商工委員会 第7号
- 発言数
- 4 件
- 登壇者
- 1 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1998/10/09
会議録
○古賀委員長 これより会議を開きます。 通商産業の基本施策に関する件及び中小企業に関する件について調査を進めます。 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、理事会等において協議してまいったところでありますが、本日、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得ましたので、委員長より、本起草案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 中小企業信用補完制度は、中小企業者の信用力、担保力を補完するため、信用保証協会が債務保証を行い、これについて中小企業信用保険公庫が保険を引き受けるものであり、平成十年八月末現在の保証債務残高は二十九兆七千億円を超える規模に達し、中小企業者の事業資金の融通の円滑化に重要な役割を果たしております。 昨今の景気低迷により、中小企業の資金繰りは極めて悪化しておりますが、加えて、金融機関によるいわゆる貸し渋りの事態が一層深刻になってきております。 このように大変厳しい状況に置かれている中小企業の資金融通の円滑化を図るため、政府においては、昨年末以来、累次の貸し渋り対策を講じてきたところであり、また、本年八月末の中小企業等貸し渋り対策大綱に盛り込まれた信用補完の拡充等の施策が順次実施に移されているところであります。 しかしながら、金融機関の貸し出し姿勢に対する中小企業者の不安は依然として払拭されていないことに加えて、今後、金融機関の破綻に伴う中小企業者への事業資金の供給について、重大な支障の発生が懸念されているところであります。 こうした事態に備え、中小企業信用補完制度を拡充するため、今般、緊急に中小企業信用保険法の改正案を提案した次第であります。 次に、本案の要旨を御説明申し上げます。 本案は、中小企業に対する事業資金の融通の一層の円滑化を図るため、倒産関連中小企業者として、金融機関が実施している金融取引の調整により借り入れの減少等が生じている中小企業者及び破綻金融機関との金融取引について借り入れの減少等が生じている中小企業者を追加し、後者について、普通保険の限度額の別枠を現行二億円であるところ、臨時に三億円とするとともに、普通保険、無担保保険、特別小口保険に係る中小企業信用保険公庫の再保険率について、現行八〇%であるところ、臨時に九〇%とすることとしております。 なお、本案に盛り込まれた措置につきましては、平成十三年三月三十一日までの間に、この法律の施行後における金融の状況を踏まえ、必要な見直しを行うこととしております。 以上が、本案の提案の趣旨及び内容であります。 よろしく御賛同くださいますようお願い申し上げます。 ————————————— 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○古賀委員長 お諮りいたします。 お手元に配付しております中小企業信用保険法の一部を改正する法律案の草案を本委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案といたしたいと存じますが、これに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○古賀委員長 起立総員。よって、本案は委員会提出の法律案とすることに決しました。 なお、ただいま決定いたしました本案の提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○古賀委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次回は、来る十三日火曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十時七分散会 ————◇—————