消費者問題等に関する特別委員会 第2号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1998/09/02
会議録
○前田委員長 これより会議を開きます。 この際、堺屋経済企画庁長官並びに今井経済企画政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。経済企画庁長官堺屋太一君。
○堺屋国務大臣 このたび経済企画庁長官に就任いたしました堺屋太一でございます。日本経済のかじ取りは極めて厳しく、重要な局面でございまして、このような重責を担うことになりました。 我が国の景気は低迷状態が長引いておりまして、甚だ厳しい状況にあります。また、世界経済は、アジア経済の低迷やロシアの不安定化等もありまして、要注意の領域に入ったと言えるでしょう。今後、総合経済対策の効果が期待される一方、雇用情勢、金融機関の不良債権問題等も懸念されまして、しばらくはこのような厳しい経済情勢が続くのではないかと考えております。 経済企画庁といたしましては、景況判断が国民に信頼され、適時適切な政策を実施していくためにも、経済の実体を迅速かつ的確に把握し、国民にもわかりやすい言葉で語るように、正確、迅速、わかりやすさをモットーにして努力していきたいと考えております。 小渕内閣といたしましては、経済再生が最大の課題でございまして、現下の不況、金融危機の克服と、新しい時代の経済再生との両面に取り組んでまいります。 当面の経済運営に当たりましては、景気を一両年のうちに回復軌道に復帰させ、これを中長期的な安定成長につなげていくために、さきの総事業費十六兆円を超える総合経済対策を着実に実施するよう全力を尽くすとともに、金融再生トータルプラン関連法案の早期成立、早期実現が重要だと考えております。さらに、事業規模で十兆円を超える第二次補正予算の編成、加えて、税制面でも、景気に最大の配慮をして、六兆円を相当程度上回る恒久的な減税を実施することとしております。 今後、世界経済の情勢によっては、さらに大胆なかじ取りが必要になる可能性もあるかもしれませんが、今は、見張りをふやして、用心深くこの進路を続けていくというような状況だろうと思っております。 また、我が国経済の中長期的な発展のために、日本全体を二十一世紀の多様な知恵の時代にふさわしい社会へと、構造改革を着実に実施していかなければなりません。当面の景気の回復と中長期的な構造改革を同時にやらなければ、我が国経済の再生は実現しないでしょう。 今日、我が国は少子・高齢化、グローバル化、ソフト化の急速な進展に直面しており、これに対応できる新しい経済社会システムを構築していくことが重要であります。それによってこそ、日本は企業家精神に満ちた、未来に夢を持てる国になることでございましょう。 現在の日本経済社会のファンダメンタルズ、基礎体力というものは大変大きく丈夫なものがございます。したがって、適切な政策対応を行い、不安感を払拭いたしますと、十分経済は再生する能力があるものと考えております。こうした我が国経済の潜在的な力を十分に発揮していくためにも、経済企画庁としては、将来の明確な経済ビジョンと、それを実現するための政策体系を検討してまいりたいと思っております。 さらに、構造改革を推進し、豊かで活力ある経済社会を構築するとともに、安心できる暮らしの実現も図ってまいります。このため、消費者及び事業者が自己責任原則に基づいて行動できる市場ルールを整備することが不可欠であります。とりわけ、現在増加しております消費者と事業者の間の契約をめぐる紛争を事前に防止し、あるいは円滑な解決を図るために、いわゆる消費者契約法を早期に制定する努力をしていきたいと思っております。 物価問題につきましては、引き続き内外価格差の実態把握に努めるとともに、個別分野ごとの実態に即した具体的な対応を進めてまいります。公共料金につきましては、参入規制の緩和、価格設定方式の改革、情報公開の徹底等を図り、事業の効率化を推進してまいります。 本委員会の皆様方の御指導と御協力を切にお願 いする次第でございます。 どうもありがとうございました。(拍手)
○前田委員長 次に、経済企画政務次官今井宏君。
○今井(宏)政府委員 皆さん、こんにちは。このたび経済企画政務次官に就任いたしました今井宏でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 堺屋大臣を補佐いたしまして、一両年のうちに景気を回復軌道に復帰させ、中長期的な安定成長につなげていくため、経済対策の推進等の経済運営に万全を期するとともに、いわゆる消費者契約法の早期制定に向けて努力をしてまいりますので、どうぞ本委員会の皆様方の御指導と御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手) ――――◇―――――
○前田委員長 この際、小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。 遺伝子組換え食品の表示問題等を調査するため小委員十名よりなる遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○前田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○前田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、小委員に 栗原 裕康君 河野 太郎君 桜田 義孝君 鈴木 恒夫君 石毛 鍈子君 樽床 伸二君 青山 二三君 佐藤 茂樹君 藤田 スミ君 中川 智子君 以上十名の方々を指名し、小委員長には栗原裕康君を指名いたします。 なお、小委員及び小委員長の辞任の許可並びに補欠選任につきましては、委員長にあらかじめ御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○前田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、小委員会におきまして、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○前田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時十九分散会