安全保障委員会 第1号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1999/11/05
会議録
○二見委員長 これより会議を開きます。 理事辞任の件についてお諮りいたします。 理事安倍晋三君及び浅野勝人君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○二見委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任並びに委員の異動に伴いまして、現在理事が七名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○二見委員長 御異議なしと認めます。 それでは、理事に 下地 幹郎君 中谷 元君 浜田 靖一君 船田 元君 上原 康助君 島 聡君 及び 達増 拓也君 を指名いたします。 ————◇—————
○二見委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 国政に関する調査を行うため、本会期中、国の安全保障に関する事項について、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○二見委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
○二見委員長 この際、新たに就任されました国務大臣及び政務次官より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。瓦防衛庁長官。
○瓦国務大臣 このたび、防衛庁長官を拝命いたしました瓦力でございます。 今日、防衛庁が取り組まなければならない課題の重要性は飛躍的に増大しております。とりわけ、昨年八月の北朝鮮によるミサイル発射事案、本年三月の能登半島沖不審船事案などに見られるように、我が国の安全保障にとって憂慮すべき事態が発生しており、私は、この時期に再び防衛庁長官に任ぜられたことの重責に身が引き締まる思いでございます。 このような時代において、国の独立と平和の確保に万全を期すためには、防衛庁・自衛隊として、引き続き必要な機能の充実と防衛力の質的向上に努めることが重要であり、さらに、多様な事態に迅速かつ適切に対応できるよう平素から備えておくことが肝要であると考えます。その際、東海村のウラン加工施設事故などの原子力災害や、大規模震災等自然災害への対応のみならず、防衛庁・自衛隊として、国民の生命や安全な生活を守るため、十全な備えをすることが必要であると考えております。 また、有事の際、自衛隊の有効かつ円滑な任務遂行を確保するとの観点から、有事法制は重要な問題であると認識しており、これについて、先般の三党合意を踏まえるとともに、国会における御議論や国民世論の動向を注視しながら適切に対処してまいる所存でございます。 一方、我が国独自の防衛努力に加え、米国との安全保障体制は、我が国の安全の確保と我が国周辺地域の安定に重要な意義を有しており、五月に周辺事態安全確保法案等が成立、承認されたことにより、日米安全保障体制は新たな一歩を進めることになりましたが、今後とも、同体制の信頼性の向上のため、残された課題に精力的に取り組んでいかなければなりません。 また、米軍施設・区域の円滑かつ安定的な使用を確保することは、日米安全保障条約の目的達成のために極めて重要であります。とりわけ、米軍施設・区域が集中する沖縄の方々の御負担を軽減することは、極めて切実な課題であります。沖縄に所在する米軍施設・区域の整理、統合、縮小については、これまでSACO最終報告の内容が着実に実施されてきたものと存じておりますが、今後も、同報告の実現、とりわけ普天間飛行場、那覇港湾施設等の返還に関する措置の着実な実施に向け最大限の努力をしていく所存でございます。 さらに、現在、国際社会においては安定化のための努力が活発に進められているところでありますが、我が国もまた、より安定した安全保障環境の構築に向け積極的に貢献すべきだと考えます。この分野においても、現に国連難民高等弁務官より、東ティモールからの避難民に供与する援助物資の西ティモールへの空輸を打診されているなど、自衛隊による人的国際貢献に対して期待が高まっており、こうした期待にも適切に対応してまいりたいと考えております。 以上のような諸施策の実現を図るためには、国民が安心して国の防衛という崇高な任務を任せられるような防衛庁・自衛隊でなければなりません。その意味で、昨年の防衛装備品等の調達に係る不祥事を初めとする諸事案は、まことに残念な出来事でありました。また、今般、防衛庁発注燃料をめぐる談合問題等が生起していることは、私といたしましても深刻に受けとめております。 防衛庁においては、これまで、額賀元長官、野呂田前長官のもと、調達改革に取り組んできたところでありますが、私といたしましても、去る十月二十六日に防衛調達改革本部会議を開催し、これを通じて、これまでの改革の具体的措置を着実に実施するとともに、このような事態に対応すべく、みずから入札契約の問題を検証し得るよう、電子システムを構築し、調達改革のフォローアップを推進するよう指示したところであります。防衛調達の透明性、公正性をさらに追求すべく、真摯に努力してまいる所存でございます。 ところで、先般、西村防衛政務次官が不適切な発言を契機として辞任に至りました。時あたかも、行政における政治のリーダーシップが一層求められております。私どもは、この点に思いをいたし、みずからを律するとともに、全身全霊をもって職務遂行に邁進する決意でありますので、二見委員長を初め委員各位におかれましても、今後とも御指導、御鞭撻をいただけますよう切にお願い申し上げまして、簡単ではございますが私のごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○二見委員長 次に、河野外務大臣。
○河野国務大臣 小渕第二次改造内閣の外務大臣に就任をいたしました。二見委員長を初め委員各位に、ここに謹んでごあいさつを申し上げたいと存じます。 私は、我が国の安全保障政策遂行の任に当たる者の一人として、その使命を全うすべく、全力を傾注する所存であります。 二十一世紀を間近に控えながら、国際社会には依然として未解決の問題や不安定な状況が存在しております。そのような中、我が国の安全を確保していくためには、日米安保体制を堅持し、適切な防衛力を整備するとともに、国際の平和と安定を確保するための外交努力を積極的に行っていくことが必要だと存じます。 日米安保体制に関して、さきの国会で日米防衛協力のための指針関連法などが成立、承認をされましたが、今後とも指針の実効性確保に努力をしていかなければなりません。また、沖縄の方々の負担軽減のため、米軍施設・区域の整理、統合、縮小を進める上で、普天間飛行場の移設、返還問題の早期解決を含めた沖縄に関する特別行動委員会最終報告の着実な実施に向け一層努力をしてまいります。 また、アジア・太平洋地域の平和と安定のため、積極的な役割を果たしていきたいと存じます。 北朝鮮問題については、緊張緩和のための対話と不測の事態を防ぐための抑止のバランスが重要だと存じます。今般、ペリー・アプローチのもとで、朝鮮半島情勢改善の流れを一層強固なものにすることに資するとともに、この流れを日朝関係にも及ぼすことを期待して、チャーター便の再開を決定いたしました。今後とも、米韓両国との緊密な連携のもとに、日朝が互いに前向きの対応をとり合いつつ、日朝関係を改善していくことができるよう、引き続き努力をしていく考えであります。 東ティモールへの対応については、多国籍軍が効果的な活動を行い、一日も早く情勢が安定するとともに、国連のもとでの独立に向けたプロセスが順調に進むことを期待しております。我が国としても、東ティモールに対し、引き続き可能な限りの支援を行っていく考えであります。 これらの問題への対処に加え、対話を通じたアジア・太平洋地域の信頼醸成も重要だと思います。特に、ASEAN地域フォーラムが引き続き地域における安全保障面での対話と協力の場として着実に進展するよう努力していく考えであります。 なお、この場をかりまして、非核三原則の堅持を私からも改めて明確にいたしたいと存じます。また、我が国は、核兵器のない世界の一日も早い実現を目指して現実的な措置を着実に積み重ねることが重要との考えのもと、本年も、国連総会におきまして、核兵器の究極的廃絶に向けた核軍縮に関する決議を提出いたしました。 これら諸課題に取り組むに当たり、多年にわたって安全保障問題に取り組んでこられた本委員会の皆様の御指導と御鞭撻を引き続き賜りたく、皆様方の御協力をお願い申し上げる次第でございます。 ありがとうございました。(拍手)
○二見委員長 次に、依田防衛政務次官。
○依田政務次官 防衛総括政務次官を拝命いたしました依田智治でございます。 新たに設けられました総括政務次官として我が国の平和と独立を守るという任務を担う機会をいただきまして、光栄に存じますとともに、責任の重大さを感じておる次第でございます。 防衛庁が取り組まなければならない課題が山積する中、私は、西川新政務次官とともに瓦長官を補佐し、これまでの経験を生かし、国会改革の趣旨を踏まえながら全力を尽くして任務の遂行に当たる所存でございます。 二見委員長を初め皆様の御指導と御鞭撻を切にお願いいたしまして、ごあいさつにかえさせていただきます。 どうもありがとうございました。(拍手)
○二見委員長 次に、西川防衛政務次官。
○西川政務次官 このたび防衛政務次官を拝命いたしました西川太一郎でございます。 防衛政務次官として我が国の防衛に携わる機会をいただきましたことをまことに光栄に存じますと同時に、その使命と責任の重さを痛感いたしている次第でございます。 私といたしましては、日本国憲法のもと、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とならないとの基本理念に従い、日米安全保障体制を堅持し、文民統制を確保し、非核三原則を守りつつ、節度ある防衛力の自主的な整備に努めてまいりたいと考えております。 小渕内閣の一員たる防衛政務次官としての任命をいただいたことを深く認識し、依田総括政務次官とともに瓦防衛庁長官を補佐し、責任を全うしてまいる所存でございます。 二見委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。 どうもありがとうございました。(拍手)
○二見委員長 次に、東外務政務次官。
○東政務次官 今般、外務総括政務次官に就任いたしました東祥三でございます。 この際、一言、二見委員長を初め委員各位の皆様に謹んでごあいさつ申し上げます。 今、我が国の安全保障分野における外交が直面する諸課題への取り組み、そしてまた努力に関しては、河野外務大臣から先ほど申し上げたとおりであると私は思います。私といたしましても、これらの努力を推進していくに当たり、河野外務大臣の指導のもと、総括政務次官としての職務を全うするため、全身全霊を注ぐ覚悟でございます。 委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただけますようよろしくお願いいたします。(拍手)
○二見委員長 次回は、来る十一日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十時十八分散会