過疎地域市町村の割合が全国平均の約二倍という深刻な過疎問題を抱えています。また、広域分散型の社会である上、高規格道路など社会資本の整備水準が本州等と比べるといまだ十分とは言えない状況にあります。 産業経済に目を転じれば、製造業などの第二次産業の比率が低く、産業構造が脆弱である上、金融不況の影響を受けた北海道経済は依然として厳しい状態にあります。 このような現下の課題に的確に対処して北海道の開発可能性を最大限に発現させるために、第六期北海道総合開発計画に基づき積極的に各種施策を推進いたします。 平成十一年度の予算執行においては、過去最高の前倒しや公共事業等予備費による追加事業の早期実施に努め北海道経済の再生に努めてまいりましたが、さらに景気後退への懸念を払拭し北海道経済の新生を図るため、公共投資の一層の重点化を図りつつ各種施策に積極的に取り組んでまいります。 治山治水、道路整備、港湾、農業農村整備など各種社会資本の整備に当たっては、地域のニーズなどを踏まえながら一層の重点化、効率化を進め、事業効果の早期発現に努めるほか、各種事業間の連携を一層促進し事業効果を高めてまいります。 また、北海道の将来に明るさをともす具体的施策の一環として、関係諸機関と連携しながら北海道観光の振興に積極的に取り組んでまいる所存であります。 国土交通省への移行については、同省の中で北海道開発行政が円滑に実施されるよう、所要の準備に全力で取り組んでまいります。 以上、北海道開発行政に関し所信の一端を申し述べましたが、今後とも、あすに希望を持ち、将来に夢が持てる北海道の実現を目指して北海道の開発に全力を傾注して取り組んでまいる所存でありますので、委員長初め委員の先生方の一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。
○委員長(石渡清元君) 清水環境庁長官。
○国務大臣(清水嘉与子君) 去る十月五日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました清水嘉与子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 参議院国土・環境委員会の御審議に先立ち、当面の主要課題について所信の一端を申し述べるとともに、気候変動枠組み条約の第五回締約国会議につきまして御報告させていただきます。 地球温暖化問題、ダイオキシン問題、自然と人間との共生等の環境問題は、二十一世紀の我が国のみならず世界における最も重要な政策課題の一つであると認識しております。中でも、地球温暖化問題につきましては、人類や生態系の存続に深刻な影響を及ぼすおそれのある地球規模の重大な課題であるとともに、先進国と開発途上国との間で、また先進国内においても、日、米、EUの間で異なる利害がぶつかり合うという大変難しい課題でございます。 我が国は、一昨年の気候変動枠組み条約の第三回締約国会議において議長国を務め京都議定書を取りまとめるなど、従来から地球温暖化問題の解決に向けて主導的な役割を果たしてまいりました。 私は、我が国が果たしてきた役割を踏まえ、国会のお許しを得て、ドイツのボンで開催された気候変動枠組み条約の第五回締約国会議に今月初めに出席してまいりました。 この場において、我が国の国内対策及び国際協力について紹介するとともに、京都議定書の発効を待たずに対策を進める必要があること、各国の政策措置の経験を共有することが重要であることを積極的に発言いたしました。また、京都議定書を遅くとも二〇〇二年を目途に発効させる必要性を強調するとともに、次回の締約国会議までに非公式閣僚会合を開催すること、議長のもとに特別調整役を設けることを提唱するなど、国際交渉が進展するよう各国の大臣に直接働きかけてまいりました。 会議では、京都メカニズムや遵守などの主要事項について一定の理解の向上が得られるとともに、我が国の提案を受けて、次回締約国会議までに補助機関会合を二回開催することや、すべての課題の交渉プロセスを強化するため議長が必要なあらゆる措置をとることについて合意を得ることができました。 来年十一月十三日から二十四日までオランダのハーグで開催される次回の締約国会議において、京都議定書の発効のために必要なルールの合意を目指すことになりますが、私といたしましては、今後、国際交渉が一段と加速するよう最大限努力してまいります。国内対策といたしましても、この春、世界に先駆けて施行された地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく取り組みを初め、産業、交通、ライフスタイルなど、すべての領域にわたる地球温暖化対策に一層積極的に取り組み、世界に範を示したいと考えております。 また、来年四月には滋賀県大津市においてG8環境大臣会合が、九月には福岡県北九州市においてESCAP環境大臣会議が開催される予定でございます。これらの会議の成果が地球温暖化問題を初めとする世界の環境政策の飛躍に貢献するよう、開催国としてリーダーシップを発揮し、準備に万全を期してまいります。ボン出張の機会にも、米国、ロシア、カナダ等のG8各国と会談を行い、会合への協力要請を行うとともに、議題について意見交換を行ってまいりました。 一方、国民の安心と安全にかかわる問題に目を転じますと、ダイオキシン、環境ホルモン等の化学物質問題が国民の関心の高い喫緊の課題となっております。 このため、ダイオキシン対策につきましては、さきの通常国会において成立したダイオキシン類対策特別措置法の施行に必要な環境基準や排出基準の設定等の作業を早急に実施するとともに、ダイオキシン対策関係閣僚会議で決定された事項を着実に実行することによって国民の不安を払拭してまいりたいと考えております。 科学的に未解明な部分が残されている環境ホルモンにつきましては、この問題に対する国民の高い関心にこたえられるよう、科学的な調査研究を早急に進め、その結果を広く公表しつつ必要な取り組みを行うことにより国民の皆様に安心していただけるようにしたいと考えております。 今日、我が国が直面している地球環境問題や廃棄物・環境汚染問題等の内外の環境問題は、いずれも大量生産、大量消費、大量廃棄という社会のあり方に根差しております。その根本的な解決のためには、我が国の社会自体のあり方を見直し、最適生産、最適消費、最少廃棄を内容とする循環型社会を構築していくことが、二十一世紀を迎える我が国のみならず世界にとって必要であります。 環境庁としては、関係省庁とも連携協調しつつ、草の根の取り組みの支援から国全体の対応の方向づけまで、幅広い分野で循環型社会の構築に向けて積極的な取り組みを行ってまいります。 以上、気候変動枠組み条約第五回締約国会議の報告とともに、環境行政の当面の主要課題と今後の取り組みの基本的方向について述べさせていただきました。 なお、最後にはなりましたが、環境庁が環境省に衣がえをする二〇〇一年一月までに残された時間はあと一年余りであります。私といたしましては、さきに申し上げました取り組みに十全を期し、省にふさわしい体制を確保するべく、諸外国に引けをとらないような組織人員の強化を図り、国内的にも国際的にもしっかりした仕事のできる環境省をつくり上げていきたいと考えております。 本委員会及び委員各位におかれましても、環境行政の一層の推進のため、今後とも御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(石渡清元君) 引き続き、加藤建設政務次官、岸田建設政務次官、増田国土政務次官、米田北海道開発政務次官及び柳本環境政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。加藤建設政務次官。
○政務次官(加藤卓二君) 建設総括政務次官の加藤卓二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 さきに成立した国会審議活性化法により政務次官の役割が大きくなり、それだけ深い任務と自覚を求められることになりました。特に総括政務次官は、政治主導の政策決定システムの確立のみならず、特に国会審議においてその責務を積極的に果たすことが求められており、その重責に改めて身が締まる思いがいたします。 もとより微力ではございますが、中山建設大臣のもとで誠心誠意建設行政の推進のため努力を重ねていく所存でございますので、石渡委員長初め各委員の皆様の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げて、ごあいさつといたします。
○委員長(石渡清元君) 岸田建設政務次官。
○政務次官(岸田文雄君) 建設政務次官の岸田文雄でございます。 さきに成立いたしました国会審議活性化法のもと、政務次官の役割は大変大きくなり、それだけ大きな責任と自覚が求められていると考えております。 もとより微力ではございますが、加藤総括政務次官とともに、中山建設大臣のもと、誠心誠意建設行政推進のために努力を重ねる所存でございます。石渡委員長初め委員の先生方各位におかれましては、格別の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(石渡清元君) 増田国土政務次官。
○政務次官(増田敏男君) 国土総括政務次官の増田敏男でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 微力ではございますが、中山国土庁長官を補佐しながら国土行政の推進のために全力を尽くして取り組む覚悟であります。石渡委員長を初め委員各位には、よろしく御指導、御支援のほどお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○委員長(石渡清元君) 米田北海道開発政務次官。
○政務次官(米田建三君) このたび北海道開発総括政務次官を拝命いたしました米田建三でございます。 先ほどの二階大臣の所信、ごあいさつにもございましたとおり、北海道は極めて開発可能性の高い地域であります。また、食糧の安定供給を担う食糧基地あるいは国民の余暇需要にこたえる観光保養基地としての発展が期待されるだけでなく、サハリン開発等の展開を見据えますと、その地理的要素からも今後の我が国全体への大きな貢献が期待される地域であります。 北海道の開発は、同地域のみならず我が国全体の長期的発展に欠くことのできない課題であるとの認識のもと、現下の厳しい北海道を取り巻く環境を克服するためにも、大臣の御指導のもと、社会資本の効率的かつ重点的な投資などにより新たな発展の基盤を整備してまいりたいと決意をしておるところでございます。 今回の国会改革の趣旨にかんがみ、総括政務次官としての与えられた使命を全うし、北海道開発行政のために邁進してまいりたいと決意をしております。石渡委員長初め委員の諸先生方の御指導と御鞭撻を心からお願い申し上げる次第でございます。 ありがとうございました。
○委員長(石渡清元君) 柳本環境政務次官。
○政務次官(柳本卓治君) 去る十月五日に環境総括政務次官を拝命いたしました柳本卓治でございます。委員各位の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 私は、着任以降、大阪の能勢町や西淀川地域、愛知万博の開催予定地、千葉県の三番瀬などの現場を視察するとともに、今月一日から総括政務次官の公用車を低公害車の一つである天然ガス自動車に切りかえ、それを利用いたしまして自動車排ガスによる大気汚染濃度が極めて高い板橋区大和町交差点を視察してまいりました。 私は、環境行政をつかさどるに際し、できる限り自分の目で現場を見て、現場の声を踏まえて愛と知恵のある環境行政に取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 また、国会審議活性化法の施行に伴い、国会審議や行政の意思決定に際しての総括政務次官の役割が明確に位置づけられました。私は、この位置づけを踏まえ、清水大臣を十分に補佐するとともに、国会審議の活性化に向けてみずからの職務に全力で取り組んでまいる決意でございます。石渡委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。
○委員長(石渡清元君) 委員長から委員会室での喫煙についてお願いいたします。 本委員会におきましては、委員会室での喫煙は御遠慮願いたいと存じます。ぜひ御協力をお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十三分散会