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145回国会参議院1999/04/27

国民福祉委員会 第11号

発言数
12
登壇者
4
会派数
2
開催日
1999/04/27

会議録

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十六日、櫻井充君及び堀利和君が委員を辞任され、その補欠として浅尾慶一郎君及び峰崎直樹君が選任されました。     ─────────────

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の修正について清水嘉与子君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。清水嘉与子君。

清水嘉与子自由民主党

○清水嘉与子君 私は、ただいま議題となっております精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されている案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  本法律案は、適正な精神医療の確保を図るとともに、精神障害者の社会復帰の促進のために所要の措置を講じようとするものでありますが、本案に対する本委員会での審議等を踏まえ、本修正案を提出するものであります。  修正の要旨は、第一に、保護者の義務に関する事項については、任意入院者及び通院医療を継続して受けている精神障害者の保護者の義務の範囲を明確化すること。  第二に、検討条項に関する事項については、政府は、この法律の施行後五年を目途として、この法律による改正後の精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の規定について検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとすること。  その他所要の規定の整理を行うこと。  以上であります。  何とぞ、委員各位の御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) これより原案並びに修正案について討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案について採決に入ります。  まず、清水嘉与子君提出の修正案の採決を行います。  本修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) 全会一致と認めます。よって、清水嘉与子君提出の修正案は可決されました。  次に、ただいま可決されました修正部分を除いた原案全部の採決を行います。  修正部分を除いた原案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) 全会一致と認めます。よって、修正部分を除いた原案は可決されました。  以上の結果、本案は全会一致をもって修正議決すべきものと決定いたしました。  この際、朝日君から発言を求められておりますので、これを許します。朝日俊弘君。

朝日俊弘民主党・新緑風会

○朝日俊弘君 私は、ただいま可決されました精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。  一、今後の精神保健福祉施策を進めるに当たっては、他の障害者施策との均衡や雇用施策との連携に留意しつつ、障害者プランの着実な推進を図ること。  二、医療保護入院については、国連原則等の国際的な規定に照らし、その適切な運用に努めること。  三、医療保護入院等のための移送の実施に当たっては、適正な運用が確保されるよう必要な措置を講ずるとともに、都道府県の責任において適切な入院治療が提供できるよう二次医療圏を勘案し、その体制を整備すること。  四、市町村を中心とする在宅福祉サービスの充実が図られるよう、財政的な支援を行うとともに、専門的・技術的な支援を行うこと。また、市町村障害者計画の策定について市町村が主体的に取り組むことができるよう、積極的に支援すること。  五、精神病床に係る人員配置基準、医療計画その他の精神医療提供体制及び長期入院患者の療養の在り方について、早急に検討を行うこと。  六、チーム医療及び精神保健福祉サービスの一層の推進を図るため、人材の育成・確保に努めること。また、現在検討中の臨床心理技術者の国家資格制度の創設については、速やかに結論を得ること。  七、重大な犯罪を犯した精神障害者の処遇の在り方については、幅広い観点から検討を行うこと。  八、精神医療審査会がより適正な機能を発揮し、独立性と実効性を確保できるよう努めるとともに、合議体の構成についても検討すること。  九、成年後見制度及び社会福祉事業法等の見直しの動向を踏まえ、保護者制度及び精神障害者の権利擁護制度の在り方について、引き続き検討を進めること。  十、小規模作業所については、社会福祉事業法の見直しの中で、通所授産施設の要件緩和が検討されていることから、その検討結果を踏まえ、通所授産施設への移行を促進すること。  十一、精神病院における不祥事件の多発にかんがみ、適切な医療を確保するとともに、医療機関等の情報公開の推進と精神病院の指導監督の徹底を図ること。  十二、精神障害者に関する各種資格制限の緩和と撤廃について検討し、その結果に基づいて、速やかに必要な措置を講ずること。    右決議する。  以上でございます。  何とぞ、委員各位の御賛同をお願い申し上げます。

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) ただいま朝日君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) 全会一致と認めます。よって、朝日君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、宮下厚生大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。宮下厚生大臣。

宮下創平自由民主党厚生大臣

○国務大臣(宮下創平君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたします。

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

尾辻秀久自由民主党

○委員長(尾辻秀久君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時八分散会

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