議院運営委員会 第44号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1999/08/09
会議録
○委員長(岡野裕君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、決議案の委員会審査省略要求の取り扱いに関する件を議題といたします。 事務総長から報告を聞きます。
○事務総長(堀川久士君) 去る五日、村上正邦君外十一名から子ども読書年に関する決議案が提出されました。 本決議案には、発議者全員から委員会の審査を省略されたい旨の要求書が付されております。 この要求につきまして御審議をお願いいたします。
○委員長(岡野裕君) ただいま事務総長から報告の決議案の委員会審査を省略することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岡野裕君) 御異議ない、かように認め、そのように決定をいたします。 ─────────────
○委員長(岡野裕君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。 本件に関し意見開陳の申し出がございます。西田吉宏君。
○西田吉宏君 今、資料をちょっと各委員に配付をいたしておりますので、しばらくお待ちください。
○委員長(岡野裕君) 資料をお手元にお届けをいたします。 〔資料配付〕
○西田吉宏君 本日は、ただいまお手元にお配りさせていただきました資料のとおり議事を進めることを提案いたしたいと思います。 よろしくお願いいたします。
○委員長(岡野裕君) 続いて、林紀子君。
○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました国旗及び国歌に関する法律案、いわゆる日の丸・君が代法案を緊急上程し、本日の本会議の議題とすることに反対の意見を表明します。 先ほど、日の丸・君が代法案についての公聴会が開催されましたが、公聴会の後、わずか一時間余りの審議で委員会採決を強行し、その上、この議院運営委員会で日の丸・君が代法案を緊急上程して本会議で採決をしようというのです。 本院の過去の歴史をひもといてみても、およそ公聴会開催当日に委員会採決を行った例などというのは、当然のことながら、過去四十年間さかのぼっても全く見当たりません。 公聴会開催の意義は、利害関係者または学識経験者等からその専門的な意見を聞くことにより、委員会における審査に一段の深度を加え、ひいては国民一般の世論の向かうところを、より正確に立法に反映させることができる点にあるとされています。 事は国旗・国歌にかかわる問題です。国民の意見は聞いたという形だけを整え、事もあろうに本会議に緊急上程して有無を言わさず採決の強行を重ねるなどというのは、議会制民主主義の根本原則に照らして絶対に許されません。 国旗・国歌は、国民にとって重大な問題であり、これを決定するに当たっては、国民的な討論を起こし、国民的な合意形成がされていくことが大前提です。 委員会審議の中では、日の丸・君が代の法制化が憲法の恒久平和と国民主権の原則に反していること、教育現場への強制、押しつけが憲法の思想、良心の自由を侵害することなどが明らかになりました。さらに、日の丸・君が代は国民に定着しているという国旗・国歌法制定の唯一の根拠も、審議が進むにつれ、早急な法制化に過半数の国民が反対という世論調査の中、政府は、十分に国民に理解されているとは言えないと、その破綻を認めざるを得なくなってきています。 こうした世論の強い反対を無視して、委員会での採決を強行した上に、国旗・国歌法を緊急上程して法案成立を急ぐなどというのは最悪の愚行であり、緊急上程の際の本来のルールである全会一致の原則を踏みにじり、本院の民主的慣行に反するものでもあります。 以上、日の丸・君が代法案を緊急上程することに反対の理由を申し述べ、意見表明を終わります。
○委員長(岡野裕君) 意見開陳は以上で終わりました。 これより採決を行います。 ただいまの西田君の提案のとおり、本日の本会議の議事を進めることに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(岡野裕君) 多数と認めます。よって、そのように決定いたしました。 暫時休憩をいたします。 午後三時五分休憩 ─────・───── 午後六時五十六分開会
○委員長(岡野裕君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。 本日の再開後の本会議の議事に関する件を議題といたします。 本件に関し意見開陳の申し出がございます。西田吉宏君。
○西田吉宏君 資料を各委員の皆さん方にお配りをいたしますので、しばらくお待ちをいただきたいと思います。 〔資料配付〕 本会議再開後は、お手元の資料のとおり議事を進めた後に一たん休憩することを提案いたします。 よろしくお願いいたします。
○委員長(岡野裕君) それでは、これより採決を行います。 ただいまの西田君の提案のとおり、本日の再開後の本会議の議事を進めることに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(岡野裕君) 多数と認めます。よって、そのように決定いたしました。 暫時休憩いたします。 午後六時五十八分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕