国際問題に関する調査会 第1号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1997/10/22
会議録
○会長(林田悠紀夫君) ただいまから国際問題に関する調査会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る十五日までに辞任されました委員は、齋藤勁君、菅野久光君、赤桐操君、尾辻秀久君、益田洋介君、石井一二君、今泉昭君、魚住裕一郎君、直嶋正行君、山崎力君、武田邦太郎君、塩崎恭久君でございます。委員の辞任に伴いまして、川橋幸子君、前川忠夫君、田英夫君、鎌田要人君、戸田邦司君、永野茂門君、広中和歌子君、岩瀬良三君、水島裕君、福本潤一君、椎名素夫君、角田義一君が選任されました。 —————————————
○会長(林田悠紀夫君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に山本一太君、戸田邦司君、前川忠夫君及び田英夫君を指名いたします。 —————————————
○会長(林田悠紀夫君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 国際問題に関する調査のため、今期国会中必要に応じ参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認めます。 なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○会長(林田悠紀夫君) 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。 長期的視野に立ち対外経済協力のあり方等について調査検討するため、小委員八名から成る対外経済協力に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認めます。 つきましては、小委員及び小委員長の選任は、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認めます。 それでは、小委員に板垣正君、馳浩君、山本一太君、広中和歌子君、福本潤一君、角田義一君、田英夫君及び上田耕一郎君を指名いたします。 また、小委員長に板垣正君を指名いたします。 なお、小委員及び小委員長の辞任の許可及びその補欠選任並びに小委員会から参考人の出席要求がありました場合の取り扱いにつきましては、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○会長(林田悠紀夫君) 次に、国際問題に関する調査を議題とし、先般本調査会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。 なお、報告の際は従前どおり着席のままで結構です。 まず、広島・山口班の報告をお願いいたします。田村公平君。
○田村公平君 先般、本調査会が行いました広島県及び山口県への委員派遣につきまして御報告申し上げます。 本調査会の林田会長、益田理事、南野委員、林委員、今泉委員、笠井委員及び私、田村公平の七名は、去る七月十四日から同十六日までの三日間にわたり、安全保障等に関する実情調査のため両県へ派遣されました。 第一日目は、海上自衛隊呉地方総監部において、海上自衛隊の編成、呉地方隊の沿革、任務、警備担当区域及び呉地区在籍部隊等の概況説明を聴取しました。次いで、護衛艦「いそゆき」の艦内で、海上自衛隊及び護衛艦隊の編成、「いそゆき」の概要等について説明を聴取後、装備等を視察しました。 次に、江田島に移動し、海上自衛隊第一術科学校及び同幹部候補生学校の現状説明を聴取したほか、構内所在の各施設等を視察しました。 第一術科学校は、幹部及び海曹、海士の学生を対象に、砲術、水雷、掃海、航海、通信及び応急等に必要な知識及び技能を修得させるための教育訓練等を行っておりますが、学生は、三等海士から三等海佐までで、年齢は十五歳から四十五歳前後にまでわたっております。 教育訓練期間は数週間単位のものから四年間にわたるものまでありますが、合計九十四課程百九十九コースが設けられております。年間教育員数は約三千五百名とのことであります。 次に、幹部候補生学校は、防衛大学校、防衛医科大学校、一般大学の卒業者及び部内からの選抜者等に対し、幹部自衛官として必要な資質を養わせるとともに、初級の幹部自衛官として必要な基礎的知識及び技能を修得させるための教育訓練を行っております。 教育訓練期間は六週から一年で、年間六課程七コースが設けられております。年間教育員数は約五百名とのことであります。 第二日目は、米海兵隊岩国基地において、岩国航空基地司令官メルトン大佐から基地の概要及び滑走路の沖合移設事業についての説明を聴取し、体育館等の基地内施設、航空機、作業用各種大型車両等の重機を視察しました。 メルトン大佐とは、普天間飛行場のKC130航空機の岩国飛行場への移駐問題、岩国飛行場に配備されていたAV8B航空機の米国への移駐状況、岩国飛行場の新滑走路完成後の旧滑走路の扱い等について意見交換を行いました。 次に、隣接する海上自衛隊岩国基地において第三一航空群の概況説明を聴取した後、水上飛行艇運用に伴う諸問題等について意見交換を行いました。また、掃海ヘリコプターMH53E等を視察しました。 なお、広島防衛施設局からは、岩国飛行場滑走路の沖合移設地区において移設工法試験土木工事の概要を聴取するとともに、実地に沖合を視察しながら埋立工事の実施範囲及び汚濁防止幕の展張概要等の説明を聴取しました。 第三日目は、広島防衛施設局において業務概況の説明を聴取した後、滑走路移設事業に伴う諸問題、地元振興策としての自衛隊演習場の活性化方策、米軍機の超低空飛行訓練に伴う被害に対する防衛施設局の対応等について意見交換等を行いました。 なお、広島防衛施設局の目下の懸案事項は、平成八年度から工事が着工された岩国飛行場滑走路の移設事業の推進と、普天間飛行場のKC130航空機の岩国飛行場への移駐問題とのことでありました。 次いで、広島県庁において県の国際化施策について説明を聴取するとともに、藤田知事とも意見交換を行いました。 広島県では、平成三年三月、国際化推進指針として広島県国際化推進プラン一二を策定し、県の国際化を推進しているところであります。 具体的には、平成六年に開催されたアジア競技大会に向けて、これまでに広島空港、ひろしま国際センターなどの交流基盤の整備充実を図ったところでありますが、このほかにも、広島アジアウイークの開催などによる県民の国際意識の高揚、中国四川省との友好提携など、交流事業の拡大などに努めてきたところであります。 平成七年度からは同プランを改定し、目標年次の平成十二年に向けて、これまでの成果を踏まえ、施策の方向に沿った事業の重点的な実施を図ることとしているところであります。 事務当局とは、国際定期航空路線の拡大問題、二十一世紀に向けての被爆体験の継承と国際協力、海外駐在事務所の運用問題等について、また藤田知事とは、外国都市との友好提携関係、県の国際協力活動と国の財政的支援問題等について意見交換を行いました。 以上が派遣の概要でありますが、今回の実情調査は最終年に向けての当調査会の実りある成果を得るための一助になるものと存じます。 ここに、御協力いただきました関係各位に厚く御礼申し上げますとともに、別途、詳細な報告書を会長のもとに提出しておりますので、本日の会議録の末尾に掲載していただけるようお取り計らい願いたいと存じます。 以上でございます。
○会長(林田悠紀夫君) ありがとうございました。 次に、北海道班の報告をお願いいたします。板垣正君。
○板垣正君 北海道への委員派遣について御報告申し上げます。 本調査会の木宮委員、魚住委員、齋藤委員、大脇委員及び私、板垣の五名は、去る七月十四日から十六日までの三日間にわたり、安全保障等に関する実情調査のため、北海道に派遣されました。 第一日は、まず、航空自衛隊千歳基地を訪れ、基地の概況について説明を聴取し、スクランブルの状況、空中給油機の導入、日米共同訓練等について意見交換を行った後、要撃戦闘機F15Jを視察いたしました。 千歳基地には、北部方面航空隊の隷下にあり、F15Jを装備し防空行動及び領空侵犯に対する措置を任務とする第二航空団、地対空誘導弾ペトリオットを装備し防空態勢を維持する第三高射群等が展開しているほか、政府専用機二機を装備し要人輸送等を任務とする特別航空輸送隊等が所在しております。 次いで、札幌市に移動し、陸上自衛隊北部方面総監部から北部方面隊の概況について説明を聴取いたしました。 北部方面隊は、四個師団を基幹とする陸上自衛隊最大の方面隊でありますが、管轄する北海道の防衛・警備任務のほか、カンボジアにおける国連平和維持活動、ルワンダにおける難民救援活動等の国際平和協力法に基づく任務に部隊を派遣しており、八月から中東ゴラン高原での国連平和維持活動へ部隊を派遣するとのことであります。 派遣委員との間では、PKOへ参加した経験を踏まえたPKO協力法の見直し、即応予備自衛官制度の円滑な導入、新入隊員の教育訓練等について意見交換がなされました。 続いて、札幌防衛施設局において業務の概況について説明を聴取いたしました。 札幌防衛施設局は、北海道を管轄区域に、防衛施設の取得、財産管理、補償、建設工事及び防衛施設の周辺対策等の業務を実施しております。 同施設局の管内にある矢臼別演習場は、沖縄県に駐留する米海兵隊の実弾砲撃訓練を本土の複数の演習場で分散実施する移転候補先の一つに挙げられたことから、昨年来、北海道、別海町、厚岸町及び浜中町の関係自治体に対し協力を要請した結果、条件つきで訓練の実施を受け入れることが容認されました。 同施設局では、九月の訓練の円滑な実施に向けて、支援体制の整備、関係自治体等との調整に全力を尽くしているとのことでありました。 第二日は、海路、礼文島に赴き、陸上自衛隊礼文分屯地を訪れ、沿岸レーダーによる沿岸地域の情報収集を任務とする第三〇一沿岸監視隊派遣隊の概況について説明を聴取した後、施設を視察いたしました。 サハリンまで約九十七キロに位置する礼文島に所在する礼文分屯地では、約三十名の隊員が、離島の困難な生活環境、特に冬季には一段と厳しくなる自然環境を克服し、地道な情報収集の任務を黙々と遂行しております。 第三日は、まず、航空自衛隊稚内分屯基地を訪れ、基地の概況について説明を聴取し、領空侵犯の状況等について意見交換を行った後、レーダーサイト、短距離地対空誘導弾等を視察いたしました。 同分屯基地には、北部航空警戒管制団の隷下にあり、固定式レーダー等により二十四時間態勢で周辺空域の警戒監視を実施している第一八警戒群、第一基地防空群に所属し、防空行動を任務とする第一〇三基地防空隊等が所在しているほか、礼文分屯地駐屯部隊の親部隊である陸上自衛隊第三〇一沿岸監視隊が所在しております。 次いで、海上自衛隊稚内基地分遣隊の概況について説明を聴取した後、最近のロシア艦船の行動状況、海上における危険物の処理等について意見交換を行いました。稚内基地分遣隊は、大湊地方総監部に所属し、北方海域で警備行動につく自衛艦船に対する補給活動等の支援、警備上必要な調査等を任務としております。 続いて、当日補給のため稚内港に入港しておりました護衛艦「あきぐも」を視察いたしました。同艦は、大湊地方総監部隷下の第二五護衛隊に所属しており、宗谷海峡の警備等を任務としているとのことであります。 今回の派遣では、自衛隊員の皆さんが北海道の厳しい自然を克服して任務に精励している姿に接することができ、また、在日米軍基地が集中している沖縄県の負担を軽減するため、実弾砲撃訓練の本土への分散実施について関係機関及び自治体が努力していることが理解でき、有意義な実情調査ができたと感じております。 ここに、御協力いただきました関係各位に対し、厚く御礼申し上げます。 以上が今回の調査の概要でありますが、調査の詳細につきましては、別途、報告書を会長のもとに提出いたしておりますので、それを本日の会議録の末尾に掲載していただけるようお取り計らい願いたいと存じます。 以上でございます。
○会長(林田悠紀夫君) ありがとうございました。 これをもって派遣委員の報告は終了いたしました。 なお、ただいま御報告がございました各班から、別途、詳細にわたる報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十分散会 —————・—————