国民福祉委員会 第2号
- 発言数
- 7 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1998/09/10
会議録
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。 社会保障等に関する調査を議題といたします。 厚生行政の基本施策について厚生大臣から所信を聴取いたします。宮下厚生大臣。
○国務大臣(宮下創平君) 先般、厚生大臣を拝命いたしました宮下創平でございます。厚生行政という国民生活に直結した分野を預かることとなり、その責任の重大さを痛感しております。委員の皆様には、日ごろから厚生行政の推進に格別の御尽力をいただいており、この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。 第百四十三回国会における国民福祉委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し述べさせていただきます。 我が国においては、少子・高齢化が急速に進み、社会保障に対する国民の関心と期待はまことに大きなものがありますが、その一方で経済は依然厳しい状況にあります。このような中で、国民生活の保障を確実なものとし、国民が安心して今後の展望を持てるようにするためには、社会保障の構造改革を進めていかなければならないと考えております。 まず、年金制度につきましては、将来にわたって安心して年金を受給できる安定した制度とすることが重要であります。このため、平成十一年の制度改正に向けて、給付と負担の均衡を確保しつつ、将来世代の負担が過重なものとならないよう制度全般の見直しに取り組みます。また、年金積立金を安全、確実かつ効率的に自主運用するための新たな仕組みづくりにも取り組んでまいりたいと考えております。 医療制度につきましては、平成十二年度からの抜本改革の実施を目指し、現在、診療報酬体系、薬価基準制度、高齢者医療制度、医療提供体制の見直し等について検討を進めているところであります。国民皆保険制度を堅持しつつ、少子・高齢社会にふさわしい制度となるよう取り組んでまいります。 介護保険制度につきましては、平成十二年度の施行に向けて、介護サービスの供給体制の整備を進めるとともに、制度を実施する市町村が円滑に取り組みを進められるよう準備に全力を挙げてまいります。 急速に進行する少子化についても対応が必要であります。本年の厚生白書においては、我が国の社会全体のあり方について問題提起を試み、また七月には総理のもとに少子化への対応を考える有識者会議が設置されたところであり、今後国民的な議論が深められることを期待しております。厚生省としても、先月、省内に少子化対応企画推進本部を設置したところであり、有識者会議の検討状況も踏まえ、少子化への対応方策について総合的な検討を進めてまいりたいと考えております。 また、さきの国会に感染症関連二法案を提出し、継続審議となっております。この二法案は、近年問題となっている新興・再興感染症の出現や感染症を取り巻く環境の変化に対し、人権に配慮しながら適切に対応するためのものであり、危機管理の観点からも早期の成立が望まれるものであります。今国会においてぜひとも成立させていただきますようお願いいたします。 さらに、ダイオキシンや内分泌撹乱化学物質の問題など健康の観点から国民が多大な関心を寄せている問題に対しても十分な対応を図り、国民生活の安全の確保に心を砕いてまいりたいと存じます。 このほか、社会福祉の基盤制度の改革、地方分権や省庁再編への取り組みなど、厚生行政にかかわるさまざまな課題に全力で取り組んでまいりたいと存じますので、委員の皆様におかれましては今後とも御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げまして、私の所信表明といたします。 ありがとうございました。
○委員長(尾辻秀久君) 速記をとめてください。 〔速記中止〕
○委員長(尾辻秀久君) 速記を起こしてください。 以上で所信の聴取は終わりました。 —————————————
○委員長(尾辻秀久君) この際、根本厚生政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。根本厚生政務次官。
○政府委員(根本匠君) 先般、厚生政務次官に就任いたしました根本匠でございます。健康や福祉という国民に最も身近で重要な分野を担当し、日々その責任の重さを痛感しております。 厚生行政は、本格的な少子・高齢社会に向けて社会経済の活力を維持しながら一人一人が心豊かに安心して今後の展望を持つことができる福祉社会を築いていくという大きな使命を担っております。私も、大臣を補佐し、厚生行政の推進に誠心誠意努力してまいる所存でございます。 委員の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げ、簡単でございますが、私のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。
○委員長(尾辻秀久君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時六分散会 —————・—————