外交・防衛委員会 第14号
- 発言数
- 4 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1999/06/03
会議録
○委員長(河本英典君) ただいまから外交・防衛委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る一日、堂本暁子君が委員を辞任され、その補欠として高橋紀世子君が選任されました。 また、昨日、高橋紀世子君が委員を辞任され、その補欠として山崎力君が選任されました。 ─────────────
○委員長(河本英典君) 拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上二件を便宜一括して議題といたします。 政府から順次趣旨説明を聴取いたします。高村外務大臣。
○国務大臣(高村正彦君) ただいま議題となりました拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 この条約は、昭和五十九年十二月にニューヨークで開催された国際連合総会において採択されたものであります。 この条約は、公務員等による拷問を防止するため、各締約国がこれを刑法上の犯罪とするとともに裁判権を設定すること、そのような犯罪を引き渡し犯罪とすること等について規定するものであります。 我が国がこの条約を締結することは、国際的な枠組みにおいて人権の保障を促進するとの見地から有意義であると認められます。 よって、ここに、この条約の締結について御承認を求める次第であります。 次に、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 政府は、昭和四十五年に締結された韓国との間の現行の租税条約にかわる新たな租税条約を締結するため、平成八年以来交渉を行いました結果、平成十年十月八日に東京において、先方洪外交通商部長官との間でこの条約に署名を行った次第であります。 この条約は、これまでに我が国が諸外国との間で締結してきた租税条約と同様に、OECDモデル条約及び最近の我が国の条約例に沿った規定をできる限り採用することにより、経済的、人的交流等に伴って発生する国際的な二重課税を可能な限り回避するとともに、二重課税が発生する場合には、これを排除することを目的として我が国と韓国との間で課税権を調整するものであります。 この条約を現行条約と比較した場合における特色としては、双方居住者の振り分け規定を追加し、一定の投資所得について源泉地国における限度税率を引き下げたこと等が挙げられます。 この条約の締結により、我が国と韓国との間の二重課税回避の制度がさらに整備され、両国間の資本及び人的資源等の交流が一層促進されることが期待されます。 よって、ここに、この条約の締結について御承認を求める次第であります。 以上二件につき、何とぞ御審議の上、速やかに御承認いただきますようお願いいたします。
○委員長(河本英典君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。 両件に対する質疑は後日に譲ることといたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時四分散会